説明

通信端末および電波の電界強度の報知方法

【課題】
使用者が通話中に受信波の電界強度を確認することができる携帯端末を提供すること。
【解決手段】
本発明に係る携帯電話機1は、送信される電波を、アンテナ11を介して受信する無線部12と、無線部12が受信する電波の電界強度を測定する受信電界強度測定部14と、受信電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、電界強度のレベルに応じた振動動作を、バイブレータ部16に対して実行させる報知制御手段とを備える。
例えば、報知制御手段は、受信電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、電界強度のレベルに応じた所定回数の間欠振動動作を、バイブレータ部16に対して実行させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、通信端末および電波の電界強度の報知方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術として、受信電波の電界強度に基づいて通信圏内であるか通信圏外であるかを判定し、通信圏外である場合には、圏外表示を行うとともに、一定時間の計測タイマを作動させ、タイマのタイムアップまでに圏内判定が行われない場合に、音による圏外報知を行う通信端末が記載されている(特許文献1)。
【0003】
また、別の従来技術として、非常時に音声信号および映像信号を送信するために使用者が操作する非常ボタンが押下されたとき、通信圏内の場合には音声信号及び映像信号を特定の相手に送信し、通信圏外の場合には音声信号及び映像信号の送信を記憶部に待機させるとともに、スピーカ部から音声出力することにより、使用者に通信圏外であることを通知する通信端末が記載されている。また、スピーカ部から音声出力する代わりに、振動部を振動させることにより、使用者に通信圏外であることを通知する通信端末が記載されている(特許文献2)。
【特許文献1】特開2001−285944号公報(図1、段落0025〜段落0027)
【特許文献2】特開2004−72499号公報(図1、段落0035、段落0036、段落0041、段落0042)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の一般的な携帯電話機、携帯情報端末、PHS等の通信端末では、受信電波の電界強度は表示部に表示されるため、携帯電話機の受話口を耳に当てて通話する場合、使用者は通話中に受信電波の電界強度を確認することができないという問題があった。
使用者が通話中に受信電波の電界強度を確認できないと、携帯端末が通話不能な電界強度の環境下に移動してしまった時に通話先の相手に何ら通知もできずに、突然通信が遮断されてしまうため、通話先の相手に不快な思いをさせてしまうことがあった。
【0005】
特許文献1に記載の技術では、通信圏外の状態が継続する時間が一定時間に達したときに音または振動により圏外であることを報知するに過ぎず、使用者は、通話中の受信波の電界強度がどの位であるかを確認することはできなかった。
特許文献2に記載の技術では、非常ボタンを押下したときに通信圏外であった場合に、音により通信圏外であることを報知するに過ぎず、使用者は、通話中の受信波の電界強度がどの位であるかを確認することはできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る通信端末は、送信される電波を、アンテナを介して受信する無線部と、上記無線部が受信する上記電波の電界強度を測定する測定部と、上記測定部により測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルに応じた動作を、振動部またはスピーカ部に対して実行させる報知制御手段とを備えたものである。
このように、無線部が受信する電波の電界強度を測定する測定部と、上記測定部により測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルに応じた動作を、振動部またはスピーカ部に対して実行させる報知制御手段とを備えたので、使用者が通話中に受信波の電界強度を確認することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、使用者が通話中に受信波の電界強度を確認することができる携帯端末、電波の電界強度の報知方法および電波の電界強度の報知手段を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
発明の実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の構成について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の構成を示す図である。
図1において、携帯電話機1は図示しない他の携帯電話機や有線電話機等との間で、図示しない基地局を介して、音声データや画像データ等を送受信する。
無線部12は、基地局を経由して他の携帯電話機等から送信される音声データや画像データの変調波を、アンテナ11を介して受信し、受信した電波を復調した後に音声データや画像データとして制御部13に入力する。
【0009】
また、無線部12はマイク19から制御部13に入力される音声データや、制御部13に入力されるカメラ(不図示)の画像データを変調し、アンテナ11を介して変調後の音声データや画像データを基地局経由で他の携帯電話機等へ送信する。
測定部としての受信電界強度測定部14は、制御部13に含まれており、無線部12が受信する受信電波の電界強度を測定する。また、受信電界強度測定部14は受信電波の電界強度の測定値をアナログ−デジタル変換して、変換後の受信電波の電界強度のデジタル信号を受信電界強度換算部15へ出力する。
受信電界強度換算部15は、受信電界強度測定部14から入力される受信電波の電界強度のデジタル信号から、振動部としてのバイブレータ部16を間欠動作させる回数を判断して、電界強度のレベルに応じた設定回数をカウンタ部17のレジスタに書き込む。
【0010】
例えば、受信電波の電界強度のレベルに応じて、60dBμ以上のときは8回、50dBμ以上60dBμ未満のときは7回、40dBμ以上50dBμ未満のときは6回、30dBμ以上40dBμ未満のときは5回、20dBμ以上30dBμ未満のときは4回、10dBμ以上20dBμ未満のときは3回、0dBμ以上10dBμ未満のときは2回、0dBμ未満のときは1回の間欠動作をバイブレータ部16にさせる設定がされている。なお、バイブレータの間欠動作は例えば2秒動作−1秒停止を1セットとし、複数回の場合には1セットを複数回分繰り返すように設定されている。
【0011】
カウンタ部17は制御部13から入力されるクロック信号に基づいて動作し、受信電界強度換算部15から入力される設定回数をカウントする。制御部13は、カウンタ部17がカウントする設定回数(以下、カウント値とする)に従って、受信電界強度換算部15から入力される設定回数分の間欠動作をバイブレータ部16に実行させる。
ここで、受信電界強度換算部15およびカウンタ部17は、バイブレータ部16による報知動作(ここでは振動動作)を制御する報知制御手段として機能する。受信電界強度換算部15およびカウンタ部17は、受信電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、この電界強度のレベルに応じて予め定められた3種類以上の動作のうちいずれかの動作を、バイブレータ部16に対して実行させる。
測定釦としての受信電界強度測定キー18は、押下されることにより、受信電界強度測定部14に受信電波の電界強度を測定させる命令信号を、制御部13に出力させる。また、受信電界強度測定キー18が押下されると、制御部13からの命令信号に応じて、受信電界強度測定部14が、受信電波の電界強度の測定を開始する。
【0012】
スピーカ部19はアンテナ11および無線部12を介して制御部13に入力される通話先の音声データを音声出力する。
マイク部20は入力される音声を音声データに変換して制御部13へ出力する。
表示部21は、制御部13からの指示により、受信電界強度測定部14により測定された電界強度を表示する。
【0013】
次に、本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の受信電波の電界強度の報知動作について、図に基づいて説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の受信電波の電界強度の報知フローを示す図である。
図1および図2において、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当てて通話中に受信電波の電界強度を確認したいときに、使用者により受信電界強度測定キー18が押下されると(ステップ(以下、Sと称する)101)、受信電界強度測定部14が受信電波の電界強度を測定する(S102)。
【0014】
次に、受信電界強度測定部14は受信電波の電界強度の測定値をアナログ−デジタル変換して、変換後の受信電波の電界強度のデジタル信号を受信電界強度換算部15へ出力する。
次に、受信電界強度換算部15は、受信電界強度測定部14から入力される受信電波の電界強度のデジタル信号が、60dBμ以上のときは(S103)、8をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込む(S104)。
【0015】
また、50dBμ以上60dBμ未満のときは(S105)、7をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込み(S106)、40dBμ以上50dBμ未満のときは(S107)、6をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込み(S108)、30dBμ以上40dBμ未満のときは(S109)、5をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込み(S110)、20dBμ以上30dBμ未満のときは(S111)、4をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込み(S112)、10dBμ以上20dBμ未満のときは(S113)、3をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込み(S114)、0dBμ以上10dBμ未満のときは(S115)、2をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込み(S116)、0dBμ未満のときは(S115)、1をカウント値としてカウンタ部17のレジスタに書き込む(S117)。
【0016】
次に、カウンタ部17はクロック信号に基づいて動作し、レジスタに書き込まれたカウント値(1〜8)をカウントする。制御部13はカウンタ部17のカウント値に従って、受信電界強度換算部15から入力されるカウント値分の間欠動作(2秒動作−1秒停止を1セット)をバイブレータ部16に実行させる(S118)。すなわち、受信電界強度換算部15およびカウンタ部17は、受信電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、この電界強度レベルに応じて予め定められた3種類以上の動作のうちいずれかの動作を、バイブレータ部16に対して実行させる。また、表示部21は、制御部13からの指示により、受信電界強度測定部14が測定した電界強度を表示する。
【0017】
このように、無線部12が受信する電波の電界強度を測定する電界強度測定部14と、電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、電界強度レベルに応じた動作(所定回数の間欠動作)を、バイブレータ部16に対して実行させる報知制御手段とを備えたので、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当てて通話中であって、表示部21を目視できない状態となっていても、バイブレータ部16の振動回数から受信電波の電界強度を確認することができる。
【0018】
また、更に表示部21を備え、表示部21は、制御部13からの指示により、受信電界強度測定部14により測定された電界強度を表示するので、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当てて通話中であって、表示部21を目視できない状態となっていても、バイブレータ部16の振動回数から受信電波の電界強度を確認することができ、更に受信電界強度測定部14の実際の測定値を表示部21の表示により追加確認することができる。
【0019】
次に、本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の別の実施例について、説明する。
図1で示された携帯電話機1では、受信電界強度測定部14は受信電界強度測定キー18の押下により制御部13が出力する命令信号に従って、受信電波の電界強度を測定するのに対し、本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の別の実施例では、受信電界強度測定部14は予め設定された一定時間毎に受信電波の電界強度を測定する点で相違する。
このように、受信電界強度測定部14が一定時間毎に受信電波の電界強度を測定するので、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当て、表示部21を目視できない状態で通話中となっていても、バイブレータ部16の振動回数から受信電波の電界強度を定期的に確認することができる。
【0020】
発明の実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の構成について、図に基づいて説明する。
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の構成を示す図である。
図1に示された本発明の実施の形態1に係る携帯電話機1ではバイブレータ部16を備えていたのに対し、図3に示された本発明の実施の形態2に係る携帯電話機1aではバイブレータ部16に代えて呼出用スピーカ部22を備え、更にトーン生成部23も備えている点で相違する。
ここで、受信電界強度換算部15およびカウンタ部17は、呼出用スピーカ部23による報知動作(ここでは音声出力動作)を制御する報知制御手段として機能する。受信電界強度換算部15およびカウンタ部17は、受信電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、この電界強度のレベルに応じて予め定められた3種類以上の音声出力動作のうちいずれかの音声出力動作を、呼出用スピーカ部23に対して実行させる。
トーン生成部23は制御部13の指示によりトーン信号を生成し、生成したトーン信号を呼出用スピーカ部23へ出力する。呼出用スピーカ部23はトーン生成部22から入力されるトーン信号に従って、トーン音を出力する。
【0021】
次に、本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の受信電波の電界強度の報知動作について、図に基づいて説明する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の受信電波の電界強度の報知フローを示す図である。
図4では、図2のS118のカウント値分バイブレータ部16が間欠動作する処理に代えて、S218のカウント値分呼出用スピーカ部22が間欠してトーン音を出力する処理が設定されている。
【0022】
図3および図4において、図1および図2と同様に、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当てて通話中に受信電波の電界強度を確認したいときに、使用者により受信電界強度測定キー18が押下されると(S101)、受信電界強度測定部14が受信電波の電界強度を測定する(S102)。次に、受信電界強度測定部14は受信電波の電界強度の測定値をデジタル信号で受信電界強度換算部15へ出力する。次に、受信電界強度換算部15は、受信電界強度測定部14から入力される受信電波の電界強度のデジタル信号に応じて(S103、S105、S107、S109、S111、S113、S115)、所定のカウント値をカウンタ部17のレジスタに書き込む(S104、S106、S108、S110、S112、S114、S116、S117)。
【0023】
次に、カウンタ部17はクロック信号に基づいて動作し、受信電界強度換算部15から入力されるカウント値(1〜8)をカウントする。制御部13はカウンタ部17のカウント値に従って、受信電界強度換算部15から入力されるカウント値分の間欠動作をトーン生成部23および呼出用スピーカ部22に実行させる(S118)。すなわち、受信電界強度換算部15およびカウンタ部17は、受信電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、この電界強度のレベルに応じて予め定められた3種類以上の音声出力動作のうちいずれかの音声出力動作を、トーン生成部23および呼出用スピーカ部22に対して実行させる。なお、トーン生成部23および呼出用スピーカ部22の間欠動作は例えば2秒動作−1秒停止を1セットとし、複数回の場合には1セットを複数回分繰り返すように設定されている。また、表示部21は、制御部13からの指示により、受信電界強度測定部14により測定された電界強度を表示する。
【0024】
このように、無線部12が受信する電波の電界強度を測定する電界強度測定部14と、電界強度測定部14により測定された電界強度に基づいて、電界強度レベルに応じた動作(所定回数の間欠動作)を、呼出用スピーカ部22に対して実行させる報知制御手段とを備えたので、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当てて通話中であって、表示部21を目視できない状態となっていても、呼出用スピーカ部22のトーン音の出力回数から受信電波の電界強度を確認することができる。
【0025】
また、更に表示部21を備え、表示部21は、制御部13からの指示により、受信電界強度測定部14により測定された電界強度を表示するようにしたので、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当てて通話中であって、表示部21を目視できない状態となっていても、受信波の電界強度を確認することができ、更に受信電界強度測定部14の実際の測定値を表示部21の表示により追加確認することができる。
【0026】
なお、本発明の実施の形態2においても、本発明の実施の形態1の別の実施例のように、受信電界強度測定部14が受信電界強度測定キー18の押下により制御部13が出力する命令信号に従って受信電波の電界強度を測定するのに代えて、受信電界強度測定部14は予め設定された一定時間毎に受信電波の電界強度を測定するようにしてもよい。
このように、受信電界強度測定部14が一定時間毎に受信電波の電界強度を測定するので、使用者が携帯電話機1の受話口を耳に当て、表示部21を目視できない状態で通話中となっていても、呼出用スピーカ部22のトーン音の出力回数から受信電波の電界強度を定期的に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の受信電波の電界強度の報知フローを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の受信電波の電界強度の報知フローを示す図である。
【符号の説明】
【0028】
1、1a 携帯電話機、 11 アンテナ、 12 無線部、 13 制御部、 14 受信電界強度測定部、 15 受信電界強度換算部、 16 バイブレータ部、 17 カウンタ部、 18 受信電界強度測定キー、 19 スピーカ部、 20 マイク部、 21 表示部、 22 呼出用スピーカ部、 23 トーン生成部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
送信される電波を、アンテナを介して受信する無線部と、
上記無線部が受信する上記電波の電界強度を測定する測定部と、
上記測定部により測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルに応じた動作を、振動部またはスピーカ部に対して実行させる報知制御手段とを備えた通信端末。
【請求項2】
上記報知制御手段は、上記測定部により測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルに応じた所定回数の間欠動作を、上記振動部または上記スピーカ部に対して実行させることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
【請求項3】
押下されることにより、上記測定部に上記電波の電界強度を測定させる命令信号を、制御部に出力させる測定釦を備え、
上記測定部は、上記制御部からの命令信号に応じて測定を開始し、
上記報知制御手段は、上記測定部により測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルに応じた動作を、上記振動部または上記スピーカ部に対して実行させることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
【請求項4】
上記測定部は、一定時間毎に上記無線部が受信する上記電波の電界強度を測定し、
上記報知制御手段は、上記測定部により測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルに応じた動作を、上記振動部または上記スピーカ部に対して実行させることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
【請求項5】
更に表示部を備え、
上記表示部は、上記測定部により測定された電界強度を表示することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
【請求項6】
送信される電波を受信し、
受信する上記電波の電界強度を測定し、
測定された電界強度に基づいて、該電界強度レベルを振動または音声により報知する電波の電界強度の報知方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−157774(P2006−157774A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−348116(P2004−348116)
【出願日】平成16年12月1日(2004.12.1)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】