8−アニリノイミダゾピリジン及びその抗ガン及び/又は抗炎症剤としての使用
本発明は、抗ガン及び/又抗炎症活性を有し、より具体的には、MEKキナーゼ活性を阻害する、イミダゾピリジン式Iのイミダゾピリジンに関する。本発明は、異常な細胞成長を阻害するため又は過剰増殖性障害を治療するため、又はほ乳類における炎症性疾患を治療するために有用な、組成物及び方法を提供する。本発明はまた、ほ乳類細胞、又は付随する病状のインビトロ、インサイツ、及びインビボ診断又は治療のための化合物の使用の方法に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
[上式中、
Z1はCR1又はNであり;
R1はH、C1−C3アルキル、ハロ、CF3、CHF2、CN、ORA又はNRARAであり;
R1’はH、C1−C3アルキル、ハロ、CF3、CHF2、CN、ORA、又はNRARAであり;
ここで、それぞれのRAは独立してH又はC1−C3アルキルであり;
Z2はCR2又はNであり;
Z3はCR3又はNであり;Z1、Z2及びZ3のうち1個だけが、同時にNであり得る場合は;
R2及びR3は独立してH、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、-(CR14R15)nC(=Y')R11、-(CR14R15)nC(=Y')OR11、-(CR14R15)nC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR11R12、-(CR14R15)nOR11、-(CR14R15)nSR11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')R11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')OR11、-(CR14R15)nNR13C(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR12SO2R11、-(CR14R15)nOC(=Y')R11、-(CR14R15)nOC(=Y')OR11、-(CR14R15)nOC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nOS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nOP(=Y')(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nOP(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nS(O)R11、-(CR14R15)nS(O)2R11、-(CR14R15)nS(O)2NR11R12、-(CR14R15)nS(O)(OR11)、-(CR14R15)nS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nSC(=Y')R11、-(CR14R15)nSC(=Y')OR11、-(CR14R15)nSC(=Y')NR11R12、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され;
R4はH、C1-C6アルキル又はC3-C4カルボシクリルであり;
YはW-C(O)-又はW'であり;
Wは
であり;
R5はH又はC1-C12アルキルであり;
X1はR11'及び-OR11'から選択され;X1がR11'である場合は、X1は、R5及び窒素原子と一緒になって結合することにより、O、S及びNから選択される0から2個の付加的なヘテロ原子を有する、4から7員の飽和又は不飽和環を形成してもよく、ここで、前記環は、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、オキソ、-(CR19R20)nC(=Y')R16、-(CR19R20)nC(=Y')OR16、-(CR19R20)nC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、-(CR19R20)n-SR16、-(CR19R20)nNR16C(=Y')R17、-(CR19R20)nNR16C(=Y')OR17、-(CR19R20)nNR18C(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR17SO2R16、-(CR19R20)nOC(=Y')R16、-(CR19R20)nOC(=Y')OR16、-(CR19R20)nOC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nOS(O)2(OR16)、-(CR19R20)nOP(=Y')(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nOP(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nS(O)R16、-(CR19R20)nS(O)2R16、-(CR19R20)nS(O)2NR16R17、-(CR19R20)nS(O)(OR16)、-(CR19R20)nS(O)2(OR16)、-(CR19R20)nSC(=Y')R16、-(CR19R20)nSC(=Y')OR16、-(CR19R20)nSC(=Y')NR16R17、及びR21から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
それぞれのR11'は独立して H、C1-C12 アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり;
R11、R12及びR13は独立してH、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
又はR11及びR12は窒素原子と一緒になって結合することにより、O、S及びNから選択される0から2個の付加的なヘテロ原子を有する、3から8員の飽和又は不飽和環を形成してもよく、ここで、前記環は、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、C1-C6 アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6アルキル)、-S(C1-C6アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)2、-SO2(C1-C6アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6アルキル)、-C(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)(C1-C6アルキル)、-NHC(O)(C1-C6アルキル)、-NHSO2(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)SO2(C1-C6アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6アルキル)、-SO2N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6アルキル)、-OC(O)N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)C(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6アルキル)、及び-N(C1-C6アルキル)C(O)O(C1-C6アルキル)から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
R14及びR15は独立してH、C1-C12アルキル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールから選択され;
W'は
であり、
ここで、
は、
であり、
それぞれのX2は独立してO、S、又はNR9であり;
それぞれのR7は独立してH、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、-(CR14R15)nC(=Y')R11、-(CR14R15)nC(=Y')OR11、-(CR14R15)nC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR11R12、-(CR14R15)nOR11、-(CR14R15)nSR11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')R11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')OR11、-(CR14R15)nNR13C(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR12SO2R11、-(CR14R15)nOC(=Y')R11、-(CR14R15)nOC(=Y')OR11、-(CR14R15)nOC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nOS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nOP(=Y')(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nOP(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nS(O)R11、-(CR14R15)nS(O)2R11、-(CR14R15)nS(O)2NR11R12、-(CR14R15)nS(O)(OR11)、-(CR14R15)nS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nSC(=Y')R11、-(CR14R15)nSC(=Y')OR11、-(CR14R15)nSC(=Y')NR11R12、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから独立して選択され;
それぞれのR8は独立してC1-C12アルキル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールから独立して選択され;
R9はH、-(CR14R15)nC(=Y')R11、-(CR14R15)nC(=Y')OR11、-(CR14R15)nC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)qNR11R12、-(CR14R15)qOR11、-(CR14R15)qSR11、-(CR14R15)qNR12C(=Y')R11、-(CR14R15)qNR12C(=Y')OR11、-(CR14R15)qNR13C(=Y')NR11R12、-(CR14R15)qNR12SO2R11、-(CR14R15)qOC(=Y')R11、-(CR14R15)qOC(=Y')OR11、-(CR14R15)qOC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)qOS(O)2(OR11)、-(CR14R15)qOP(=Y')(OR11)(OR12)、-(CR14R15)qOP(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nS(O)R11、-(CR14R15)nS(O)2R11、-(CR14R15)nS(O)2NR11R12、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され;
R10はH、C1-C6アルキル又はC3-C4カルボシクリルであり;
X4は
であり;
R6はH、ハロ、C1-C6アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、-OCF3、-NO2、-Si(C1-C6アルキル)、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、又は-(CR19R20)n-SR16であり;
R6'はH、ハロ、C1-C6アルキル、カルボシクリル、CF3、-OCF3、-NO2、-Si(C1-C6アルキル)、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、-(CR19R20)n-SR16、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり;
pは0、1、2又は3であり;
nは0、1、2又は3であり;
qは2又は3であり;
ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R6'、R7、R8、R9、R10、R11、R11'、R12、R13、R14、R15及びRAのそれぞれの前記アルキル、アルケニル、アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールは、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、オキソ、-Si(C1-C6 アルキル)、-(CR19R20)nC(=Y')R16、-(CR19R20)n C(=Y')OR16、-(CR19R20)nC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、-(CR19R20)nSR16、-(CR19R20)nNR16C(=Y')R17、-(CR19R20)nNR16C(=Y')OR17、-(CR19R20)nNR18C(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR17SO2R16、-(CR19R20)nOC(=Y')R16、-(CR19R20)nOC(=Y')OR16、-(CR19R20)nOC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nOS(O)2(OR16)、-(CR19R20)nOP(=Y')(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nOP(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nS(O)R16、-(CR19R20)nS(O)2R16、-(CR19R20)nS(O)2NR16R17、-(CR19R20)nS(O)(OR16)、-(CR19R20)n S(O)2(OR16)、-(CR19R20)nSC(=Y')R16、-(CR19R20)nSC(=Y')OR16、-(CR19R20)n SC(=Y')NR16R17、及びR21から独立して選択される1個以上の基で独立して置換されていてもよく;
それぞれのR16、R17及びR18は独立してH、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールは、ハロ、CN、-OCF3、CF3、-NO2、C1-C6アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6アルキル)、-S(C1-C6アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)2、-SO2(C1-C6アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6アルキル)、-C(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)(C1-C6アルキル)、-NHC(O)(C1-C6アルキル)、-NHSO2(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)SO2(C1-C6アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6アルキル)、-SO2N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6アルキル)、-OC(O)N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)C(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6アルキル)、及び-N(C1-C6アルキル)C(O)O(C1-C6アルキル)から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
又は又はR16及びRR17は窒素原子と一緒になって結合することにより、O、S及びNから選択される0から2個の付加的なヘテロ原子を有する、3から8員の飽和又は不飽和環を形成してもよく、ここで、前記環は、ハロ、CN、-OCF3、CF3、-NO2、C1-C6 アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6 アルキル)、-S(C1-C6 アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6 アルキル)、-N(C1-C6 アルキル)2、-SO2(C1-C6 アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6 アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6 アルキル)、-C(O)N(C1-C6 アルキル)2、-N(C1-C6 アルキル)C(O)(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)(C1-C6 アルキル)、-NHSO2(C1-C6 アルキル)、-N(C1-C6 アルキル)SO2(C1-C6 アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6 アルキル)、-SO2N(C1-C6 アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6 アルキル)、-OC(O)N(C1-C6 アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6 アルキル)2、-N(C1-C6 アルキル)C(O)NH(C1-C6 アルキル)、-N(C1-C6 アルキル)C(O)N(C1-C6 アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6 アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6 アルキル)、and -N(C1-C6 アルキル)C(O)O(C1-C6 アルキル)、から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
R19及びR20は独立してH、C1-C12アルキル、-(CH2)n-アリール、-(CH2)n-カルボシクリル、-(CH2)n-ヘテロシクリル、及び-(CH2)n-ヘテロアリールから選択され;
R21はC1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、ここで、R21のそれぞれのメンバーは、ハロ、オキソ、CN、-OCF3、CF3、-NO2、C1-C6アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6アルキル)、-S(C1-C6アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)2、-SO2(C1-C6アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6アルキル)、-C(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)(C1-C6アルキル)、-NHC(O)(C1-C6アルキル)、-NHSO2(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)SO2(C1-C6アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6アルキル)、-SO2N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6アルキル)、-OC(O)N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)C(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6アルキル)、及び-N(C1-C6アルキル)C(O)O(C1-C6アルキル)、から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
それぞれのY'は独立してO、NR22、又はSであり;
R22はH又はC1-C12アルキルである]
の化合物及びその塩。
【請求項2】
Z2がCR2であり、Z3がCR3である、請求項1の化合物。
【請求項3】
R2がH、メチル、CF3、Cl、又はFである、請求項2の化合物。
【請求項4】
R2がH、Cl又はFである、請求項3の化合物。
【請求項5】
R3がH、メチル、CF3、Cl、又はFである、請求項2の化合物。
【請求項6】
R3がH、Cl又はFである、請求項5の化合物。
【請求項7】
Z1がCR1である、請求項2の化合物。
【請求項8】
R1がH又はメチルである、請求項7の化合物。
【請求項9】
R1がHである、請求項8の化合物。
【請求項10】
R1’がHである、請求項7の化合物。
【請求項11】
YがW-C(O)、WがX1-N(R5)-、及びX1 が
から選択される、
請求項10の化合物。
【請求項12】
YがW-C(O)、WがX1-N(R5)-、及びX1が
から選択される、請求項10の化合物。
【請求項13】
X4が
から選択される、請求項11又は12の化合物。
【請求項14】
R4がH又はメチルである、請求項13の化合物。
【請求項15】
R4がHである、請求項14の化合物。
【請求項16】
R5がH又はメチルである、請求項14の化合物。
【請求項17】
R5がHである、請求項16の化合物。
【請求項18】
実施例5から14の表題の化合物から選択される化合物である請求項1の化合物。
【請求項19】
請求項1から18の何れか一項の化合物、及び薬学的に許容可能な担体を含む、薬学的組成物。
【請求項20】
付加的な化学療法剤を更に含む、請求項19の薬学的組成物。
【請求項21】
付加的な抗炎症剤を更に含む、請求項19の薬学的組成物。
【請求項22】
ほ乳類に治療的な有効量の請求項19の薬学的組成物を投与することを含む、ほ乳類において異常細胞増殖を阻害する又は過剰増殖性障害を治療する方法。
【請求項23】
ほ乳類に治療的な有効量の請求項19の薬学的組成物を投与することを含む、ほ乳類において炎症性疾患を治療する方法。
【請求項24】
ほ乳類に治療的な有効量の請求項20の薬学的組成物を投与することを含む、ほ乳類において異常細胞増殖を阻害する又は過剰増殖性障害を治療する方法。
【請求項25】
ほ乳類に治療的な有効量の、請求項21の薬学的組成物の投与を含む、ほ乳類における炎症疾患の治療の方法。
【請求項26】
ほ乳類に付加的な化学療法剤を投与することを更に含み、ここで、前記付加的な化学療法剤が逐次的又は連続的に投与される、請求項22の方法。
【請求項27】
ほ乳類に付加的な抗炎症剤を投与することを更に含み、ここで、前記付加的な抗炎症剤が逐次的又は連続的に投与される、請求項23の方法。
【請求項1】
式I:
[上式中、
Z1はCR1又はNであり;
R1はH、C1−C3アルキル、ハロ、CF3、CHF2、CN、ORA又はNRARAであり;
R1’はH、C1−C3アルキル、ハロ、CF3、CHF2、CN、ORA、又はNRARAであり;
ここで、それぞれのRAは独立してH又はC1−C3アルキルであり;
Z2はCR2又はNであり;
Z3はCR3又はNであり;Z1、Z2及びZ3のうち1個だけが、同時にNであり得る場合は;
R2及びR3は独立してH、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、-(CR14R15)nC(=Y')R11、-(CR14R15)nC(=Y')OR11、-(CR14R15)nC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR11R12、-(CR14R15)nOR11、-(CR14R15)nSR11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')R11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')OR11、-(CR14R15)nNR13C(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR12SO2R11、-(CR14R15)nOC(=Y')R11、-(CR14R15)nOC(=Y')OR11、-(CR14R15)nOC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nOS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nOP(=Y')(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nOP(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nS(O)R11、-(CR14R15)nS(O)2R11、-(CR14R15)nS(O)2NR11R12、-(CR14R15)nS(O)(OR11)、-(CR14R15)nS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nSC(=Y')R11、-(CR14R15)nSC(=Y')OR11、-(CR14R15)nSC(=Y')NR11R12、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され;
R4はH、C1-C6アルキル又はC3-C4カルボシクリルであり;
YはW-C(O)-又はW'であり;
Wは
であり;
R5はH又はC1-C12アルキルであり;
X1はR11'及び-OR11'から選択され;X1がR11'である場合は、X1は、R5及び窒素原子と一緒になって結合することにより、O、S及びNから選択される0から2個の付加的なヘテロ原子を有する、4から7員の飽和又は不飽和環を形成してもよく、ここで、前記環は、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、オキソ、-(CR19R20)nC(=Y')R16、-(CR19R20)nC(=Y')OR16、-(CR19R20)nC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、-(CR19R20)n-SR16、-(CR19R20)nNR16C(=Y')R17、-(CR19R20)nNR16C(=Y')OR17、-(CR19R20)nNR18C(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR17SO2R16、-(CR19R20)nOC(=Y')R16、-(CR19R20)nOC(=Y')OR16、-(CR19R20)nOC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nOS(O)2(OR16)、-(CR19R20)nOP(=Y')(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nOP(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nS(O)R16、-(CR19R20)nS(O)2R16、-(CR19R20)nS(O)2NR16R17、-(CR19R20)nS(O)(OR16)、-(CR19R20)nS(O)2(OR16)、-(CR19R20)nSC(=Y')R16、-(CR19R20)nSC(=Y')OR16、-(CR19R20)nSC(=Y')NR16R17、及びR21から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
それぞれのR11'は独立して H、C1-C12 アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり;
R11、R12及びR13は独立してH、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
又はR11及びR12は窒素原子と一緒になって結合することにより、O、S及びNから選択される0から2個の付加的なヘテロ原子を有する、3から8員の飽和又は不飽和環を形成してもよく、ここで、前記環は、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、C1-C6 アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6アルキル)、-S(C1-C6アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)2、-SO2(C1-C6アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6アルキル)、-C(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)(C1-C6アルキル)、-NHC(O)(C1-C6アルキル)、-NHSO2(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)SO2(C1-C6アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6アルキル)、-SO2N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6アルキル)、-OC(O)N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)C(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6アルキル)、及び-N(C1-C6アルキル)C(O)O(C1-C6アルキル)から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
R14及びR15は独立してH、C1-C12アルキル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールから選択され;
W'は
であり、
ここで、
は、
であり、
それぞれのX2は独立してO、S、又はNR9であり;
それぞれのR7は独立してH、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、-(CR14R15)nC(=Y')R11、-(CR14R15)nC(=Y')OR11、-(CR14R15)nC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR11R12、-(CR14R15)nOR11、-(CR14R15)nSR11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')R11、-(CR14R15)nNR12C(=Y')OR11、-(CR14R15)nNR13C(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nNR12SO2R11、-(CR14R15)nOC(=Y')R11、-(CR14R15)nOC(=Y')OR11、-(CR14R15)nOC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)nOS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nOP(=Y')(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nOP(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nS(O)R11、-(CR14R15)nS(O)2R11、-(CR14R15)nS(O)2NR11R12、-(CR14R15)nS(O)(OR11)、-(CR14R15)nS(O)2(OR11)、-(CR14R15)nSC(=Y')R11、-(CR14R15)nSC(=Y')OR11、-(CR14R15)nSC(=Y')NR11R12、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから独立して選択され;
それぞれのR8は独立してC1-C12アルキル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールから独立して選択され;
R9はH、-(CR14R15)nC(=Y')R11、-(CR14R15)nC(=Y')OR11、-(CR14R15)nC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)qNR11R12、-(CR14R15)qOR11、-(CR14R15)qSR11、-(CR14R15)qNR12C(=Y')R11、-(CR14R15)qNR12C(=Y')OR11、-(CR14R15)qNR13C(=Y')NR11R12、-(CR14R15)qNR12SO2R11、-(CR14R15)qOC(=Y')R11、-(CR14R15)qOC(=Y')OR11、-(CR14R15)qOC(=Y')NR11R12、-(CR14R15)qOS(O)2(OR11)、-(CR14R15)qOP(=Y')(OR11)(OR12)、-(CR14R15)qOP(OR11)(OR12)、-(CR14R15)nS(O)R11、-(CR14R15)nS(O)2R11、-(CR14R15)nS(O)2NR11R12、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールから選択され;
R10はH、C1-C6アルキル又はC3-C4カルボシクリルであり;
X4は
であり;
R6はH、ハロ、C1-C6アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、-OCF3、-NO2、-Si(C1-C6アルキル)、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、又は-(CR19R20)n-SR16であり;
R6'はH、ハロ、C1-C6アルキル、カルボシクリル、CF3、-OCF3、-NO2、-Si(C1-C6アルキル)、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、-(CR19R20)n-SR16、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり;
pは0、1、2又は3であり;
nは0、1、2又は3であり;
qは2又は3であり;
ここで、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R6'、R7、R8、R9、R10、R11、R11'、R12、R13、R14、R15及びRAのそれぞれの前記アルキル、アルケニル、アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール及びヘテロアリールは、ハロ、CN、CF3、-OCF3、-NO2、オキソ、-Si(C1-C6 アルキル)、-(CR19R20)nC(=Y')R16、-(CR19R20)n C(=Y')OR16、-(CR19R20)nC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR16R17、-(CR19R20)nOR16、-(CR19R20)nSR16、-(CR19R20)nNR16C(=Y')R17、-(CR19R20)nNR16C(=Y')OR17、-(CR19R20)nNR18C(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nNR17SO2R16、-(CR19R20)nOC(=Y')R16、-(CR19R20)nOC(=Y')OR16、-(CR19R20)nOC(=Y')NR16R17、-(CR19R20)nOS(O)2(OR16)、-(CR19R20)nOP(=Y')(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nOP(OR16)(OR17)、-(CR19R20)nS(O)R16、-(CR19R20)nS(O)2R16、-(CR19R20)nS(O)2NR16R17、-(CR19R20)nS(O)(OR16)、-(CR19R20)n S(O)2(OR16)、-(CR19R20)nSC(=Y')R16、-(CR19R20)nSC(=Y')OR16、-(CR19R20)n SC(=Y')NR16R17、及びR21から独立して選択される1個以上の基で独立して置換されていてもよく;
それぞれのR16、R17及びR18は独立してH、C1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、ここで、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールは、ハロ、CN、-OCF3、CF3、-NO2、C1-C6アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6アルキル)、-S(C1-C6アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)2、-SO2(C1-C6アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6アルキル)、-C(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)(C1-C6アルキル)、-NHC(O)(C1-C6アルキル)、-NHSO2(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)SO2(C1-C6アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6アルキル)、-SO2N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6アルキル)、-OC(O)N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)C(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6アルキル)、及び-N(C1-C6アルキル)C(O)O(C1-C6アルキル)から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
又は又はR16及びRR17は窒素原子と一緒になって結合することにより、O、S及びNから選択される0から2個の付加的なヘテロ原子を有する、3から8員の飽和又は不飽和環を形成してもよく、ここで、前記環は、ハロ、CN、-OCF3、CF3、-NO2、C1-C6 アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6 アルキル)、-S(C1-C6 アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6 アルキル)、-N(C1-C6 アルキル)2、-SO2(C1-C6 アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6 アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6 アルキル)、-C(O)N(C1-C6 アルキル)2、-N(C1-C6 アルキル)C(O)(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)(C1-C6 アルキル)、-NHSO2(C1-C6 アルキル)、-N(C1-C6 アルキル)SO2(C1-C6 アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6 アルキル)、-SO2N(C1-C6 アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6 アルキル)、-OC(O)N(C1-C6 アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6 アルキル)2、-N(C1-C6 アルキル)C(O)NH(C1-C6 アルキル)、-N(C1-C6 アルキル)C(O)N(C1-C6 アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6 アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6 アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6 アルキル)、and -N(C1-C6 アルキル)C(O)O(C1-C6 アルキル)、から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
R19及びR20は独立してH、C1-C12アルキル、-(CH2)n-アリール、-(CH2)n-カルボシクリル、-(CH2)n-ヘテロシクリル、及び-(CH2)n-ヘテロアリールから選択され;
R21はC1-C12アルキル、C2-C8アルケニル、C2-C8アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、ここで、R21のそれぞれのメンバーは、ハロ、オキソ、CN、-OCF3、CF3、-NO2、C1-C6アルキル、-OH、-SH、-O(C1-C6アルキル)、-S(C1-C6アルキル)、-NH2、-NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)2、-SO2(C1-C6アルキル)、-CO2H、-CO2(C1-C6アルキル)、-C(O)NH2、-C(O)NH(C1-C6アルキル)、-C(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)(C1-C6アルキル)、-NHC(O)(C1-C6アルキル)、-NHSO2(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)SO2(C1-C6アルキル)、-SO2NH2、-SO2NH(C1-C6アルキル)、-SO2N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)NH2、-OC(O)NH(C1-C6アルキル)、-OC(O)N(C1-C6アルキル)2、-OC(O)O(C1-C6アルキル)、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-N(C1-C6アルキル)C(O)NH(C1-C6アルキル)、-N(C1-C6アルキル)C(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)NH(C1-C6アルキル)、-NHC(O)N(C1-C6アルキル)2、-NHC(O)O(C1-C6アルキル)、及び-N(C1-C6アルキル)C(O)O(C1-C6アルキル)、から選択される1個以上の基で置換されていてもよく;
それぞれのY'は独立してO、NR22、又はSであり;
R22はH又はC1-C12アルキルである]
の化合物及びその塩。
【請求項2】
Z2がCR2であり、Z3がCR3である、請求項1の化合物。
【請求項3】
R2がH、メチル、CF3、Cl、又はFである、請求項2の化合物。
【請求項4】
R2がH、Cl又はFである、請求項3の化合物。
【請求項5】
R3がH、メチル、CF3、Cl、又はFである、請求項2の化合物。
【請求項6】
R3がH、Cl又はFである、請求項5の化合物。
【請求項7】
Z1がCR1である、請求項2の化合物。
【請求項8】
R1がH又はメチルである、請求項7の化合物。
【請求項9】
R1がHである、請求項8の化合物。
【請求項10】
R1’がHである、請求項7の化合物。
【請求項11】
YがW-C(O)、WがX1-N(R5)-、及びX1 が
から選択される、
請求項10の化合物。
【請求項12】
YがW-C(O)、WがX1-N(R5)-、及びX1が
から選択される、請求項10の化合物。
【請求項13】
X4が
から選択される、請求項11又は12の化合物。
【請求項14】
R4がH又はメチルである、請求項13の化合物。
【請求項15】
R4がHである、請求項14の化合物。
【請求項16】
R5がH又はメチルである、請求項14の化合物。
【請求項17】
R5がHである、請求項16の化合物。
【請求項18】
実施例5から14の表題の化合物から選択される化合物である請求項1の化合物。
【請求項19】
請求項1から18の何れか一項の化合物、及び薬学的に許容可能な担体を含む、薬学的組成物。
【請求項20】
付加的な化学療法剤を更に含む、請求項19の薬学的組成物。
【請求項21】
付加的な抗炎症剤を更に含む、請求項19の薬学的組成物。
【請求項22】
ほ乳類に治療的な有効量の請求項19の薬学的組成物を投与することを含む、ほ乳類において異常細胞増殖を阻害する又は過剰増殖性障害を治療する方法。
【請求項23】
ほ乳類に治療的な有効量の請求項19の薬学的組成物を投与することを含む、ほ乳類において炎症性疾患を治療する方法。
【請求項24】
ほ乳類に治療的な有効量の請求項20の薬学的組成物を投与することを含む、ほ乳類において異常細胞増殖を阻害する又は過剰増殖性障害を治療する方法。
【請求項25】
ほ乳類に治療的な有効量の、請求項21の薬学的組成物の投与を含む、ほ乳類における炎症疾患の治療の方法。
【請求項26】
ほ乳類に付加的な化学療法剤を投与することを更に含み、ここで、前記付加的な化学療法剤が逐次的又は連続的に投与される、請求項22の方法。
【請求項27】
ほ乳類に付加的な抗炎症剤を投与することを更に含み、ここで、前記付加的な抗炎症剤が逐次的又は連続的に投与される、請求項23の方法。
【公表番号】特表2011−507888(P2011−507888A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−539814(P2010−539814)
【出願日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際出願番号】PCT/US2008/087476
【国際公開番号】WO2009/085980
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際出願番号】PCT/US2008/087476
【国際公開番号】WO2009/085980
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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