説明

貫通部品のシール構造

【課題】車体パネル内から室内側に臨むように、車体パネルを貫通するストライカー、ラッチ、シャフト等の貫通部品のシール構造であって、構造が簡単でかつ廉価に実施できる貫通部品のシール構造を提供する。
【解決手段】内装部品(トランクリヤプレート)20には、ストライカー12を貫通させる開口21が開設され、この開口21を塞ぐように、内装部品20にゴム等の軟質シート40が配置され、かつ内装部品20の開口21の周縁部を縁取るエスカッション30が内装部品20の表面に取り付けられている。そして、このエスカッション30の裏面に設けた係止爪32より軟質シート40を係着支持する。更に、エスカッション30の係止爪32により、軟質シート40、又は所望により付設する硬質の樹脂プレート50と内装部品20を一体的に係着することで構成をより簡素化する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車体パネル内から車室内側に臨むように車体パネルを貫通するストライカー、ラッチ、シャフト等の貫通部品をシールする貫通部品のシール構造に係り、特に、簡単かつ廉価に実施できる貫通部品のシール構造に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、車両において、車体パネル内から車室内側に臨むように貫通する貫通部品としては、ストライカー、ラッチ、シャフト等が挙げられる。上記ストライカー、ラッチの従来構成について以下に説明する。図9において、車両のトランクルームを開閉するトランクリッド1のロック機構部の構成について例示すれば、トランクリッド1を閉鎖状態でロックできるように、トランクリッド1には、ラッチ2が設けられており、トランクリッド1を閉鎖した状態でこのラッチ2と係合するようにトランクフロア側にはストライカー3が設けられている。
【0003】
そして、このストライカー3は、車体パネルからトランクルーム側に臨むように車体パネルを貫通する貫通部品であり、ストライカー3周囲のシール構造としては、図10に示すように、ストライカー3を貫通させるために車体パネル(トランクフロアパネル)の室内面側に取り付けられる内装部品としてのトランクリヤプレート4にストライカー3を貫通させるための開口4aが開設されており、ストライカー3の周囲をシールするようにラバー材等の軟質シート5が開口4a内に配置され、トランクリヤプレート4の開口4aの周縁を覆うエスカッション6に軟質シート5が固定されている。このエスカッション6は、係止爪6aをトランクリヤプレート4の開口4a縁部に係着することで、トランクリヤプレート4の表面所定箇所に取り付けられている。
【0004】
ここで、エスカッション6に軟質シート5を固定する従来例としては、図10,図11に示すように、エスカッション6の裏面側から取付用ボス7を突設し、ワッシャー8を介して取付用ボス7の先端を超音波溶着、熱溶着等によりカシメ固定するか、あるいはプッシュオンフィックス9等を取付用ボス7の先端側から差し込むことで機械的に固定する構造が採用されている。従来の貫通部品のシール構造としては、特許文献1、特許文献2に詳細に記載されている。
【0005】
【特許文献1】実開平5−89167号公報
【0006】
【特許文献2】特開平11−240390号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このように、従来のストライカー3等の貫通部品のシール構造としては、トランクリヤプレート4の開口4aを縁取るエスカッション6に軟質シート5が取り付けられているが、この軟質シート5の取付構造を採用した場合、ワッシャー8やプッシュオンフィックス9等の取付備品が多く必要となり、かつ取付作業については、軟質シート5のセット工程と溶着工程との2工程が必要となり、備品点数及び取付工数が嵩むことから、コストアップを招来するという問題点がある。また、溶着固定構造を採用した時には、軟質シート5が変形、あるいは破損するという不具合が生じ易く、プッシュオンフィックス9を差し込む構造を採用した場合には、取付圧力で軟質シート5やエスカッション6が変形するという不具合が指摘されている。更に、エスカッション6には、内装部品に係着させるための係止爪6aと軟質シート5を取り付けるための取付用ボス7が必要となり、エスカッション6を製作する金型コストが高騰化するという不具合も同時に指摘されている。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ストライカー、ラッチ、シャフト等の貫通部品のシール構造であって、取付備品点数を節約でき、かつ軟質シートやエスカッション等の取付工数も短縮化でき、しかも取付時に変形、破損等の不具合が生じることがなく、簡単かつ廉価に実施できる貫通部品のシール構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、車体パネル内から車室内側に臨むように、車体パネルの孔部を貫通するストライカー、ラッチ、シャフト等の貫通部品のシール構造であって、車体パネルの室内面側を覆うように取り付けられる内装部品に上記貫通部品を貫通させる開口が開設され、貫通部品を貫通させるスリット状の貫通孔を設けた軟質シートが上記開口を塞ぐように配設され、更に、上記内装部品の開口の周縁部に沿ってフレーム状のエスカッションが取り付けられる貫通部品のシール構造において、前記エスカッションの裏面には、係止爪が突設形成され、この係止爪を軟質シートの取付孔に係着することで、軟質シートがエスカッションに支持固定されていることを特徴とする。
【0010】
ここで、貫通部品としては、ストライカー、ラッチ、シャフト等、車体パネル内から車室内側に臨むように車体パネルを貫通する部品であれば特に用途は限定しない。更に、軟質シートとしては、ラバーシートや軟質樹脂シートであり、可撓性を備えているとともに、貫通部品を貫通するためのスリット状の貫通孔が形成され、このスリット状の貫通孔のシール作用により貫通部品のシール性を高めている。また、エスカッションは合成樹脂の射出成形体から構成されており、内装部品に形成されている開口の開口周縁部を縁取るフレーム状に設定されている。
【0011】
従って、本発明によれば、エスカッションの裏面に突設形成されている係止爪を軟質シートの取付孔に係着することで、軟質シートをエスカッション裏面所定位置に支持固定することができるため、ワッシャー、プッシュオンフィックス等の取付備品が不要となり、かつ取付工数も一工程で済む。
【0012】
次に、本発明の好ましい実施の形態においては、前記軟質シートの裏面には、硬質の樹脂プレートが配設され、この樹脂プレートには、軟質シートの取付孔と同一箇所にほぼ同一形状の取付孔が開設され、エスカッションの係止爪を軟質シートの取付孔と樹脂プレートの取付孔の双方に係着することで、係止爪の係着強度が強化されていることを特徴とする。
【0013】
ここで、樹脂プレートの素材としては、硬質樹脂材が好ましく、軟質シートとほぼ同一の外形であり、かつ内装部品の開口とほぼ同一の開口が形成されているとともに、エスカッション裏面の係止爪により、軟質シートと樹脂プレートとを同時に係着できるように、軟質シートの取付孔と合致する取付孔が設けられている。すなわち、この樹脂プレートは、軟質プレートを背面側から保持するバックホールド機能を備えている。
【0014】
そして、この実施の形態によれば、可撓性を備えた軟質シートは、硬質の樹脂プレートにより背面側から支持され、特に、係止爪による係着強度は、樹脂プレートの取付孔縁部に係止爪が堅固に係着されるため、強固な取付強度が得られるとともに、軟質シートの変形等については、その背面側に位置する樹脂プレートにより有効に抑えることができる。
【0015】
更に、本発明の好ましい実施の形態においては、前記エスカッションに設けられる係止爪は、軟質シートの取付孔内に挿通させた後、内装部品の開口の縁部に係着させることにより、エスカッションは、軟質シートと内装部品の双方に一括して固定されていることを特徴とする。
【0016】
そして、この実施の形態によれば、エスカッションの裏面に突設形成される係止爪は、軟質シートを係着固定すると同時に内装部品に対しても係着する機能を併せ持っているため、エスカッションには軟質シートと内装部品の双方に係着する係止爪を形成するだけで済むことから、金型設備を簡素化できるとともに、取付工数を半減させることができる。
【発明の効果】
【0017】
以上説明した通り、本発明に係る貫通部品のシール構造によれば、貫通部品の周囲をシールするスリット状の貫通孔を有する軟質シートがエスカッションの係止爪により支持固定されるという構成であるため、従来の溶着固定、プッシュオンフィックスによる機械固定に比べ、備品点数を削減できるとともに、取付工数をワンタッチ装着の一工程で完了させることができることから、コストダウンを招来するという効果を有する。
【0018】
更に、本発明に係る貫通部品のシール構造によれば、エスカッションの係止爪により、軟質シートと内装部品とを兼用して係着固定する一体固定方式を採用しているため、エスカッションの構造、形状をより簡素化でき、かつ取付工数も半減でき、コストダウンにより大きく貢献できるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明に係る貫通部品のシール構造の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例は、本発明の一例を単に示すに過ぎない。
【実施例1】
【0020】
図1乃至図4は本発明の第1実施例を示すもので、車体パネルの孔部から室内側に臨むように、車体パネルを貫通するストライカー(トランクリッドのロック機構部の一部材)のシール構造に適用されたもので、図1は同ストライカーのシール構造の構成を示す分解斜視図、図2は同シール構造を示す断面図、図3は同シール構造における係止爪と取付孔との寸法関係を示す説明図、図4は第1実施例の変形例を示す断面図である。
【0021】
図1において、車体パネル10内部の機構部(図示せず)と連繋し、車室内側に臨むように、車体パネル10を孔部11を通じて貫通するストライカー12のシール構造が示されている。ここで、車体パネル10の室内面側には、内装部品(トランクリヤプレート)20が装着されており、この内装部品20には、ストライカー12を車室内側に臨ませるための矩形状の開口21が開設されている。
【0022】
更に、上記内装部品20の表面には、開口21の周縁部を縁取るエスカッション30が取り付けられている。上記内装部品20、エスカッション30は、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂の射出成形体から構成されており、エスカッション30についても、内装部品20の開口21とほぼ等しい寸法の矩形状の開口31が開設されており、この開口31の両側の裏面には、係止爪32が左右対称状に突設形成されている。
【0023】
ところで、本発明においては、ストライカー12の周囲をシールする部材として、エスカッション30の内面に合成ゴムを素材とした軟質シート40が配置されている。軟質シート40の素材としては、ジエン系(ブタジエン−スチレン,ブタジエン−アクリロニトリル)、オレフィン系(エチレン−プロピレン、クロルスルホン化ポリエチレン)、含フッ素化合物系等の合成ゴムから適宜最適素材を選択すれば良い。この軟質シート40は、ストライカー12を室内側に貫通させるとともに、ストライカー12の周囲をシールできるように、その中央部にはスリット状の貫通孔41がクロス状に形成され、その両側にエスカッション30の係止爪32を許容できる取付孔42が矩形状に開設されている。エスカッション30の係止爪32と軟質シート40の取付孔42の寸法関係は、図3に示すように、係止爪32の厚みAと取付孔42の幅Bについて、A≧Bの関係を満足していれば良い。
【0024】
このように、ストライカー12の周囲をシールするために、車体パネル10を被覆する内装部品20の開口21を覆うように、軟質シート40を配置し、その表面側からエスカッション30を内装部品20に取り付ける。この時、図2に示すように、エスカッション30の係止爪32を軟質シート40の取付孔42内に挿通させ、更に内装部品20の開口21縁部にこの係止爪32を係着固定することで、ワンタッチで取り付けを完了させることができる。
【0025】
従って、従来必要としたワッシャー、プッシュオンフィックス等の取付備品を廃止することができ、取付備品を節約でき、かつ工数を短縮化できる等の利点がある。また、この第1実施例においては、エスカッション30の係止爪32により、軟質シート40と内装部品20の両者を係着固定する構成を採用したが、図4の変形例で示すように、軟質シート40については、係止爪32で支持する一方、その外方に内装部品20の開口21縁部に係着するトリム係着用係止爪33を別個に設定して、2種類の係止爪32,33を使用してエスカッション30に軟質シート40、内装部品20を個々に固定する構成を採用しても良い。
【実施例2】
【0026】
図5乃至図8は本発明の第2実施例を示すもので、同様に、ストライカー12のシール構造に適用されている。尚、第1実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0027】
この第2実施例においては、軟質シート40をその背面側から支持する硬質の樹脂プレート50を付設したことが特徴である。すなわち、この樹脂プレート50は、内装部品20と軟質シート40との間に位置し、素材としては、ポリプロピレン系樹脂、ポリアミド樹脂等の硬質の熱可塑性樹脂を素材とした射出成形体から構成されている。そして、樹脂プレート50には、内装部品20の開口21及びエスカッション30の開口31とほぼ同一外形状の開口51が中央に開設されているとともに、その両側に軟質シート40の取付孔42とほぼ合致する位置に矩形状の取付孔52が開設されている。従って、内装部品20に対してエスカッション30、軟質シート40、樹脂プレート50を組み付けた状態を図6に示すように、エスカッション30の裏面に形成されている係止爪32は、軟質シート40の取付孔42及び樹脂プレート50の取付孔52内に差し込まれ、更に、内装部品20の開口21縁部に係着固定されている。
【0028】
従って、この第2実施例においても、エスカッション30に形成した一対の係止爪32を使用するだけで、軟質シート40、樹脂プレート50を内装部品20とエスカッション30との間に挟持固定することができ、取付備品が少なくて済み、かつ工数的にも一工程の組付作業だけで完了するため、作業工数的にも有利である。更に、図7に示すように、エスカッション30に2種類の係止爪32,33を並設し、一方側の係止爪32より軟質シート40と樹脂プレート50を係着固定するとともに、他方側の係止爪33により、内装部品20の開口21縁部に係着する構成を採用することもできる。
【0029】
このように、第2実施例においては、軟質シート40の背面側に硬質の樹脂プレート50を配置して軟質シート40を背面側から全面的に支持したため、軟質シート40の変形を可及的に防止でき、かつ係止爪32による取付強度についても、硬質の樹脂プレート50の取付孔52の縁部で係止爪32を受けるため、取付強度についても堅固に維持できるという効果がある。
【0030】
次に、図8は、係止爪32の係着構造の変形例を示すもので、エスカッション30の係止爪32と軟質シート40の取付孔42について、係止爪32の厚みAと取付孔42の幅寸法Bの関係はA≧Bであり、符合Cで示すスリット43を付設すれば、係止爪32を軟質シート40の取付孔42内に取り付ける際の作業性を向上させることができる。尚、スリット43については、A≦Cの条件が満たされていれば良い。
【産業上の利用可能性】
【0031】
以上説明した実施例1、実施例2は、トランクリッドパネルのロック機構部に配設されるストライカー12のシール構造に適用したが、車体パネル10内から車室内側に臨むように、車体パネル10を貫通する貫通部品のシール構造であれば、ストライカー12の他に、ラッチ、シャフト等の貫通部品全般に適用することができる。また、軟質シート40に設けられるスリット状の貫通孔41の形状及び取付孔42の形状を適宜変更しても良く、更に、軟質シート40の材質や厚み等を考慮して、硬質の樹脂プレート50で軟質シート40の背面側をバックホールド状に支持する構成を付加しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係る貫通部品のシール構造の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すストライカーのシール構造を示す断面図である。
【図3】図1に示すストライカーのシール構造におけるエスカッションの係止爪と軟質シートの取付孔との間の寸法関係を示す説明図である。
【図4】図1に示すストライカーのシール構造の変形例を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例であり、ストライカーのシール構造を示す分解斜視図である。
【図6】図5に示すストライカーのシール構造を示す断面図である。
【図7】図5に示すストライカーのシール構造の変形例を示す断面図である。
【図8】本発明に係るストライカーのシール構造の第2実施例における係止爪と取付孔との間の寸法関係を示す説明図である。
【図9】トランクルームを開閉するトランクリッドのロック機構部を示す説明図である。
【図10】トランクリヤプレートから室内側に臨むストライカーのシール構造の従来例を示す断面図である。
【図11】従来のストライカーのシール構造を示す説明図である。
【符号の説明】
【0033】
10 車体パネル
11 孔部
12 ストライカー
20 内装部品(トランクリヤプレート)
21 開口
30 エスカッション
31 開口
32,33 係止爪
40 軟質シート
41 スリット状の貫通孔
42 取付孔
50 硬質の樹脂プレート
51 開口
52 取付孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体パネル(10)内から車室内側に臨むように、車体パネル(10)の孔部(11)を貫通するストライカー、ラッチ、シャフト等の貫通部品(12)のシール構造であって、車体パネル(10)の室内面側を覆うように取り付けられる内装部品(20)に上記貫通部品(12)を貫通させる開口(21)が開設され、貫通部品(12)を貫通させるスリット状の貫通孔(41)を設けた軟質シート(40)が上記開口(21)を塞ぐように配設され、更に、上記内装部品(20)の開口(21)の周縁部に沿ってフレーム状のエスカッション(30)が取り付けられる貫通部品のシール構造において、
前記エスカッション(30)の裏面には、係止爪(32)が突設形成され、この係止爪(32)を軟質シート(40)の取付孔(42)に係着することで、軟質シート(40)がエスカッション(30)に支持固定されていることを特徴とする貫通部品のシール構造。
【請求項2】
前記軟質シート(40)の裏面には、硬質の樹脂プレート(50)が配設され、この樹脂プレート(50)には、軟質シート(40)の取付孔(42)と同一箇所にほぼ同一形状の取付孔(52)が開設され、エスカッション(30)の係止爪(32)を軟質シート(40)の取付孔(42)と樹脂プレート(50)の取付孔(52)の双方に係着することで、係止爪(32)の係着強度が強化されていることを特徴とする請求項1に記載の貫通部品のシール構造。
【請求項3】
前記エスカッション(30)に設けられる係止爪(32)は、軟質シート(40)の取付孔(42)内に挿通させた後、内装部品(20)の開口(21)の縁部に係着させることにより、エスカッション(30)は、軟質シート(40)と内装部品(20)の双方に一括して固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の貫通部品のシール構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−143399(P2008−143399A)
【公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−334289(P2006−334289)
【出願日】平成18年12月12日(2006.12.12)
【出願人】(000124454)河西工業株式会社 (593)
【Fターム(参考)】