説明

表面被覆切削工具

【課題】耐チッピング性、耐摩耗性に優れ、被削材の仕上げ面精度にも優れ、高硬度鋼切削用として好適な、長期の使用にわたって優れた切削性能を発揮する表面被覆切削工具を提供すること。
【解決手段】立方晶窒化ほう素粒子を40〜70体積%含有し、残部は硬質分散相と結合相とからなる立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製工具基体の表面に、0.5〜5.0μmの平均膜厚で、柱状に成長した立方晶窒化ほう素の含有割合が30〜60面積%である窒化ほう素膜を蒸着してなる表面被覆切削工具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、切削加工時の耐チッピング性、耐摩耗性に優れるばかりか、被削材の仕上げ面精度にも優れ、特に、高硬度鋼等の切削工具として好適な、長期の使用にわたって優れた切削性能を発揮する表面被覆切削工具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、高硬度鋼等の鉄系被削材の切削加工には、被削材との親和性の低い工具材料として、立方晶窒化ほう素(以下、cBNで示す)を用いることは良く知られており、例えば、cBN焼結体それ自体を切削工具として使用したり(特許文献1、2)、cBN焼結体からなる工具基体の表面にチタン系硬質膜を被覆することにより、切削工具の耐熱性、耐摩耗性、耐欠損性を高める(特許文献3)ことにより、切削工具としての特性向上が図られている。
しかし、cBN焼結体は、通常、cBN粉末を、金属、セラミック等の結合材と混合し、超高圧高温処理により焼結体として製造することが一般的であるが、この焼結体は、結合材を含むために、cBNに比して、硬度、熱伝導性等が劣り、cBNが本来備える特性を充分に生かしきれてはいない。
また、cBN焼結体に硬質皮膜を被覆するにあたり、硬質膜と工具基体との付着強度が重要であり、そのため、例えば、cBN工具基体の表面にArボンバード処理などを施すことで、硬質膜と工具基体との付着強度を向上させることも知られている(特許文献4)。
しかし、近年の切削の高速化、高能率化をはじめとする切削条件の過酷化に伴い、上記のチタン系硬質膜を上記のcBN工具基体に被覆した工具では、耐熱性、耐摩耗性、耐欠損性が十分とはいえなくなってきているのが現状である。
そこで、チタン系硬質膜よりさらに硬質の膜を被覆した表面被覆切削工具の開発が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4177845号明細書
【特許文献2】特許第4160898号明細書
【特許文献3】特許第3374599号明細書
【特許文献4】特開2004−345006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
cBNは、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、しかも熱的および化学的安定性にすぐれており、鉄系材料との反応性がダイヤモンドに比べて低いなどの特性を有することから、cBNが持っている特性を活かすべく、基材表面にcBNからなる被覆層を形成することにより、低コストで基材の耐摩耗性、耐食性を向上させた成形体を得る試みが広く行われている。このようなcBNによる被覆は、CVD法やPVD法などにより、cBNの気相合成による被覆が可能になってきている。
しかしながら、上記の気相合成法によって得たcBN皮膜は、大きな内部応力をもっているため、成膜後に剥離を起こしやすい。
したがって、基材とcBN膜との付着強度を向上させることが大きな課題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者等は、cBN焼結体を工具基体材料とし、特に、高硬度鋼等の切削に際し最適な硬質被覆材料について鋭意研究したところ、次のような知見を得た。
【0006】
cBN焼結体からなる工具基体(以下、cBN工具基体という)に含有されるcBNの割合と、cBNを含有する窒化ほう素膜(以下、cBN−BN膜で示す)の付着強度の関連性について数多くの実験を重ねたところ、比較的cBNの含有割合が高いcBN工具基体において、cBN−BN膜の付着強度が優位であることを、まず見出した。
【0007】
さらに、本発明者等は、cBN−BN膜中のcBNが、cBN工具基体のcBN粒子の表面からエピタキシャル成長することを突き止め、cBN粒子がcBN工具基体の表面に占める割合が多いほど、cBN−BN膜の付着強度が向上することがわかった。即ち、膜中のcBNは、工具基体の構成成分であるcBN粒子表面から柱状成長し、一方、cBN粒子が工具基体表面に露出していない領域、例えば、結合相の上には、cBNの成長はほとんどなく、cBN−BN膜中の、工具基体のcBN粒子表面から柱状成長して形成された柱状cBN相の間には、六方晶窒化ほう素(以下、hBNで示す)相とアモルファスBN(以下、a−BNで示す)相を主体とする相が形成される(図1参照)。
そして、上記cBN−BN膜中に形成されたhBN相およびa−BN相は、潤滑性にすぐれるため、切削時の切粉と逃げ面表面との摩擦により生じるクレーター摩耗を抑制・低減することができる。
つまり、cBN工具基体表面に、柱状cBN相とその間を埋めるhBN相、a−BN相からなるcBN−BN膜を形成することによって、基体との付着強度に優れた柱状cBN相で耐摩耗性が確保されるとともに、hBN相、a−BN相の存在によって摩擦が低減され潤滑性が高められることから、耐摩耗性、高潤滑性を備えた表面被覆切削工具を提供することができる。
【0008】
更に、cBN膜は、一般的に、成膜後に巨大な残留応力が存在することが大きな問題であったが、本発明のcBN−BN膜によれば、cBN工具基体のcBN粒子表面からcBN相を柱状成長させるため、密着性に優れ剥離発生が防止されるばかりか、cBN相が柱状に成長するため、cBN−BN膜内に形成される残留応力(残留歪み)は少なく、さらに、柱状cBN相間に存在するhBN相、a−BN相は、すぐれた潤滑性を有するとともに、切削時の熱衝撃、機械的衝撃を緩和し、cBN−BN膜の剥離抑制に寄与する。
【0009】
以上のとおり、本発明では、cBN工具基体表面に、柱状成長したcBN相を含むcBN−BN膜を被覆形成することによって、工具基体と被覆層の密着強度に優れ、高潤滑性とともにすぐれた耐摩耗性を備えた表面被覆切削工具を提供することができ、そして、このような表面被覆切削工具を高硬度鋼の乾式高切込み切削に用いた場合、長期の使用にわたって、すぐれた切削性能を発揮し、工具寿命も大幅に伸びることを本発明者等は知見したのである。
【0010】
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであって、
「 40〜70体積%の立方晶窒化ほう素を含有し、残部は硬質分散相と結合相とからなる立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製工具基体の表面に、0.5〜5.0μmの平均膜厚の窒化ほう素膜を蒸着形成してなる表面被覆切削工具において、該窒化ほう素膜は、工具基体の構成成分である立方晶窒化ほう素の結晶から柱状成長した立方晶窒化ほう素からなる相と、アモルファス窒化ほう素、六方晶窒化ほう素および立方晶窒化ほう素からなる相で構成され、かつ、窒化ほう素膜に占める上記柱状成長した立方晶窒化ほう素からなる相の面積割合は、30〜60面積%であることを特徴とする表面被覆切削工具。」
を特徴とするものである。
【0011】
本発明について、以下に説明する。
【0012】
立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製工具基体(cBN工具基体):
超高圧焼結材料製工具基体中の窒化ほう素(cBN)は、きわめて硬質で、焼結材料中で分散相を形成し、そしてこの分散相によって耐摩耗性の向上を図ることができる。
本発明では、優れた耐摩耗性を備える表面被覆切削工具を提供することが大前提であるところ、cBNの含有割合が40体積%未満であるような場合には、所望の耐摩耗性と付着強度を確保することができないので、cBN含有割合は少なくとも40体積%とする必要がある。一方、cBN含有割合を多くしていくと、高硬度鋼の旋削加工において、逃げ面における耐摩耗性が低下し、本発明の被覆を行っても、所望の耐摩耗性を具備させることができなくなることから、cBN含有割合の上限は70体積%とする必要がある。
【0013】
例えば、cBN工具基体の結合相等として、周期律表VIa、Va、VIa族元素の窒化物、炭化物、硼化物、酸化物ならびにこれらの固溶体からなる群の中から選択された少なくとも1種とアルミニウム化合物のセラミックス系結合材を用いるような場合には、40〜70体積%のcBNを使用することが可能である。
【0014】
硬質膜(cBN−BN膜):
本発明では、マグネトロンスパッタリングによって、cBN工具基体表面にcBN−BN膜からなる硬質膜を成膜することができる。
例えば、図2に示すように、hBNターゲット(図2中ではh−BNで示されている)を配置したマグネトロンスパッタ装置と、高周波バイアス装置からなる反応容器を、基体温度を450℃に保持しながら、反応容器内にArとN混合ガスを流量比で1:1の割合で導入し、全圧を3.3Paになるように制御し、ターゲット側に500W、基体側に60Wの電力量で、13.56MHzの周波数の高周波を印加し、さらに、マグネトロンスパッタ装置に13.56MHzの周波数の高周波を印加し、基体バイアスを−250Vにしてスパッタリングすることにより、柱状に成長したcBNが含まれるcBN−BN膜を形成することができる。
また、雰囲気ガスを、ArとN混合ガスから100%Arガスに替えることにより、基体バイアスが−150Vという比較的低い基体バイアス電圧でも、cBN相が形成される。この場合、低バイアスでcBN相を形成できることから、比較的内部応力の低い柱状に成長したcBNが含まれるcBN―BN膜を成膜することができる。
【発明の効果】
【0015】
上記のとおり、本発明では、40〜70体積%のcBNを含有するcBN工具基体表面に、密着強度が高いcBN−BN硬質膜が形成されるため、硬質膜の剥離発生はなく、さらに、柱状成長したcBN相の間に存在するhBN相、a−BN相によって、切削加工時の硬質膜の潤滑性が担保されるので、本発明の表面被覆切削工具を、厳しい切削条件である高硬度鋼の乾式高切込み切削加工に用いた場合も、チッピング、欠損の発生の恐れはなく、しかも、すぐれた耐摩耗性を維持したまま、長期の使用にわたって、すぐれた切削性能を発揮し、工具寿命の大幅な延長を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明表面被覆切削工具の縦断面構造の概略模式図である。
【図2】本発明のcBN−BN膜を成膜するための、マグネトロンスパッタリング装置の概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明の表面被覆切削工具を実施例に基づいて説明する。
【実施例】
【0018】
原料粉末として、いずれも0.5〜4μmの範囲内の平均粒径を有する立方晶窒化硼素(cBN)粉末、窒化チタン(TiN)粉末、Al粉末、酸化アルミニウム(Al)粉末、炭化タングステン(WC)粉末を用意し、これら原料粉末を表1に示される配合組成に配合し、ボールミルで80時間湿式混合し、乾燥した後、120MPaの圧力で直径:50mm×厚さ:1.5mmの寸法をもった圧粉体にプレス成形し、ついでこの圧粉体を、圧力:1Paの真空雰囲気中、900〜1300℃の範囲内の所定温度に60分間保持の条件で焼結して切刃片用予備焼結体とし、この予備焼結体を、別途用意した、Co:8質量%、WC:残りの組成、並びに直径:50mm×厚さ:2mmの寸法をもったWC基超硬合金製支持片と重ね合わせた状態で、通常の超高圧焼結装置に装入し、通常の条件である圧力:5GPa、温度:1200〜1400℃の範囲内の所定温度に保持時間:0.8時間の条件で超高圧焼結し、焼結後上下面をダイヤモンド砥石を用いて研磨し、ワイヤー放電加工装置にて一辺3mmの正三角形状に分割し、さらにCo:5質量%、TaC:5質量%、WC:残りの組成およびCIS規格CNGA120412の形状(厚さ:4.76mm×一辺長さ:12.7mmの正三角形)をもったWC基超硬合金製チップ本体のろう付け部(コーナー部)に、質量%で、Cu:26%、Ti:5%、Ni:2.5%、Ag:残りからなる組成を有するAg合金のろう材を用いてろう付けし、所定寸法に外周加工した後、切刃部に幅:0.13mm、角度:25°のホーニング加工を施し、さらに仕上げ研摩を施すことによりISO規格CNGA120412のチップ形状をもったcBN含有割合が40〜70体積%であるcBN工具基体1〜10を製造した。
また、cBN工具基体1〜10のcBN含有割合をcBN焼結体中のcBNの配合組成に基づき体積%で算出し、cBN工具基体1〜10のそれぞれの表面に露出しているcBN粒子の面積割合を、SEM(走査型電子顕微鏡)により観察された反射電子像のcBN粒子の表面に占める割合として算出し、それらの値を表3に示した。
【0019】
ついで、上記のcBN工具基体1〜10を、アセトン中で洗浄し、乾燥した状態で、図2に示されるマグネトロンスパッタリング装置内に装着した。
430℃まで加熱した後、Arガスを導入し、1.5PaのArガス雰囲気とし、cBN工具基体1に−1050Vの直流バイアス電圧を印加して、前記cBN工具基体1〜10をArボンバード洗浄した。
(なお、Arボンバード処理は、必ず行う必要のある処理であるというわけではないが、cBN工具基体とcBN−BN膜とのより一段の密着性向上を図る上では、非常に有効な処理である。)
その後、表2に示される条件で、ArとNの混合ガスあるいはArガスを導入し、作動圧を2〜7Paになるように制御し、ターゲット側に500W、基体側に60W13.56MHzの周波数の高周波を印加し、さらにマグネトロンスパッタ装置に13.56MNzの周波数の高周波を印加し、基体バイアスを−150〜−280Vにして0.5〜2時間成膜することにより、平均膜厚0.5〜5μmのcBN−BN膜からなる硬質膜を蒸着形成した本発明表面被覆切削工具1〜10を得た。
【0020】
本発明表面被覆切削工具1〜10の硬質膜(cBN−BN膜)について、原子間力顕微鏡により組織観察したところ、いずれの硬質膜にも、柱状成長したcBN相によって形成される三角錐状の部分と、主として、hBN相またはa−BN相によって形成される平坦部とが観察された。
なお、硬質膜の組織に影響を与える要因は、特に、工具基体表面に露出して存在するcBN粒子の平均粒径と、cBN粒子の面積割合である。
【0021】
さらに、本発明表面被覆切削工具1〜10のcBN−BN膜中で柱状cBN相の占める面積割合、およびcBN−BN膜の平均膜厚を測定した。
それぞれの測定法は、以下のとおりである。
cBN−BN膜の被覆された表面被覆切削工具を切断し、断面のcBN−BN膜を透過型電子顕微鏡(TEM)により観察し、柱状のcBNを確認し、cBN−BN膜に占めるcBNの割合を算出し、それをcBNの面積割合とした。
さらに、走査型電子顕微鏡(SEM)により、断面のcBN−BN膜の膜厚を測定した。
これらの値を、表3に示す。
【0022】
【表1】

【0023】
【表2】

【0024】
【表3】

【0025】
比較のため、実施例で使用したcBN工具基体1〜10の上に、表4に示されるTiとAlの複合窒化物等からなる硬質被覆層を、アークイオンプレーティング法により0.6〜4.5μmの平均層厚に蒸着形成することにより、比較例表面被覆切削工具1〜10を作製した。
【0026】
【表4】

【0027】
上記の本発明表面被覆切削工具1〜10と比較例表面被覆切削工具1〜10を用い、以下の切削加工条件で切削加工試験を実施した。
《切削条件1》
被削材:JIS・SUJ2の丸棒(硬さ:HA60)、
切削速度:250m/min、
送り:0.15mm/rev、
切込み:0.30mm(高切込み条件に相当)、
切削時間:10分
の条件での、焼入れ軸受鋼の乾式高速高切込み切削加工試験、
《切削条件2》
被削材:JIS・SCr420の丸棒(硬さ:HA62)、
切削速度:250m/min、
送り:0.10mm/rev、
切込み:0.35mm(高切込み条件に相当)、
切削時間:10分
の条件で、高硬度クロム鋼の高速高切込み切削加工試験、
を行い、切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。
上記切削条件1,2による切削加工試験の測定結果を表5に示した。
【0028】
【表5】

【0029】
表3〜5に示される結果から、本発明表面被覆切削工具1〜10は、40〜70体積%のcBNを含有するcBN工具基体表面に、窒化ほう素からなる硬質膜(cBN―BN膜)が形成され、かつ、該膜中には、30〜60面積%の柱状成長したcBN相が含まれ、さらに、該柱状成長したcBN相の間にhBN相、a−BN相、cBN相が存在するため、cBN工具基体と硬質膜との付着強度が向上し、すぐれた潤滑性、耐熱衝撃性、耐機械的衝撃性および耐摩耗性を兼ね備え、高硬度鋼の高切込み等の重切削条件に用いた場合でも、長期の使用にわたって、すぐれた切削性能を発揮し、工具寿命の大幅な延長が図られるのに対して、比較例表面被覆切削工具1〜10においては、cBN工具基体自体の破損、硬質膜の剥離・欠損等により工具寿命は短く、しかも、耐摩耗性にも劣るものであった。
【産業上の利用可能性】
【0030】
上述のように、この発明の表面被覆切削工具は、硬質膜に対して大きな熱的・機械的負荷が作用する高硬度鋼の重切削加工用の切削工具として好適であり、切削加工装置の高性能化、並びに切削加工の省力化および省エネ化、さらに低コスト化に十分満足に対応できるものであるが、各種の鋼や鋳鉄などの通常の切削条件での切削加工に使用可能であること勿論である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
40〜70体積%の立方晶窒化ほう素を含有し、残部は硬質分散相と結合相とからなる立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製工具基体の表面に、0.5〜5.0μmの平均膜厚の窒化ほう素膜を蒸着形成してなる表面被覆切削工具において、該窒化ほう素膜は、工具基体の構成成分である立方晶窒化ほう素の結晶から柱状成長した立方晶窒化ほう素からなる相と、アモルファス窒化ほう素、六方晶窒化ほう素および立方晶窒化ほう素からなる相で構成され、かつ、窒化ほう素膜に占める上記柱状成長した立方晶窒化ほう素からなる相の面積割合は、30〜60面積%であることを特徴とする表面被覆切削工具。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−228088(P2010−228088A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−81589(P2009−81589)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【出願人】(000006264)三菱マテリアル株式会社 (4,417)
【Fターム(参考)】