説明

送り出し腕型ミシン

【課題】頭部外壁構造を簡素化してコスト低減を図りながら頭部からの油漏れを防止できる送り出し腕型ミシンを提供する。
【解決手段】スプレッダ用案内軸21a、可動メス用案内軸21b及び押え軸15は、スプレッダ用案内軸21aが押え軸15に嵌挿され、可動メス用案内軸21bがスプレッダ用案内軸21aの外周に嵌挿される三重軸構造になっている。揺動軸6の第2ボス2cに支持されるとともにベッド2の外壁より突出した突出端部6aに針糸繰り具14が固定されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、丸物、筒物の縫製作業がしやすい送り出し腕型シリンダを採用し、上生地の生地端や上下両方の生地端を切り揃えながら縫い合わせることによってブリーフの前立て付け、ショーツの股下縫い又はTシャツの肩継ぎ等に最適な送り出し腕型ミシンの改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の送り出し腕型ミシンとして、たとえば、図10、図11に示すように、針糸繰り具(L字形部材)40が頭部41の正面側の前カバー41aに形成した開口(弓形溝孔)42を通じて頭部41の外方に突出し、図示しないスプレッダ及び可動メス(刃具)を揺動させるための連杆46が頭部41の背面側の後カバー41bに形成した開口47を通じて駆動軸48の偏心部49に連結されたものがある(特許文献1参照)。
また、上記スプレッダ及び可動メスの駆動機構の改良発明として、図12、図13に示すように、スプレッダの駆動機構と可動メスの駆動機構の駆動源を分離し、足踏みペダル等で押え金を上昇させる際の負荷を軽減させるものがある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特公昭30−5835号公報(特に、第2図、第5図参照)
【特許文献2】米国特許第2,914,009号明細書(特に、第1図、第3図参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明の送り出し腕型ミシンでは、駆動時に頭部41内で給油を連続的に行うと開口42から油漏れが発生し、シリンダ上の生地や針糸繰り具40付近の針糸が汚れてしまうという問題があった。
また、上記特許文献2記載の発明の送り出し腕型ミシンにおいては、可動メスの駆動機構のヨーク50が頭部51の横カバー51aに形成した開口52より外方に突出した構造となっているので、これにおいても頭部51内を給油した場合に開口52より油漏れが生じるという問題があった。
かと言って、これら各開口42,52を頭部41,51の側壁とは別体のカバー部材等で塞ぐとなると、部材点数並びに組み付け工数が多くコスト高となり、また構造が複雑となる。
【0005】
そこで本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、頭部外壁構造を簡素化してコスト低減を図りながら頭部からの油漏れを防止できる送り出し腕型ミシンを提供することを目的する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る送り出し腕型ミシンは、その発明の内容を理解しやすくするために図1〜図9に付した符号を参照して説明すると、シリンダ(1)の基端より立設して水平に延びるベッド(2)と、ベッド(2)に連設された頭部(3)と、ベッド(2)に回転可能に支持された上軸(4)と、頭部(3)に配置の針棒(10)の摺動に同期して上下動する針糸繰り具(14)と、シリンダ(1)の針板(13)上に配置され、固定メス(30)を付設した押え金(16)と、押え金(16)の上方で左右動するスプレッダ(24)と、押え金(16)の固定メス(30)に向けて進退動する可動メス(27)と、を具備した送り出し腕型ミシンにおいて、ベッド(2)に所定の間隔をおいて形成された第1ボス(2b)および第2ボス(2c)に支持され、上軸(4)の回転に連動して軸心回りに揺動する揺動軸(6)と、押え金(16)を下端に固定した押え軸(15)と、押え軸(15)と同軸心上に配置されスプレッダ(24)に連結されたスプレッダ用案内軸(21a)と、押え軸(15)と同軸心上に配置され可動メス(27)に連結された可動メス用案内軸(21b)と、頭部(3)内でスプレッダ用案内軸(21a)に連結され、上軸(4)の回転に連動してスプレッダ用案内軸(21a)を押え軸(15)回りに揺動させるスプレッダ用連杆(28a)と、を備え、頭部(3)は、前カバー(3a)、後カバー(3c)、横カバー(3d)からなる側壁と、該側壁の下端縁に接続される下壁(3b)とを有し、スプレッダ用案内軸(21a)、可動メス用案内軸(21b)および押え軸(15)は、スプレッダ用案内軸(21a)が筒状に形成されて押え軸(15)に嵌挿され、可動メス用案内軸(21b)がスプレッダ用案内軸(21a)より大径の筒状に形成されてスプレッダ用案内軸(21a)の外周に嵌挿される三重軸構造になっているとともに、下壁(3b)に穿設された第1円孔(3bb)に挿通され、かつ前記側壁によって覆われており、揺動軸(6)の第2ボス(2c)に支持された側の端部がベッド(2)の外壁より突出しこの突出端部(6a)に針糸繰り具(14)が固定されていることに特徴を有するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、スプレッダ用案内軸、可動メス用案内軸及び押え軸を三重軸構造とし、かつ針糸繰り具が揺動軸の第2ボスに支持されるとともにベッドの外壁より外方に突出した突出端部に固定されているので、頭部の側壁を従来のように部分的に開口させることなく、密閉化(閉塞化)できることになる。
【0008】
このように頭部の側壁を簡素化して密閉化できるので、シリンダ上の生地や針糸繰り具付近の針糸が油で汚れるのを防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】は本発明の一実施例の送り出し腕型ミシンの外観斜視図である。
【図2】同ミシンの頭部の横断平面図である。
【図3】押え軸、スプレッダ用案内軸、可動メス用案内軸、スプレッダおよび可動メスの組立状態を示す背面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】スプレッダ用案内軸、可動メス用案内軸および可動メスの分解斜視図である。
【図6】押え軸、スプレッダおよび押え金の分解斜視図である。
【図7】押え軸、押え金および押え上げレバーの分解斜視図である。
【図8】針棒、針棒用リンク部材、揺動軸、ベルクランクレバー、およびロッドの分解斜視図である。
【図9】押え軸、スプレッダ用案内軸および可動メス用案内軸の下部シール状態を示す部分断面図である。
【図10】従来例の送り出し腕型ミシンのミシン頭部の横断平面図である。
【図11】図10において矢印Bから見たミシン頭部の正面図である。
【図12】他の従来例の送り出し腕型ミシンのミシン頭部の横断平面図である。
【図13】図12のミシン頭部に配置される押え機構とその周辺構成を示す概略縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1、図2に示すように、シリンダ1は生地送り方向Xに沿って延びる送り出し腕型に形成されており、シリンダ1の基端側にはベッド2が立設され、該ベッド2はシリンダ1の延出方向と交差する方向で水平に延びるよう構成されている。ベッド2の先端には頭部3がシリンダ1の先端側の上方に延出するように連設されている。この頭部3は前カバー3a、後カバー3c、横カバー3dからなる側壁を備えている。後カバー3cはベッド2先端に凡そ沿って配置され、その端部は頭部3に接続されている。前カバー3aは後カバー3cと対向して配置され、その端部は頭部3に接続されている。横カバー3dは前カバー3a及び後カバー3cの縁部に接するように配置されており、前カバー3aと横カバー3dとの接合部は頭部3の支柱3eで補強されている。なお該側壁の下端縁には下壁3bが接続されており、該側壁の上端縁には上壁が接続されている。
【0012】
図2に示すように、ベッド2内には該ベッド2の延びる方向に沿って上軸4が配置され、この上軸4の一端部はベッド2の外へ突設され、この突出端部に駆動ベルト用プーリ5を備えている。そして、頭部3内には揺動軸6が水平に配置され、上軸4と揺動軸6は平行している。なお揺動軸6はベッド2に形成された第1ボス2bのブッシュ6fおよび第2ボス2cのブッシュ6eにて支持され、揺動軸6上には、図8に示すようなベルクランクレバー7が固定される。ベルクランクレバー7の一端は上軸4に設けた偏心部8に連結されたロッド9に連結され、他端は針棒10に取り付けられる針棒用リンク部材11(図8参照)に連結されている。揺動軸6は上軸4に連動して揺動し、この揺動がベルクランクレバー7、針棒用リンク部材11に伝動されて針棒10が上下動する。尚、図8において、12は針、13は針板である。
【0013】
図1、図2に示すように、頭部3には揺動軸6に連動して該揺動軸6回りに上下動する針糸繰り具14が配置されている。この場合、揺動軸6の一端部6aはベッド2の正面側の外壁2aより外方に突出させ、この突出端部6aに針糸繰り具14を固定している。なおブッシュ6eに被さるように輪状シール3aaが配置されており、第2ボス2cのブッシュ6e端からの油漏れ防止をより確実なものとしている。このように針糸繰り具14をベッド2の外壁2aより外方に突出した揺動軸6の突出端部6aに固定することにより、頭部3の正面側の前カバー3aには、図10、図11に示す従来の頭部41の前カバー41aのように針糸繰り具40を突出させるための開口42を形成する必要がなくなるため、頭部3の前カバー3aを密閉化させることができる。
【0014】
図2〜図3、図6において、頭部3内には押え軸15が垂直に配置され、この押え軸15の下端部15aは頭部3の下壁3bに穿設された第1円孔3bbより下方に突出し、この突出下端部15aに押え金16を備えている。押え金16には固定メス30を付設している。
図2、図7に示すように、頭部3内には軸部17aを有する押え上げレバー17が軸部17a回りに回動可能に支持され、軸部17aの基端は後カバー3cに穿設された第2円孔3c1に配置された輪状シール3ccを通じて外へ突出している。輪状シール3ccにより第2円孔3c1からの油漏れ防止をより確実なものとしている。この押え上げレバー17の回動に伴いその先端17bが押え軸15に固定されるカラー18に対し下方より係合し、この係合時に押え軸15を上昇させて押え金16をシリンダ1より上方へ離間させる。
【0015】
図7に示す押え上げレバー17の軸部17aの突出端部(基端)に腕31が固着されるとともに、この腕31に押え上げレバー操作用連杆19が連結される。図3〜図5に示すように押え軸15に同軸心上に外嵌する案内軸21はスプレッダ用案内軸21aと可動メス用案内軸21bに分離して、スプレッダ用案内軸21a、可動メス用案内軸21b及び押え軸15を三重軸構造とする。スプレッダ用案内軸21aは下端に作動片21aaを有し(図5参照)、作動片21aaは押え軸15に回転可能に支持された伝動部材23aの凹部23aaに挿嵌されている(図4、図6参照)。伝動部材23aは図6に示すようにスプレッダ連結部材23bを介してスプレッダ支持軸22に連結され、スプレッダ支持軸22は押え金16の基部に穿設された支持孔16aに挿通される。スプレッダ支持軸22の下端にはスプレッダ24が取付けられている。
【0016】
可動メス用案内軸21bは図5に示すように下端に固定片21b1を有し、可動メス連結部材26は固定片21b1に取付けられている。可動メス連結部材26には上下に形成された一対の支持孔26a,26aを介して可動メス支持軸25がスライド可能に支持されており、可動メス支持軸25に取付けられた係止片25aに該支持孔26a,26a間に介在するバネ25bが付勢されている。可動メス支持軸25の下端には可動メス27が取付けられている。これらスプレッダ24および可動メス27の左右動はミシン駆動時に押え金16付近にて行われる。可動メス27は押え金16の固定メス30に向けて進退動する。
【0017】
また、上軸4の回転に連動してスプレッダ用案内軸21aおよび可動メス用案内軸21bを押え軸15回りに揺動させるための連杆28として、スプレッダ用連杆28aと可動メス用連杆28bを設ける。そして、図2、図5に示すように、スプレッダ用案内軸21aの上端には作動片21a1がネジ21a2によって固定され、作動片21a1の先端に球継手21a3が取付けられている。頭部3内で、スプレッダ用案内軸21aの球継手21a3と上軸4のスプレッダ用偏心部(図示せず)をスプレッダ用連杆28aで連結して、上軸4の回転に伴いスプレッダ用案内軸21aを押え軸15回りに揺動させるように成す。一方、図2、図3、図5に示すように、可動メス用案内軸21bの上端には作動片21b2がネジ21b3によって固定され、作動片21b2の先端に球継手21b4が取付けられている。図2、図8に示すように、揺動軸6の他端部は第1ボス2bより後カバー3cに向かって突出しこの突出端部に固着された腕6bに球継手6cが取り付けられている。この球継手6cと、可動メス用案内軸21bの上端より後カバー3cに向かって突出する作動片21b2の球継手21b4とが可動メス用連杆28bで連結されており、揺動軸6の揺動に伴い可動メス用案内軸21bを押え軸15回りに揺動させるように成している。なお、後カバー3cには上壁に接続される上カバーと下壁3bに接続される下カバーとが付設され、これらのカバーは可動メス用連杆28bの腕6b側連結部分を挟んで上下に位置している。従って、可動メス用連杆28bは実質的に頭部3内で第1ボス2bと後カバー3cとの間に配置されることとなる。
【0018】
このように頭部3内で、揺動軸6の他端部(腕6bの球継手6c)を可動メス用連杆28bの他端部(作動片21b2の球継手21b4)に連結するとともに、スプレッダ用連杆28aの他端部を上軸4のスプレッダ用偏心部(図示せず)に連結することにより、図2に示すように頭部3の背面側の後カバー3cには、図9、図10に示す従来頭部41の背面側の後カバー41bや図10、図12に示す頭部51の側面側の後カバー41bのように開口47を形成する必要がなくなるため、頭部3の後カバー3cを構造簡素にして閉塞化させることができる。
【0019】
図3、図4に示すように、上記スプレッダ用案内軸21a、可動メス用案内軸21b及び押え軸15は、スプレッダ用案内軸21aが筒状に形成されて押え軸15に嵌挿され、可動メス用案内軸21bがスプレッダ用案内軸21aより大径の筒状に形成されてスプレッダ用案内軸21aの外周に嵌挿される三重軸構造になしている。そして、上記スプレッダ用案内軸21a、可動メス用案内軸21b及び押え軸15は、下壁3bに穿設された円孔3bbに挿通され、可動メス用案内軸21bは円孔3bbに固定の軸受29を介して支持する。このように頭部3内でスプレッダ用案内軸21a、可動メス用案内軸21b及び押え軸15を三重軸構造とすることにより、図2に示すように頭部3の側面側の横カバー3dには図12、図13に示す頭部51の横カバー51aのように開口52を形成する必要がなくなるため、頭部3の横カバー3dを構造簡素にして閉塞化させることができる。なお、図9に示すように、スプレッダ用案内軸21a下端の押え軸15用孔の周辺には凹部が形成され、この凹部に輪状のオイルシール21cが埋め込まれている。可動メス用案内軸21b下端の案内軸21a用孔の周辺および軸受29下端の案内軸21b用孔の周辺にも凹部が形成され、該凹部に輪状のオイルシール21d,21eが埋め込まれている。これら輪状のオイルシール21c,21d,21eの配備によって、前記三重軸構造からの油漏れ防止をより確実なものとしている。
【0020】
上記のように、スプレッダ用案内軸21a、可動メス用案内軸21b及び押え軸15を三重軸構造とし、かつ針糸繰り具14が、揺動軸6の、第2ボス2cに支持されるとともにベッド2の外壁より外方に突出した突出端部6aに固定されているので、頭部3の側壁(前カバー3a、後カバー3c、横カバー3d)を従来のように部分的に開口させることなく、簡素にして閉塞化できるので、シリンダ1上の生地や針糸繰り具14付近の針糸が油で汚れるのをよく防止できるに至った。
【符号の説明】
【0021】
1 シリンダ
2 ベッド
2c 第2ボス
3 頭部
3a 前カバー
3b 下壁
3bb 第1円孔
3c 後カバー
3d 横カバー
4 上軸
6 揺動軸
6a 突出端部
6b 腕
10 針棒
13 針板
14 針糸繰り具
15 押え軸
16 押え金
19 押え上げレバー操作用連杆
21a スプレッダ用案内軸
21b 可動メス用案内軸
21b2 作動片
24 スプレッダ
27 可動メス
28a スプレッダ用連杆
30 固定メス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダの基端より立設して水平に延びるベッドと、
前記ベッドに連設された頭部と、
前記ベッドに回転可能に支持された上軸と、
前記頭部に配置の針棒の摺動に同期して上下動する針糸繰り具と、
前記シリンダの針板上に配置され、固定メスを付設した押え金と、
前記押え金の上方で左右動するスプレッダと、
前記押え金の固定メスに向けて進退動する可動メスと
を具備した送り出し腕型ミシンにおいて、
前記ベッドに所定の間隔をおいて形成された第1ボスおよび第2ボスに支持され、前記上軸の回転に連動して軸心回りに揺動する揺動軸と、
前記押え金を下端に固定した押え軸と、
前記押え軸と同軸心上に配置され前記スプレッダに連結されたスプレッダ用案内軸と、
前記押え軸と同軸心上に配置され前記可動メスに連結された可動メス用案内軸と、
前記頭部内で前記スプレッダ用案内軸に連結され、前記上軸の回転に連動して前記スプレッダ用案内軸を前記押え軸回りに揺動させるスプレッダ用連杆と、
を備え、
前記頭部は、前カバー、後カバー、横カバーからなる側壁と、該側壁の下端縁に接続される下壁とを有し、
前記スプレッダ用案内軸、前記可動メス用案内軸および前記押え軸は、スプレッダ用案内軸が筒状に形成されて前記押え軸に嵌挿され、可動メス用案内軸がスプレッダ用案内軸より大径の筒状に形成されてスプレッダ用案内軸の外周に嵌挿される三重軸構造になっているとともに、前記下壁に穿設された第1円孔に挿通され、かつ前記側壁によって覆われており、
前記揺動軸の前記第2ボスに支持された側の端部が前記ベッドの外壁より突出しこの突出端部に前記針糸繰り具が固定されていることを特徴とする送り出し腕型ミシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2012−176302(P2012−176302A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−139369(P2012−139369)
【出願日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【分割の表示】特願2008−118015(P2008−118015)の分割
【原出願日】平成20年4月30日(2008.4.30)
【出願人】(000113229)ペガサスミシン製造株式会社 (52)
【Fターム(参考)】