説明

X線画像撮影システム

【課題】装置に対し着脱可能な画像検出器を用いてX線撮影を行うとき、同一の画像検出器種であっても、個々の画像検出器のばらつきにより被写体における被爆線量が過剰にならないようにしたX線画像撮影システムを提供する。
【解決手段】このX線画像撮影システムは、被写体にX線を照射するX線発生手段と、被写体を透過したX線画像情報を検出する着脱可能な画像検出器と、画像検出器に対しX線発生手段の反対側に配置されて放射線量を検出する自動露出制御用検出器と、自動露出制御用検出器による検出に基づいてX線発生手段を制御する自動露出制御手段と、画像検出器の個体情報を取得する手段と、取得した個体情報を自動露出制御手段に入力する入力手段と、を有し、自動露出制御手段は、入力された画像検出器の個体情報に基いて制御内容を変更可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被写体を透過した照射X線画像情報を検出する画像検出器を用いるX線画像撮影システムに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、一の検出器(特許請求の範囲では、放射線撮影装置)がフォトタイマ方式を採用した複数の照射装置と組み合されて使用されるとき、個々の組合せにおいて、最適な照射時間、言い換えると、最適な画像データとなるように当該検出器の特性情報等をシステム制御系にフィードバックし、照射時間を制御する方式を開示する。この方式は、プリディレイ時間及びポストディレイ時間を計測するセンサを備えているが、実際に、被写体及びCR(computed radiography)プレートを用いたCR検出器やFPD(フラットパネルディテクタ)検出器に到達した線量を測定する方式では無い。
【0003】
上記方式に対し、CR検出器やFPD検出器に実際に到達した線量が適正量となるよう制御するいわゆる自動露出制御(AEC:Automatic Exposure Control)用センサを用いたAECシステムによる照射量制御が放射線撮影時に広く用いられている(例えば、下記特許文献2参照)。このAEC方式を採用した撮影系では、AEC用センサの出力状態(実到達線量)に応じて照射量を制御することが可能となり、最適な画像データ、かつ、被写体の被爆線量低減の両立の観点から好ましい。
【特許文献1】特開2003−24317号公報
【特許文献2】特開平08−80295号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、上記AECシステムを採用した撮影系において、AEC用センサ出力と照射線量制御との関係を定めるとき、代表的な検出器群、例えばCRカセッテとFPDカセッテ(可搬型FPD装置)とで設定しており、それぞれのタイプにおける個々のカセッテの放射線透過率等のばらつきは勘案されていなかった。
【0005】
したがって、例えば放射線透過率が最も低いため最小透過線量となるカセッテに基づいて放射線照射の条件設定をすると、カセッテのばらつきにより透過線量がその最小透過線量以上となる多くのカセッテにおいて線量オーバーぎみの設定となってしまい、被爆線量低減の観点から好ましいものではなかった。特に、CRカセッテを検出器とする場合は、FPDカセッテとは異なり(FPDは撮影装置から取り外さず、連続的な撮影が可能)、撮影系に装填されるCRカセッテが撮影毎に入れ替わるので、上記問題は深刻である。
【0006】
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、装置に対し着脱可能な画像検出器を用いてX線撮影を行うとき、同一の画像検出器種であっても、個々の画像検出器のばらつきにより被写体における被爆線量が過剰にならないようにしたX線画像撮影システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明によるX線画像撮影システムは、被写体にX線を照射するX線発生手段と、前記被写体を透過したX線画像情報を検出する着脱可能な画像検出器と、前記画像検出器に対し前記X線発生手段の反対側に配置されて放射線量を検出する自動露出制御用検出器と、前記自動露出制御用検出器による検出に基づいて前記X線発生手段を制御する自動露出制御手段と、を有するX線画像撮影システムであって、前記画像検出器の個体情報を取得する手段と、前記取得した個体情報を前記自動露出制御手段に入力する入力手段と、を有し、前記自動露出制御手段は、前記入力された画像検出器の個体情報に基いて制御内容を変更可能であることを特徴とする。
【0008】
このX線画像撮影システムによれば、X線撮影に用いる画像検出器の個体情報を取得し、その個体情報に基いてX線発生手段に対する制御内容を変更できるので、個々の画像検出器にばらつきがあっても、その個体情報に応じてX線発生手段からの照射線量を制御できる。このため、X線撮影時に画像検出器を入れ替えて使用しても被写体における被爆線量が適切となって過剰にならないとともに、画質に関しても最適な線量となって画質が安定する。
【0009】
上記X線画像撮影システムにおいて、前記画像検出器がCRカセッテであり、前記CRカセッテの個体情報を読み取るリーダを有することが好ましい。これにより、CRカセッテがX線撮影毎に入れ替わっても、各CRカセッテの個体情報を容易かつ確実に入力することができる。
【0010】
また、前記画像検出器の個体情報が、カセッテ構成物のX線透過率に関する情報を含むことが好ましい。これにより、カセッテの材質やプレートの種類等によってX線透過率が変化しても、かかるX線透過率に関する情報に基づいてX線発生手段に対する制御内容を変更できるので、被写体に対する被爆線量が適切となりかつ画質が安定する。
【0011】
また、前記画像検出器の個体情報がサイズ情報を含むことが好ましい。これにより、自動露出制御用検出器と画像検出器との相対位置関係が画像検出器のサイズによって変化しても、かかる画像検出器のサイズ情報に関する情報に基づいて自動露出制御手段がX線発生手段に対する制御内容を変更できるので、被写体に対する被爆線量が適切となりかつ画質が安定する。
【0012】
なお、本明細書において「線量」とは、X線等の放射線を物体に照射した総量を意味し、照射線量も同義である。
【発明の効果】
【0013】
本発明のX線画像撮影システムによれば、X線撮影時に画像検出器を入れ替えて使用しても、被写体における被爆線量が適切となって過剰にならないとともに、画質に関しても最適な線量となって画質が安定する
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
【0015】
〈第1の実施の形態〉
【0016】
図1は第1の実施の形態によるX線画像撮影システムの概略的構成を示す図である。図2は図1のX線制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0017】
図1のX線画像撮影システムは、被写体Mに対するX線撮影を行い被写体Mを透過したX線画像情報を得るX線撮影装置10と、X線撮影装置10で得たX線画像情報について画像の読み取り及び各種むら補正・部位に応じた階調処理や周波数強調処理等の画像処理を行う画像読取装置20と、を備える。
【0018】
また、図1の画像出力装置30は、画像読取装置20で得た画像情報に基づいてフィルム等の記録媒体に画像を出力したり、また、CRT・液晶パネル等の診断画面に画像を表示する。
【0019】
X線撮影装置10は、X線管を有し被写体Mに対しX線を照射するX線発生源11と、被写体Mを透過したX線が入射するCRカセッテaを保持する保持部12と、保持部12内でCRカセッテaの裏面側(X線発生源11に対して反対面側)に配置されてCRカセッテaを透過したX線線量を検出する自動露出制御(AEC)用センサ(AECセンサ)13と、を備える。
【0020】
X線撮影装置10は、更に、カセッテaの裏面の隅の一部に平面状に設けられたバーコートからなる情報部IDからカセッテaの個体情報を読み取るために保持部12に設けられたバーコードリーダ14と、AECセンサ13及びバーコードリーダ14からの情報が入力しX線発生源11を制御するようにCPU(中央演算処理装置)15a及びRAM,ROM等の記憶部15bから構成されたX線制御装置15と、を備える。
【0021】
保持部12は、比較的薄い箱形状の多数のCRカセッテa,b,c,・・・が着脱可能に構成されており、図の破線のように、X線撮影前にCRカセッテaを保持部12内に装着し、X線撮影後に保持部12から取り出し可能になっている。
【0022】
CRカセッテa,b,cは、輝尽性蛍光体プレートを内部に収容しており、X線撮影時に輝尽性蛍光体プレートに被写体Mを透過したX線画像情報が蓄積される。
【0023】
CRカセッテa,b,cの各情報部IDは、一次元バーコードまたは二次元バーコードからなり、各カセッテに固有の個体情報、例えば、カセッテタイプ・個体識別情報・X線透過率情報を記憶し、更に、カセッテのサイズ情報・X線透過率パターン・X線透過率むら・輝度・輝度むら情報等も記憶可能である。なお、CRカセッテの情報部IDは、バーコード以外の記憶素子であってもよく、例えば、ICチップや非接触タグ等であってもよい。
【0024】
バーコードリーダ14は、カセッテaが保持部12に装着されると、その情報部IDから自動的にカセッテタイプ・個体識別情報・X線透過率情報等の個体情報を読み取り、その読み取り情報がX線制御装置15に入力される。
【0025】
AECセンサ13は、例えば、フォトマルチプライヤやイオンチェンバーや半導体等から構成可能であり、その出力信号が線量検出信号としてX線制御装置15に入力する。
【0026】
X線撮影装置10において、乳房等のX線撮影の際に被写体に照射する照射線量を適正に制御することは、被写体における被爆線量過多を防止するために重要であり、また、デジタル処理系であっても、X線線量と画質とは非常に密接な関係にあり、線量が適正でないと、例えば、検出器プレートの出力が部分的に飽和してしまうような線量では、適正なコントラストが得られなかったり、画像中の粒状性が悪化したり、ノイズ成分が増加したりするので、診断性能が悪化し、したがって、照射するX線線量を適正に制御することは、画像の診断性能を確保するためにも重要である。このため、X線撮影装置10は、X線制御装置15によりX線線量が適正となるように自動露出制御(AEC:Automatic Exposure Control)を行うようになっている。
【0027】
すなわち、X線制御装置15のCPU15aは、X線撮影時に被写体M等を透過し更にCRカセッテaを透過したX線の線量をAECセンサ13が検出すると、この検出したX線線量に基づいて適正な照射線量となるようにX線発生源11を制御し、X線発生源11の照射時間等を制御するようになっている。このように被写体Mに対するX線撮影時にAECセンサ13を用いて自動露出制御を行うことで照射線量を適正に制御できる。
【0028】
上述のような自動露出制御において、X線制御装置15のCPU15aは、CRカセッテaの情報部IDからリーダ14で読み取った個体情報の内の例えばX線透過率情報に基づいてX線発生源11に対する制御内容(照射線量・照射時間)を変更する。
【0029】
X線制御装置15の記憶部15bには、CRカセッテのX線透過率情報と、得られる画質が適正になりかつ被写体Mにおける被爆線量が適正となるような照射線量とを対応付けたテーブルが格納されている。
【0030】
CPU15aは、リーダ14で読み取られた個体情報のX線透過率情報に基づいて、記憶部15bから読み出されたテーブルにより照射線量を決定し、AECセンサ13でX線線量を検出しながら、決定された照射線量となるような照射時間でX線を被写体Mに照射させる。なお、上記の照射線線量の決定後に、X線照射が許容されるよう、システム制御することが好ましい。
【0031】
なお、AECセンサ13がCRカセッテの平面サイズに対応して配置された多数のセンサでX線線量を検出する場合は、それらの平均を検出X線線量としてよく、また、特定の領域における検出X線線量の平均としてもよい。
【0032】
図1のX線画像撮影システムのX線撮影装置10の動作ステップS01〜S10について図1,図2を参照して説明する。
【0033】
図1,図2のように、CRカセッテaをX線撮影装置10の保持部12に装填すると(S01)、保持部12内のバーコードリーダ14がCRカセッテaの情報部IDからCRカセッテaのX線透過率情報を含む個体情報を読み取る(S02)。この読み取られたX線透過率情報に基づいて照射線量が決定される(S03)。
【0034】
次に、X線発生源11から被写体MへのX線照射が開始され(S04)、AECセンサ13で照射線量を検出し(S05)、その検出線量が上記X線透過率情報に基づいて決定された照射線量に達したか否かを判断し(S06)、決定された照射線量に達すると、X線照射が終了する(S07)。
【0035】
次に、X線撮影が終了したカセッテaを保持部12から取り出し(S08)、次のX線撮影がある場合には(S09)、上記ステップS01に戻り、新たなCRカセッテbを装填する。また、X線撮影が終了したカセッテaについては画像読取装置20で画像情報の読み取りが行われる(S10)。
【0036】
上述の図1,図2のX線撮影装置10によれば、X線撮影時に複数のCRカセッテを次々とX線撮影装置10の保持部12に対して入れ替えてX線撮影を行う場合、CRカセッテにX線透過率のばらつきが存在しても、被写体Mに対する被爆線量が適正となって過剰にならないとともに、画質に関しても最適な線量となって画質が安定する。
【0037】
従来まで、複数のCRカセッテa,b,cにおいて例えば各X線透過率がカセッテの材質や輝尽性蛍光体プレートの種類等によりばらついている場合、CRカセッテa、b、cを透過するX線線量がばらつき、このため、例えばX線透過率が最も低いカセッテaを基本にして照射時間を設定すると、得られた画像データはデジタル処理により、いずれも適正な画像が得られるものの、他のCRカセッテb、cの場合にはX線線量が過剰になってしまったのに対し、図1,図2のX線撮影装置10によれば、AECセンサ13で検出したX線線量に基づいて照射時間を制御する際に各CRカセッテのX線透過率のばらつきを考慮して照射時間(照射線量)を変更できるので、個々のCRカセッテのX線透過率にばらつきがあっても、そのX線透過率に応じて適正な放射線量に調整することができ、被写体Mへの過剰なX線照射を抑えることが可能となる。
【0038】
上述のようにして図1のX線撮影装置10により被写体MのX線画像情報をCRカセッテa内の輝尽性蛍光体プレートに蓄積してから、CRカセッテaを画像読取装置20の画像読取部23に装着して輝尽性蛍光体プレートから画像情報を読み取り、その読み取られた画像情報についてむら補正や画像処理を制御部/画像処理部21で行い、画像処理された画像情報を画像出力装置30に出力し、被写体Mの画像が形成されたフィルムを出力したり、液晶パネル等の診断用画面に表示する。
【0039】
また、画像読取装置20の画像読取部23にCRカセッテaを装着する際に、バーコードリーダ22でCRカセッテaの情報部IDから個体識別情報等を読み取り、読み取られた画像情報の付帯情報として画像情報の識別等に利用できる。
【0040】
〈第2の実施の形態〉
【0041】
図3は第2の実施の形態によるX線画像撮影システムの概略的構成を示す図である。図3のX線画像撮影システムは、図1のCRカセッテの代わりに、FPDカセッテを用いるものであり、図1と同様のX線撮影装置10を用いることができる。
【0042】
すなわち、図3のX線画像撮影システムのX線撮影装置10は、FPDカセッテd,eを保持部12に装填し、その際に、FPDカセッテd,eの情報部IDからバーコードリーダ14でFPDカセッテの個体情報を読み取る。
【0043】
FPDカセッテd,eは、被写体の透過線量に応じて蛍光板などの波長変換体で受光部の感光波長域に波長変換し、これを受光素子により電気信号に変換して、電気情報として画像情報を得るようにした撮像装置であって、CRカセッテと同様のフラットパネル状に構成されたものである。なお、情報部IDに記憶されるFPDカセッテの個体情報としては、CRカセッテと同様の情報であってよい。
【0044】
図3のX線画像撮影システムによれば、図1,図2と同様に、AECセンサ13で検出したX線線量に基づいて照射時間を制御する際に各FPDカセッテのX線透過率等の個体情報を考慮して照射時間を変更できるので、個々のFPDカセッテのX線透過率にFPDカセッテの構造や構成材料の違い等によりばらつきがあっても、そのX線透過率に応じて適正な放射線量に調整することができ、被写体への過剰なX線照射を抑えることが可能となる。
【0045】
また、X線撮影の済んだFPDカセッテd,eから、図3のように、接続ケーブルmを介して画像読取装置50に画像情報を送り、その送られた画像情報について画像読取装置50の制御部/画像処理部51でむら補正や画像処理を行い、画像処理された画像情報を画像出力装置30に出力し、被写体Mの画像が形成されたフィルムを出力したり、液晶パネル等の診断用画面に表示する。
【0046】
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図1〜図3では、画像検出器の個体情報としてX線透過率のばらつきを考慮した自動露出制御について説明したが、本発明は、これに限定されず、例えば、画像検出器の個体情報としてサイズ情報が異なる場合は、そのサイズ情報に応じて照射線量を決定して同様に制御するようにしてもよく、また、例えば、画像検出器の個体情報に含まれるカセッテタイプの違いについて制御する場合も同様である。例えば、適正な照射線量の制御は、被写体の年齢(大人や幼児)や被写体部位等の少なくとも1つの撮影条件と、検出器種別の組合せで制御してもよく、FPDカセッテの場合は、シンチレータ種が異なる場合は、異なる検出器種として適正な照射線量を設定し、制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】第1の実施の形態によるX線画像撮影システムの概略的構成を示す図である。
【図2】図1のX線制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】第2の実施の形態によるX線画像撮影システムの概略的構成を示す図である。
【符号の説明】
【0048】
10 X線撮影装置
11 X線発生源
12 保持部
13 AECセンサ
14 バーコードリーダ
15 X線制御装置
15a CPU
15b 記憶部
20 画像読取装置
30 画像出力装置
50 画像読取装置
a,b,c CRカセッテ
d,e FPDカセッテ
ID 情報部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被写体にX線を照射するX線発生手段と、
前記被写体を透過したX線画像情報を検出する着脱可能な画像検出器と、
前記X線発生手段に対し前記画像検出器の反対側に配置されて放射線量を検出する自動露出制御用検出器と、
前記自動露出制御用検出器による検出に基づいて前記X線発生手段を制御する自動露出制御手段と、を有するX線画像撮影システムであって、
前記画像検出器の個体情報を取得する手段と、
前記取得した個体情報を前記自動露出制御手段に入力する入力手段と、を有し、
前記自動露出制御手段は、前記入力された画像検出器の個体情報に基いて制御内容を変更可能であることを特徴とするX線画像撮影システム。
【請求項2】
前記画像検出器がCRカセッテであり、前記CRカセッテの個体情報を読み取るリーダを有する請求項1に記載のX線画像撮影システム。
【請求項3】
前記画像検出器の個体情報が、カセッテ構成物のX線透過率に関する情報を含む請求項1または2に記載のX線画像撮影システム。
【請求項4】
前記画像検出器の個体情報がサイズ情報を含む請求項1,2または3に記載のX線画像撮影システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−220724(P2008−220724A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−64711(P2007−64711)
【出願日】平成19年3月14日(2007.3.14)
【出願人】(303000420)コニカミノルタエムジー株式会社 (2,950)
【Fターム(参考)】