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Fターム[2E139BD06]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 制振装置の取付対象 (1,375) | 取付対象部材 (946) | 間柱に設けるもの (88)

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【課題】構造物の内部、あるいは外部において地震や風荷重等により水平力を負担するときに、相対変形を生じ得る分離した構造部材間に跨る形で設置され、外力として主にせん断力を受けることで曲げ降伏する弾塑性ダンパーに生ずる接合部における曲げモーメントの大きさを低減し、弾塑性ダンパー自体の規模の縮小化を可能にする。
【解決手段】弾塑性ダンパー1に、板状の本体1Aの中心部、もしくはその付近に位置し、せん断力を負担して曲げ降伏し得る塑性変形部2と、塑性変形部2に関してせん断力作用方向(X方向)に垂直な方向(Y方向)の両側寄りに位置し、各構造部材6に接続される接続部3、3の3部分を持たせ、各接続部3に塑性変形部2のせん断力作用方向(X方向)両側に分散して位置する接合部31、31を与え、この両接合部31、31を塑性変形部2のせん断力作用方向に垂直な方向(Y方向)の中心寄りに位置させる。 (もっと読む)


【課題】導入される圧縮軸力を低減しつつ、構造を単純化することができる間柱を得ることを目的とする。
【解決手段】ウェブ部20は、フランジ部22によって補強された2つの補強領域Sと、フランジ部22によって補強されていない非補強領域Tを備えている。補強領域Sでは、ウェブ部20の幅方向の両端部にフランジ部22がそれぞれ設けられており、間柱10の水平断面形状が略H形状になっている。一方、非補強領域Tでは、ウェブ部20の幅方向の両端部にフランジ部が設けられておらず、フランジ部が存在していない。即ち、フランジ部22は、非補強領域Tを避けて、補強領域Sにのみ設けられている。これにより、非補強領域Tでは、ウェブ部20が上下方向へ伸縮可能になっている。 (もっと読む)


【課題】面内せん断を受け且つ必要に応じ圧縮荷重を支える長方形金属平板について、降伏せん断荷重の確保と降伏後のせん断変形の進行にも降伏せん断耐力の維持を図る。
【解決手段】長方形金属平板に対する本発明の代表的補強構造の斜視図を示したが、面内せん断を受ける長方形金属平板1の片側面乃至両側面に略一定間隔毎に長手方向側辺と平行に角形管状部材2,3を添接して構成するもので、閉鎖型断面である角形管状部材により長方形金属平板全体の捩り剛性即ちせん断剛性を上げて平板の降伏せん断荷重を確保し、降伏時点で並列する補強部材で挟まれた短冊状領域にせん断降伏領域を限定して弾性・塑性に跨る激しい剛性変化にも安定した力学性状とし、降伏以降せん断大変形領域に至るまでせん断耐力の維持を図り且つ必要に応じ長辺方向に並列に配置される角形管状部材により長方形金属平板の面内に加わる軸圧縮力を支える。 (もっと読む)


【課題】間柱などの補強部材を太くしたり、補強部材の本数を増やしたりすることなく、柱梁架構の耐震性をより向上する。
【解決手段】複数階層に連続して上下の梁間に間柱30が設けられた柱梁架構10は、複数階層のうち少なくとも一の階層の梁21の上方に接続された上方の間柱30の梁21への剛接合位置が、梁21の下方に接続された下方の間柱30の梁21への剛接合位置に対して、梁21の長さ方向に離間している。 (もっと読む)


【課題】伝統構法における柔構造の特性を維持しながら耐震性能の向上を図る。
【解決手段】本発明に係るに係る木造建物の制振構造1に用いる制振装置6は、柱3aに設置された制振機構7aと、柱3bに設置された制振機構7bと、制振機構7a,7bの間に架け渡された接合材8とからなる。制振機構7aは、柱3aの側面に取り付けられ柱側取付部材11aと、接合材側取付部材12aと、柱側取付部材11a及び接合材側取付部材12aを相互に連結する制振材13aとで構成してあり、該制振材は、柱側取付部材11aと接合材側取付部材12aにそれぞれの面を接着する形で両者の間に挟み込んであるとともに、接合材側取付部材12aと柱側取付部材11aが水平軸線廻りに相対回転自在となるよう粘弾性体で形成してあり、該相対回転に伴うねじれ変形によって建物5の振動エネルギーを吸収できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】構造躯体と制震効果を生じる装置を兼用でき、ダンパーを構成する圧着部材の大地震時における損傷低減を実現するとともに、大地震後、エネルギー吸収材を交換可能とする構造物用ダンパーを提供する。
【解決手段】建物の梁の間にダンパー固定部材5を固定し、該ダンパー固定部材5の間に圧着部材としての柱状ブロック2を配置して、構造物用ダンパー1を間柱的に設置する。柱状ブロック2の断面外に、プレストレス導入用緊張材としてPC鋼材3をダンパー固定部材5の間に掛け渡し、柱状ブロック2の圧着を強化している。PC鋼材3の外側に、引張力のみが作用するようにエネルギー吸収用鉄筋4をX型になるように配筋し、ダンパー固定部材5に貫通させ、鉄筋定着部6を介して固定されている。PC鋼材3およびエネルギー吸収用鉄筋4は、柱状ブロック2の断面外に配置しているので、地震等で損傷した場合にも、取替えが容易である。 (もっと読む)


【課題】面内せん断を受ける管状体金属平板について、閉鎖型断面となる前記平板の製作上の難点を解消するとともに構成方法により発生する力学上の問題点を改善し、管状体金属平板の優位な力学性能を確保することを前提に閉鎖型断面となる平板に対して製作上容易な組立て方法を確立する。
【解決手段】閉鎖型断面となる管状体金属平板の代表的構成方法を図示したが、まず表裏金属平板1のそれぞれに平板片側面の周囲四辺に沿い矩形断面部材2を溶接乃至金属接着剤等で添接して平板と一体化した額縁状枠組みを設ける。次いで前記補強平板の2枚を周辺枠材2が互いに向合わせて重ねる際に、前記枠材厚さの和を板厚とする充実乃至矩形断面部材3を並列配置して直交異方性構造体を構成する。最後に、重なり合う周辺枠材2及び内側補強材3の部位で表裏金属平板を結んでボルト乃至接着剤等で接合して閉鎖型複層金属平板を構成する。 (もっと読む)


【課題】構造的に単純にして明快でありながら高層ないし超高層建物における変形を充分に抑制しうる有効適切な制震架構を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層建物を対象とする制震架構であって、曲げ変形よりもせん断変形が卓越する下層部にはコア周部架構にダンパー4を設置し、せん断変形よりも曲げ変形が卓越する上層部には外周部架構にダンパー5を設置する。下層部のコア周部架構に設置するダンパー4を鋼材系ブレースダンパーとし、上層部の外周部架構に設置するダンパー5を粘性系間柱ダンパーとすることが好適である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、地震振動等に対して大きな振動エネルギー吸収効果を発揮して安全性や居住性確保を図ることができ、かつ、部品点数が少なく構造が簡略で低コストの制震装置を提供する。
【解決手段】本発明の制震装置1は、単板構造又は各々複数枚重合構造の第1、第2の帯状弾性板2、3の両端に各々形成した円形状の巻回部2a、3a同士を各々嵌め付けて両端に目玉形の構造物への取り付け部4を形成し、第1、第2の帯状弾性板2、3の中央部を各々外側に弧状に膨出させて紡錐形状とした振動増幅機構として機能する紡錐形弾性体5と、第1、第2の帯状弾性板2、3間に形成される空間部6に配置され第1、第2の帯状弾性板2、3に両端を嵌着した振動エネルギーを吸収する振動減衰体7と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】繊維補強コンクリートによる制震機能を有効に活用して優れた制震効果が得られる制震部材を提供する。
【解決手段】本発明の制震部材1は、コンクリート中に短繊維が配合された繊維補強コンクリートが長尺の軸力部材として一体成形されてなり、その両端部が構造物に対して着脱可能に接合されてブレースまたは間柱の形態で設置されることにより、地震時における構造物の層間変形による軸方向の変形により繊維が塑性変形して震動減衰効果を発揮することを特徴とする。必要に応じて軸方向に沿う主筋5および横断面に沿うせん断補強筋6を配筋しても良い。 (もっと読む)


【課題】枠組壁工法によって構築される躯体に容易に制振装置を取り付けることができる制振装置の取付け構造を提供する。
【解決手段】枠組壁工法によって構築される躯体を構成する壁体2,2間に制振装置1が組み込まれた制振装置組込体5が配置され、前記壁体2,2の上端部と前記制振装置組込体5の上端部が、これら壁体2,2の上端面および前記制振装置組込体5の上端面に水平に設置された頭繋ぎ部材30によって連結されており、前記柱部材25,25の下端部が基礎4または土台3に連結されているので、枠組壁工法によって構築される躯体に容易に制振装置1を取り付けることができる。 (もっと読む)


【課題】部材の大幅な変更を伴うことなく、作用する水平方向の力に対抗して層間変形角を小さくする。
【解決手段】耐震壁は、上梁1と、下梁2と、2本の柱3からなる躯体の構面4内に、上梁1と下梁2の間に配置された2本の縦材10と該2本の縦材10の間に固定された制振材Bとを有する制振手段Aを配置し、制振手段Aを構成する2本の縦材10の上端を上梁1に接合すると共に、下端を柱脚部材12、拘束部材13、ボルト14aを利用して下梁2に対し構面4内における上下方向への移動を許容し且つ水平方向への移動を拘束し得るように接合する。制振手段Aは、鋼材ダンパー20とこの鋼材ダンパー20を挟み込んで保持する2つの枠体21を有して構成する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により動特性または振動特性を調整できる粘性マスダンパーとバネ付き粘性マスダンパーを提供する。
【解決手段】直動変位の変位方向に沿ってねじ送り方向を向けた雄ねじを設けられた直動軸110と、前記雄ねじに嵌めあう雌ねじを設けられた回転体120と、前記回転体120を回転自在に支持するフレーム130と、前記フレーム130の内面と前記回転体120との隙間に封入された粘性流体140と、を備え、前記フレーム130の内面と前記回転体120との前記隙間の少なくとも一部の離間距離を変化させられる様にした。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構造により所望の免震性能または制振性能を発揮できる装置とその装置を構成する要素の諸元を容易に設定できる免震装置と制振装置とを提供しようとする。
【解決手段】
従来の免震装置・制振装置にかわって、N個のバネ付き粘性マスダンパーを、備え、前記バネ付き粘性マスダンパーが粘性マスダンパーと前記バネ要素とを直列接続された系であり、前記バネ付き粘性マスダンパーが弾性係数kbと慣性質量mとに対応するダンパー固有振動数ωと減衰係数cとを持ち、N個の前記バネ付き粘性マスダンパーが特定方向の相対変位に対応して同位相または半位相のうちの一方で同期して互いに相対変位する様に対象構造体に各々に取り付けられ、N個の前記バネ付き粘性マスダンパーの持つ各々の前記ダンパー固有振動数ωj(j=1〜N)が互いに異なる、ものとした。 (もっと読む)


【課題】振動エネルギー吸収装置を有する建物において、前記振動エネルギー吸収装置の周囲の空間が該振動エネルギー吸収装置の上端部及び下端部により狭められることがないようにし、前記空間を有効に利用できるようにすること。
【解決手段】建物は、上下方向に間隔を置いて配置された一対の梁と、該梁の間に配置された振動エネルギー吸収装置とを含み、各梁は、水平方向に間隔を置かれた、互いに平行な2つの梁部材からなり、前記振動エネルギー吸収装置は、上端部が上方の梁の前記梁部材の間にあって前記上方の梁に固定され、下端部が下方の梁の前記梁部材の間にあって前記下方の梁に固定されている。 (もっと読む)


【課題】主にせん断力を受ける略矩形金属平板について、金属平板のせん断座屈荷重を上げてせん断降伏荷重を確保し、降伏後必要とする大変形領域に至るまで降伏せん断耐力を安定的に維持し得るせん断耐震パネルを意図する。
【解決手段】略矩形金属平板の本補強構造1は、額縁状周辺枠材3と内部補強材4を並列に配した構造的直交異方性体となる管状体平板を示したものである。この平板が周辺部よりせん断力を受けると周辺枠材と内部補強材で囲まれた短冊状の領域でy軸方向のせん断力によって表裏金属平板2が降伏し、その後x軸方向に対しては内部補強材が寄与して大変形領域に至るまで耐力が維持される。管状体平板はせん断降伏後も前記短冊状の領域に暫く塑性化が限定され部分的に未だ弾性状態にあり、正負交番に繰り返される荷重に対し安定した履歴性状とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 油圧緩衝器の設置性を良くしながら所定の機能の発揮を可能にする。
【解決手段】 スプール4が一端部にバルブハウジング5との間にスプール4の有効ストロークV2を出現させる他方のストッパ部44を有すると共に他端側にバルブハウジング5との間にスプール4の有効ストロークV1を出現させる一方のストッパ部43を有する一方で、他端部(82)を入力手段8の配在下に油圧緩衝器におけるロッド3体またはロッド体3を連結させる固定側Bに連結させ、入力手段8がスプール4と同軸に配設されて固定側Bに連結される筒体81内にスプール4における他端部(82)を臨在させると共に、この他端部(82)を筒体81内に収装される一対のバランスバネ83,84間に挟持させてなる。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギー吸収機能と残留変形抑制機能を併せ持つ、超弾性合金を用いた制振部材の施工上の弱点となっていた切削加工性を向上する。
【解決手段】本発明の制振部材で用いるCu−Al−Mn基超弾性合金の初期弾性係数は、鋼材の約1/3程度であり、粘弾性材料と比較して非常に高い値を持つ。そのため、本発明の制振部材の利用により、建造物に高い初期剛性を付与できる点が、粘性ダンパーや粘弾性ダンパーと大きく異なる。以上のように、本発明の制振部材の超弾性特性を有効に利用することで、大地震後に生じる建造物の残留変形を抑制した上で地震エネルギーを吸収でき、主体構造物の損傷を効果的に回避できる。 (もっと読む)


【課題】解体費と修繕費を抑えた耐震壁補強を実現すると共に、柱頭・柱脚の接合部の引抜き耐力の増強。
【解決手段】壁フレーム補強金物1は長方形の金属板で形成される受力面部2とその隣り合う2辺に柱取付け部3と横架材取付け部4を一体に形成したものとする。受力面部2は大きな地震力が作用するときは圧縮方向のせん断力によって面座屈を生じると共に、引張り方向に強いせん断力が作用するときは、補強金物1の横架材取付け部4の柱8と反対側がビス止めに抗して浮き上がる構成としてある。壁フレーム補強金物1の長辺は、壁フレームの天井裏寸法又は床下寸法よりも長くしてある。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で壁内に筋交い状に又は柱に該柱と略平行であって略鉛直方向に伸びて設置できて価格を低減でき、しかも、揺動において異音の発生のない吸振器を提供すること。
【解決手段】吸振器7は、円筒部材からなる中空の外側の長尺体21と、同じく円筒部材からなる中空の内側の長尺体22と、長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の円筒状の隙間25に、これら長尺体21及び22の内面23及び外面24に夫々接触して配された粘性体26と、開口端27側の一端部28を有する長尺体21の軸方向Xの閉塞側の他端部29及び長尺体22の閉塞側の一端部30の夫々に固着された矩形状の取付板部材31及び32と、長尺体21の一端部28における長尺体21の内面23と長尺体22の外面24との間の隙間25を保持する保持手段33とを具備している。 (もっと読む)


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