説明

電力系統安定化装置

【課題】系統安定化のために使用した蓄電池を、使用後短時間で充放電して元の状態に復帰させることができ、これにより、蓄電池の容量を従来より小さくすることができる電力系統安定化装置を提供する。
【解決手段】双方向電力変換部15は蓄電装置17の出力電圧を交流電圧に変換してラインLへ出力し、また、ラインLの交流電圧を直流電圧に変換して蓄電装置17または18へ出力する。制御部16は、負荷1〜3が急増した場合に、蓄電装置17の出力を双方向電力変換部15において交流電圧に変換してラインLへ出力し、負荷1〜3が安定した時、ラインLの電力を双方向電力変換部15において直流に変換して蓄電装置17を充電する。また、負荷が急減した場合に、ラインLの交流電圧を双方向電力変換部15において直流電圧に変換して蓄電装置18へ出力し、負荷が安定した時蓄電装置18の出力電圧を抵抗19へ出力して蓄電装置18を放電させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、非常用等の電源装置の出力電圧を安定させる電力系統安定化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、非常用電源装置としてエンジンを用いた電源装置が知られている。このエンジンによる電源装置あるいは分散電源は、負荷が急増もしくは急減した場合に、応答速度が間に合わず、出力電圧あるいは周波数が規定値を逸脱し、システムダウンにつながる場合がある。
電力系統安定化装置はこのような負荷の急変によるシステムダウンを回避するために設けられるもので、従来のこの種の系統安定化装置として特許文献1に記載されるものが知られている。
【特許文献1】特開平8−65895号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、従来の系統安定化装置は、使用している蓄電池の充放電の手段が十分でなく、このため、蓄電池の容量が多くなる問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、系統安定化のために使用した蓄電池を、使用後短時間で充放電して元の状態に復帰させることができ、これにより、蓄電池の容量を従来より小さくすることができる電力系統安定化装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、電源装置から負荷へ交流電力を供給するラインに接続された電力系統安定化装置において、満充電用蓄電装置と、空充電用蓄電装置と、抵抗と、前記満充電用蓄電装置の出力電圧を交流電圧に変換して前記ラインへ出力し、また、前記ラインの交流電圧を直流電圧に変換して前記満充電用蓄電装置または前記空充電用蓄電装置へ出力する双方向電力変換部と、前記ラインの電流を検出する検出器と、前記検出器の検出電流に基づいて各部を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記負荷が急増した場合に、前記満充電用蓄電装置の出力を前記双方向電力変換部において交流電圧に変換して前記ラインへ出力し、前記負荷が安定した時、前記ラインの電力を前記双方向電力変換部において直流に変換して前記満充電用蓄電装置を充電し、前記負荷が急減した場合に、前記ラインの交流電圧を前記双方向電力変換部において直流電圧に変換して前記空充電用蓄電装置へ出力し、前記負荷が安定した時前記空充電用蓄電装置の出力電圧を前記抵抗へ出力して前記空充電用蓄電装置を放電させることを特徴とする電力系統安定化装置である。
【0005】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電力系統安定化装置において、前記空充電用蓄電装置を放電させる放電用負荷を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電力系統安定化装置において、前記制御手段は、前記負荷が急減した場合に、前記抵抗による電力消費が必要か否かを判定し、必要であった場合に、前記ラインの交流電圧を前記双方向電力変換部において直流電圧に変換して前記空充電用蓄電装置へ出力すると共に、前記抵抗へも出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明によれば、系統安定化のために使用した蓄電池を、使用後短時間で充放電して元の状態に復帰させることができ、これにより、蓄電池の容量を従来より小さくすることができる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による電力系統安定化装置の構成を示すブロック図である。この図において、11は負荷1〜負荷3へ交流電力を供給する分散電源(商用電源とは独立して発電を行なうガスエンジンや燃料電池など)である。12は分散電源11から負荷1〜3へ電力を供給するラインLの電流を検出する電流検出器(検出器)(CT)である。また、13はこの発明の実施形態による系統安定化装置である。この系統安定化装置13において、CBはラインLと安定化電源装置13との間をオン/オフする通常オンの遮断器、14は変圧器、15は双方向電力変換部である。この双方向電力変換部15は、制御部16(制御手段)からの指示を受けて変圧器14を介して供給される交流電圧を直流電圧に変換して蓄電装置17(満充電用蓄電装置)、18(空充電用蓄電装置)側へ出力し、また、蓄電装置17または18の出力直流電圧を交流電圧に変換し、変圧器14を介して負荷1〜3へ供給する。
なお、負荷4、抵抗19は、空充電用蓄電装置18に蓄電された電力を放電させる放電用負荷でもある。
【0008】
制御部16は電流検出器12の出力からラインLの電流(負荷1〜3の消費電流)を検出し、この検出結果に基づいて双方向電力変換部15を制御すると共に、遮断器CB、スイッチSW1〜SW3を制御する。なお、詳細は後述する。スイッチSW1、SW2は各々蓄電装置17、18と双方向電力変換部15との間に介挿されたスイッチであり、スイッチSW1は通常オン、スイッチSW2は通常オフである。スイッチSW3は抵抗19と双方向電力変換部15との間に介挿された通常オフのスイッチである。なお、蓄電装置17が過充電又は過放電の状態にある場合には、制御部16は、スイッチSW1をオフとするとともに、スイッチSW2又はスイッチSW3をオンとして、蓄電装置17を双方向電力変換部15から電気的に切り離すことにより、蓄電装置17を保護する。
蓄電装置17、18は、長時間充放電可能な蓄電池(例えば、鉛蓄電池、レドックスフロー電池、NaS電池など)であり、初期状態において、蓄電装置17は満充電、蓄電装置18は空充電とされる。負荷4(抵抗)は双方向電力変換部15の蓄電装置側端子に接続された実負荷である。なお、この負荷4はなくてもよいが、系統安定化装置13に負荷4として実負荷を接続することで、電力を有効に利用することができる。21、22は各々蓄電装置17、18の電流を検出する電流検出器である。
【0009】
次に、上記実施形態の動作を図2および図3に示すフローチャートに従って説明する。
最初に、図2を参照し、負荷1〜3が急増する場合について説明する。まず、制御部16は、電流検出器12の出力に基づいてラインLの電流を検出し(ステップSa1)、次に、負荷1〜3の急変量が設定値以上であるか否かを判定する(ステップSa2)。この判定は、例えば、負荷電流をCTで検出してラインLの平均電流値を常時計算し、瞬時電流値と平均電流値との差分が設定値を超えたかどうかに基づいて行なう。そして、設定値以下であった場合はステップSa1へ戻る。また、設定値以上であった場合は、負荷1〜3の急増量を検出し(ステップSa3)、回生動作によって系統安定化が可能か否かを判定する(ステップSa4)。この判定は、電流変化量(上記の差分)が蓄電装置の最大放電電流より小さい場合に安定可能(YES)となる。そして、判定結果が「NO」(安定化不可能)であった場合は、遮断器CBへ切断指令を出力する(ステップSa5)。これにより、遮断器CBが切断され(ステップSa6)、系統安定化装置13が停止し(系統から解列され)、負荷4へは蓄電装置17から給電される(ステップSa7)。
【0010】
一方、ステップSa4の判定結果が「YES」(安定化可能)であった場合は、制御部16が回生量を演算し、次いで双方向電力変換部15へ回生量指令を出力する(ステップSa8)。この処理は、例えば、次のように行う。
初回:上記判定で演算された差分を交流系統に出力するように、双方向電力変換部15へ指令を出す。
2回目以降:電流変化量の傾き(ΔI/Δt)を常時把握し、その変化量に合わせ、双方向電力変換部15の回生量を制御する。
双方向電力変換部15はこの指令を受け、蓄電装置17の出力を交流に変換し、変圧器14および遮断器CBを介して負荷1〜3へ出力する(ステップSa9)。次に、制御部16は蓄電装置17が過放電状態にあるか否かを判定する(ステップSa10)。この判定は、制御部16が常時電流検出器21の出力に基づいて蓄電装置17の出力電流を検出し、検出した電流値を積算することによって放電電力量を求め、その値に基づいて行なう。そして、過放電状態にあった場合は、制御部16がスイッチSW1を断とし(ステップSa11)、次いで、双方向電力変換部15へ通常動作指令を出力する(ステップSa12)。以後、装置が通常運転を行い、負荷4へ給電が継続される(ステップSa13)。
【0011】
また、ステップSa10の判定において、過放電状態でなかった場合は、次に、負荷1〜3の変動量が変化しているか否かを判定する(ステップSa14)。この判定は、例えば、電流検出器12の出力により検出される電流の変化量の傾き(ΔI/Δt)に基づいて行われる。そして、ステップSa14の判定結果が「YES」(変化している)の場合はステップSa8へ戻る。一方、ステップSa14の判定結果が「NO」の場合(変化していない)は、しばらくの間(例えば10秒)現状を維持し(ステップSa15)、次に、再び、負荷1〜3の変動量が変化しているか否かを判定する(ステップSa16)。そして、判定結果が「YES」の場合はステップSa8へ戻る。
【0012】
また、ステップSa16の判定結果が「NO」場合は、この段階で双方向電力変換部15の回生制御がほぼ終了していることになり、制御部16は蓄電装置17が満充電になったか否かを判定する(ステップSa17)。これは、回生した分、蓄電装置17の電力容量が低下したため、充電動作を行う必要があるからである。この満充電の判定は、電流検出器21によって検出される電流値の積算によって充電量を検知し、この検知結果から判定する。なお、精密に行う場合は、蓄電装置17の温度を測定し温度補正を行う。
ステップSa17の判定において満充電が検出された場合は、通常運転に移行する(ステップSa18)。
なお、図2では、ステップSa16の判定結果が「NO」の場合に、ステップSa17の処理を行わずに、ステップSa18へ進むようにしてもよい。
【0013】
次に、図3を参照し、負荷1〜3が急減する場合について説明する。まず、制御部16は、電流検出器12の出力に基づいてラインLの電流を検出し(ステップSb1)、次に、負荷1〜3の急変量が設定値以上であるか否かを判定する(ステップSb2)。この判定は、例えば、負荷電流をCTで検出してラインLの平均電流値を常時計算し、瞬時電流値と平均電流値との差分が設定値を超えたかどうかに基づいて行なう。そして、設定値以下であった場合はステップSb1へ戻る。また、設定値以上であった場合は、負荷1〜3の急減量を検出し(ステップSb3)、充電装置18の充電動作によって系統安定化が可能か否かを判定する(ステップSb4)。この判定は、電流変化量(上記の差分)が蓄電装置18の最大充電電流と抵抗19での最大消費電流との和より小さい場合に安定可能(YES)となる。そして、判定結果が「NO」(安定化不可能)であった場合は、遮断器CBへ切断指令を出力する(ステップSb5)。これにより、遮断器CBが切断され(ステップSb6)、系統安定化装置13が停止し(系統から解列され)、負荷4へは蓄電装置17から給電される(ステップSa7)。
【0014】
一方、ステップSb4の判定結果が「YES」(安定化可能)であった場合は、以後、急減した負荷1〜3の消費電力の減少分を系統安定化装置13において消費し、安定化を図る処理を行う。
すなわち、制御部16は、まず、蓄電装置18の充電のみでよいか、あるいは、抵抗19による電力消費をも必要とするかを判定する(ステップSb8)。この判定は、電流変化量(上記差分)が蓄電装置18の最大充電電流より大きい場合に、抵抗19が必要(YES)となる。そして、判定結果が「YES」(抵抗19も必要)であった場合は、制御部16が充電量を演算し、次いで、双方向電力変換部15へ充電指令を出力し、また、スイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオン、スイッチSW3をオンとする(ステップSb9)。この処理は、例えば、次のように行う。
初回:増加電力を直流出力電圧で割ると充電する直流出力電流値が演算される。現在の出力電流値からその演算値を引いた電流値を出力するように制御する。
2回目以降:電流変化量の傾き(ΔI/Δt)を常時把握し、その変化量に合わせ、双方向電力変換部15の充電量を制御する。
以後、双方向電力変換部15が変圧器14を介して供給される交流電力を直流に変換し、蓄電装置18および抵抗19へ出力する。これにより、蓄電装置18が充電され、また、抵抗19による電力消費が行われる。またこの場合、制御部16はラインLの電流の変化量の傾き(ΔI/Δt)を常時把握し、その変化量に合わせて双方向電力変換部15の充電量を制御する。
【0015】
次に、制御部16は、負荷1〜3の変動量が変化したか否かを判定する(ステップSb10)。そして、変化した場合はステップSb9へ戻る。また、変化していない場合は、しばらくの間(例えば10秒)現状を維持する(ステップSb11)。そして、再び、負荷1〜3の変動量が変化したか否かを判定し(ステップSb12)、変化した場合はステップSb9へ戻る。一方、変化していない場合は、この段階で双方向電力変換部15による蓄電装置18の充電制御がほぼ終了したと判定し、スイッチSW3をオフとする(ステップSb13)。
【0016】
次に、制御部16は、蓄電装置18の電力を負荷4によって放電させるために、双方向電力変換部15の直流出力である充電電流を小さくするよう指令する(ステップSb14)。次いで、蓄電装置18が空充電状態になったか否かを判定し(ステップSb15)、空充電状態になった場合に、双方向電力変換部15へ双方向動作を解除して負荷4に合わせた直流出力である充電電流とするよう指令し、また、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフとする(ステップSb16)。そして、通常運転に移行すると共に、ステップSb1の処理へ戻る(ステップSb17)。
【0017】
一方、前述したステップSb8の判定が「NO」(抵抗19の必要なし)であった場合は、制御部16がスイッチSW1をオフ、SW2をオンとする(ステップSb20)。次いで、制御部16は、充電量の演算および双方向電力変換部15へ蓄電装置18の充電指令を出力する(ステップSb21)。この処理は、例えば、次のように行う。
初回:増加電力を直流出力電圧で割ると充電する直流出力電流値が演算される。現在の出力電流値からその演算値を引いた電流値を出力するように制御する。
2回目以降:電流変化量の傾き(ΔI/Δt)を常時把握し、その変化量に合わせ、双方向電力変換部15の充電量を制御する。
以後、双方向電力変換部15が遮断器CBおよび変圧器14を介して供給される交流を直流に変換し、蓄電装置18の充電を行う(ステップSb22)。
【0018】
次に、制御部16は、蓄電装置18が満充電になったか否かを判定する(ステップSb23)。そして、満充電になった場合は、それ以上の充電が不可能であるため、ステップSb9以降の処理へ進み、以後、強制的に抵抗19によって電力を消費させる。
一方、満充電になっていない場合は、次に、負荷1〜3の変動量が変化しているか否かを判定する(ステップSb24)。そして、まだ変化している場合はステップSb21へ戻り、以後、ステップSb21〜Sb24の処理を繰り返す。一方、負荷1〜3の変動量が変化しなくなった場合は、しばらくの間(例えば、10秒)現状を維持(ステップSb25)した後、再び、負荷1〜3の変動量が変化しているか否かを判定する(ステップSb26)。そして、まだ変化している場合はステップSb21へ戻る。また、変化しなくなった場合は、この段階で双方向電力変換部15による蓄電装置18の充電制御がほぼ終了したと判定し、ステップSb14へ進み、以後、前述したステップSb14〜Sb17の処理を行う。
【0019】
このように、上記実施形態によれば、蓄電装置17の放電が行われた場合は、放電の終了直後に充電が行われ、また、蓄電装置18の充電が行われた場合は、充電直後に放電が行われる。これにより、蓄電装置17、18を常に負荷1〜3の急変に対応させることができ、この結果、予備の蓄電装置を設ける必要がない利点が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
この発明は、エンジン等による電源装置の出力電圧を安定させるために用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】この発明の一実施形態による電力系統安定化装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】同実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0022】
1〜4…負荷
11…分散電源
12、21、22…電流検出器
13…系統安定化装置
14…変圧器
15…双方向電力変換部
16…制御部
17、18…蓄電装置
19…抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源装置から負荷へ交流電力を供給するラインに接続された電力系統安定化装置において、
満充電用蓄電装置と、
空充電用蓄電装置と、
抵抗と、
前記満充電用蓄電装置の出力電圧を交流電圧に変換して前記ラインへ出力し、また、前記ラインの交流電圧を直流電圧に変換して前記満充電用蓄電装置または前記空充電用蓄電装置へ出力する双方向電力変換部と、
前記ラインの電流を検出する検出器と、
前記検出器の検出電流に基づいて各部を制御する制御手段と、
を具備し、
前記制御手段は、前記負荷が急増した場合に、前記満充電用蓄電装置の出力を前記双方向電力変換部において交流電圧に変換して前記ラインへ出力し、前記負荷が安定した時、前記ラインの電力を前記双方向電力変換部において直流に変換して前記満充電用蓄電装置を充電し、前記負荷が急減した場合に、前記ラインの交流電圧を前記双方向電力変換部において直流電圧に変換して前記空充電用蓄電装置へ出力し、前記負荷が安定した時前記空充電用蓄電装置の出力電圧を前記抵抗へ出力して前記空充電用蓄電装置を放電させることを特徴とする電力系統安定化装置。
【請求項2】
前記空充電用蓄電装置を放電させる放電用負荷を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電力系統安定化装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記負荷が急減した場合に、前記抵抗による電力消費が必要か否かを判定し、必要であった場合に、前記ラインの交流電圧を前記双方向電力変換部において直流電圧に変換して前記空充電用蓄電装置へ出力すると共に、前記抵抗へも出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力系統安定化装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−236084(P2007−236084A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−53508(P2006−53508)
【出願日】平成18年2月28日(2006.2.28)
【出願人】(593063161)株式会社NTTファシリティーズ (475)
【Fターム(参考)】