説明

面発光モジュール及びそれを用いた面発光装置

【課題】 電源容量に応じて駆動部の設計を変更させることなく、様々な規模及び形状の面発光装置を簡単に構成することができる、直下型の面発光モジュール及びそれを用いた面発光装置を提供することにある。
【解決手段】 面発光モジュール1は、複数のLED2と、複数のLED2を封止するシリコーン3と、LED2を接続するための配線4と、複数のLED2を実装する基板5と、複数の基板5を搭載し複数のLED2から放射される光を反射する支持部材6と、LED2を駆動する電流及び信号を供給する駆動部7とを備える。複数の面発光モジュール1を組み合せることにより、様々な規模及び形状の大型面光源を容易に構成することができる。各面発光モジュールに駆動部7が設けられているため、装置が大型化しても、各駆動部の電源容量が変化しない。更に、LEDを直列接続し定電流駆動する構成にすることで、省電力化を図ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)を光源に用いた面発光モジュール及びそれを用いた面発光装置に関し、特に、複数のモジュールを組み合せることにより、面発光装置の規模や用途に応じた設計自由度が高くすることができ、薄型・軽量で、かつ環境に対する安全性が高い、面発光モジュール及びそれを用いた面発光装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、店舗用の照明装置や看板等の大型の発光表示装置に用いられる光源としては、蛍光灯やネオン管が広く用いられている。しかしながら、蛍光灯は水銀を使用しているために有害であり、産業廃棄物としての適切な処理を必要とするといった種々の問題を有している。また、蛍光灯やネオン管は、寿命が短くランニングコストも大きい。
【0003】
更に、蛍光灯やネオン管を店舗用の照明装置や看板等の表示装置に使用する際には、当初の設置あるいは修理・交換等のメンテナンスの際に、高い足場を組み、発光装置の電源を切った上で作業を行う必要がある。蛍光灯やネオン管は寿命が短くメンテナンスの頻度が高いため、ユーザの負担が大きくなるという問題があった。
【0004】
また、近年では、公道上の建築物あるいは工作物に関する法律や条令の規制に適合するため、屋外に設置される面発光装置に対する薄型化の要請が高まっている。
【0005】
このような問題を解消するものとして、LEDを光源とする面発光装置が提案されている。LEDは半導体製造技術に基づいて製造されることから、量産性、省コスト性に優れた特長を有する。更に、LEDは寿命が長く、現時点では約7万時間の使用に耐えうる製品も実用化されている。
【0006】
そのため、LEDを発光表示装置の光源として用いることが試みられており、例えば、複数のゾーンに設けられた発光ダイオードを光源として備えた看板装置が提案されている(特許文献1参照)。また、一連のLEDを拡散レンズで覆った複数本のLEDユニットを備えた面発光表示装置が提案されている(特許文献2参照)。
【0007】
特許文献1の看板装置によると、第1LEDゾーンと第2LEDゾーンに設けた発光ダイオードを固定基板の貫通孔に挿入して定位置に固定し、配線基板上のLED光源を点灯させている。また、看板本体は必ずしも一体的に成形する必要はなく、複数の文字パーツを組み合せて1つの文字を構成することもできるとしている。
【0008】
特許文献2の面発光表示装置によると、LED基板上に複数個のLEDを配置し、複数個のLEDを覆う拡散レンズと、拡散レンズの円弧端から上方に伸びる延長部分の背面に反射板を備えたLEDユニットを枠状ケース内に複数有している。
【特許文献1】特開2003−66880号公報(段落0010、0015、図3)
【特許文献2】特開2005−17573号公報(段落0013、図2、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1の看板装置によると、第1及び第2のLEDゾーンからなる面発光部の形状及び大きさを自由に変更できるが、LEDゾーンの大きさにより駆動部の電源容量が変化するため、電源及び電源駆動部を新たに設計する必要がある。
【0010】
また、特許文献2の面発光モジュールによると、LED発光体を利用して均一な光を表示板に向けて照射することができるが、ケースの横方向の長さに合わせてLEDユニットの長さを変えなければならず、また、ケースの縦方向の長さに合わせて反射部を備えた延長部分の長さを変える必要がある。
【0011】
従って、本発明の目的は、面形状を有し各々駆動部を備えた複数個の光源モジュールを並べることにより、電源容量に応じて駆動部の設計を変更させることなく、様々な規模及び形状の面発光装置を簡単に構成することができる、直下型の面発光モジュール及びそれを用いた面発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、上記の目的を達成するため、複数のLEDと、前記複数のLEDを設けた第1の支持部材と、外部の電源から電流を供給され前記複数のLEDの駆動を行う駆動部と、前記LEDの背面に設けられ前記LEDから放射される光を反射する反射面を有することを特徴とする面発光モジュールを提供する。
【0013】
前記第1の支持部材は、前記反射面と一体に形成され、前記LEDの背面に放射された光を反射するように構成してもよい。
【0014】
前記駆動部は、前記面発光モジュールに内蔵されるように構成してもよい。更に、前記駆動部は、前記外部の電源からの交流電流を入力する電源入力部と、前記交流電流を直流電流に整流する整流部と、前記整流部から供給された前記直流電流により前記複数のLEDを駆動させる定電流部とからなるように構成することができる。
【0015】
好ましくは、前記面発光モジュールは、前記複数のLEDを実装した基板と、前記第1の支持部材に設けられ、前記複数のLEDを前記駆動部に接続する配線を更に含み、前記第1の支持部材は前記基板を搭載し、前記基板と前記複数のLEDの接合部が樹脂により封止される。また、前記第1の支持部材は、前記基板を搭載するための溝を有してもよい。更に、前記溝は、単数あるいは複数の列ごとに、保護部材により覆ってもよい。
【0016】
好ましくは、前記面発光モジュールは、それぞれ、前記複数のLEDを実装した基板と前記基板を搭載した第2の支持部材とからなる複数の面発光ユニットと、及び前記第1の支持部材及び第2の支持部材に設けられ、前記複数のLEDを前記駆動部に接続する配線を更に含む。また、前記面発光モジュールは、前記複数のLEDを覆い、前記第2の支持部材に接合された透光性を有するカバー部材を更に含んでもよい。
【0017】
好ましくは、前記面発光モジュールは、それぞれ、前記複数のLEDの1つを実装した基板と前記基板を搭載し前記LEDと前記基板との接合部を樹脂により封止した筐体とからなる複数のLEDユニットと、及び前記駆動部と前記複数のLEDユニットを接続するケーブルとからなる。また、前記第1の支持部材は、前記LEDユニットを搭載するための凹部を備えてもよい。更に、前記凹部は、前記第1の支持部材に設けられた突出部に形成されてもよい。
【0018】
好ましくは、前記面発光モジュールは、前記LEDの放射光及び前記反射面の反射光を拡散する拡散部材を更に含む。前記拡散部材は、複数の前記面発光モジュールに共通の部材として設けてもよい。
【0019】
本発明は、上記の目的を達成するため、拡散板と、前記拡散板の裏側に配置された発光板とを含み、前記発光板は、複数の同一形状の面発光モジュールによって構成され、前記複数の面発光モジュールは、それぞれ、複数のLEDからなる発光部と、前記発光部を駆動する駆動部を備えたことを特徴とする面発光装置を提供する。
【発明の効果】
【0020】
本発明によると、電源容量に応じて駆動部の設計を変更させることなく、様々な規模及び形状の照明・表示用の面発光モジュール及びそれを用いた面発光装置を簡単に構成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る直下型の面発光モジュールの斜視図である。
【0022】
(面発光モジュール1の全体構成)
この面発光モジュール1は、複数のLED2と、複数のLED2を樹脂封止するシリコーン(シリコン樹脂)3と、複数のLED2を実装する基板5と、複数の基板5を搭載し複数のLED2から放射される光を反射する支持部材6と、LED2を駆動するための電流及び信号を供給する駆動部7と、基板5及び駆動部7を覆い保護するカバー部材8を有する。
【0023】
LED2は、白色LEDあるいは赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)LED等のLED素子を発光源とする実装型のLED2であり、基板5に実装されて複数個が支持部材6に搭載されている。
【0024】
支持部材6は、プラスチック等の樹脂材料を成形あるいは金属を加工することによって形成された平板状部材であり、LED2から放射された光の反射性を高めるための反射板を兼ねている。いわゆる直下型LED発光装置においては、LED2の背面に反射板あるいは反射面が形成されている。本実施の形態においては、反射板の機能を提供するために、支持部材6を白色の樹脂で形成する、あるいは白色に塗装することにより、支持部材6と反射面を一体に形成している。また、支持部材6の表面に更に反射板あるいは反射面を設けてもよい。
【0025】
基板5は、ガラスエポキシ、樹脂等の材料からなり、LED2の底面に露出した電極端子部と電気的に接続される配線4を表面に有し、複数のLED2が所定の間隔で実装されている。
【0026】
支持部材6は、複数のLED2を搭載した基板5を搭載し、基板5の間隔は所望の形状を供するように任意に定めることができる。本実施の形態においては、複数のLED2の縦方向および横方向の間隔が一定となるように設定される。本実施の形態では、支持部材6の形状は、縦350mm、横500mmの長方形であり、LED2は縦方向および横方向の間隔がそれぞれ約50mmとなるように搭載している。
【0027】
上記面発光モジュール1を例えば面発光装置に用いる場合には、面発光装置の用途、設置場所等に合わせて複数の発光モジュール1を組み合わせ、所望の形状及び規模とすることができる。面発光装置の大きさは、縦を数百mm〜数m、横を数百mm〜数m、奥行約80mm〜100mm程度とすることができる。
【0028】
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る面発光モジュール1の構成を示す断面図である。
【0029】
(面発光モジュール1の構成)
図2に示すように、LED2は、基板5に実装され、基板5は、更に支持部材6上に搭載されている。支持部材6は、基板5に実装された複数のLED2を収納するため、複数の溝部(凹部)6Aを有する。本実施の形態において、溝部6Aは面発光モジュール1の縦方向に沿って設けられているが、横方向に沿って設けてもよい。支持部材6に搭載された複数のLED2は、図1の面発光モジュール1の右側に例示されるように、基板5及び支持部材6に設けられた配線4により、直列接続され、駆動部7に接続されている。
【0030】
本実施の形態において、支持部材6は、LED2を支持し面発光モジュール1を固定するための部材と、LED2から放射された光の反射性を高めるための反射板を兼ねている。面発光モジュール1は、支持部材6を前面板11と裏面板12の間に設けられたシャーシ13に、ネジ、嵌合等を用いて固定することができる。
【0031】
(面発光モジュール1を用いた面発光装置10の構成)
図3は、面発光モジュール1を用いて構成された面発光装置10の断面図を示す。
【0032】
面発光装置10を組み立てる際には、まず、1つあるいは複数の面発光モジュール1を裏面板12に取り付けたシャーシ13に固定し、次に樹脂製(例えば、アクリル製)の前面板11を面発光モジュール1から約50ミリメートル程度離隔させ、複数の面発光モジュール1の全面を覆うように取り付ける。LED2が点灯すると、LED2の光が前面板11に向かって放射され、更にLED2の背面に設けた支持部材6によって反射された光が前面板11に向かう。前面板11が、LED2からの放射光及び支持部材6からの反射光を拡散することにより、均一でムラのない発光を得ることができる。
【0033】
面発光モジュール1を用いた面発光装置は、表示装置、照明装置等として用いることができる。更に、照明・表示用の面発光装置として所望の輝度を得られるように、前面板11と支持部材6の間の間隔は約50mm程度に構成している。また、面発光装置全体の薄型化を達成するために、前面板11と裏面板12の間の間隔は約80mm程度に構成している。
【0034】
(複数の面発光モジュール1の接続構造)
図4は、シャーシ13を用いて複数の面発光モジュール1を接続する構造の断面図を示す。
【0035】
図4に示すように、支持部材6の端部及びシャーシ13にネジ穴を設け、ネジ14で支持部材6をシャーシ13に固定することにより、複数の面発光モジュール1を接続し所望の規模及び形状の面発光光源を得ることができる。但し、複数の面発光モジュールの接続方法は、シャーシ13を介したネジ止めによる接続に限定されず、シャーシ13と支持部材6の端部に嵌合部分を設ける、あるいは面発光モジュール1同士を直接ネジ止めあるいは嵌合により接続するように構成してもよい。
【0036】
図5は、図2に示されたLED2及び基板5のシリコーン3による封止状態を示す斜視図である。
【0037】
図2及び図5に示すように、支持部材6に形成された溝部6AにLED2を実装した基板5を収納し、複数のLED2の間をカバー部材8によって覆う。図5の下側に例示されるように、カバー部材8と支持部材6の隙間及び基板5の搭載面をシリコーン3によって封止し、防水・防滴を達成する。これにより、各面発光モジュール1の単位で防水・防滴構造とすることができる。
【0038】
(支持部材6及びカバー部材8の変形例)
図6は、第1の実施の形態にかかる面発光モジュール1の支持部材6及びカバー部材8の変形例を示し、(A)は変形例の斜視図、(B)はその一部の拡大断面図である。
【0039】
図6(A)において、支持部材6には、面発光モジュールの縦方向及び横方向に沿って、複数のLED2を収納するための溝部6Aが設けられている。また、カバー部材8は、複数(本変形例においては、2列)の溝部6Aを覆うように構成されている。カバー部材8には、複数のLED2に対応した複数の開口部が設けられ、更に、ネジ14Aにより固定されている。
【0040】
図6(B)は、図6(A)に示す面発光モジュール1のうち、破線で囲まれた中央部分の拡大断面図である。カバー部材8が複数の溝部6Aの全体を覆うように、支持部材6の複数の溝部6Aの外周には段状部が設けられ、更に、外周の段状部に対応させてカバー部材8の形状を決定している。この外周の段状部とカバー部材8の隙間をシリコーン3で封止し、防水・防滴構造を達成している。上記構成によれば、樹脂封止が必要な箇所を低減させることができ、シリコーン3の量を低減できる。
【0041】
(駆動部7の構成)
図7は、面発光モジュール1の駆動部7の構成を示すブロック図である。
【0042】
面発光モジュール1は、各々に駆動部7が設けられ、駆動部7は、直列接続された複数のLED2からなるLED部20と面発光モジュール1の外部に設けられた電源77に接続される。本実施の形態において、駆動部7は、電源77に接続され交流電流を入力するための入力部71、交流電流を直流電流に整流するための整流部72、整流された直流電流をLED部20に供給し、LED部20を駆動する定電流部73、定電流部73の動作を制御するためのスイッチ74、更に、スイッチ74に接続され、周囲の明るさを感知するためのセンサ75、及び時間を計測するためのタイマ76からなる。
【0043】
(駆動部7の動作)
駆動部7の動作は以下の通りである。交流電源77(例えば、AC100V電源)から入力部71に交流電流が供給され、入力部71から交流電流が整流部72に供給され、整流部72は交流電流を直流電流に整流し、LED部20に接続された定電流部73に直流電流を供給する。定電流部73はスイッチ74によって制御され、LED部20に供給する電流量を変化させることによりLED部20の制御、特に調光を行う。
【0044】
スイッチ74により、LED部20の明るさを0%〜100%に制御する。また、スイッチ74に接続されたセンサ75は、周囲の明るさを感知し、周囲が所定の明るさより暗くなったときにはスイッチ74をオン状態にしてLED部20を点灯し、周囲が所定の明るさより明るくなったときにはスイッチ74をオフ状態にしてLED部20を消灯させる。また、タイマ76を使用して、所定の時刻、例えば午前0時になったとき、供給する電流量を減少させ、LED部20の発光量を低下させる。
【0045】
ここで、駆動部7は、図1及び図2に示されるように、支持部材6の中央に縦方向に開口部を設けて収納し、カバー部材8で覆っている。また、面発光モジュール1の他の部分に駆動部7を内蔵するようにしてもよい。面発光モジュール1の各々に駆動部7が設けられ、それぞれ外部の電源に接続されているため、面光源を大型化しても駆動部7の電源容量が変化しない。このため、各駆動部7を小型化することができる。また、駆動部7を面発光モジュール1に内蔵するように構成しても、駆動部7が小型であるため、面発光モジュール1を全面発光させることができる。
【0046】
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によれば、複数の面発光モジュールを、縦横に並べて固定することにより、様々な規模及び形状の大型面光源を容易に構成することができる。また、複数の面発光モジュールのそれぞれに駆動部が設けられているため、面発光装置全体の電気的接続が容易であり、設計自由度が高い。また、面発光装置全体の規模が大型化しても、駆動部が各モジュールに分散しているため、各駆動部の電源容量に変化がない。このため、駆動部を特別に設計する必要がなく、また駆動部本体を小型化することができる。更に、LEDを直列接続し、交流電源を使用して定電流駆動する構成にすることで、省電力化を図ることができる。
【0047】
(第2の実施の形態)
図8は、第2の実施の形態に係る面発光モジュールの斜視図である。また、図9は面発光モジュールに含まれる面発光ユニット1Aの分解斜視図であり、図10は面発光ユニット1Aの拡大断面図である。
【0048】
以下の説明において、第1の実施の形態と同様の構成および機能を有する部分については共通の引用数字を付している。
【0049】
第1の実施の形態では、支持部材6の溝部6Aに複数のLED2を実装した基板5を搭載する構成をとっているが、本実施の形態では、図8に示すように、面発光モジュール1の支持部材6の上に、更に複数の長尺状の面発光ユニット1Aを設けた構成をとっている。
【0050】
図9に示すように、面発光ユニット1Aの各々は、支持部材6から独立した長尺状の支持部材61上に複数のLED2を実装した基板5を搭載し、面発光ユニット1Aの両端部には、端部の保護と防水・防滴を容易にするためにキャップ15が設けられている。また、LED2を保護するために、長尺状の支持部材61上に、透明の樹脂から形成され、断面が多角形状あるいは半円弧状の透明カバー16を設けている。図10に示すように、防水・防滴のため、透明カバー16と長尺状の支持部材61の接合部はシリコーン3によって封止される。透明カバー16を用いることにより、封止に用いるシリコーン3の量を低減することができる。また、キャップ15に透明カバー16の端面に対応する切込み部を設け、キャップ15によって透明カバー16を長尺状の支持部材61に固定する構成としてもよい。
【0051】
複数の面発光ユニット1Aは、支持部材6に対して着脱可能に構成してもよい。また、キャップ15、支持部材6及び長尺状の支持部材61に配線4を設けることにより、複数の面発光ユニット1Aに搭載されたLED2は直列接続され、駆動部7に接続される。
【0052】
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によれば、様々な規模及び形状の大型面光源を容易に構成することができる。また、面発光モジュールに駆動部が設けられているため、面発光装置全体の電気的接続が容易であり、設計自由度が高い。また、面発光装置全体の規模が大型化しても、各駆動部の電源容量に変化がない。このため、駆動部を特別に設計する必要がなく、また駆動部本体を小型化することができる。更に、面発光ユニットを直列接続しているため、定電流駆動にすることにより、省電力化を図ることができる。
【0053】
また、面発光モジュールを着脱可能な複数の面発光ユニットを備えた構成とすることにより、1個のLEDに不具合が生じた場合であっても、不具合の生じたLEDを搭載した面発光ユニットのみを交換することで、容易にメンテナンスを行うことができる。また、透明カバーを設けることによりLEDを保護することができ、樹脂封止に用いるシリコーンの量を低減することができる。更に、長尺状の支持部材を透明カバーで覆い、端部をキャップで保護した長尺状の面発光ユニットは、形状が従来の蛍光灯に類似し取り扱いが容易であるという利点がある。
【0054】
(第3の実施の形態)
図11は、第3の実施の形態に係る面発光モジュール1の斜視図である。また、図12は面発光モジュール1に含まれるLEDユニット2Bを示し、(A)は複数のLEDユニット2Bの斜視図であり、(B)はLEDユニット2Bの拡大斜視図である。
【0055】
以下の説明において、第1の実施の形態と同様の構成および機能を有する部分については共通の引用数字を付している。
【0056】
第1の実施の形態では、支持部材6の溝部6Aに複数のLED2を実装した基板5を搭載する構成をとっているが、本実施の形態では、図11に示すように、ケーブル18で接続された複数のLEDユニット2Bが面発光装置10に収容された構成をとっている。
【0057】
図12(A)に示すように、面発光モジュール1は、ケーブル18によって接続された複数のLEDユニット2Bと、LEDユニット2Bに接続された駆動部7(図示せず)からなる。なお、本実施の形態において、複数のLEDユニット2Bは直列に接続されているが、並列に接続するように構成してもよい。更に、本実施の形態の複数のLEDユニット2Bは、フレキシブルな配置が可能であるため、面発光装置の規模及び形状を問わず使用することができる。例えば、従来はネオン管が使用されていた文字型看板に使用する際には、文字の形状に合わせて、複数のLEDユニット2Bを配置し、面発光装置の筐体の内面に、ネジ、接着剤、あるいは両面テープ等で固定することができる。
【0058】
LEDユニット2Bは、図12(B)に示すように、LED2を基板5に実装し、白色のプラスチック製の筐体からなるカバー17に搭載した後、LED2とカバー17の接合部をシリコーン3により封止している。また、カバー17の側面に開口部を設け、開口部を介してケーブル18をLED2に接続している。更に、カバー17の側面には、LEDユニット2Bをネジで固定するために、ネジ止め部14Bを設けている。また、LED2の放射光を反射するために、カバー17の裏面に更に反射板を設けてもよい。
【0059】
(面発光装置10の構成)
図13は、第3の実施の形態に係る面発光モジュール1を用いて構成された面発光装置10の一例を示し、(A)は面発光装置の断面図であり、(B)は支持部材6の凹部6Cの斜視図であり、(C)はその断面図である。なお、図13(A)〜(C)においては、ネジ止め部14Bを省略している。
【0060】
図13(A)は、第3の実施の形態に係る面発光モジュール1を用いて構成された面発光装置10の一例を示す。
【0061】
本実施の形態に係る面発光装置10を組み立てる際には、まず、図13(B)に示すように、複数のLEDユニット2Bを支持部材6に固定する。ここで、支持部材6は、第1の実施の形態における裏面板12と一体に形成されており、支持部材6、裏面板12及びシャーシ13の機能を兼ねている。
【0062】
ここで、図13(C)に示すように、複数のLEDユニット2Bを固定するために、支持部材6にはLEDユニット2Bを収納するための凹部6Cが設けられている。なお、凹部6Cの形状は、LEDユニット2Bの形状に対応して決定される。更に、支持部材6には、ケーブル18を収容するための溝を設けてもよい。ここで、複数のLEDユニット2Bはフレキシブルに接続され、ケーブル18は取り回しが自由で、支持部材6に配線4を設ける必要がないため、凹部6Cは支持部材6上に任意の形状で設けることができる。例えば、各凹部6Cを直線状あるいは曲線状に配置することができ、また、縦方向、横方向だけでなく、放射状、同心円状等に配置してもよい。
【0063】
次に、樹脂製(例えば、アクリル製)の前面板11を面発光モジュール1から約50ミリメートル程度離隔させ、面発光モジュール1の全面を覆うように取り付ける。本実施の形態においては、裏面板12及びシャーシ13を設けないことにより、面発光装置10を更に薄型化することができる。更に、LEDユニット2Bは、単体で防水・防滴加工が施されているため、面発光モジュール1全体に防水・防滴加工を施す必要がない。
【0064】
(支持部材6の変形例)
図14は、第3の実施の形態に係る面発光モジュール1の支持部材6の変形例を示し、(A)は面発光装置の断面図であり、(B)は支持部材6の突出部6B及び凹部6Cの斜視図であり、(C)はその断面図である。なお、図14(A)〜(C)においては、ネジ止め部14Bを省略している。
【0065】
図14に示す面発光モジュール1は、図13の面発光モジュール1と、支持部材6の構造及び形状の点で異なっている。図14(A)〜(C)に示すように、LEDユニット2Bを収納するための凹部6Cは、支持部材6に設けられた突出部6Bに形成されている。図14(c)では、突出部6Bの底面は支持部材の表面より高くなるよう構成されているが、支持部材の表面と同じ、あるいはそれより低くてもよい。突出部6Bの底面の高さを変更することによって、面発光装置10の筐体の外形寸法を変更することなく、前面板11とLEDユニットの発光面の間の距離を任意に変更することができる。また、突出部6B及び凹部6Cの形状は任意に決定することができる。
【0066】
(LEDユニット2Bの変形例)
図15は、第3の実施の形態にかかる面発光モジュール1のLEDユニット2Bの変形例を示し、(A)は変形例の斜視図であり、(B)はその断面図である。
【0067】
図15(A)において、LEDユニット2Bは、LED2を基板5に実装し、組み合わされて1つの筐体を構成する上カバー17A及び下カバー17Bに搭載し、LED2と上カバー17Aの接合部をシリコーン3により封止する。また、図15(B)に示されるように、下カバー17Bの開口部を介して基板5に接続されるケーブル18には、シリコーン封止部3Aが設けられ、下カバー17Bと基板5の間にはシリコーンプレート3Bが設けられている。この構造によれば、LEDユニット2Bの防水・防滴機能をより高めることができる。
【0068】
(LEDユニット2Bの他の変形例)
図16は、第3の実施の形態にかかる面発光モジュール1のLEDユニット2Bの他の変形例を示し、(A)は変形例の斜視図であり、(B)はその断面図である。
【0069】
図16に示すLEDユニット2Bは、図15のLEDユニット2Bと、封止構造、特に上カバー17Aの構造及び形状の点で異なっている。図16(A)及び(B)に示すように、LEDユニット2Bの上カバー17Aは、中央部に半球状のドーム部17Cを備えている。また、上カバー17A及びドーム部17Cは、LED2から放射される光及び反射光を透過するように、透光性を有する材料、例えば、透明な樹脂により形成される。防水・防滴のための封止を行うには、ドーム部17Cを備えた上カバー17Aを下カバー17Bに搭載し、上カバー17Aと下カバー17Bの接合部をシリコーン3により封止する。この構造によれば、LED2を衝撃等から保護しつつ、LEDユニット2Bの防水・防滴機能をより高めることができる。更に、ドーム部17Cを設けることにより、樹脂封止に用いるシリコーン3の量を低減することができる。
【0070】
(第3の実施の形態の効果)
上記した第3の実施の形態によれば、面発光モジュールを、フレキシブルに接続された複数のLEDユニットを備えた構成とすることにより、いかなる形状及び規模の面発光装置にも使用することができ、取り扱いが容易になるという利点がある。更に、面発光モジュールに駆動部が設けられているため、面発光装置全体の電気的接続が容易であり、設計自由度が高い。また、面発光装置全体の規模が大型化しても、各駆動部の電源容量に変化がない。このため、駆動部を特別に設計する必要がなく、また駆動部本体を小型化することができる。更に、複数のLEDユニットを直列接続しているため、定電流駆動にすることにより、省電力化を図ることができる。
【0071】
また、支持部材に凹部を設け、複数のLEDユニットを収納する構造をとることで、装置の薄型化が可能であり、LEDユニットを自由に配置することができる。また、支持部材に設けた突出部に凹部を形成し、突出部の底面の高さを変えることにより、発光面と前面板の間隔を任意に変えることができる。更に、LEDユニットの各々に防水・防滴加工を施すことにより、面発光モジュール全体に防水・防滴加工を行う必要がなくなる。また、LEDユニットのカバーにドーム部を設けることで、LEDを保護し、封止に用いる樹脂の量を低減することができる。
【0072】
以上、本発明の面発光モジュール及び面発光装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
【0073】
(1)本実施の形態では、複数のLED2は直列に接続されているが、本発明はこれに限定されず、並列に接続してもよい。
【0074】
(2)本実施の形態では、前面板11をLED2の放射光及び反射面からの反射光の拡散部材としたが、本発明はこれに限定されず、面発光モジュール1に拡散部材を含める構成としてもよい。また、1つの拡散部材を複数の面発光モジュールに対して設ける構成としてもよい。更に、前面板11をアクリル製樹脂から形成されるとしたが、本発明はこれに限定されず、ガラス、樹脂等の他の材料を使用してもよい。
【0075】
(3)本実施の形態では、面発光モジュール1の電源77は、AC100Vの交流電源としたが、本発明はこれに限定されず、AC110V、AC220V等の交流電源であってもよい。
【0076】
(4)本実施の形態では、電源77として交流電源を使用しているが、本発明はこれに限定されず、直流電源を使用してもよい。直流電源を電源77として使用する際には、LED部20の各LED2は並列接続とすることができる。
【0077】
(5)本実施の形態では、LED部20は定電流部73により定電流駆動されているが、本発明はこれに限定されず、抵抗接続とし、調光はチョッパーで行ってもよい。
【0078】
(6)本実施の形態では、スイッチ74、センサ75、及びタイマ76は、面発光モジュール1の内部に設けられているが、本発明はこれに限定されず、面発光モジュール1の外部に設けてもよい。また、他の外部信号入力手段を設けてもよい。複数の面発光モジュール1の駆動部7に対して、外部から信号を入力することによって、複数の面発光モジュール1の駆動を同時に制御することができる。
【0079】
(7)本実施の形態では、整流部72は、入力部71から供給された交流電流を直流電流に整流する構成としたが、本発明はこれに限定されず、入力部71から供給された交流電流を降圧し、直流に整流する構成としてもよく、更に、スイッチング・レギュレータを用いて、降圧・整流する構成としてもよい。
【0080】
(8)本実施の形態では、面発光ユニット1Aに設けられた透明カバー16を透明の樹脂から形成されるとしたが、本発明はこれに限定されず、カバー16は、透明以外の乳白色あるいは他の色であってもよい。また、カバー16は、樹脂以外のガラス等の材料から形成されてもよい。更に、透明カバー16にレンズ機能を持たせ、放射光及び反射光の制御(例えば、光の指向性の確保)を行うようにしてもよい。
【0081】
(9)本実施の形態では、LEDユニット2Bに設けられた上カバー17Aのドーム部17Cを透明の樹脂から形成されるとしたが、本発明はこれに限定されず、上カバー17Aのドーム部17Cは、透明以外の乳白色あるいは他の色であってもよい。また、カバー17Aのドーム部17Cは、樹脂以外のガラス等の材料から形成されてもよい。更に、ドーム部17Cにレンズ機能を持たせ、放射光及び反射光の制御(例えば、光の指向性の確保)を行うようにしてもよい。
【0082】
(10)本実施の形態では、面発光モジュール1を一方向に向けて搭載し、面発光装置10を構成しているが、本発明はこれに限定されず、複数の面発光モジュール1の発光面を互いに反対方向に向けて設けることにより、両面発光の面発光装置としてもよい。更に複数の面発光モジュール1を多方向に向けて設けることにより、多面発光の面発光装置とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0083】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る直下型の面発光モジュールの斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る面発光モジュール1の構成を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態に係る面発光モジュールを用いて構成された面発光装置の断面図である。
【図4】図4は、シャーシを用いて複数の面発光モジュールを接続する構造の断面図である。
【図5】図5は、図2に示されたLED及び基板のシリコーンによる封止状態を示す斜視図である。
【図6】図6は、第1の実施の形態にかかる面発光モジュールの支持部材及びカバー部材の変形例を示し、(A)は変形例の斜視図、(B)はその一部の拡大断面図である。
【図7】図7は、面発光モジュールの駆動部の構成を示すブロック図である。
【図8】図8は、第2の実施の形態に係る面発光モジュールの斜視図である。
【図9】図9は、面発光モジュールに含まれる面発光ユニットの分解斜視図である。
【図10】図10は、面発光ユニットの断面図である。
【図11】図11は、第3の実施の形態に係る面発光モジュールの斜視図である。
【図12】図12は、面発光モジュールに含まれるLEDユニットを示し、(A)は複数のLEDユニットの斜視図であり、(B)はLEDユニットの拡大斜視図である。
【図13】図13は、第3の実施の形態に係る面発光モジュールを用いて構成された面発光装置の一例を示し、(A)は面発光装置の断面図であり、(B)は凹部の斜視図であり、(C)はその断面図である。
【図14】図14は、第3の実施の形態に係る面発光モジュールを用いて構成された面発光装置の支持部材の変形例を示し、(A)は面発光装置の断面図であり、(B)は支持部材の突出部及び凹部の斜視図であり、(C)はその断面図である。
【図15】図15は、第3の実施の形態にかかる面発光モジュールのLEDユニットの変形例を示し、(A)は変形例の斜視図であり、(B)はその断面図である。
【図16】図16は、第3の実施の形態にかかる面発光モジュールのLEDユニットの他の変形例を示し、(A)は変形例の斜視図であり、(B)はその断面図である。
【符号の説明】
【0084】
1 面発光モジュール
1A 面発光ユニット
2 LED
2B LEDユニット
3 シリコーン
3A シリコーン封止部
3B シリコーンプレート
4 配線
5 実装基板
6 支持部材
6A 溝部
6B 突出部
6C 凹部
7 駆動部
10 面発光装置
11 前面板
12 裏面板
13 シャーシ
14,14A ネジ
14B ネジ止め部
15 キャップ
16 透明カバー
17 カバー
17A 上カバー
17B 下カバー
17C ドーム部
18 ケーブル
20 LED部
61 長尺状の支持部材
71 入力部
72 整流部
73 定電流部
74 スイッチ
75 センサ
76 タイマ
77 電源

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のLEDと、
前記複数のLEDを設けた第1の支持部材と、
外部の電源から電流を供給され前記複数のLEDの駆動を行う駆動部と、
前記LEDの背面に設けられ前記LEDから放射される光を反射する反射面を有することを特徴とする面発光モジュール。
【請求項2】
前記第1の支持部材は、前記反射面と一体に形成されることを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項3】
前記駆動部は、前記面発光モジュールに内蔵されることを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項4】
前記駆動部は、前記外部の電源からの交流電流を入力する電源入力部と、前記交流電流を直流電流に整流する整流部と、前記整流部から供給された前記直流電流により前記複数のLEDを駆動させる定電流部とからなることを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項5】
前記面発光モジュールは、前記複数のLEDを実装した基板と、前記第1の支持部材に設けられ、前記複数のLEDを前記駆動部に接続する配線を更に含み、
前記第1の支持部材は前記基板を搭載し、前記基板と前記複数のLEDの接合部が樹脂により封止されることを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項6】
前記第1の支持部材は、前記基板を搭載するための溝を有することを特徴とする請求項5記載の面発光モジュール。
【請求項7】
前記溝は、単数あるいは複数の列ごとに、保護部材により覆われていることを特徴とする請求項6記載の面発光モジュール。
【請求項8】
前記面発光モジュールは、
それぞれ、前記複数のLEDを実装した基板と前記基板を搭載した第2の支持部材とからなる複数の面発光ユニットと、及び
前記第1の支持部材及び第2の支持部材に設けられ、前記複数のLEDを前記駆動部に接続する配線を更に含むことを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項9】
前記面発光モジュールは、前記複数のLEDを覆い、前記第2の支持部材に接合された透光性を有するカバー部材を更に含むことを特徴とする請求項8記載の面発光モジュール。
【請求項10】
前記面発光モジュールは、
それぞれ、前記複数のLEDの1つを実装した基板と前記基板を搭載し前記LEDと前記基板との接合部を樹脂により封止した筐体とからなる複数のLEDユニットと、及び、
前記駆動部と前記複数のLEDユニットを接続するケーブルからなることを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項11】
前記第1の支持部材は、前記LEDユニットを搭載するための凹部を備えることを特徴とする請求項10記載の面発光モジュール。
【請求項12】
前記凹部は、前記第1の支持部材に設けられた突出部に形成されることを特徴とする請求項11記載の面発光モジュール。
【請求項13】
前記面発光モジュールは、前記LEDの放射光及び前記反射面の反射光を拡散する拡散部材を更に含むことを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
【請求項14】
前記拡散部材は、複数の前記面発光モジュールに共通の部材として設けることを特徴とする請求項13記載の面発光モジュール。
【請求項15】
拡散板と、
前記拡散板の裏側に配置された発光板とを含み、
前記発光板は、複数の同一形状の面発光モジュールによって構成され、
前記複数の面発光モジュールは、それぞれ、複数のLEDからなる発光部と、前記発光部を駆動する駆動部を備えたことを特徴とする面発光装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2007−36132(P2007−36132A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−221123(P2005−221123)
【出願日】平成17年7月29日(2005.7.29)
【出願人】(000153236)株式会社光波 (98)
【Fターム(参考)】