説明

電球包装用ケース

【課題】電球の口金部分も含めてしっかり保護され、ケースのサイズを小さくしてケースの素材を節約しコストダウンできる電球包装用ケースを提供する。
【解決手段】二個の電球Rをそれぞれ天地逆にして並列し、その電球Rを囲む第一乃至第四片11〜14、さらに、上記第三片13の1/2幅の第五片15、上記第四片14より僅かに狭い幅で電球間を仕切る第六片16および糊代片17を、互いに折り畳み線fを介して連設し、上記第一片の上縁に差し込み片21を有する蓋フラップ20を、折り畳み線jを介して連設し、上記第四片14の上縁から糊代片17上縁までの間で上記差し込み片21が干渉しないように段差Dを形成し、上記第四片14下縁から第六片16の下縁に亘って、第一・第三片11,13の下縁に連設した底閉塞フラップ18a,18bが干渉しないように段差Eを形成したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は電球包装用ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
電球包装用ケースは、一個の電球を包装するケースと二個の電球を纏めて包装するケースとがあり、一個の電球を包装するケースは、電球の周りを囲む第一乃至第四片と、上記第四片の次に糊代片を互いに折り畳み線を介して設け、上記第一乃至第四片の下縁には底フラップと、上記第一片の上縁には差し込み片を先端に設けた蓋フラップが折り畳み線を介して連設した展開形状のブランクの要所を糊付けし、箱起こしをして電球を収容するものである。
【0003】
また、二個の電球を包装するケースは、口金を上にして並列した電球の前面と背面を覆う第一・第三片と、口金を上にして並列した電球の両側を覆う第二・第四片、および糊代片を互いに折り畳み線を介して連設し、上記第一乃至第四片の下縁に箱起こし時閉塞形底フラップを、折り畳み線を介して連設し、上記第一片の上縁には差し込み片を先端に設けた蓋フラップを、折り畳み線を介して連設し、さらにケースを畳んだとき箱起こし時閉塞形底フラップが干渉しないようにした仕切り片を、口金を上にして並列した電球の間に介在するようにしたものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の電球包装用ケースにおいて、一個の電球を包装するケースでは、電球の球の
部分は、ケースの内側にほぼぴったり接しているが、口金の周りに大きな隙間があって口金部分が揺動して電球の品質を保持する上で好ましい状態ではない。
【0005】
また、二個の電球の口金を上にし、並列して包装するケースでは、前述と同様、口金の周りに大きな隙間があって口金部分が揺動して電球の品質を保持する上で好ましい状態ではなく、また、外径の大きい球の部分が突き合っているのでケースが大きくなる問題がある。
【0006】
上記状況に鑑みこの発明は、電球の包装において、電球の口金部分も含めてしっかり保護し、ケースのサイズをできるだけ小さくしてケースの素材を節約しコストダウンできる電球包装用ケースを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、二個の電球を並列して収容する電球包装用ケースにおいて、二個の電球をそれぞれ天地逆にして並列し、その電球の前面と背面を覆う第一・第三片、左右側面を覆う第二・第四片、さらに、上記第三片の1/2幅の第五片、上記第四片より僅かに狭い幅で電球間を仕切る第六片および糊代片を、互いに折り畳み線を介して連設し、上記第一片の上縁に差し込み片を有する蓋フラップを、折り畳み線を介して連設し、上記第四片上縁から糊代片上縁までの間で上記差し込み片が干渉しないように段差を形成し、上記第四片下縁から第六片下縁に亘って、第一・第三片の下縁に連設した底閉塞フラップが干渉しないように段差を形成したものである。
【0008】
請求項2の発明は請求項1の発明を具体化したもので、上記第四片上縁から上記糊代片上縁までの間で形成する段差を、第五片上縁の下向き傾斜と第六片上縁と糊代片上縁間の段差の合計が、上記蓋フラップの差し込み片の高さと同一または僅かに大きくし、上記第四片下縁から第六片下縁に亘る段差を、上記底閉塞フラップの高さと同一または僅かに大きくしたものである。
【0009】
請求項3の発明は請求項1および2の発明に次の要件を付加したもので、上記第二・第四片上部の、いずれか一方に、折り畳み線間の長さを底辺とする二等辺三角形を、他方に、折り畳み線間の長さを底辺とする二等辺台形を、その底辺が各片の上縁と平行なライン上に位置するように形成し、上記第六片の上縁は、上記二等辺三角形・二等辺台形の底辺延長線に一致または下にあるようにしたものである。
【0010】
また、請求項4の発明は請求項1乃至3の発明に次の要件を付加したもので、上記電球間仕切りとなる第六片に電球の球面を受け入れる円弧状スリットを設けたものである。
【0011】
請求項5の発明は、一個の電球の周囲を囲む第一乃至第四片と糊代片とを折り畳み線を介して連設し、第二・第四片の上部に、折り畳み線間の長さを底辺とする二等辺三角形を、その底辺が各片上縁と平行な同一ライン上に位置するように形成し、第一乃至第四片の下縁に底フラップを、折り畳み線を介して連設し、第三片の上部に下記条件に適合した土字形で第三画に相当する横線の端が鉤形のスリットを設け、第一片の上縁に下記条件に適合した蓋フラップを、折り畳み線を介して設け、該蓋フラップ内に帽子形のハーフカットと吊り下げ用の切抜きと、両端が鉤形に折れ、中央上方向に角を出した半径rのスリットを形成したものである。

1).h2≫W 2).R≧r 3).H=h 4).W1=w1
5).h3=1/2・h2
【0012】
請求項6の発明は請求項5の発明を具体化したもので、上記第一片と上記蓋フラップ間の折り畳み線上に、第一片上端に形成した半円形ハーフカットに続き両端に届かないハーフカットを形成し、帽子形ハーフカットの両端を釣針状にし、帽子形ハーフカットの下端を結ぶ線上に、中央にスリットを形成した折り畳み線を設けたものである。
【発明の効果】
【0013】
上記の如く構成するこの発明によれば、ケースの大きさが小さくなって経済的効果が得られ、二個の電球を収容するものでは電球間に差し込まれる仕切りに球面にそったスリットが入れられているので納まりが良好で、ケースの上部を絞る形態のものでは口金部分の揺動を抑えられて電球の品質保持効果が得られる。
【0014】
また、蓋フラップと第三片とに嵌め殺し構造を採用したので不正開封を防止することができ、開封されたときは直ちに判明するようになっている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次にこの発明の実施の形態を、実施例を用いて図面を参照しながら説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は、第一実施例で二個の電球Rをそれぞれ天地逆にしてケース10内に収容(同図(b)参照)し、同図(a)に示すように、その前面と背面を覆う第一片11・第三片13、両側を覆う第二片12・第四片14、第四片14と電球間仕切りとなる第六片16とを繋ぐ第五片15と第六片16および糊代片17が折り畳み線fを介して連設されている。
【0017】
第一乃至第四片11,12,13,14の下縁には箱起こしをすると共動して底を閉塞する底閉塞フラップ18a,18bと、第二片・第四片12,14の上縁に内側フラップ19と、第一片11の上縁に差し込み片21を有する蓋フラップ20が連設され、第三片13の上部には半円形の切り込み22が形成され、第六片16の上下に電球の球面に沿ったスリット23が形成されている。
【0018】
上記第五片15の上縁は第四片14から第六片16に向けて下向きに傾斜しており第六片16と糊代片17との間で段差Dを設けて、箱起こしをした状態で蓋フラップ20を被せたとき差し込み片21が干渉しないようにし、第五片15の下縁は第四片14から第六片16に向けて上向きに傾斜して底閉塞フラップ18a,18bを畳むときに干渉しないようになっている。
【0019】
上記展開状態のブランクの糊代片17と底閉塞フラップの糊代18cに両面接着シート(テープ)を貼り、各片と各フラップを折り畳んで接着すると電球包装用のケース10となり、電球Rを天地逆にして収容した状態が同図(b)の状態である。
【0020】
なお、この実施例に係る電球包装用のケース10の電球Rを包装しない前の状態は、内側フラップ19と蓋フラップ20は伸びており、底閉塞フラップ18a,18bを押し込むようにしてケース10の前面と背面を矢印の方向に押して、底閉塞フラップ18a,18bを内側に、第一乃至第六片11から16と共に折り畳んで嵩低くしておく。なお、このとき第六片16の下縁は、底閉塞フラップ18a,18bが干渉しないように段差Eがつけられているので問題なく畳むことがでる。
【実施例2】
【0021】
図2は、第二実施例で第一実施例とほとんど同じで、相違するところは電球間仕切りとなる第六片16の球面に沿ったスリット23の位置が変化しているだけであるから説明を省略する。
【実施例3】
【0022】
図3は、第三実施例で二個の電球Rをそれぞれ天地逆にしてケース10内に収容(同図(b)参照)し、同図(a)に示すように、その前面と背面を覆う第一・第三片11,13、両側を覆う第二・第四片12,14、第四片14と電球間仕切りとなる第六片16とを繋ぐ第五片15と電球間の仕切りとなる第六片16および糊代片17が折り畳み線fを介して連設されている。
【0023】
第一乃至第四片11〜14の下縁には底閉塞フラップ18a,18bと、第一片11の上縁に差し込み片21を有する蓋フラップ20が連設され、第三片13の上部には半円形の切り込み22が形成され、第六片16の下縁に電球Rの球面に沿ったスリット23が形成されている。
【0024】
上記第二片12の上部に折り畳み線f間の長さを底辺とする二等辺台形の折り畳み線24を、上記第四片の上部に折り畳み線f間の長さを底辺とする二等辺三角形の折り畳み線25を、その底辺が各片の上縁と平行なライン上に位置するようにそれぞれ形成し、第五片15の上縁は左下がりに傾斜し、上記第六片16の上縁は、上記二等辺三角形、二等辺台形の底辺延長線に一致するようにし、第五片15の下縁は左上がりに傾斜して底閉塞フラップ18a,18bが折り畳まれるとき干渉しないようになっている。
【0025】
上記のように展開形状のブランクを糊代片17と底閉塞フラップ18a,18bの糊代18cに両面接着シート(テープ)を貼り各片と底閉塞フラップを折り畳んで要所を接着し箱起こしを行って同図(b)のように電球Rを互いに天地逆にして収容し、上記二等辺三角形と、二等辺台形の折り畳み線24,25に沿って第二・第四片12,14の上部を折り畳み、蓋フラップ20を折り畳んで差し込み片21を第三片13の内側に差し込んで電球Rの包装は完了する。
【実施例4】
【0026】
次に図4乃至図6を参照しながら第四実施例を説明する。図4は、電球一個を包装するケースの展開状態のブランクで、第一乃至第四片11〜14と糊代片17は互いに折り畳み線fを介して連設され、第一乃至第四片11〜14の下縁には底フラップ26a,26bが折り畳み線gを介して連設され、第一片11の上縁には下記条件に適合した蓋フラップ20を、折り畳み線jを介して設け、該蓋フラップ20の内側に帽子形ハーフカット30と吊り下げ用の切抜き31と、中央上方に両端が鉤形に折れ半径rのスリット29が形成され、第三片13の上部には下記条件に適合した土字形で第三画に相当する横線スリット27bの端が鉤形27aのスリット27が形成されている。

1).h2≫W 2).R≧r 3).H=h 4).W1=w1
5).h3=1/2・h2
【0027】
第二・第四片12,14の上部には両側の折り畳み線f−f間の長さを底辺とする二等辺三角形の折り畳み線25が設けられ、第一片11の上縁の折り畳み線jには、その中央で半円形のミシン目またはハーフカットkが形成され、このハーフカットに続いて折り畳み線j上で両端を残してハーフカットlが形成されている。
【0028】
上記展開状態のブランクの糊代片17と第一・第三片11,13下縁の底フラップ26aに両面接着シートを貼り付け、各片と底フラップを折り畳んで要所を接着して電球包装用ケース10とし、図5(a)のように電球Rを収容し第二・第四片12,14上部の二等辺三角形の折り畳み線25に沿って折り畳んでケース10の上口を窄め、図5(b)のように蓋フラップ20の差し込み片28を第三片13の土字形スリット27の第三画横線部分27bに差し込み、図5(c)のように半径rの円弧状に形成したスリット部分29を押し込むと、その裏側に位置している第三片13上部に形成した半径Rのスリット27cの裏側に入り込み嵌め殺し状態となる。なお、土字状スリット27の縦のスリット27dとスリット部分29の突き出し29aは、半径rの円弧状スリット部分29を半径Rのスリット27cに押し込み易くするためのもので、スリット27aは差し込み片28を差し込み易くするものである。
【0029】
なお、この状態の部分断面を著したのが図6で、第三片13上部の土字状スリット27の第三画横線部分27bに蓋フラップ20の差し込み片28が差し込まれ、土字状スリット27の半径Rの円弧状スリット27cに、半径rの円弧状スリット部分29が押し込まれて円弧状スリット27cの裏側に入り込み嵌め殺し状態になっていることが分かる。
【0030】
蓋フラップ20の内側には、帽子形のミシン目またはハーフカット30が形成されてあり、ハーフカット30の両端は釣り針30aのように曲がり、帽子形の裾を結ぶラインの中間にも短いハーフカット30bが形成され、帽子形ハーフカット30の内側に吊り下げのための切り抜き孔31が形成されている。
【0031】
従って、帽子形ハーフカット30の部分を切り離し、切り離した部分を帽子形の裾のラインで起こすと包装した状態で切り抜き孔31に図示しないハンガーロッドを通して吊り下げ陳列をすることができる。
【0032】
上述のように、蓋フラップ20の差し込み片28は、嵌め殺し構造になっているため、一旦差し込むと、その部分から開封ができず、開封をするときは、第一片11上部に設けた半円形のハーフカットkに指先を突っ込み、その部分を摘みあげると、第一片11と蓋フラップ20間の折り畳み線j上に形成したハーフカットlに沿って蓋フラップ20が切り裂かれる。従って開封したことが瞬時に判明する。
【0033】
なお、この実施例では底フラップを糊付け方式(固定式)にしているが、箱起こしをしたとき底を閉塞する底閉塞フラップとすることができる。また、上記二等辺三角形の二等辺の長さ(頂角の角度)は、電球の形状に合わせて適宜決定するものである。
【産業上の利用可能性】
【0034】
以上説明した通りこの発明によれば電球包装用ケースの大きさを小さくすることができ、包装状態において、電球の口金部分の揺動が抑制されて電球の品質低下を防ぐことができ、蓋フラップを嵌め殺し方式としたものは、不正開封ができず開封をしたときは瞬時に判別することができ、帽子形ハーフカット部分を外すと商品を吊り下げ陳列できるようになるので極めて利用価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】(a)第一実施例のブランクの平面図、(b)電球を収容した状態の斜視図
【図2】(a)第二実施例のブランクの平面図、(b)電球を収容した状態の斜視図
【図3】(a)第三実施例のブランクの平面図、(b)電球を収容した状態の斜視図
【図4】第四実施例のブランクの平面図
【図5】図4の(a)電球を収容した状態の斜視図、(b)差し込み片を差し込んだ状態の斜視図、(c)差し込み片を嵌め殺しにした状態の斜視図
【図6】図4の差し込み片を嵌め殺しにした部分の断面図
【符号の説明】
【0036】
10 ケース
11 第一片
12 第二片
13 第三片
14 第四片
15 第五片
16 第六片
17 糊代片
18a 底閉塞フラップ(糊代側)
18b 底閉塞フラップ
18c 底閉塞フラップの糊代
19 内側フラップ
20 蓋フラップ
21 差し込み片
22 半円形切り込み
23 球面に沿うスリット
24 二等辺台形の折り畳み線
25 二等辺三角形の折り畳み線
26a 底フラップ
26b 底フラップ
27 土字状スリット
28 差し込み片
29 半径rのスリット部分
30 帽子形ハーフカット
31 吊り下げ用切抜き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二個の電球を並列して収容する電球包装用ケースにおいて、二個の電球をそれぞれ天地逆にして並列し、その電球の前面と背面を覆う第一・第三片、左右側面を覆う第二・第四片、さらに、上記第三片の1/2幅の第五片、上記第四片より僅かに狭い幅で電球間を仕切る第六片および糊代片を、互いに折り畳み線を介して連設し、上記第一片の上縁に差し込み片を有する蓋フラップを、折り畳み線を介して連設し、上記第四片上縁から糊代片上縁までの間で上記差し込み片が干渉しないように段差を形成し、上記第四片下縁から第六片下縁に亘って、第一・第三片の下縁に連設した底閉塞フラップが干渉しないように段差を形成したことを特徴とする電球包装用ケース。
【請求項2】
上記第四片上縁から上記糊代片上縁までの間で形成する段差を、第五片上縁の下向き傾斜と第六片上縁と糊代片上縁間の段差の合計が、上記蓋フラップの差し込み片の高さと同一または僅かに大きくし、上記第四片下縁から第六片下縁に亘る段差を、上記底閉塞フラップの高さと同一または僅かに大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の電球包装用ケース。
【請求項3】
上記第二・第四片上部の、いずれか一方に、折り畳み線間の長さを底辺とする二等辺三角形を、他方に、折り畳み線間の長さを底辺とする二等辺台形を、その底辺が各片の上縁と平行なライン上に位置するように形成し、上記第六片の上縁は、上記二等辺三角形・二等辺台形の底辺延長線に一致または下にあることを特徴とする請求項1または2に記載の電球包装用ケース。
【請求項4】
上記電球間仕切りとなる第六片に電球の球面を受け入れる円弧状スリットを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電球包装用ケース。
【請求項5】
一個の電球の周囲を囲む第一乃至第四片と糊代片とを折り畳み線を介して連設し、第二・第四片の上部に、折り畳み線間の長さを底辺とする二等辺三角形を、その底辺が各片上縁と平行な同一ライン上に位置するように形成し、第一乃至第四片の下縁に底フラップを、折り畳み線を介して連設し、第三片の上部に下記条件に適合した土字形で第三画に相当する横線の端が鉤形のスリットを設け、第一片の上縁に下記条件に適合した蓋フラップを、折り畳み線を介して設け、該蓋フラップ内に帽子形のハーフカットと吊り下げ用の切抜きと、両端が鉤形に折れ、中央上方向に角を出した半径rのスリットを形成したことを特徴とする電球包装用ケース。

1).h2≫W 2).R≧r 3).H=h 4).W1=w1
5).h3=1/2・h2
【請求項6】
上記第一片と上記蓋フラップ間の折り畳み線上に、第一片上端に形成した半円形ハーフカットに続き両端に届かないハーフカットを形成し、帽子形ハーフカットの両端を釣針状にし、帽子形の下端を結ぶ線上に、中央にスリットを形成した折り畳み線を設けたことを特徴とする請求項5に記載の電球包装用ケース。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2006−8143(P2006−8143A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−184000(P2004−184000)
【出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【出願人】(390002370)大塚包装工業株式会社 (12)
【Fターム(参考)】