説明

N−{[(IR、4S、6R)−3−(2−ピリジニルカルボニル)−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル]メチル}−2−ヘテロアリールアミン誘導体およびその使用

本発明はN−{[(1R、4S、6R)−3−(2−ピリジニルカルボニル)−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル]メチル}−2−ヘテロアリールアミン誘導体、およびそれらの医薬品としての使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩:
【化1】

[式中、
Hetは、ピリジニル、 ピリミジニル、 ピリダジニル、またはピラジニルからなる群から選択されるヘテロアリール基であり、前記ヘテロアリール基は、C1−4アルキル、ハロ、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、およびシアノからなる群から独立に選択される1、2、または3個の置換基により置換されていてもよく;
は、C1−4アルキル、ハロ、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、シアノ、C1−4アルキルSO、C3−8シクロアルキルSO、C3−8シクロアルキルCHSO、フェニル、または、N、O、もしくはSから選択される1、2、もしくは3個の原子を含む5もしくは6員環ヘテロシクリル基であって、ここで、フェニルまたはヘテロシクリル基は、C1−4アルキル、ハロ、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、またはシアノにより置換されていてもよく;
は、C1−4アルキル、ハロ、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、シアノ、フェニル、または、N、O、もしくはSから選択される1、2、もしくは3個の原子を含む5もしくは6員環ヘテロシクリル基であって、ここで、フェニルまたはヘテロシクリル基は、C1−4アルキル、ハロ、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、またはシアノにより置換されていてもよく;
は、C1−4アルキル、ハロ、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、またはシアノであり;
mは、0または1であり;および
nは、0または1である]。
【請求項2】
Hetが、ハロC1−4アルキルにより置換される、請求項1に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項3】
Hetが、トリフルオロメチルにより置換される、請求項2に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項4】
Hetが、ピリジニルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項5】
Hetが、ピリミジニルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項6】
Hetが、トリフルオロメチルまたはシアノにより置換されるピリジニルである、請求項4に記載の化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項7】
mが0であり、かつ、nが0である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項8】
mが1であり、かつ、nが0である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項9】
が、CHである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項10】
が、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、フェニル、ピリミジニル、 オキサジアゾリル、 オキサゾリル、 イソオキサゾリル、 チアゾリル、 トリアゾリル、 イミダゾリル、 ピラゾリニル、 ピリダジニル、 ピラジニル、またはピリジニルである、請求項1〜6、8または9のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項11】
が、ピリミジニルである、請求項10に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項12】
Hetがトリフルオロメチルにより置換されるピリジニルであり、mが1であり、nが0であり、RがCHであり、かつ、Rがピリミジニルである、請求項1に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項13】
Hetがトリフルオロメチルにより置換されるピラジニルであり、mが1であり、nが0であり、RがCHであり、かつ、Rがピリミジニルである、請求項1に記載の化合物または薬学的に許容可能なその塩。
【請求項14】
下記からなる群から選択される、式(I)の化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩:
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(プロピルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−({(1R、4S、6R)−3−[(6−メチル−2−ピリジニル)カルボニル]−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(メチルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(エチルオキシ)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(4−フルオロフェニル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−({(1R、4S、6R)−3−[(6−メチル−3−フェニル−2−ピリジニル)カルボニル]−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(3−メチル−1、2、4−オキサジアゾール−5−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(5−エチル−1、3−オキサゾール−2−イル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(4−メチル−1、3−チアゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2H−1、2、3−トリアゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
6−{[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(プロピルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]アミノ}−3−ピリジンカルボニトリル;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(エチルオキシ)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−4、6−ジメチル−2−ピリミジンアミン、
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(3−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(4、5−ジメチル−2H−1、2、3−トリアゾール−2−イル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(4−メチル−2H−1、2、3−トリアゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−メチル−4−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−({(1R、4S、6R)−3−[(6、6’−ジメチル−2、3’−ビピリジン−2’−イル)カルボニル]−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(3−メチル−1H−1、2、4−トリアゾール−1−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(5−フルオロ−2−ピリミジニル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−{[(1R、4S、6R)−3−({6−メチル−3−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジニル]−2−ピリジニル}カルボニル)−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル]メチル}−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(3−ピリダジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−({(1R、4S、6R)−3−[(6’−メチル−2、3’−ビピリジン−2’−イル)カルボニル]−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピラジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(5−メチル−2−ピリリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1イミジニル)−2−p.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(4、6−ジメチル−2−ピリミジニル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(4−メチル−2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−({(1R、4S、6R)−3−[(6−メチル−3、3’−ビピリジン−2−イル)カルボニル]−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(1H−1、2、4−トリアゾール−1−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−4−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリダジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリミジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(5−メチル−1、3−オキサゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(4−フルオロ−1H−イミダゾール−1−イル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−{[(1R、4S、6R)−3−({6−メチル−3−[4−(トリフルオロメチル)−1H−イミダゾール−1−イル]−2−ピリジニル}カルボニル)−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル]メチル}−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(1、3−チアゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(4、5−ジメチル−1、3−オキサゾール−2−イル)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−{[(1R、4S、6R)−3−({6−メチル−3−[(1−メチルエチル)オキシ]−2−ピリジニル}カルボニル)−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル]メチル}−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
6−{[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]アミノ}−4−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボニトリル;
3−フルオロ−N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピラジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−メチル−6−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(5−メチル−1、3−オキサゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(5−メチル−1、3、4−オキサジアゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−6−(トリフルオロメチル)−2−ピラジンアミン;
N−({(1R、4S、6R)−3−[(3、6’−ジメチル−2、3’−ビピリジン−2’−イル)カルボニル]−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(4−メチル−1H−ピラゾール−1−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[5−メチル−6−(2−ピリミジニル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンアミン;
N−{[(1R、4S、6R)−3−({3−[(シクロプロピルメチル)オキシ]−6−メチル−2−ピリジニル}カルボニル)−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル]メチル}−5−メチル−2−ピリジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(エチルオキシ)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−メチル−2−ピリミジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[3−(エチルオキシ)−6−メチル−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジンアミン;
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(プロピルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジンアミン;
5、6−ジメチル−N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(プロピルオキシ)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−2−ピラジンアミン;および
N−[((1R、4S、6R)−3−{[6−メチル−3−(4−メチル−1、3−オキサゾール−2−イル)−2−ピリジニル]カルボニル}−3−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタ−4−イル)メチル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリミジンアミン。
【請求項15】
治療に使用するための請求項1〜14のいずれか一項で定義される化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項16】
ヒトオレキシン受容体のアンタゴニストが必要とされる疾患または障害の治療に用いるための、請求項1〜14のいずれか一項で定義される化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項17】
疾患または障害が、睡眠障害、うつ病もしくは気分障害、不安障害、物質関連障害、または摂食障害である、請求項16に記載の化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項18】
疾患または障害が、睡眠障害である、請求項17に記載の化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項19】
睡眠障害が、原発性不眠症(307.42)、原発性過眠症(307.44)、ナルコレプシー(347)、呼吸関連睡眠障害(780.59)、概日リズム睡眠障害(307.45)および他に分類されない睡眠異常(307.47)等の睡眠異常;悪夢障害(307.47)、夜驚症(307.46)、夢遊病(307.46)および他に分類されない睡眠時随伴症(307.47)等の睡眠時随伴症のような原発性睡眠障害;他の精神障害関連不眠症(307.42)および他の精神障害関連過眠症(307.44)等の他の精神障害関連睡眠障害;一般的病状による睡眠障害、特に、神経障害、神経因性疼痛、むずむず脚症候群、心肺疾患等の疾患関連睡眠障害;並びに不眠症型、過眠症型、睡眠時随伴症型および混合型のサブタイプを含む物質誘発睡眠障害;睡眠時無呼吸および時差ぼけ症候群からなる群から選択される、請求項18に記載の化合物、または薬学的に許容可能なこれらの塩。
【請求項20】
ヒトオレキシン受容体のアンタゴニストが必要とされる疾患または障害の治療に用いるための薬剤の製造における、請求項1〜14のいずれか一項で定義される化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩の使用。
【請求項21】
疾患または障害が、睡眠障害、うつ病もしくは気分障害、不安障害、物質関連障害、または摂食障害である、請求項20に記載の使用。
【請求項22】
疾患または障害が、睡眠障害である、請求項21に記載の使用。
【請求項23】
睡眠障害が、原発性不眠症(307.42)、原発性過眠症(307.44)、ナルコレプシー(347)、呼吸関連睡眠障害(780.59)、概日リズム睡眠障害(307.45)および他に分類されない睡眠異常(307.47)等の睡眠異常;悪夢障害(307.47)、夜驚症(307.46)、夢遊病(307.46)および他に分類されない睡眠時随伴症(307.47)等の睡眠時随伴症のような原発性睡眠障害;他の精神障害関連不眠症(307.42)および他の精神障害関連過眠症(307.44)等の他の精神障害関連睡眠障害;一般的病状による睡眠障害、特に、神経障害、神経因性疼痛、むずむず脚症候群、心肺疾患等の疾患関連睡眠障害;並びに不眠症型、過眠症型、睡眠時随伴症型および混合型のサブタイプを含む物質誘発睡眠障害;睡眠時無呼吸および時差ぼけ症候群からなる群から選択される、請求項22に記載の使用。
【請求項24】
患者におけるヒトオレキシン受容体のアンタゴニストが必要とされる疾患または障害の治療方法であって、それを必要とする患者に、有効量の請求項1〜14のいずれか一項で定義される化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩を投与することを含んでなる、方法。
【請求項25】
疾患または障害が、睡眠障害、うつ病もしくは気分障害、不安障害、物質関連障害、または摂食障害である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
疾患または障害が、睡眠障害である、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
睡眠障害が、原発性不眠症(307.42)、原発性過眠症(307.44)、ナルコレプシー(347)、呼吸関連睡眠障害(780.59)、概日リズム睡眠障害(307.45)および他に分類されない睡眠異常(307.47)等の睡眠異常;悪夢障害(307.47)、夜驚症(307.46)、夢遊病(307.46)および他に分類されない睡眠時随伴症(307.47)等の睡眠時随伴症のような原発性睡眠障害;他の精神障害関連不眠症(307.42)および他の精神障害関連過眠症(307.44)等の他の精神障害関連睡眠障害;一般的病状による睡眠障害、特に、神経障害、神経因性疼痛、むずむず脚症候群、心肺疾患等の疾患関連睡眠障害;並びに不眠症型、過眠症型、睡眠時随伴症型および混合型のサブタイプを含む物質誘発睡眠障害;睡眠時無呼吸および時差ぼけ症候群からなる群より選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
a)請求項1〜11のいずれか一項で定義される化合物または薬学的に許容可能なこれらの塩と、b)1以上の薬学的に許容可能なキャリアとを含んでなる、医薬組成物。

【公表番号】特表2012−510494(P2012−510494A)
【公表日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−538976(P2011−538976)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【国際出願番号】PCT/EP2009/066017
【国際公開番号】WO2010/063663
【国際公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】