説明

血液成分分離装置

血液を処理する遠心分離装置は、ばね負荷底部支持板、頂部支持板、回転シール組立体によって頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口、底部支持板と頂部支持板との間に装着されていて、軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室、軸方向入口/出口に流体接続されたポンプ、底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットを備えている。頂部支持板は垂直に固定され、また、ばね負荷底部支持板はばね上に装着される。ばねは、可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ底部支持板が垂直に動けるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全血の成分を分離する装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、貧血小板血漿(PPP)、富血小板血漿(PRP)、および赤血球(RBC)の分離および採集用装置に関する。
【背景技術】
【0002】
全血は、供与者から採集されそして異なる生成物に処理されうる。血液の採集および分離は、オペレータ相互作用ばかりではなく、多くの工程を通常は伴っていた。
全血は、赤血球、白血球、血小板、および血漿を含有する。伝統的に、これらの成分はバッチプロセスによって分離されていた。バッチプロセスにおいては、血液バッグは大きな冷凍された遠心分離機内で約10分間回転されていた。遠心分離後、主血液は、赤血球(erythrocytes)、血小板、白血球(leukocytes)、および血漿沈殿成形個別層を構成成分とする。これらの構成成分は、一次バッグに取り付けられた異なる付属バッグ内に手動抽出器によって順次滲出されていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ごく最近では、自動抽出器が導入された。それにもかかわらず、全体のプロセスは手間が掛かっている。全血の異なる成分を効率よくかつ容易に自動的に分離する装置が広範囲に亘って要請されている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、血液を処理する遠心分離装置を提供する。その遠心分離装置は、ばね負荷底部支持板、頂部支持板、回転シール組立体によって頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口、底部支持板と頂部支持板との間に装着されていて、軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室、軸方向入口/出口に流体接続されたポンプ、底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットを備えている。頂部支持板は垂直に固定され、また、ばね負荷底部支持板はばね上に装着される。ばねは、可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ底部支持板が垂直に動けるようにする。
【0005】
上述の一般的記載および下記の詳細な記載は、例示説明であり、請求されている本発明のそれ以上の説明を与えるように意図されていることを理解されたい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
一実施例において、本発明は、ばね負荷板および頂部鎖錠形体、弁駆動機構、流体センサ、蠕動ポンプ、ならびに、接触画面コンピュータ・インターフェースを有する遠心分離機を備えている。さらに、注射器冷却機が、注射器内の様々な成分を所望の温度に維持するために設けられてもよい。
【0007】
好適実施例においは、単回使用滅菌使い捨て可能処理セットが、装置と連結される。滅菌使い捨て可能処理セットは、軸方向回転シール組立体を有する円形可変容積分離室、一体センサおよび流体ポンプ・ループを有する四方弁カートリッジ、ならびに、事前装着三小室貯留バッグから構成される。三小室貯留バッグは、抗凝固全血用室、貧血小板血漿用室、および濃縮赤血球用室から構成される。富血小板血漿は、四方弁ルアー・ロック・ポートに取り付けられた滅菌注射器内に採集される。
【0008】
特に、本発明は、ばね負荷底部支持板、溝付き頂部鎖錠形体、およびステータ・アーム組立体を備えた抗凝固全血処理遠心分離装置を提供する。剛性支持板を有する使い捨て可能可変容積分離室は、ばね負荷遠心分離室に装着固定する。分離室の回転シールは、ステータ・アーム組立体によって連結されかつ固定保持される。配管が回転シール組立体に取り付けられて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用軸方向入口/出口を与える。四方弁組立体が可変容積分離室の入口/出口に取り付けられる。四方弁は、流体センサに装着されかつ装置の頂部ハウジングにスナップ結合する。蠕動ポンプの回転が流体ポンプ・ループを充填する。三小室バッグが、流体入口および出口ポートへの接近を許すように、装置の側面に取り付けられる。
【0009】
好適実施例においては、本発明は、下記の操作方法に基づいて全血成分の分離を達成する。使い捨て可能処理セットが装置に取り付けられる。供与者から採集された全血は抗凝固剤と混合され、貯留バッグ全血小室の入口ポートに送給される。臨床家は、使用者インターフェースで処理するように所望の全血容積を選択する。始動ボタンが選択されて、遠心分離機の分離サイクルおよび回転を開始する。弁駆動部は全血小室に対して四方弁を位置決めし、蠕動ポンプが流体を貯留槽から回転中の可変容積分離室へ送り込む。回転分離室内側流耐圧力は、増加された重力および全血の追加に伴って増加する。この圧力はばね負荷底部支持板を下方に駆動して、追加の容積が回転システムに入ることを許す。可撓性可変容積分離室が形状を変え、この形状変化が遠心分離機ハウジング内部への固定ストッパによって制限される。全血成分の十分な分離が一旦起こると、遠心分離回転速度は減少される。蠕動ポンプの向きが逆にされて、分離室の軸方向ポートから成分層を吸引する。装置流体センサが様々な成分層の濃度を検出しかつアルゴリズムを利用して、四方弁位置を所望の成分層採集容器へ変える。この工程は、全成分層が採集されかつ装置流体センサが空気を検出したときに、完了する。四方弁流体通路は、PPP貯留小室からPRP注射器まで貧血小板血漿を戻す。多全血分離サイクルは本発明によって可能である。
【0010】
本発明の利点は、自動化システムの使用および可変量血液を分離する能力を含む。非常に小量の全血でも、本発明の装置を用いて効率的に分離、採集、患者への戻しを行うことができる。大容量が選択できかつ小容量のほぼ同じサイクル時間内に処理されることができ、臨床家がサイクルごとに大量の血小板を採集できるようにする。これは、多くの全血がPRP生成物の希釈なしにほぼ同じサイクル時間内で採集・処理されて実質的に高い基線倍数を製造する場合に、低い血小板総数を持った患者にとって有利である。
【0011】
追加の利点は、赤血球を欠いたPRPおよびPPP生成物をつくるために流体センサの使用を含む。遠心分離後この装置から除去された第1成分層は、PPP層である。PPP生成物が採集前に透明でかつ赤血球がないとき、流体センサが検出する。PRP採集についても、同様である。一旦血小板が検出されると、血小板採集工程は、赤血球が検出されるまで、開始されかつ継続する。使用者は、最終PRP生成物中の赤血球の濃度を予め決定できる。これは、特定の臨床処置において有利である。
【0012】
本発明は、血液を処理する遠心分離装置を提供する。その装置は、ばね負荷底部支持板、頂部支持板、回転シール組立体によって頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口、底部支持板と頂部支持板との間に装着されていて、軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室、軸方向入口/出口に流体接続されたポンプ、底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットを備えている。頂部支持板は垂直に固定され、また、ばね負荷底部支持板はばね上に装着される。ばねは、可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ底部支持板が垂直に動けるようにする。
【0013】
本発明は、血液を処理する方法を提供する。その方法は、上述した遠心分離装置を設けること、特定量の血液を可変容積分離室に導入すること、血液を遠心分離すること、ならびに血液の分離された成分を前記軸方向入口/出口を介して取り除くことからなる。
【0014】
本発明は、また次のものを備えた血液を処理する遠心分離装置を提供する。その装置は、底部支持板と、頂部支持板と、回転シール組立体によって頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、底部支持板と頂部支持板との間に装着されていて、軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室と、軸方向入口/出口に流体接続されたポンプと、ならびに底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットとを備えている。頂部支持板が垂直に固定され、また、底部支持板がボールねじ作動子上に装着され、ボールねじ的作動子が可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ底部支持板を垂直に動けるようにする。
【0015】
本発明は、血液もしくは血液成分を受けまたは配分する複数のポートと、分析用血液または血液成分を表示する流体センサ経路とを備えた使い捨て可能カートリッジを提供する。そのカートリッジはポート間に流れを向ける多位置弁に装着され、流体センサ経路は血液分析用の1またはそれを超えるセンサに隣接して装着されるのに適している。
【0016】
本発明は、血液用容器と、血液の分離された成分を受ける複数の容器と、円板形状バッグと、遠心分離機用頂部支持板と、回転シール組立体によって頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、ならびに配管とを備えている。その使い捨て可能セットは、さらに使い捨て可能カートリッジをさらに備えている。その使い捨て可能カートリッジは、血液もしくは血液成分を受けまたは配分する複数のポートと、分析用血液または血液成分を表示する流体センサ経路とを備えている。そのカートリッジはポート間に流れを向ける多位置弁に装着され、流体センサ経路は血液分析用の1またはそれを超えるセンサに隣接して装着されるのに適している。
【0017】
図面に示されかつ記載されているように、血液成分分離装置は、遠心分離機20を収容するハウジング10を含む(図2Aおよび図2Bにおいて断面で示されている。)。図1において、装置は接触画面ディスプレイ30を備えた使用者インターフェースを含む。単独の電源が遠心分離機モータおよび電子機器のために用いられる。装置は、流体センサ60、四方弁70、三小室貯留槽/採集バッグ90を含む。流体センサ流路60および四方弁70はカートリッジ80に収容される。カートリッジ80は、好適実施例においては、それが容易に取外しできかつ使用中は装置上で定位置を維持するように、スナップ結合形体を有する。血液およびその成分は、可撓性配管によって三小室貯留槽/採集バッグへおよびそこから流れる。注射器冷却機85は、注射器内の様々な流体を所望の温度に維持するように設けられてもよい。例えば、ペルチエ装置が注射器を冷却または加熱するように用いられうる。
【0018】
血液は患者から抜き出され、適切な抗凝固剤(ACD−A、CPD−A)と混合され、そして、図1に示すように、三小室貯留槽/採集バッグ90の小室906に入れられる。バッグは、配管ライン416を介して使い捨て可能カートリッジ80に収容された四方バルブコア71(図11Aおよび図11B)に接続される。使い捨て可能カートリッジは、配管ループ411を含む。配管ループ411は、ハウジングの頂面に収容された蠕動ポンプ40の軌道内に嵌合するように構成される。配管の一端は、可撓性の可変容積分離室の入口に接続する。血液はカートリッジ内に吸引され、そこで、可撓性の分離室において血液は濃縮された赤血球(RBC)、貧血小板血漿(PPP)、富血小板血漿(PRP)に分離される。これらの成分は、配管ライン410および411を介して可撓性の分離室から移される。RBC成分は、配管ライン414を介して小室904に移され、また、PPPは配管ライン412を介して小室902に流れ込む。富血小板血漿(PRP)は、ポート802を介して注射器(図1には示されていない)に流れ込む。
【0019】
可撓性の可変容積分離室140および頂部支持板114は、ばね負荷底部支持板110および頂部111内で、鎖錠形体を有していて、遠心分離機組立体20に嵌合する(図2B)。ステータ・アーム組立体113は、回転シール120に係合する。ばね負荷底部支持板110は可変容積分離室140を上向きに押す。しかし、ばね負荷底部支持板110の移動が任意の所望の方向になされうるように、可変容積分離室およびホルダが構成されていることを理解されたい。支持板の移動、蠕動ポンプの回転、特別な全血容積、減少された回転速度は血液成分の排除を生じる。これらの成分は、回転シール組立体120の軸と一致したポート124から出る。蓋115が遠心分離機を覆う。
【0020】
光学センサに結合された弁システムは、この工程の自動化を許す。図式使用者インターフェース(GUI)はオブジェクト指向であり、統一されたモデリング言語を用いる。装置は、様々なレベルの知識を有するオペレータによって使用されうる。
【0021】
[遠心分離機]
動作において、三小室貯留槽90、特に小室906からの全血は、弁を介して可変容積分離室140に吸引される。次いで、遠心分離機は、血液成分を分離するように回転される。重い成分は分離室の外側部分に移動し、他方、軽い成分は分離室の中心付近に留まる。遠心分離機20は、図2Aおよび図2Bにおいて断面で示される。
【0022】
モータ102は、ばね負荷底部支持板110に一体に形成されるかまたはそれに装着された中空シャフト104に有効に接続される。コイルばね106は、シャフト107に勘合する1またはそれを超えるばねを備え、ばね負荷底部支持板110に有効に接続される。回転シール組立体120はポート124を含む。図3Bにおいて、中央ハブ300に取り付けられたリップ・シール301は、流体シールを形成する固定円板302を密封する。ポート124は、可変容積分離室140への通路を与える。可変容積分離室140は、剛性支持板114とばね負荷底部支持板110との間の空間に保持される。モータ102は、ばね負荷底部支持板110、剛性支持板114、可変容積分離室140を回転する。
【0023】
遠心分離中、低い密度の血液成分は可変容積分離室140の中央領域(すなわち、回転軸付近)145に蓄積し、また、高い密度の血液成分は最外側領域に向かって強制される。ばね負荷底部支持板110は、血液成分を蓄積するように遠心力によって下方に移動する。
【0024】
例えば、一旦全血が遠心分離機の可変容積分離室に充満してしまうと、遠心分離機は7分間、4000rpmで回転される。次いで、遠心分離機モータの回転が減少される。遠心分離機の速度を減少することは、バッグ内の圧力を低下させ、ばね負荷底部支持板110に可撓性の可変容積分離室140を押し上げさせ、ポート124を介してその内容物を追い出す。これは、可変容積分離室が充満された期間中、逆方向に蠕動ポンプ40を運転すると共に、遠心分離機の軸と一致する流体出口(すなわち、ポート124)を介して血液成分を排除させる。
【0025】
PPPは密度が小さいので、それは最初に追い出される。図7−10について後に述べるように、PPPは、配管410を介して弁システムに向けられ、三室貯留バッグのPPP小室に送給される。他の成分は、後にさらに記載するように、順次続く。
【0026】
図2Cは、遠心分離機の代替実施例を示し、遠心分離機20bを断面図で示す。その図においては、ボールねじ作動子206が頂部ホルダと底部板との間の空間を制御するように用いられる。一例として、ボールねじ作動子206は、頂部ホルダ114と底部板110との間で所望の空間を維持するように自動的に制御される。底部板の所望の位置決めを達成するために、空圧、液圧、またはその他機械的作動子等の他の機械的手段を使用することは、可能である。流体を動かすべきポンプの使用が、機械的作動子によって排除されうる。このような被作動底部板は、流体を分離室に引き入れかつそこから排出することができる。
【0027】
通常は、本代替実施例発明の装置は、全血を三室貯留槽に入れ、そこから遠心分離機に全血を移すことによって使用される。しかし、患者から血液を直接に遠心分離機の可撓性円板状バッグに採集することもできる。可撓性円板状バッグは、可変容積分離室の好適実施例である。採集された血液を抗凝固剤と混合することが必要なので、処理されるべき血液の量を知ることが重要である。可撓性円板状バッグは頂部板と底部板との間で遠心分離機に装着される。頂部板と底部板との間の距離は、目盛り付き測定器具117(図18)によって示されるような可撓性円板状バッグ内の血液の既知量に相互に関連する。目盛り付き測定器具117を、使用者は可撓性貯留槽に入る血液の量を決定するために視覚的に検査できる。オペレータは、別個の測定器具を使用せずに抗凝固剤量および採集された全血量を監視できる。
【0028】
図3Aから図3Cまでは、回転シールの様々な実施例を示す。図3Aに示す回転シールは、図3Bに示すものと同等である。設計上の唯一の相違は、図3Aでは2つの軸受303が存在するが、図3Bでは1つの軸受303が存在することである。2つの軸受は、回転構成部品のより大きな安定性を与える。図3Aおよび図3Bは、分離室140の中心軸に取り付けられた中央ハブ300を有する。軸受303は、中央ハブ300のシャフトに押し嵌められる。可撓性リップ・シール301は中央ハブ300に取り付けられかつ固定シール円板302と共に流体シールをつくる。円板302は、圧縮可能ガスケット304によって中心位置決めされかつ密封される。圧縮可能ガスケット304は、圧縮されたときに軸受303の外輪に予荷重を与える。下部ハウジング305は、上述した構成部品を収容する形体を与える。上部ハウジング306は下部ハウジング305に取り付けられ、回転シールの内部構成部品を密封する。組立前に、中央ハブ307は、押し嵌め、インサート成形または鋳造によって上部ハウジングに取り付けられる。中央ハブは、装置に対する流体の移送を許す。この設計の回転構成部品は、分離室140、中央ハブ300、リップ・シール301である。他のすべての構成部品は、遠心分離中に静止状態に維持される。固定円板302に対する回転シール301の境界は、正および負圧力流体シールをつくる。
【0029】
図3Cは、図3Aおよび図3Bと類似している。図3Cに示す設計は、下部ハウジング305への押し嵌め軸受303、2つのリップ・シールに対して一体リップ・シール310、シール円板302の外縁を密封する可撓性ガスケット311の点で異なる。上部ハウジング306は、下部ハウジング305および圧縮ガスケット311に取り付けられる。
【0030】
図4Aから図4Cまでは、頂部支持板114の様々な図面を示す。頂部支持板は、膨張する可変容積分離室用支持構造を与えるように設計される。図4Dは、分離室組立体の分解図を示し、頂部支持板114、ポート124、回転シール組立体120、中央ハブ300、および可変容積分離室140を示す。回転シール組立体120によって発生された回転ユニオンは、可変容積分離室140が回転している間に可変容積分離室140に流体が出入りすることを許す。
【0031】
[図式使用者インターフェース]
ハウジング100は、使用者インターフェースを含む。その使用者インターフェースは、接触画面ディスプレイ30、停止ボタン301、電源スイッチ、外部電気インターフェースのための様々なコネクタを備えている。接触画面は、オペレータが手袋をはめている場合にも接触画面が機能するように抵抗力がある。停止ボタンは、オペレータが必要であると思う場合に自動操作を中断するために用いられる。その他すべてのオペレータの意志疎通は、制御形体および色彩の識別使用のこの1つの画面使用3−D外観から達成される。外部インターフェースは、ソフトウエアの格上げ、データの取り込み、プリンタへの可能な接続をするように用いられる。
【0032】
[カートリッジ]
図5Aは、流体センサ経路60および弁組立体70を収容するカートリッジ80を示す。カートリッジ80は通常は射出成形ポリマからなる。カートリッジ80には、装置からカートリッジを容易に取り外すことを許すスナップ結合形体82、84が設けられている(スナップ・タブ890が図13により詳細に示されている。)。弁ハウジング870は、ポート802、804、806、808、810を含む。各ポートは、遠心分離機へおよびそこからの流体を三小室貯留槽および/または注射器へ移送するための配管ラインに接続する。カートリッジ80は、また流体センサ経路60をも含む。配管62は、ポート810を流体センサ経路出口61aに接続する。配管62は蠕動ポンプの軌道に配置される。血液は出口61aおよび61bを介して流体センサ経路60におよびそこから流れる。
【0033】
図6Aから図6Cまでは、流体センサ用流体経路形状の断面図を示す。図6Bは、流体センサ経路の側面断面図を示す。図6Bにおいて、流体流れは薄くされて、全血成分層の改良された検出を許す。
【0034】
[センサ]
血液成分は流体センサ経路60を通って流れ、その流れは様々な波長で監視される。アルゴリズムは、いかなる成分層(RBC、PPP、PRP、または空気)が流体センサ経路にあるかを決定するために用いられる。吸収および分散の組合せが、信号を変化させる。コンピュータ・ソフトウエアがLEDの輝度を制御する。ホトダイオード検出器配置の破断図が、図12に示されている。ホトダイオード検出器は、ポケットまたは開口510および512に嵌合するように構成される。これらのポケットは、流体センサ経路60に隣接する。
【0035】
システムは、3つのLEDと2つのホトダイオード検出器とを備えている。第1LEDは、1300nmの波長を有する赤外線放射光線である。このLEDは、2つのホトダイオードの一方に取り付けられる。第2LEDもまた940nmの波長を有する赤外線放射光線である。第3のLEDは470nmの波長を有する青放射光線である。第2ホトダイオードは、第2および第3LEDからの光線エネルギを検出するように用いられる。第2ホトダイオードは、940nm光線に敏感である。したがって、470nmLEDは、それが検出器を直接に照らすように設定され、940nmLEDは中心からずれて位置決めされる。
【0036】
センサを通る血液経路は、ほぼ楕円形断面を有する剛性のポリカーボネート部品である。その部品を通って輝く光線は、平面上の血液界面とみなす。その光線は、その表面に垂直に向けられる。各LEDから放射される光線は、LEDを順次オン・オフにパルス化することによって、電気的に切断される。検出器応答は、周囲の背景光線による任意の信号が消去されうるように、サンプルを抽出される。
【0037】
LEDから放射された光線の輝度は、電流感知電圧帰還増幅器によって電子的に調節可能である。光線の輝度が調節されている間に、信号が所定の窓内に落ちるまで、検出器からの信号が監視される。この工程は、機械で実行された新件ごとにソフトウエア内で自動的に達成される。オペレータは、この較正工程にいずれも巻き込まれない。
【0038】
異なる血液成分は、時間の関数として輝度の導関数ばかりではなく、血液を透過した光線の輝度を考慮することによって確認される。光線輝度が採集されつつある間に、血液がセンサを通って流れるので、輝度の導関数もまたセンサを通過する血液容量の関数である。確認される成分は、(1)全血、(2)貧血小板血漿、(3)富血小板血漿、(4)赤血球、(5)空気である。
【0039】
[弁]
血液は遠心分離機内で成分に分離される。遠心分離機は、使い捨て可能カートリッジ80(図5−11)内に収容された四方弁70に配管によって接続される。使い捨て可能カートリッジは、取外しを容易にするためにハウジングにスナップ結合される。
【0040】
図7Aおよび図7Bに示すように、血液が「ホーム」位置にある弁を通って遠心分離機に流れ込むように、弁が設計される。弁が次いで図10Aに示す位置まで回転されて、ポンプが配管を介して空気を吸引して、残りの全血容積を遠心分離機に移す。全血の遠心分離後、弁が動いて、貧血小板血漿(PPP)遠心分離機を出る経路を与える(図8Aおよび図8B)。富血小板血漿(PRP)が遠心分離機から採集バッグに流れうるように、弁が動く(図9Aおよび図9B)。図10Aおよび図10Bにおいて、赤血球(RBC)は遠心分離機を出る。また、この位置においては、白血球は分離室から吸引されつつあり、貧血小板血漿(PPP)が吸引復帰されて富血小板血漿(PRP)と混合されて、必要に応じてPRPを希釈する。
【0041】
図11Aおよび図11Bは、四方バルブコア70を示す。歩進モータが四方バルブコア70を所望の位置に処理中に駆動する。電圧に基づいて弁位置を照合すべきポテンショメータがある。電圧および電流が、診断目的のために測定される。
【0042】
[貯留槽/採集バッグ]
図14は、三小室貯留バッグ90の実施例を示す。バッグは可撓性であり、好ましくはPVCポリマからなる。好ましくは、バッグは流体レベルが容易に見られるように透明である。全血が小室906に入れられる。血液は、この小室から(蠕動ポンプ40によって)遠心分離機の可変容積分離室140に吸引される。貯留槽/採集バッグ90は三小室ユニットとして示され、また、このバッグは小室の容易分離のために穿孔されてもよいことを理解されたい。
【0043】
遠心分離後、血液成分は遠心分離機から配管ライン410を通り、配管ライン411を介して蠕動ポンプ40を通り、弁70へ、したがって配管ライン412、414、416を介して分離/採集バッグへ送られる。図1参照。バッグの好適実施例が図14に示されている。図14においては、PPPが小室902内にあり、RBCが小室904内にあり、全血が小室906内にある。小室902、904には出口912、914が設けられていて、内容物が通常は注射器によって完全かつ容易に取り除かれうる。小室906には入口913が設けられている。さらに、小室902、904、906にはベント924、926が設けられていて、空気の出入りを許す。
【0044】
[代替実施例]
本発明の代替実施例が図15−17に示されている。この装置は、図1−14において上述した装置に類似して機能する。図15はディスプレイ1030を有するハウジング1000を示す。全血用分離貯留槽1096が設けられ、配管ライン1046を介して共通配管1048に接続される。共通配管1048は、ポンプ・ループ1040を介してポンプ(図示せず)および遠心分離機(図示せず)に有効に接続される。全血は遠心分離機の可変容積分離室に送られる。そこでは、全血は(先の実施例について前述したように)分離され、次いでPPPおよびRBC成分が貯留槽1092、1094にそれぞれ送られる。PRPは、注射器1098によって採集される。
【0045】
流体センサ経路1060およびセンサ1050は遠心分離機にへのまたはそこからのライン内に直接にある。3つのピンチ弁1072、1074、1076は、PPP、RBC、WB貯留槽からそれぞれ導くライン1042、1044、1046内にそれぞれ設けられる。これらの弁はセンサに有効に接続され、それによって所望の流体を正しい貯留槽に自動的に送る。例えば、ピンチ弁1072は、図16Aおよび16Bに示される。ピンチ弁1072は、ソレノイド1700、ピンチばね1703、弁の遮断縁1704、位置センサ1706、ハウジング1710を備えている。図17は、装置1000の使い捨て可能部分を示す。
【0046】
上記記載および図面は、本発明の実施例を記載する目的のために与えられ、本発明の範囲をいずれにしても制限するために意図されていない。様々な修正および変更が本発明の精神または範囲から逸脱せずになされうることは、当業者であれば明らかであろう。したがって、本発明は、本発明の修正および変更が添付特許請求の範囲およびそれらの均等物内に入るならば、本発明の修正および変更を包含することが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の装置の斜視図である。
【図2】図2Aおよび図2Bは遠心分離機の断面図であり、図2Cは代替の遠心分離機の断面図である。
【図3】図3Aから図3Cまでは遠心分離機の回転シールの断面図である。
【図4】図4Aから図4Cまでは図2および図3の遠心分離機に用いられる剛性支持板のそれぞれ上面図、斜視図、側面図であり、図4Dは頂部支持板・ポート・回転シール組立体の分解斜視図である。
【図5】図5Aは流体センサおよび弁組立体を収容するカートリッジの斜視図であり、図5Bはその側面図である。
【図6】図6Aは流体センサ経路の側面図であり、図6Bおよび図6Cはその断面図である。
【図7】図7Aおよび図7Bは、それぞれ全血が遠心分離機に流れ込んでいるときの弁組立体の断面図および側面図である。
【図8】図8Aおよび図8Bは、それぞれPPPが遠心分離機から流れ出ているときの弁組立体の断面図および側面図である。
【図9】図9Aおよび図9Bは、それぞれ富血小板血漿が遠心分離機から流れ出ているときの断面図および側面図である。
【図10】図10Aおよび図10Bは、それぞれRBCおよび空気が遠心分離機から流れ出てリザーバのRBC小室に流れ込んでいるときの断面図および側面図である。
【図11】図11Aおよび図11Bは、それぞれバルブコアの断面図および側面図である。
【図12】四方弁カートリッジが取り付けられた装置のハウジングの破断部分詳細図である。
【図13】ハウジングにスナップ結合されたカートリッジの部分断面図である。
【図14】多成分三小室貯留バッグの側面図である。
【図15】本発明装置の代替実施例の斜視図である。
【図16】図16Aおよび図16Bは、ピンチ弁の斜視図である。
【図17】図15に示す装置の使い捨て可能構成部品の斜視図である。
【図18】頂部支持板の側面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
血液を処理する遠心分離装置であって、
ばね負荷底部支持板と、
頂部支持板と、
回転シール組立体によって前記頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、
前記底部支持板と前記頂部支持板との間に装着されていて、前記軸方向入口/出口に流体連通可能に接続された可変容積分離室と、
前記軸方向入口/出口に流体連通可能に接続されたポンプと、
前記底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットと、を備え、
前記頂部支持板が垂直に固定され、また、前記ばね負荷底部支持板がばね上に装着され、該ばねが前記可変容積分離室に作用する圧力を維持し且つ前記底部支持板が垂直に動くことを許容するようになされている、
遠心分離装置。
【請求項2】
前記頂部支持板は使い捨て可能である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記可変容積分離室は円板形状バッグである、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記円板形状バッグは使い捨て可能である、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記ポンプは蠕動ポンプである、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記回転駆動ユニットおよび前記ポンプは共に処理ユニットによって自動的に制御されるようになされている、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記軸方向入口/出口は、血液用容器および血液の分離された成分を受ける複数の容器に接続されている、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記血液用容器からの血液の取り込みおよび前記軸方向入口/出口からの処理された血液成分の前記複数の血液用容器への排出を制御する多位置弁をさらに備えた、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記多位置弁は4つの位置を有する、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記多位置弁は、2つの別個の流体導管が設けられている位置を有する、請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記多位置弁は処理ユニットによって自動的に制御される、請求項8に記載の装置。
【請求項12】
前記血液用容器および血液の分離された成分を受ける前記複数の容器が使い捨て可能である、請求項7に記載の装置。
【請求項13】
血液および血液成分の存在を検出するセンサをさらに備えた、請求項7に記載の装置。
【請求項14】
前記回転シール組立体は一体のリップ・シールを備えている、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
前記底部支持板は、前記可変容積分離室に存在する流体量を示す目盛り付き測定器具を備えている、請求項1に記載の装置。
【請求項16】
血液を処理する方法であって:
ばね負荷底部支持板と、
頂部支持板と、
回転シール組立体によって前記頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、
前記底部支持板と前記頂部支持板との間に装着されていて、前記軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室と、
前記軸方向入口/出口に流体接続されたポンプと、
前記底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットと、を備え、
前記頂部支持板が垂直に固定され、また、前記ばね負荷底部支持板がばね上に装着され、該ばねが前記可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ前記底部支持板を垂直に動けるようになされている、遠心分離装置を設けること;
特定量の血液を前記可変容積分離室に導入すること;
血液を遠心分離すること;および
血液の分離された成分を前記軸方向入口/出口を介して取り除くこと;からなる、
血液を処理する方法。
【請求項17】
血液は5−15分間遠心分離される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
血液の分離された成分は、前記底部支持板がまだ回転している間に取り除かれる、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
導入された血液の量は20−200mlである、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記頂部支持板は使い捨て可能である、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
前記可変容積分離室は円板形状バッグである、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記円板形状バッグは使い捨て可能である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記ポンプは蠕動ポンプである、請求項16に記載の方法。
【請求項24】
前記回転駆動ユニットおよび前記ポンプは共に処理ユニットによって自動的に制御される、請求項16に記載の方法。
【請求項25】
前記軸方向入口/出口は血液用容器および血液の分離された成分を受ける複数の容器に接続されている、請求項16に記載の方法。
【請求項26】
前記血液用容器からの血液の取り込みおよび前記軸方向入口/出口からの処理された血液成分の前記複数の血液用容器への排出を制御する多位置弁をさらに備えた、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記多位置弁は4つの位置を有している、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記多位置弁は、2つの別個の流体導管が設けられている位置を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記多位置弁は処理ユニットによって自動的に制御される、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記血液用容器および血液の分離された成分を受ける前記複数の容器が使い捨て可能である、請求項25に記載の方法。
【請求項31】
血液および血液成分の存在を検出するセンサをさらに備えた、請求項25に記載の方法。
【請求項32】
前記回転シール組立体は一体のリップ・シールを備えている、請求項16に記載の方法。
【請求項33】
前記底部支持板は、前記可変容積分離室に存在する流体量を示す目盛り付き測定器具を備えている、請求項16に記載の方法。
【請求項34】
血液を処理する遠心分離装置であって、
底部支持板と、
頂部支持板と、
回転シール組立体によって前記頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、
前記底部支持板と前記頂部支持板との間に装着されていて、前記軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室と、
前記軸方向入口/出口に流体接続されたポンプと、
前記底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットと、を備え、
前記頂部支持板が垂直に固定され、また、前記底部支持板が機械的作動子上に装着され、該機械的作動子が前記可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ前記底部支持板を垂直に動けるようになされている、
遠心分離装置。
【請求項35】
前記機械的作動子は処理ユニットによって自動的に制御される、請求項34に記載の装置。
【請求項36】
前記機械的作動子はボールねじ作動子である、請求項34に記載の装置。
【請求項37】
血液もしくは血液成分を受けまたは配分する複数のポートと、分析用血液または血液成分を表示する流体センサ経路とを備えた使い捨て可能カートリッジであって、該カートリッジは前記ポート間に流れを向ける多位置弁に装着され、前記流体センサ経路は血液分析用の1またはそれを超えるセンサに隣接して装着されるのに適している、使い捨て可能カートリッジ。
【請求項38】
使い捨て可能セットであって、
血液用容器と、
血液の分離された成分を受ける複数の容器と、
円板形状バッグと、
遠心分離機用頂部支持板と、
回転シール組立体によって前記頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、
配管と、を備えた、
使い捨て可能セット。
【請求項39】
使い捨て可能カートリッジをさらに備え、該使い捨て可能カートリッジは、血液もしくは血液成分を受けまたは配分する複数のポートと、分析用血液または血液成分を表示する流体センサ経路とを備え、該カートリッジは前記ポート間に流れを向ける多位置弁に装着され、前記流体センサ経路は血液分析用の1またはそれを超えるセンサに隣接して装着されるのに適している、
請求項38に記載の使い捨て可能セット。
【請求項40】
血液を処理する遠心分離装置であって、
ばね負荷底部支持板と、
頂部支持板と、
回転シール組立体によって前記頂部支持板に取り付けられていて、処理されるべき血液用および血液の処理された成分用の軸方向入口/出口と、
前記底部支持板と前記頂部支持板との間に装着されていて、前記軸方向入口/出口に流体接続された可変容積分離室と、
前記軸方向入口/出口に流体接続されたポンプと、
前記底部支持板に取り付けられた回転駆動ユニットと、を備え、
前記頂部支持板が垂直に固定され、また、前記ばね負荷底部支持板がばね上に装着され、該ばねが前記可変容積分離室に作用する圧力を維持しかつ前記底部支持板を垂直に動けるようになされており、
使い捨て可能カートリッジが前記遠心分離装置に装着され、該使い捨て可能カートリッジは、血液もしくは血液成分を受けまたは配分する複数のポートと、分析用血液または血液成分を表示する流体センサ経路とを備え、該カートリッジは前記ポート間に流れを向ける多位置弁に装着され、前記流体センサ経路は血液分析用の1またはそれを超えるセンサに隣接して装着されるようになされている、
遠心分離装置。
【請求項41】
前記使い捨て可能カートリッジが遠心分離装置にスナップ結合する、請求項40に記載の遠心分離装置。
【請求項42】
穴開けされた部分によって分離された3つの小室を備え、前記穴開けされた部分は各小室を互いから分離させ、各小室が血液または血液生成物を収容するようになされている、使い捨て可能バッグ。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16A】
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【図16B】
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【図17】
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【図18】
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【公表番号】特表2007−504906(P2007−504906A)
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−526313(P2006−526313)
【出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/029574
【国際公開番号】WO2005/025754
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願人】(500258798)コーブ・カーディオヴァスキュラー・インコーポレーテッド (3)
【氏名又は名称原語表記】COBE CARDIOVASCULAR,INC.
【住所又は居所原語表記】14401 West 65th Way,Arvada,Colorado 80215,United States of America
【Fターム(参考)】