説明

車両駆動力制御装置及びその方法

【課題】エンジン出力及びモータ出力を最適に協調制御する。
【解決手段】車両駆動力制御装置は、吸気路21のバイパス路22に設置されるスロットルバルブ5と、吸気路21に設置され、流体の流動により回転駆動されるポンプ3と、ポンプ3により駆動される発電機4と、エンジン1の出力軸と連結され、発電機4の発電電力により駆動される駆動用モータ2と、エンジン1の吸入負圧に応じたエンジン1の出力特性及び駆動用モータ2の出力特性を基に、スロットルバルブ5の開度を制御するECU10と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の駆動力を制御する車両駆動力制御装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、エンジン出力を向上させる技術として、エンジンの吸気路にコンプレッサ(過給機)を配置するスーパチャージャがある。特許文献1には、このコンプレッサを利用して発電機を駆動し、エネルギを回収する技術が開示されている。この技術では、大きなエンジン出力を必要としない場合に、エンジンの吸入負圧でコンプレッサを回し、発電機を駆動している。
【特許文献1】特開2002−357127号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、近年、エンジンの他に駆動源としてモータを有するいわゆるハイブリッド自動車が提案されている。このようなハイブリッド自動車に、特許文献1を適用することで、コンプレッサで駆動した発電機の発電電力でモータを駆動することも可能であると考えられる。
しかし、特許文献1に開示の技術では、モータの制御については何ら言及がなされていない。また、運転者のアクセル操作に応じた要求駆動力に対して、エンジン出力及びモータ出力を最適に協調制御できなければ、要求駆動力に対して実際の駆動力が過小又は過大になってしまう。これでは、モータの出力が無駄になる等、エネルギ損失が過大になる。
本発明の課題は、エンジン出力及びモータ出力を最適に協調制御することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するために、本発明は、吸気路が分岐及び合流してエンジンに接続され、前記吸気路の一の分岐路に設置されるスロットルバルブと、前記吸気路の他の分岐路に設置され、該他の分岐路内の流体の流動により回転駆動されるポンプと、前記ポンプにより駆動される発電機と、前記エンジンの出力軸と連結され、前記発電機の発電電力により駆動されるモータと、を備え、前記エンジンの吸入負圧に応じた前記エンジンの出力特性及び前記モータの出力特性を基に、前記スロットルバルブの開度を制御手段により制御する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、スロットルバルブの開度を制御するだけで、エンジンの出力及びモータの出力を最適に協調制御でき、所望の駆動力を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
(構成)
本実施形態は、本発明を適用した車両駆動力制御装置である。
図1は、車両駆動力制御装置の構成を示す。図1中、1はエンジンであり、3はポンプであり、5はスロットルバルブである。また、図1に示すように、車両駆動力制御装置は、駆動用モータ2、発電機4、圧力センサ6、車速センサ7、アクセルセンサ8、エンジン回転数センサ9及びECU(ElectronicControl Unit)10を備える。
【0007】
エンジン1は、吸気路21及び吸気マニホールド23を介して吸気し、排気マニホールド24に排気する。駆動用モータ2は、エンジン1の軸出力と連結している。例えば、駆動用モータ2は、ベルト等を介して連結している。この駆動用モータ2は、発電機4の発電電力により駆動されるようになっている。
ポンプ3は、吸気路21を流動する流体のエネルギ回収のためのポンプ(タービンポンプ)である。すなわち、ポンプ3は、吸気路21を流動する流体により回転駆動される。ポンプ3は、ロータ3a及びシャフト3bを備える。吸気路21内にロータ3aを配置している。発電機4にシャフト3bを接続している。ポンプ3は、駆動中のエンジン1の吸入負圧によりロータ3aが回転する。すなわち、吸気路21におけるロータ3aの前後部21a,21bの差圧で該ロータ3aが回転する。
【0008】
発電機4は、ロータ3aの回転がシャフト3bを介して伝達され、発電する。発電機4は、ロータ3aの回転数(タービンの回転数)に応じて発電量を出力する。すなわち、発電機4は、エンジン1の吸入負圧に応じた発電電力を出力する。発電機4は、ほぼエンジン回転数と吸入負圧との積に比例した発電特性を有する。駆動用モータ2は、この発電機4の発電電力に応じた駆動トルクを出力する。よって、駆動用モータ2は、エンジン1の吸入負圧に応じた駆動トルクを出力することになる。
【0009】
吸気路21にはバイパス路22が設けてある。バイパス路22内には、スロットルバルブ5を設置している。スロットルバルブ5をステップモータ等で開閉するように構成している。このスロットルバルブ5の開度を調整することで、エンジン1の吸入負圧が変化し、エンジン1の出力が変化するようになる。ECU10は、このスロットルバルブ5の開度を制御している。また、バイパス路22内には圧力センサ6を設置している。スロットルバルブ5に対して下流側に圧力センサ6を設置している。すなわち、圧力センサ6は、エンジン1の吸入負圧を検出する。圧力センサ6は、検出結果をECU10に出力する。
【0010】
車速センサ7は、車速を検出する。車速センサ7は、その検出結果をECU10に出力する。アクセルセンサ8は、アクセル開度(アクセルペダル踏み込み量)を検出する。アクセルセンサ8は、その検出結果をECU10に出力する。エンジン回転数センサ9は、エンジン1の回転数を検出する。エンジン回転数センサ9は、その検出結果をECU10に出力する。ECU10は、各種センサ等から検出結果等を基に、駆動用モータ2、発電機4及びスロットルバルブ5等を最適制御する。
【0011】
図2は、ECU10の処理手順を示す。図2に示すように、処理を開始すると、先ずステップS1において、ECU10は、エンジン1の負荷状態を判定する。ECU10は、エンジン1が低・中負荷運転中であれば、ステップS2に進む。ここで、エンジン1が低・中負荷運転中であれば、スロットルバルブ5の開度を比較的小さくして、エンジン出力制御が可能となる。
【0012】
続いてステップS2、ECU10は、車速センサ7及びアクセルセンサ8から各検出結果を取得する。
続いてステップS3において、ECU10は、前記ステップS2で検出した車速及びアクセル開度を基に、運転者によるアクセル操作に対応する要求駆動力を算出する。例えば公知の技術を用いて、車速及びアクセル開度を基に、運転者の要求駆動力を算出する。
続いてステップS4において、ECU10は、エンジン回転数センサ9から検出結果を取得する。
【0013】
続いてステップS5において、ECU10は、駆動用モータトルク特性を算出する。具体的には、ECU10は、前記ステップS3で取得したエンジン回転数における負圧と駆動用モータ2の出力トルクとを関係を算出する。ここでいう負圧は、吸気路21内のエンジン1の吸入負圧である。前述のように、駆動用モータ2は、吸気路21内の吸入負圧に応じた出力トルクとなるからである。例えば、テーブル(マップ)を基に負圧と駆動用モータ2の出力トルクとを関係を算出する。
【0014】
図3は、テーブルの一例を示す。図3に示すように、テーブルは、エンジン回転数、負圧及び駆動用モータ2の出力トルクとの関係を示すテーブルである。このテーブルを参照して、現在のエンジン回転数における負圧と駆動用モータ2の出力トルクとを関係を算出する。
続いてステップS6において、ECU10は、エンジントルク特性を算出する。具体的には、ECU10は、前記ステップS3で取得したエンジン回転数における負圧とエンジン1の出力トルクとを関係を算出する。ここでいう負圧は、吸気路21内のエンジン1の吸入負圧である。これは、エンジン1は、吸気路21内の吸入負圧に応じた出力トルクとなるからである。例えば、テーブル(マップ)を基に負圧とエンジン1の出力トルクとを関係を算出する。
【0015】
図4は、テーブルの一例を示す。図4に示すように、テーブルは、エンジン回転数、負圧及びエンジン1の出力トルクとの関係を示すテーブルである。このテーブルを参照して、現在のエンジン回転数における負圧とエンジン1の出力トルクとを関係を算出する。
続いてステップS7において、ECU10は、車両駆動力特性(車両出力特性、システム出力特性)を算出する。具体的には、ECU10は、前記ステップS5及びステップS6で算出した負圧と駆動用モータ2の出力トルク及びエンジン1の出力トルクの関係を算出する。
【0016】
図5は、算出結果の例を示す。図5は、あるエンジン回転数(Nrpm)における算出結果である。図5に示すように、負圧に対して変化する駆動用モータ2の出力トルク(同図で一点鎖線で示す値)及びエンジン1の出力トルク(同図で点線で示す値)の合算値(同図で実線で示す値)を得ることができる。すなわち、あるエンジン回転数において、負圧に対して出力トルクの合算値(車両駆動力特性)が一義的に決まる特性を得ることができる。
【0017】
続いてステップS8において、ECU10は、目標負圧を算出する。具体的には、ECU10は、前記ステップS7の車両駆動力特性の算出結果(例えばテーブル、マップ)を参照して、前記ステップS3で算出した要求駆動力を発生可能な負圧(吸入負圧)を算出する。
続いてステップS9において、ECU10は、スロットル開度を算出する。具体的には、ECU10は、前記ステップS8で算出した目標負圧を発生させるスロットル開度を算出する。
【0018】
図6は、スロットル開度と負圧との関係の一例を示す。このような特性図を参照して、負圧に応じたスロットル開度(負圧を実現するスロットル開度)を算出する。
続いてステップS10において、ECU10は、スロットル制御を行う。具体的には、ECU10は、前記ステップS9で算出したスロットル開度になるように、スロットルバルブ5を制御する。このとき、ECU10は、圧力センサ6で圧力(吸入負圧)をモニタリングして、フィードバック制御により、スロットルバルブ5を制御する。
【0019】
(動作)
一連の動作は次のようになる。
ECU10は、エンジン1が低・中負荷運転中であったとき、この処理を開始する(前記ステップS1)。すなわち、ECU10は、車速及びアクセル開度を検出し、その検出した車速及びアクセル開度を基に、要求駆動力を算出する(前記ステップS2、ステップS3)。そして、ECU10は、エンジン回転数を検出し、その検出したエンジン回転数における負圧と駆動用モータ2の出力トルクとを関係を算出する(前記ステップS4、ステップS5)。さらに、ECU10は、検出したエンジン回転数における負圧とエンジン1の出力トルクとを関係を算出する(前記ステップS6)。そして、ECU10は、それら算出した関係を基に、車両駆動力特性(負圧と駆動用モータ2及びエンジン1の出力トルクとの関係)を算出する(前記ステップS7)。そして、ECU10は、その算出した車両駆動力特性を基に、目標負圧を算出し、その算出した目標負圧を基に、スロットル開度を算出する(前記ステップS8、ステップS9)。ECU10は、そのスロットル開度となるように、スロットルバルブ5を制御する(前記ステップS10)。これにより、駆動用モータ2とエンジン1とが協働して、要求駆動力を出力するようになる。
【0020】
なお、この実施形態を次のような構成により実現することもできる。
すなわち、この実施形態では、圧力センサ6をバイパス路22の設置している。これに対して、吸気路21においてポンプ3を設置している側の流路に圧力センサ6を設置することもできる。この場合でも、圧力センサ6でエンジン1の吸入負圧を検出できる。
また、発電機4の発電電力が充電され、駆動用モータ2に電力供給するバッテリを備えることもできる。この場合、駆動用モータ2を駆動させる必要がないシーンで、発電機4の発電電力をバッテリに充電する。
【0021】
なお、この実施形態では、スロットルバルブ5は、吸気路が分岐及び合流してエンジンに接続され、前記吸気路の一の分岐路に設置されるスロットルバルブを実現している。また、ポンプ3は、前記吸気路の他の分岐路に設置され、該他の分岐路内の流体の流動により回転駆動されるポンプを実現している。また、発電機4は、前記ポンプにより駆動される発電機を実現している。また、駆動用モータ2は、前記エンジンの出力軸と連結され、前記発電機の発電電力により駆動されるモータを実現している。また、ECU10は、前記エンジンの吸入負圧に応じた前記エンジンの出力特性及び前記モータの出力特性を基に、前記スロットルバルブの開度を制御する制御手段を実現している。
【0022】
また、この実施形態では、図3に示す駆動用モータ2の出力特性を示すテーブル又はマップ、及び図4に示すエンジン1の出力特性を示すテーブル又はマップは、前記エンジンの吸入負圧と前記エンジンの出力との関係を示す前記エンジンの出力特性及び前記エンジンの吸入負圧と前記モータの出力との関係を示す前記モータの出力特性を示すデータを実現している。
【0023】
また、この実施形態では、吸気路が分岐及び合流してエンジンに接続され、前記吸気路の一の分岐路に設置されるスロットルバルブの開度を調整して、前記吸気路の他の分岐路に設置したポンプの回転駆動により得られる発電電力を制御するとともに、前記エンジンの吸入負圧を制御し、前記エンジンの出力軸と連結され、前記発電電力により駆動されるモータの出力、及び前記エンジンの出力を制御する車両駆動力制御方法を実現している。
【0024】
(作用及び効果)
本実施形態における作用及び効果は次のようになる。
(1)吸気路21の流体の流動により回転駆動されるポンプ3と、ポンプ3により駆動される発電機4と、エンジン1の出力軸と連結され、発電機4の発電電力により駆動される駆動用モータ2と、を備え、エンジン1の吸入負圧に応じた該エンジン1の出力特性及び駆動用モータ2の出力特性を基に、吸気路21のバイパス路22に設定されているスロットルバルブ5の開度を制御している。これにより、スロットルバルブ5の開度を制御するだけで、エンジン1の出力及び駆動用モータ2の出力を最適に協調制御でき、所望の駆動力を得ることができる。この結果、吸気路21内の流体の流動エネルギを駆動用モータ2で有効利用しつつも、その駆動用モータ2の出力により、過不足なく駆動力を得ることができる。また、発電機4の発電電力を、バッテリを介さずに直接的に駆動用モータ2に供給することで、エネルギ損失を抑えて、駆動用モータ2を駆動させることができる。
【0025】
(2)エンジン1が低負荷又は中負荷時に、スロットルバルブ5の開度の制御を行っている。エンジン1が低負荷又は中負荷時には、スロットルバルブ5が閉傾向になるので、吸気路21におけるポンプ3前後の圧力差が大きくなる。この結果、発電機4の発電量を多くすることができる。これにより、例えば安定して駆動用モータ2の出力を得ることができる。このようなことから、低負荷又は中負荷時とは、スロットルバルブ5が閉傾向(例えば半分以上開かない傾向)にある負荷時をいう。
【0026】
(3)エンジン1の出力及び駆動用モータ2の出力の総計で、運転者の要求駆動力を実現するように、スロットルバルブ5の開度の制御を行っている。これにより、運転者に合致させた駆動力を得ることができる。
(4)エンジン1の出力特性及び駆動用モータ2の出力特性をデータで有している。具体的には、テーブル又はマップで有している(前記図3、図4)。これにより、簡単な構成でスロットルバルブ5の開度を最適制御できる。
(5)エンジン1の出力特性及び駆動用モータ2の出力特性を参照し、エンジン回転数を基に、スロットルバルブ5の開度の制御を行っている。これにより、エンジン出力及びモータ出力から所望の駆動力を高い精度で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施形態の車両駆動力制御装置の構成を示す図である。
【図2】車両駆動力制御装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】駆動用モータ2の出力特性を示す特性図である。
【図4】エンジン1の出力特性を示す特性図である。
【図5】車両駆動力特性を示す特性図である。
【図6】スロットル開度と吸入負圧との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
【0028】
1 エンジン、2 駆動用モータ、3 ポンプ、4 発電機、5 スロットルバルブ、6 圧力センサ、7 車速センサ、8 アクセルセンサ、9 エンジン回転数センサ、10 ECU、21 吸気路、22 バイパス路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸気路が分岐及び合流してエンジンに接続され、前記吸気路の一の分岐路に設置されるスロットルバルブと、
前記吸気路の他の分岐路に設置され、該他の分岐路内の流体の流動により回転駆動されるポンプと、
前記ポンプにより駆動される発電機と、
前記エンジンの出力軸と連結され、前記発電機の発電電力により駆動されるモータと、
前記エンジンの吸入負圧に応じた前記エンジンの出力特性及び前記モータの出力特性を基に、前記スロットルバルブの開度を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両駆動力制御装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記エンジンが低負荷又は中負荷時に、前記スロットルバルブの開度の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両駆動力制御装置。
【請求項3】
運転者の要求駆動力を検出する要求駆動力検出手段を備え、
前記制御手段は、前記エンジンの出力及び前記モータの出力の総計で、前記要求駆動力検出手段が検出した要求駆動力を実現するように、前記スロットルバルブの開度の制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両駆動力制御装置。
【請求項4】
前記エンジンの吸入負圧と前記エンジンの出力との関係を示す前記エンジンの出力特性及び前記エンジンの吸入負圧と前記モータの出力との関係を示す前記モータの出力特性をデータで有しており、
前記制御手段は、前記データを基に、前記スロットルバルブの開度の制御を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両駆動力制御装置。
【請求項5】
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段を備え、かつ前記エンジンの出力特性が、エンジン回転数、前記エンジンの吸入負圧及び前記エンジンの出力の関係からなり、かつ前記モータの出力特性が、エンジン回転数、前記エンジンの吸入負圧及び前記モータの出力の関係からなり、
前記制御手段は、前記エンジン回転数検出手段が検出したエンジン回転数、前記エンジンの出力特性及び前記モータの出力特性を基に、前記スロットルバルブの開度の制御を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両駆動力制御装置。
【請求項6】
吸気路が分岐及び合流してエンジンに接続され、前記吸気路の一の分岐路に設置されるスロットルバルブの開度を調整して、前記吸気路の他の分岐路に設置したポンプの回転駆動により得られる発電電力を制御するとともに、前記エンジンの吸入負圧を制御し、前記エンジンの出力軸と連結され、前記発電電力により駆動されるモータの出力、及び前記エンジンの出力を制御することを特徴とする車両駆動力制御方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2009−202709(P2009−202709A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−46195(P2008−46195)
【出願日】平成20年2月27日(2008.2.27)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】