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Fターム[2E139AC72]の内容

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【課題】既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外に、主構造体を制震補強する制震補強架構を主構造体の構面に平行に構築する上で、主構造体の構面外に店舗、廊下、倉庫等の下屋が付属しているか、下屋を付属させる場合に、下屋の空間を犠牲にすることなく、制震補強架構の構築を可能にする。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列し、互いに間隔を隔てて立設される支柱2と、構面内水平方向に隣接する支柱2,2間に架設されるつなぎ梁4と、ブレース本体51にダンパー52を組み込んだダンパー一体型ブレース5を備えた制震補強架構1が、構面外に下屋64が付属した主構造体60に付加された制震補強架構付き構造物において、下屋64の、主構造体60の構面内水平方向両側位置に側柱7,7を配置し、この両側の側柱7,7上に制震補強架構1を構成する、少なくとも構面内水平方向両側の支柱2,2の最下部に位置する支柱材21,21を立設し、支持させる。 (もっと読む)


【課題】外部建物の内側に構造体を構築し、これらを制震部材により連結する制震建物において、外部建物内に構築される構造体を有効利用する。
【解決手段】制震建物10は、内部に鉛直方向に延びるボイド空間40を有する外部建物20と、ボイド空間40内に外部建物20との間に隙間を設けるように構築され、外部建物20に比べて剛性の高い、立体駐車場として利用される内部建物30と、外部建物20と内部建物30との間を結ぶように設けられた制震ダンパー41と、を備え、内部建物30は、少なくとも一部が壁構造であり、外部建物20は、少なくとも一部がラーメン構造であり、内部建物30は鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造であり、外部建物20の梁剛性が、当該外部建物20を単独の構造物とした場合に、この構造物が設計地震に対して自立し得ない大きさに設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱・梁のフレームを有し、長辺方向(桁行方向)と短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性に差があり得る既存の、あるいは新設の例えば鉄筋コンクリート造、鉄骨造等の構造物に対し、長辺方向(桁行方向)の構面の短辺方向(スパン方向)の曲げ剛性を高め、長辺方向の曲げ剛性との差を縮小させる。
【解決手段】スパン方向と桁行方向のそれぞれの架構が柱2と梁3のフレームを有し、スパン方向に配列する一部の柱2、2間に、桁行方向に連続する廊下4が配置されている複数層の構造物1の内部において、
桁行方向の柱2・梁3のフレームの内、少なくとも桁行方向中間部位置の柱2を通るスパン方向の柱2・梁3のフレームを構成し、廊下4を区画する、並列する柱2、2間にスパン方向を向く耐震要素5を少なくとも地下最下層以上の層に配置する。 (もっと読む)


【課題】電算センターを対象とする有効適切な制震構造を実現する。
【解決手段】電算室を設置するための基準階1の直下階に機械室を設置するための設備階2を設ける。設備階にその階高寸法に相当する成寸法の主トラス架構10を設けるとともに、その側方に主トラス架構と独立に挙動する付加トラス架構20を並設し、それら主トラス架構と付加トラス架構との間に制震機構を介装する。制震機構を回転慣性質量ダンパーと同調ばねにより構成し、その制震機構および付加トラス架構とにより構成される付加振動系の固有振動数を主振動系としての主トラス架構の上下方向の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】コーナー部材に不要な曲げモーメントが発生することがなく、既設建物に生じた振動を確実に抑制することができる制震装置を提供する。
【解決手段】制震装置のコーナー部材19は、第1および第2アームやダンパーの外端部に開口するピン孔を挟んで互いに対向配置されたL形第1および第2コーナー材21,22と、第1および第2コーナー材21,22の間に配置されたL形第3コーナー材23とから形成されている。制震装置では、第1および第2アームやダンパーの外端部を回転可能に支持するピン59が第1および第2コーナー材21,22の間に配置され、第1および第2アームやダンパーの軸方向中心線L2とピン59の軸方向中心線L1との交点60が第1〜第3角部の角度を二分する切断線で第1〜第3コーナー材21〜23を切断した場合のコーナー部材19の切断面62から求めた図心63の位置にある。 (もっと読む)


【課題】防水シートの立て付け及び現状回復時における防水シートのピットへの収納を迅速且つ簡便に行うことが出来る防水シート式浸水防止装置を提供する。
【解決手段】防水シート収納用ピット1と、このピット1の両側に設けた戸当り2,2と、前記ピット1に下縁を固定し、両側縁が前記戸当りに接する幅員の防水シート3とを備え、前記防水シート3の上縁に両端が防水シート3の側縁より突出するパイプ4を取付け、防水シート3の構外側に突条3aを形成し、この突条3aに適数の止ピン挿入孔3bを上下方向に設ける。前記戸当り2,2には、前記止ピン挿入孔3bと係合する止ピン5を植設し、上部に前記パイプ端部4a,4aの受け部2a,2aを設け、且つ前記防水シート3の突条3a,3aの内側と係合する突条6aを設けたコ状の防水シート押え7,7を蝶着すると共に、戸当り2,2に前記防水シート押え6,6の締付け金具7,7を設ける。 (もっと読む)


コア(2)および側柱(3)など、前記構造(1)の2つの平行な要素の間、または2つのコアの間に配置される、粘弾性Gensui減衰装置など二方向減衰手段(5)を用いる、低層、中層、および高層構造(1)のための減衰構成。2つの要素(2、3)の間の軸方向運動を減衰し、2つの要素(2、3)の間の垂直方向運動を同時に減衰することにより、前記構造(1)の振動性または他の撓みまたはせん断変形が減衰される。はね木(6、7、8)は、軸方向の減衰モーメントを高めるために用いられ、二方向減衰手段(5)は、直交する面内の動的せん断力または屈曲力を減衰させるように、互いに反対に作用する対で設置することができる。
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【課題】建屋胴部が平断面矩形状でありかつ建屋最上階の中心付近に屋根構造のための支柱を設置することが不可能な沸騰水型原子炉用建屋において、飛来物衝突による損傷などが発生しない充分な厚さを持った壁や天井で構成できる建屋構造を提供する。
【解決手段】原子力プラント建屋10は、中央部分に位置する屋根水平スラブ1と、その周囲に配列される屋根斜めスラブ2と、屋根水平スラブ1の斜め位置に配列されるコーナー斜めスラブ3と、コーナー斜めスラブ3の端部でかつ屋根の4隅に配されるコーナー水平スラブ4とを備えて、多面平板シェル構造をなしている。また、建屋胴部のコーナーである4隅で、コーナー水平スラブ4の下部に、互いに隣接する外壁5を固定する鉄筋コンクリート製の火打ち壁6が形成されている。 (もっと読む)


【課題】構造躯体と制震効果を生じる装置を兼用でき、ダンパーを構成する圧着部材の大地震時における損傷低減を実現するとともに、大地震後、エネルギー吸収材を交換可能とする構造物用ダンパーを提供する。
【解決手段】建物の梁の間にダンパー固定部材5を固定し、該ダンパー固定部材5の間に圧着部材としての柱状ブロック2を配置して、構造物用ダンパー1を間柱的に設置する。柱状ブロック2の断面外に、プレストレス導入用緊張材としてPC鋼材3をダンパー固定部材5の間に掛け渡し、柱状ブロック2の圧着を強化している。PC鋼材3の外側に、引張力のみが作用するようにエネルギー吸収用鉄筋4をX型になるように配筋し、ダンパー固定部材5に貫通させ、鉄筋定着部6を介して固定されている。PC鋼材3およびエネルギー吸収用鉄筋4は、柱状ブロック2の断面外に配置しているので、地震等で損傷した場合にも、取替えが容易である。 (もっと読む)


【課題】日常生活に不便なく、かつ低コストで地震災害時の救命の可能性を高める救命装置を提供する。
【解決手段】救命装置1は、フレーム部11と、フレーム部11を部屋30の上部に支持するためのフレーム支持部21とを備え、フレーム部11は、部屋30の壁31際に配置され、かつ部屋30の高さ方向に延在するように構成された複数の支柱部材12と、支柱部材12間を部屋30の壁31際に沿って繋ぐように構成された枠部材13とを含み、フレーム支持部21は、支柱部材12の底面12aをフレーム支持部21の上面に当接して載置することによりフレーム部11を支持するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】二部材同士の間に介装されて二部材の相対変位の抑制効果を高めることができ、特定の方向の寸法を小さくすることができ、しかも安価な制振装置を提供する。
【解決手段】隣り合って配された二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の前記相対変位を抑制する制振装置10であって、前記二部材のうちの一方の部材5aに設定された支点周りに揺動可能に支持された揺動部材21と、前記揺動部材21を前記二部材のうちの他方の部材5bに連結する連結部材31と、前記揺動部材21において前記相対変位よりも大きく移動する位置に一体に設けられた質量体27と、を有する。前記揺動部材21の揺動動作に応じて、前記連結位置Pjが前記揺動部材21の揺動回転に係る回転半径方向に移動可能で、前記相対変位が前記支点Ps及び前記連結部材31を介して前記揺動部材21に入力されて前記揺動部材21が揺動することにより、前記相対変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】地震力などの外力に対して柱および梁の弾性範囲で外力に抵抗することができ、またこれによりする架構内にブレース等の補強材がなく、広々とした開口を確保することができるラーメン構造の骨組を提供する。
【解決手段】下階梁2と、上階梁3と、下階梁2と上階梁3との間に配置された柱1とからなるラーメン構造の骨組において、下階梁2と柱1および上階梁3と柱1を、これらの接合部に配置された継手金物4を介してそれぞれ接合する。継手金物4は柱1の下階梁2および上階梁3の長手方向の両端側に配置する。継手金物4と柱1とは剛接合、継手金物4と下階梁2および上階梁3とはピン接合によって接合する。骨組に作用する外力に対して柱1と下階梁2および上階梁3の弾性を保持しつつ塑性変形して抵抗するように構成する。 (もっと読む)


【課題】落雪防止ネットの破損を防止できると共に落雪防止ネットが張られた鉄塔での作業性を向上させることができる落雪防止ネットの取付構造を提供する。
【解決手段】送電用鉄塔2を外側から覆う落雪防止ネット3を上記送電用鉄塔2に取り付けるための取付構造において、枠状に形成され上記落雪防止ネット3が張られるフレーム4と、上記送電用鉄塔2に取り付けられ該送電用鉄塔2から外側に張り出すと共に、上記フレーム4および該フレームに張られた落雪防止ネット3を上記送電用鉄塔2から所定の長さ離間させた状態で支持して上記鉄塔と上記フレームおよび上記落雪防止ネットとの間にスペースを確保する支持金具5とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】静電誘導による帯電を抑制することができ、湿潤時の溶損を防止できる落雪防止ネットを提供する。
【解決手段】高電圧設備2の周りを囲うための網地3を備えた落雪防止ネット1において、上記網地3を構成する網糸4のうちの少なくとも1本を、主繊維5と金属線6とが合わされた金属配合網糸7から形成し、その金属配合網糸7の金属線6にアース線8を接続したものである。 (もっと読む)


【課題】制振性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】揺動体26が、建物12の複数層にまたがって配置されている。この揺動体26の上端部26Aは建物に固定され、その下端部26Bは自由端とされている。従って、地震、風等によって建物12に外力が作用し、建物12に曲げ変形が生じると、建物本体13に設けられた連結部34に対して、揺動体26の下端部側に設けられた連結部32が相対変位する。これにより、連結部34、32に連結されたオイルダンパー30に力が伝達され、振動エネルギーが吸収される。 (もっと読む)


【課題】 建物の一部を容易に改修可能な建築物を提供する。
【解決方法】 高層部と低層部とを有する建築物であって、前記高層部の躯体構造と前記低層部の躯体構造が少なくとも鉛直構面内の相対回転を許容するように接合されている建築物。前記高層部と前記低層部は、さらに鉛直構面内の相対水平変位を許容するように接合されていてもよい。前記接合は、前記低層部の躯体を構成する梁の高層部よりの先端部において行われているのが好ましい。接合は、高層部の躯体に設けたガセットプレートと低層部の梁の高層部よりの先端をボルト又はピンによって固定することによって行なうことができる。 (もっと読む)


【課題】連層耐震壁を採用するに当たり、簡便に設計を実施できるようにする。
【解決手段】複数の上下階層にそれぞれ耐震壁1を連続させて一体に形成した連層構造部2を、横間隔をあけて並立してある連層耐震壁構造であって、隣接する連層構造部2の下層部どうしを剛に一体連結すると共に、その連結層より上層側は、互いの連層構造部2間にせん断力が伝達しない状態に構成してある。 (もっと読む)


【課題】設置に大きな制限を受けることがなく、確実且つ好適に鉄骨架構の応答を低減させることが可能な鉄骨架構の制振構造を提供する。
【解決手段】鉄骨柱11と鉄骨梁12を組み付けて多層構造で形成された鉄骨架構10の制振構造Cであって、制振ダンパー14とブレース15を備えて構成する。そして、制振ダンパー14は、鉄骨架構10を設置した床面Fに固設する。また、ブレース15は、鉄骨柱11と鉄骨梁12で囲まれた構面T1の外側に且つ複数層に跨って配設する。さらに、ブレース15を、一端15aを制振ダンパー14に繋げ、他端15bを鉄骨架構10の上層に繋げて設ける。 (もっと読む)


【課題】耐震壁に生じているせん断力を耐震壁下側の梁に効率よく伝達することが可能でありながらも、耐震壁の水平剛性および耐力が高まり過ぎるのを防ぐことにより、地震力による耐震壁への応力集中や耐震壁周囲の架構への応力集中を軽減することが可能な耐震構造を提供することを課題とする。
【解決手段】直線状に連設された一対の支持梁1,1と、支持梁1,1の上に並設された一対の耐震壁2,2と、を具備する耐震構造であって、一方の支持梁1に一方の耐震壁2の下端部を剛接合するとともに、他方の支持梁1に他方の耐震壁2の下端部を剛接合し、耐震壁2,2の間に確保された帯状空間Vの下方において支持梁1,1を離間させる。 (もっと読む)


【課題】間取りの制約やコストの上昇を緩和し、且つ基礎梁やアンカーを大断面・高強度にすることなく、作用する過大な力に対抗する。
【解決手段】所定の間隔をおいて軸組の上下梁間に立設され上下端を該上下梁3、4に接合した一対の柱1、Aと、一対1、Aの柱を連結し水平方向の力が作用した場合に変形してエネルギーを吸収する連結材2とからなる耐力パネルBであって、一対の柱の少なくとも一方の柱Aと、上下梁3、4のいずれか一方との接合部Cには、上端または下端が、接合部において水平方向の力のみが伝達され鉛直方向の力とモーメントは伝達されない鉛直ローラー接合部が構成される。鉛直ローラー接合部Cは、ボルト穴15cを有するプレート15bと、第2の柱Aに設けたボルト穴14cを有するプレート14bと、を当接しボルト16a接合する。ボルト穴15c、14cのいずれか一方が、鉛直方向に長い長穴、他方が丸穴で、丸穴は、長穴の中央に位置する。 (もっと読む)


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