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Fターム[2B230AA12]の内容

木材等の化学的、物理的処理 (6,740) | 目的 (1,354) | 耐候性 (76) | 変色、退色防止 (40)

Fターム[2B230AA12]に分類される特許

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【課題】 低温除湿乾燥技術は十分な乾燥が困難であり、短時間乾燥技術では、真空減圧乾燥機、高周波乾燥機、あるいは高周波・蒸気複合乾燥機など設備投資が極めて高く、木材の細胞を著しく破壊、損傷され、設備投資が高く普及性が低い。また、今日、普及率が高い蒸気高温乾燥機では、処理温度が80〜130℃であるため、黒く変色し、細胞を著しく破壊し、材の長期的保存が困難で、強度や耐久性が低く、収縮が著しい。この熱源は重油や灯油を多量に使用するため、ランニングコストが極めて高く、CO2の排出量も高い。よって、角材や平角材などの乾燥が困難な木材に対して、低価格で購入でき、ランニングコストが低く、細胞を破壊させず、CO2排出量が低い乾燥機が望まれてきた。
【解決手段】 遠赤外線と超遠赤外線の輻射機能を面状で発揮する面状発熱体を使用することで、角材や平角材などに対して、ランニングコストが低く、細胞を破壊させず、CO2排出量がゼロに近い木材用乾燥を可能とした。 (もっと読む)


【課題】複数のラミナを積層して構成される集成材に、その集成材を傷めず、重量を増加させず、かつその強度を十分に保ちつつ、防腐剤を、容易かつ十分に浸透させることのできる防腐処理方法を提供する。
【解決手段】ラミナ2の片面に、繊維方向に沿って一本または複数本の溝Gを形成して溝付きラミナ2aを形成し、溝付きラミナ2aの少なくとも片面に、溝Gを形成していないラミナ2である通常ラミナ2bを固着して集成材1を構成する。集成材1を、防腐剤Sを含む液剤Lに浸漬し、集成材1の表面および溝Gからその内部に、防腐剤Sを浸透させる。 (もっと読む)


【課題】木質材のアルカリ汚染を簡便且つ経済的に防止することのできる、木質材のアルカリ汚染の防止方法及びアルカリ汚染防止剤を提供すること。水に濡れてもアルカリ汚染が生じにくいアルカリ汚染防止木質材を提供すること。
【解決手段】木質材のアルカリ汚染の防止方法は、木質材を、2価の鉄イオンの存在下に過酸化水素水で処理することを特徴とする。木質材のアルカリ汚染防止剤は、過酸化水素水と該過酸化水素水に混合される硫酸第1鉄とからなる。アルカリ汚染防止木質材は、硫酸第1鉄を混合した過酸化水素水で木質材を処理して得られる。 (もっと読む)


【課題】有機系塗料及び無機系塗料の問題点を解決し、撥水性・耐水性に優れ、特に木材表面の輪ジミを防止し、安定的で耐久性が高い木材表面塗工膜を提供する。
【解決手段】下記構造式(1)で示されるシラン化合物を主原料とし、更に下記構造式(2)で示されるシラン化合物を共存させ、これらシラン化合物を硬化及び/又は固化させる触媒を含有し、且つ、水および溶媒を添加して成る、木材表面塗工液。


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【課題】ホルムアルデヒド捕捉剤を用いた木質化粧板において、ホルムアルデヒド捕捉効果の持続性とアルカリ汚染防止の双方を同時に満足できるようにする。
【解決手段】表面にホルムアルデヒド捕捉剤2を塗布し、その上に化粧層4を貼り付けた木質化粧板5において、ホルムアルデヒド捕捉剤2として、亜硫酸ナトリウムとヒドラジン類と酸物質とを溶媒に溶解させたpHが7.5〜8.5の範囲のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、積層した木質要素、特に積載した木材を高温熱処理する方法に関する。
【解決手段】囲繞した処理スペースを使用して高温熱処理を行い、取り扱う木質材料の積載物5を処理するための手段を含み、木質材料の積載物を処理する前記囲繞空間内には、処理対象の積載物5の上流に位置する「高圧室」である第1室8と、積載物の下流に位置する「回復室」としての第2室9と、前記囲繞空間1内を循環する伝熱流体を加熱するための加熱手段10と、前記伝熱流体を連続的に循環させるための循環手段11と、前記囲繞処理空間の温度および湿度を規制するための規制手段12と、積載物の頂部と底部を密閉するためのシール手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】改良された性質及び性能を有する含浸された木材要素を提供することである。
【解決手段】本発明は少なくとも二つの成分a)及びb)を含む混合物の形態の組成物に関し、成分a)は少なくとも一つの単官能及び/又は多官能チオールを含み、成分b)は少なくとも一つの単官能及び/又は多官能エンを含み、チオール基とエン基との間のモル比は1:0.1から1:100である。さらに本発明は、本発明による混合物の形態の組成物での、又は本発明によるバッチ形態(多成分形態)における組成物成分の混合物での木材要素の含浸、及びその後の組成物又は混合物の硬化によって得られる含浸された木材要素に関する。本発明は、木材要素を含浸する方法にも関する。 (もっと読む)


本発明は、ハロアルキニル化合物、アゾール、及び不飽和のカルボン酸若しくはスルホン酸を含む抗変色菌組成物を提供する。本発明の組成物は、木材及びその他のセルロース基材の保護、特に防カビ剤活性の提供、に驚くほど効果的である。本発明はまた、木材及びその他のセルロース基材を前記組成物で処理する方法も提供する。
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【課題】化粧板において鉄分を含む繊維板を基板に用いた場合にも、その表面に接着する木質系突板に変色を生じさせないことである。
【解決手段】濃度が10重量%以上30重量%未満の過酸化水素水溶液と、濃度が26重量%以上30重量%未満のアンモニア水溶液とを混合してpHが8.5〜9.5となるように調整し、この混合液を木質突板に付着させることにより木質突板を処理した後、この木質突板を接着剤を介して繊維板の表面に貼着する。木質突板に対する混合液の付着量は140〜330g/mとする。混合液の調製から60分以内に木質突板への付着処理を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】乾燥による木材の表面割れを抑制し、乾燥による材色変化が少なく、乾燥後の木材の香り成分の残存率が高い木材乾燥方法を提供する。
【解決手段】低温減圧乾燥などの本乾燥を木材に行う前に、木材に対して蒸煮工程と高温前処理乾燥工程とを順次施す。高温前処理乾燥工程では、例えば乾球温度140℃、湿球温度95℃で、木材を2〜5時間保持する。これにより、乾燥による木材の表面割れを抑制することができるとともに、乾燥による材色変化が少なく、かつ乾燥後の木材の香り成分の残存率も高めることができる。 (もっと読む)


組成物で対象材料を処理する装置及び方法は、シラン含有材料及び炭化水素溶剤の組成物で対象材料を処理して、処理された材料を形成する材料処理セクションと、処理された材料が約7〜約8の範囲のpHを有するように処理された材料を中和する中和セクションとを備える。
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【課題】プロセス時間が比較的短く、木材の機械的強度を維持したまま、良質な保存が実現できる木材の保存方法を提供する。
【解決手段】処理用に木材を処理室に置くステップ、処理室から、空気(特に酸素)を取り除くステップ、処理室に水蒸気を供給して、木材の温度を、70℃から、1時間につき最大60℃までの幅で、最低でも150℃まで温度を上昇させ、更に木材を少なくとも10分間の反応時間の間、150℃を超える温度で加熱するステップ、水蒸気で加熱されることによりステップCで活性化した木材の構成成分を、最低でも130℃の温度で湿度が5重量%未満になるまで水分を取り除くことによって、重合するステップ、および木材を冷却し、140℃未満の温度で、木材の湿度を少なくとも7重量%まで増加するステップを備える木材の保存方法。 (もっと読む)


【課題】長期にわたり、木材(白木)独特の質感及び/又は色調などを損なうことのない木材用コーティング組成物を提供すること。
【解決手段】フッ素系撥水撥油剤及び溶媒を含有し、塗布後の皮膜硬度(Knoop)が0.5〜25であることを特徴とする木材用コーティング組成物。 (もっと読む)


【課題】 染色によって、竹材に形成された2層の着色層の表面を研磨して各種のグラデーションを現す場合、研磨を強くし過ぎると、下層の着色層まで削り落とされて、下地の竹材そのものの色が出てしまうという問題がある。
【解決手段】 下層の染色の溶媒として、アルコールを使用することにより、竹材の深部まで染料が浸透するため、研磨によって2層の着色層が全て削り落とされて、上記のような問題を起こすことはなくなり、製作者は、製品における表現の幅を拡げることができる (もっと読む)


【課題】 木材乾燥室内で、強制乾燥中に生じる木材への暗黒色液体の付着を無くすことのできる木材乾燥装置を提供する。
【解決手段】 本発明の乾燥装置は、木材5を積載して木材乾燥室1に搬入する台車2の側部と、木材乾燥室1の内壁面3との間隙を塞ぐフラップ板4を設ける。フラップ板4は、台車2の側部に設けて、木材乾燥室1の内壁面3に当接させるようにしてもよく、また木材乾燥室1の内壁面3に取り付け、台車2の側部に当接させるようにしてもよい。さらに、台車2と、この台車2に積載する木材5との間に、凹部に細孔を有する波形プレート7を配置するのが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、保護コーティング中で、少量の無機紫外線吸収剤と過剰な有機紫外線吸収剤とを組み合わせて使用することによる、コルクおよび特定の有色木材の色安定化の方法に関する。本発明の別の態様は、このような紫外線吸収剤の組み合わせの、コルクおよび特定の有色木材の色安定化のための使用である。 (もっと読む)


【課題】処理効率を低下させることなく廃液処理に関する不都合を解消し得る竹材の処理方法を提供する。
【解決手段】炭酸水素ナトリウム、油脂および水を混合して所定温度に加熱した処理液10に竹材100を浸し、その状態を所定時間維持して竹材100に対して晒し処理を行う。この場合、炭酸水素ナトリウムの含有率が0.1重量%以上0.4重量%以下の範囲内で、かつ油脂の含有率が炭酸水素ナトリウムの含有率の2倍以上4倍以下の範囲内となるように処理液10を調整するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐光性に劣る色素を含む色材表面、特に加熱処理木質材又は着色化木質材の材料表面に対して、多価フェノール化合物溶液を塗布することにより、日光暴露変色(色褪せ)を長期的に抑制可能とする。
【解決手段】退色防止方法は、耐光性に劣る色素を含む色材表面に対して、ヒドロキノン、カテコール、ピロガロール、レゾルシン、又はこれらの側鎖にアルキル基ないしはハロゲン基を有する誘導体から選択された一又は複数の多価フェノール化合物を水、有機溶剤、混合溶剤、染料液又は塗料に溶解した多価フェノール化合物溶液を塗布する。ここで、色材表面は、木質材を加熱処理により濃色化発色した材料表面、又は木質材、金属、プラスチック、繊維、布帛ないしは紙に透明着色あるいは染料着色を施した材料表面である。 (もっと読む)


【課題】天然素材複合材料の提供。
【解決手段】少なくとも1種の天然素材、少なくとも1種の熱可塑性樹脂及び抗菌剤を含む、微生物の有害な影響に対して保護される天然素材複合材料を開示する。複合材料は、更に、少なくとも1種の光安定剤及びCa、Mg、Al及びZnの酸化物、水酸化物又はケイ酸塩からなる群から選択される少なくとも1種の化合物を配合することによって、屋外曝露及び着色に対して有利に保護される。光安定剤は、紫外線吸収剤及び立体障害性アミンからなる群から選択される。金属酸化物は、例えばCaOである。天然素材は、例えば、木粉、亜麻、麻、ジュート、ケナフ又はもみ殻である。熱可塑性樹脂は、例えばポリエチレン又はポリプロピレンである。抗菌剤及び可能な補助添加剤は、押出、共混練、引抜成形及び射出成形等の溶融加工によって配合される。抗菌剤は、例えばチアベンダゾールである。 (もっと読む)


難溶性銅塩1つ以上を含む注入可能な粒子を含む木材保護材。銅系粒子は、浸出により容易に除去されないために、十分に不溶性であるが、主に木材の腐食原因となる主な有機体に対して毒性を示すために、十分に可溶性である。代表的な粒子は、例えば、水酸化銅、塩基性炭酸銅、炭酸銅、特に、トリ塩基性硫酸銅を含む塩基性硫酸銅、塩基性硝酸銅、オキシ塩化銅、ホウ酸銅、塩基性ホウ酸銅、及びそれらの混合物を含む。通常、粒子は、粒子の少なくとも50%が0.25μm、0.2μm、又は0.15μm未満の直径を有する粒度分布を有している。粒子の重量の少なくとも約20%、及び75%よりも多くは、実質的に結晶性銅塩からなることができる。木材及び木材製品を、本発明の銅系粒子で含浸することができる。
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