遊技機
【課題】「ぶら下げ基板」を用いた不正行為による被害を低減させることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ機10では、音声ランプ制御装置113が、普図抽選結果コマンドを受信した場合に、前回、普図抽選結果コマンドを受信してから、今回、普図抽選結果コマンドを受信するまでの間に、その普図抽選結果コマンドの前に主制御装置110によって必ず送信される普図変動開始コマンドが受信したか否かを判定する。これにより、「ぶら下げ基板」が繰り返し普図抽選結果コマンドを不正に音声ランプ制御装置113に対して出力していれば、前回その普図抽選結果コマンドを受信してから今回その普図抽選結果コマンドを受信するまでの間に、普図変動開始コマンドが受信されていないことが判定され、エラーが報知される。よって、「ぶら下げ基板」によって普図抽選結果コマンドが不正に繰り返し従制御手段に出力されていることを発見できる。
【解決手段】パチンコ機10では、音声ランプ制御装置113が、普図抽選結果コマンドを受信した場合に、前回、普図抽選結果コマンドを受信してから、今回、普図抽選結果コマンドを受信するまでの間に、その普図抽選結果コマンドの前に主制御装置110によって必ず送信される普図変動開始コマンドが受信したか否かを判定する。これにより、「ぶら下げ基板」が繰り返し普図抽選結果コマンドを不正に音声ランプ制御装置113に対して出力していれば、前回その普図抽選結果コマンドを受信してから今回その普図抽選結果コマンドを受信するまでの間に、普図変動開始コマンドが受信されていないことが判定され、エラーが報知される。よって、「ぶら下げ基板」によって普図抽選結果コマンドが不正に繰り返し従制御手段に出力されていることを発見できる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技の主たる制御を行う主制御手段と、その主制御手段からの従制御信号に基づいて制御を行う従制御手段と、その従制御手段からの指示に基づいて演出を行う演出実行手段と、を備え、入賞役に当選すると遊技者が所定の遊技価値を獲得可能な入賞役遊技が実行される遊技機であって、
前記主制御手段は、
遊技条件の成立に基づいて前記従制御信号を生成する従制御信号生成手段と、
その従制御信号生成手段により生成された前記従制御信号を前記従制御手段へ出力する従制御信号出力手段と、を備え、
前記従制御手段は、
前記主制御手段の従制御信号出力手段により出力された従制御信号を受信する受信手段と、
その受信手段により受信した従制御信号を判別する判別手段と、
その判別手段によって、前記従制御信号が特定の遊技条件の成立に基づいて生成された特定の従制御信号であると判別された場合に、前記入賞役遊技の実行において遊技者にとって有利となる遊技の進行を示唆する遊技動作示唆演出を実行するかを抽選する示唆演出抽選手段と、
その示唆演出抽選手段によって前記遊技動作示唆演出を実行すると抽選された場合には、前記入賞役遊技において前記遊技動作示唆演出を前記演出実行手段により行わせる示唆実行手段と、を備え、
前記従制御手段の判別手段は、
前記受信手段により受信した前記従制御信号が前記特定の従制御信号であると判別された場合に、前回その特定の従制御信号を受信してから今回その特定の従制御信号を受信するまでの間に、その特定の従制御信号の前に必ず前記主制御手段より出力される第2の従制御信号が受信されたか否かを判定する第1判定手段を備え、
前記遊技機は、
前記第1判定手段による判定結果に基づいて所定の報知を行う報知手段を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
遊技の主たる制御を行う主制御手段と、その主制御手段からの従制御信号に基づいて制御を行う従制御手段と、その従制御手段からの指示に基づいて演出を行う演出実行手段と、を備え、入賞役に当選すると遊技者が所定の遊技価値を獲得可能な入賞役遊技が実行される遊技機であって、
前記主制御手段は、
遊技条件の成立に基づいて前記従制御信号を生成する従制御信号生成手段と、
その従制御信号生成手段により生成された前記従制御信号を前記従制御手段へ出力する従制御信号出力手段と、を備え、
前記従制御手段は、
前記主制御手段の従制御信号出力手段により出力された従制御信号を受信する受信手段と、
その受信手段により受信した従制御信号を判別する判別手段と、
その判別手段によって、前記従制御信号が特定の遊技条件の成立に基づいて生成された特定の従制御信号であると判別された場合に、前記入賞役遊技の実行において遊技者にとって有利となる遊技の進行を示唆する遊技動作示唆演出を実行するかを抽選する示唆演出抽選手段と、
その示唆演出抽選手段によって前記遊技動作示唆演出を実行すると抽選された場合には、前記入賞役遊技において前記遊技動作示唆演出を前記演出実行手段により行わせる示唆実行手段と、を備え、
前記従制御手段の判別手段は、
前記受信手段により受信した前記従制御信号が前記特定の従制御信号であると判別された場合に、前回その特定の従制御信号を受信してから今回その特定の従制御信号を受信するまでの間に、その特定の従制御信号の後に必ず前記主制御手段より出力される第3の従制御信号が受信されたか否かを判定する第2判定手段を備え、
前記遊技機は、
前記第2判定手段による判定結果に基づいて所定の報知を行う報知手段を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項1】
遊技の主たる制御を行う主制御手段と、その主制御手段からの従制御信号に基づいて制御を行う従制御手段と、その従制御手段からの指示に基づいて演出を行う演出実行手段と、を備え、入賞役に当選すると遊技者が所定の遊技価値を獲得可能な入賞役遊技が実行される遊技機であって、
前記主制御手段は、
遊技条件の成立に基づいて前記従制御信号を生成する従制御信号生成手段と、
その従制御信号生成手段により生成された前記従制御信号を前記従制御手段へ出力する従制御信号出力手段と、を備え、
前記従制御手段は、
前記主制御手段の従制御信号出力手段により出力された従制御信号を受信する受信手段と、
その受信手段により受信した従制御信号を判別する判別手段と、
その判別手段によって、前記従制御信号が特定の遊技条件の成立に基づいて生成された特定の従制御信号であると判別された場合に、前記入賞役遊技の実行において遊技者にとって有利となる遊技の進行を示唆する遊技動作示唆演出を実行するかを抽選する示唆演出抽選手段と、
その示唆演出抽選手段によって前記遊技動作示唆演出を実行すると抽選された場合には、前記入賞役遊技において前記遊技動作示唆演出を前記演出実行手段により行わせる示唆実行手段と、を備え、
前記従制御手段の判別手段は、
前記受信手段により受信した前記従制御信号が前記特定の従制御信号であると判別された場合に、前回その特定の従制御信号を受信してから今回その特定の従制御信号を受信するまでの間に、その特定の従制御信号の前に必ず前記主制御手段より出力される第2の従制御信号が受信されたか否かを判定する第1判定手段を備え、
前記遊技機は、
前記第1判定手段による判定結果に基づいて所定の報知を行う報知手段を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
遊技の主たる制御を行う主制御手段と、その主制御手段からの従制御信号に基づいて制御を行う従制御手段と、その従制御手段からの指示に基づいて演出を行う演出実行手段と、を備え、入賞役に当選すると遊技者が所定の遊技価値を獲得可能な入賞役遊技が実行される遊技機であって、
前記主制御手段は、
遊技条件の成立に基づいて前記従制御信号を生成する従制御信号生成手段と、
その従制御信号生成手段により生成された前記従制御信号を前記従制御手段へ出力する従制御信号出力手段と、を備え、
前記従制御手段は、
前記主制御手段の従制御信号出力手段により出力された従制御信号を受信する受信手段と、
その受信手段により受信した従制御信号を判別する判別手段と、
その判別手段によって、前記従制御信号が特定の遊技条件の成立に基づいて生成された特定の従制御信号であると判別された場合に、前記入賞役遊技の実行において遊技者にとって有利となる遊技の進行を示唆する遊技動作示唆演出を実行するかを抽選する示唆演出抽選手段と、
その示唆演出抽選手段によって前記遊技動作示唆演出を実行すると抽選された場合には、前記入賞役遊技において前記遊技動作示唆演出を前記演出実行手段により行わせる示唆実行手段と、を備え、
前記従制御手段の判別手段は、
前記受信手段により受信した前記従制御信号が前記特定の従制御信号であると判別された場合に、前回その特定の従制御信号を受信してから今回その特定の従制御信号を受信するまでの間に、その特定の従制御信号の後に必ず前記主制御手段より出力される第3の従制御信号が受信されたか否かを判定する第2判定手段を備え、
前記遊技機は、
前記第2判定手段による判定結果に基づいて所定の報知を行う報知手段を備えることを特徴とする遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【公開番号】特開2013−111430(P2013−111430A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−263150(P2011−263150)
【出願日】平成23年11月30日(2011.11.30)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月30日(2011.11.30)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
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