説明

車載用電子機器

【課題】ドライブユニットに対する防塵を図ると共に、ドライブユニット部分から発生するノイズが電子回路基板に悪影響を及ぼすことを、簡単な構成で効果的に防止する。
【解決手段】筐体12内に、メイン基板13及びDVDドライブ装置14を上下に設け、DVDドライブ装置14の上面部を覆うように金属板製の防塵カバー22を設ける。防塵カバー22に、下ケース14の内底面に弾性的に面接触する接触片部を一体に設けると共に、上方に凸となりメイン基板13のグランドパターンに電気的に接続される接点部24を絞り成型により一体に設ける。接点部24をメイン基板13にねじ止め連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばカーナビゲーション装置やカーオーディオ装置等の、車両に組込まれる車載用電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば自動車等の車両に組込まれる車載用電子機器として、カーナビゲーション装置の本体部(ナビECU)がある。このナビゲーション装置の本体部1は、図6に示すように、金属製の筐体2内の上下部に、全体を制御する制御回路(マイコン)や電源回路等を実装したメイン基板3と、地図データ等を記憶したDVDを読込むDVDドライブ装置4とを備えて構成されている。前記DVDドライブ装置4とメイン基板3とは、接続ケーブル5によって接続されている。また、前記メイン基板3の後辺部には、外部(表示ユニットや、各種センサ、アンテナ等)との接続用のコネクタ6が取付けられ、このコネクタ6が、筐体2の背面側の開口部2aに臨んで露出されている。
【0003】
このとき、前記DVDドライブ装置4は、データ読取部に精密光学機器を用いているため、良好な読取性能を確保するために、塵埃等の侵入を避けなければならない事情がある。ところが、この本体部1は、車室の助手席の下などに搭載されるため、例えばカーペットから舞ったほこりが、図に矢印Aで示すように、筐体2の開口部2a部分の隙間などから内部に侵入する虞がある。そこで、従来では、筐体2内に、DVDドライブ装置4を覆うようなプラスチック製の防塵カバー7を設けることにより、DVDドライブ装置4部分への塵埃の侵入を極力防止することが行われていた。
【0004】
ところで、上記DVDドライブ装置4などのドライブユニットにおいては、別の問題として、内部のデータ読取部が電気的ノイズの発生源となり、その電気的ノイズがメイン基板3に対して影響(例えばGPS信号の受信性能悪化など)を及ぼす虞が大きいものとなっていた。従来では、CD等の光ディスクを光学的に再生するピックアップにおいて、ピックアップ全体を覆うように、箱状の静電シールドケース、あるいは磁気シールドケースを設けてノイズを遮蔽することが考えられている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−296899号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記したように、ドライブユニットをシールドケースで覆うだけでは、メイン基板3に対する電気的ノイズによる悪影響防止性能の面では、必ずしも十分とは言えなかった。この場合、電気的ノイズによる悪影響を防止する対策としては、メイン基板3における接地を強化することが有効となる。
【0006】
そのための具体的な手段としては、図6に示すように、メイン基板3のGNDパターンと、安定したグランドとして機能する筐体2とを、接点ばね8によって電気的に接続することが考えられる。しかし、この方法では、接点ばね8を追加する必要があるので、部品点数が増大すると共に、組付け作業性が悪化し、コストアップを招くといった問題点があった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、筐体内にドライブユニット及び電子回路基板を組込んで構成されるものにあって、ドライブユニットに対する防塵を図ることができると共に、ドライブユニット部分から発生するノイズが電子回路基板に悪影響を及ぼすことを、簡単な構成で効果的に防止することができる車載用電子機器を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の車載用電子機器は、金属製の筐体内に、記憶メディアからデータを読込むドライブユニットと、電子回路基板とを備えると共に、前記ドライブユニットを覆う防塵カバーを備えてなる車載用電子機器であって、前記防塵カバーを、導電性を有したものとすると共に、該防塵カバーに、前記電子回路基板のグランドパターンに電気的に接続される接点部と、前記筐体に接触する接触部とを一体に設けた構成に特徴を有する(請求項1の発明)。
【0009】
本発明によれば、ドライブユニットを覆う防塵カバーに、導電性を付与したので、ドライブユニットに対する防塵効果に加えて、ドライブユニットにおいて発生する電気的ノイズのシールド効果が得られる。これに加え、電子回路基板のグランドパターンが、防塵カバーを介して、安定したグランドとして機能する筐体に電機的に接続(接地)されるので、電子回路基板の接地の強化を図ることができ、電気的ノイズの影響を受けることを効果的に防止することができる。そして、防塵カバーに接点部及び接触部が一体に設けられているので、部品数を増加させることなく、簡単な構成で済ませることができる。
【0010】
より具体的には、前記防塵カバーを、金属板から構成し、前記接点部を、絞り成型により一体的に形成する構成とすることができる(請求項2の発明)。これによれば、防塵カバー全体を、1枚の金属板から構成することができ、比較的安価で簡単な構成で済ませることができる。接点部を絞り成型したことにより、材料が連続しているので、この部分からのほこりの侵入やノイズの漏れがないことは勿論である。
【0011】
本発明においては、前記防塵カバーの接点部を、前記電子回路基板に対しねじ止めにより連結する構成としても良い(請求項3の発明)。これによれば、防塵カバーの接点部と電子回路基板とが固定されるので、接点部とグランドパターンとの電気的接続をより確実に行なうことができる。
【0012】
また、防塵カバーの接触部を、筐体の内面に面接触する板状に形成すると共に、自身のばね性により筐体の内面に弾性的に接触するように構成することもできる(請求項4の発明)。これにより、防塵カバーの接触部を筐体の内面に安定して接触させることができ、電気的な接続を確実に行なうことができる。しかも、組付作業の工程や部品数が増えることなく済ませることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明をカーナビゲーション装置の本体部(ナビECU)に適用した一実施例について、図1ないし図5を参照しながら説明する。図1ないし図3は、本実施例に係る車載用電子機器であるカーナビゲーション装置の本体部(ナビECU)11の全体構成を示している。この本体部11は、図5にも示すように、金属製の筐体12内に、電子回路基板であるメイン基板13と、ドライブユニットであるDVDドライブ装置14とを組込んで構成される。この本体部11は、例えば車室の助手席の下部などに搭載される。
【0014】
前記筐体12は、全体としてやや薄型の矩形箱状をなしており、詳細には、図2等に示すように、上ケース15、下ケース16、後ブラケット17を組合せて構成されている。そのうち上ケース15は、四角形の板の周囲に立下り部を有する矩形蓋状をなし、その下面の四隅部に下方に突出する取付部15aが一体に設けられている。前記下ケース16は、前面部及び左右の側辺部が上方に立上る矩形容器状をなし、前記後ブラケット17は、この下ケース16の背面部に設けられ、筐体12の背面下半部を構成するようになっている。図4に示すように、この後ブラケット17の上下辺部には、上ケース15及び下ケース16にばね性をもって係合する複数の係合爪部17aが一体に設けられている。
【0015】
前記下ケース16と上ケース15とは、下ケース16の下方からねじ挿通穴を通して取付部15aのねじ穴にねじを締付けることにより結合される。後ブラケット17は、係合爪部17aによって上ケース15及び下ケース16に係合すると共に、左右両端部の下面部が下ケース16に共締めされ、もって筐体12が構成される。このとき、図1に示すように、筐体12の背面部の、上ケース15と後ブラケット17との間には、前記メイン基板13上に実装された複数個のコネクタ18が配置される開口部12aが設けられる。コネクタ18と開口部12aとの間には、僅かな隙間が形成される。
【0016】
尚、図1〜図3に示すように、この筐体12の前面部から上面前辺部にかけて、意匠用のエスカッション19が必要に応じて設けられるようになっている。図2,図3に示すように、このエスカッション19の前面部には、ディスク(DVD)の出入口19aが設けられていると共に、ディスク取出し用のスイッチ部19bが設けられている。また、本実施例では、前記上ケース15は、例えば鋳物製とされており、下ケース16及び後ブラケット17は、金属板(例えば薄い鉄板)を加工して構成されている。前記エスカッション19はプラスチック製とすることができる。
【0017】
前記DVDドライブ装置14は、記憶メディアたる例えばDVD(図示せず)から地図データやプログラム等を読込むためのもので、筐体12内の下部側(下ケース16内)に配設される。周知のように、このDVDドライブ装置14は、薄型の矩形状をなすケース内に、ディスク駆動機構、レーザを用いた光ヘッドを有した読取機構、制御装置等を備えて構成されている。図2に示すように、ケースの前面には、横長なディスク挿入口14aが設けられており、また、図1にも示すように、ケースの側面から、メイン基板13との接続用のフラットな接続ケーブル20が導出されている。
【0018】
このDVDドライブ装置14は、その前部に取付用の前ブラケット21(図2にのみ図示)が装着され、その状態で、下ケース16内に収容されてねじ止めなどにより取付けられる。このとき、図示は省略しているが、下ケース16の前面部にも、ディスク挿入口14aに対応した出入口が設けられ、この出入口部分が、切込みを有した防塵用のカバーで覆われるようになっている。下ケース16の出入口が、前記エスカッション19に設けられた出入口19aと対応する(重なる)ことは勿論である。
【0019】
前記メイン基板13は、全体を制御する制御回路(マイコン)や電源回路等の各種回路が実装されると共に、上記のように、後辺部に位置して複数個のコネクタ18が実装されている。前記制御回路は、そのソフトウエア的構成により、自車位置計算、表示装置の表示制御、地図描画、ルート探索、ルート案内、検索などの各種のナビゲーション処理を実行するようになっている。このメイン基板13は、前記上ケース15にねじ止めなどにより取付けられ、筐体12内の上側に配設されるようになっている。図示はしないが、このメイン基板13の裏面(下面)側にはグランドパターンが設けられている。
【0020】
詳しい図示及び説明は省略するが、前記コネクタ18には、カラー液晶表示装置及びスイッチ類を有する表示ユニットや、各種の車載センサ等が接続された車内LAN、GPSアンテナ等が接続されるようになっている。また、このメイン基板13には、前記接続ケーブル20が接続され、前記DVDドライブ装置14において読込まれた地図データ等が転送されるようになっている。
【0021】
さて、筐体12内には、DVDドライブ装置14の読取部への塵埃の侵入を防止するために、DVDドライブ装置14を覆うように防塵カバー22が設けられる。本実施例においては、防塵カバー22は、薄い金属板(例えば鉄板)を、切断、折曲げ、絞り等の加工を施すことにより構成され、従って導電性を有するものとされている。以下、この防塵カバー22について、図4及び図5も参照して詳述する。
【0022】
即ち、この防塵カバー22は、図2,図4に示すように、矩形板状をなす主部22aの左右の両辺部に、下方にほぼ直角に折曲げられた立下り部22b,22bを有し、さらに、それら立下り部22b,22bの下端から水平方向(左右外側)にほぼ直角に折曲がるようにして、接触部たる接触片部23、23を一体に有している。防塵カバー22の主部22aは、前記DVDドライブ装置14の上部を覆ってメイン基板13との間を上下に区画するように配置され、このとき、図4に示すように、接触片部23、23が、筐体12(下ケース16)の内底面に載置されるようになっている。
【0023】
従って、前記接触片部23、23は、筐体12の内面に面接触する板状をなし、この場合、立下り部22b,22b及び接触片部23、23が有するばね性によって、弾性的に接触するようになっている。更に、図2,図5に示すように、防塵カバー22は、主部22aの前辺部から上方にほぼ直角に立上る差込片部22cを一体に有している。図5に示すように、この差込片部22cは、前記上ケース15の内面に一体に設けられた複数のリブから構成される差込溝15bに差込まれ、もって防塵カバー22の前部側の位置決め固定がなされるようになっている。
【0024】
そして、この防塵カバー22の主部22aには、上方に凸となり、前記メイン基板13の下面のグランドパターンに電気的に接続される接点部24が一体に設けられている。この場合、図2、図4等に示すように、この接点部24は、防塵カバー22(主部22a)に対する絞り成型により一体に設けられるようになっており、該主部22aの後辺部寄りの左右2箇所に位置して、比較的扁平な円錐台状をなすように形成されている。
【0025】
更に本実施例では、前記各接点部24の上面中央部に、ねじ挿通穴24a(図4参照)が形成されている。詳しく図示はしないが、前記メイン基板13には、それらねじ挿通穴24aに対応してねじ止め用の穴が設けられており、下方からねじを締付けることにより、各接点部24がメイン基板13に対しねじ止めにより連結されるようになっている。尚、図示はしないが、この防塵カバー22には、前記接続ケーブル20を通すためのスリット状の穴が形成されている。
【0026】
次に、上記構成の作用について述べる。上記構成のカーナビゲーション装置の本体部11は、車室の助手席の下などに搭載されるため、例えば車室内の床上のカーペットから舞ったほこりが、図1に矢印Aで示すように、筐体12の背面における、コネクタ18と開口部12aとの間の隙間部分から筐体12の内部に侵入する虞がある。これに対し、DVDドライブ装置14は、データ読取部に精密光学機器を用いているため、塵埃等の侵入を避けなければならない事情がある。本実施例では、筐体12内に、DVDドライブ装置14を覆うように防塵カバー22を設けたので、DVDドライブ装置14部分への塵埃の侵入が極力防止され、読取部の良好な読取性能を確保することができる。
【0027】
そして、上記DVDドライブ装置14においては、内部のデータ読取部が電気的ノイズの発生源となり、その電気的ノイズがメイン基板13に対して影響(例えばGPS信号の受信性能悪化など)を及ぼす問題があった。
【0028】
これに対し、本実施例では、DVDドライブ装置14を覆う防塵カバー22を、金属製としたので、DVDドライブ装置14において発生する電気的ノイズのシールド効果が得られる。これに加え、メイン基板13のグランドパターンが、防塵カバー22を介して、安定したグランドとして機能する筐体12に電機的に接続(接地)されるので、メイン基板13の接地の強化を図ることができ、電気的ノイズの影響を受けることを効果的に防止することができる。
【0029】
この場合、防塵カバー22に接点部24及び接触片部23が一体に設けられているので、従来の接点ばね8を追加するものと異なって部品数を増加させることなく、簡単な構成で済ませることができる。防塵カバー22を構成する金属板に、接点部24を絞り成型したことにより、材料が連続しているので、この部分からのほこりの侵入やノイズの漏れがないことは勿論である。しかも、接点部24がメイン基板13にねじ止めされているので、接点部24とグランドパターンとの電気的接続がより確実に行なわれる。さらには、防塵カバー22の板状をなす接触片部23が、自身のばね性により筐体12の内面に弾性的に面接触するので、接触片部23が筐体12の内面に安定して接触し、電気的な接続を確実に行なうことができる。
【0030】
このように本実施例によれば、筐体12内にDVDドライブ装置14及びメイン基板13を組込んで構成されるカーナビゲーション装置の本体部11にあって、DVDドライブ装置14を覆う防塵カバー22を、導電性を有したものとすると共に、その防塵カバー22に、メイン基板13のグランドパターンに接続される接点部24と、筐体12に接触する接触片部23とを一体に設けたので、DVDドライブ装置14に対する防塵を図ることができると共に、DVDドライブ装置14部分から発生するノイズがメイン基板13に悪影響を及ぼすことを、簡単な構成で効果的に防止することができるという優れた効果を奏するものである。
【0031】
尚、上記実施例では、本発明をカーナビゲーション装置の本体部11(ナビECU)に適用するようにしたが、他にも、CD音楽やDVD映像を再生するカーオーディオ装置など、ドライブユニットと電子回路基板とを筐体内に有する車載用電子機器全般に適用することができる。この場合、記憶メディアとしては、DVD,CDに限らず、ハードディスクなどの他の光・磁気を用いた記録メディアであっても良く、それら記憶メディアに応じたドライブユニットが用いられることは勿論である。
【0032】
その他、防塵カバーは、金属板に限らず、例えばプラスチックに金属をメッキしたものであっても良く、又、筐体内におけるドライブユニットと電子回路基板との配置についても、上側にドライブユニット、下側に電子回路基板を設けるなど、様々な変形が可能である。筐体の構成や形状についても様々な変形が可能である。更には、防塵カバーの接点部と電子回路基板とのねじ止め連結は省略するようにしても良い等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、カーナビゲーション装置の本体部の構成を概略的に示す縦断右側面図
【図2】本体部の分解斜視図
【図3】本体部の斜視図
【図4】本体部の下半部の縦断正面図
【図5】本体部の図1とは異なる位置での縦断右側面図
【図6】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
【0034】
図面中、11はカーナビゲーション装置の本体部(車載用電子機器)、12は筐体、12aは開口部、13はメイン基板(電子回路基板)、14はDVDドライブ装置(ドライブユニット)、15は上ケース、16は下ケース、18はコネクタ、20は接続ケーブル、22は防塵カバー、23は接触片部(接触部)、24は接点部、24aはねじ挿通穴を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属製の筐体内に、記憶メディアからデータを読込むドライブユニットと、電子回路基板とを備えると共に、前記ドライブユニットを覆う防塵カバーを備えてなる車載用電子機器であって、
前記防塵カバーを、導電性を有したものとすると共に、
該防塵カバーに、前記電子回路基板のグランドパターンに電気的に接続される接点部と、前記筐体に接触する接触部とを一体に設けたことを特徴とする車載用電子機器。
【請求項2】
前記防塵カバーは、金属板から構成され、前記接点部は、絞り成型により該防塵カバーに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。
【請求項3】
前記防塵カバーの接点部が、前記電子回路基板に対しねじ止めにより連結されることを特徴とする請求項1又は2記載の車載用電子機器。
【請求項4】
前記防塵カバーの接触部は、前記筐体の内面に面接触する板状をなし、該筐体の内面に対して自身のばね性により弾性的に接触するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車載用電子機器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2007−314026(P2007−314026A)
【公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−145368(P2006−145368)
【出願日】平成18年5月25日(2006.5.25)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】