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Fターム[2G001CA01]の内容

Fターム[2G001CA01]に分類される特許

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【課題】装置の大型化を招くことなく、X線のフラックスの照射方向を適切に制御できるX線照射装置を提供する。
【解決手段】X線の線源と、前記線源から射出されるX線のフラックスの照射方向を制御する光学系とを備えるX線照射装置に関する。前記光学系は、前記線源からの前記X線の射出軸と直交する平面方向について、互いに間隙を介して積層される複数枚の反射ミラーを備える。前記線源から射出されたX線が前記間隙を介して前記反射ミラーに入射し、前記反射ミラーでそれぞれ全反射して互いに重畳することにより、前記フラックスとして照射される。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線スペクトルによる組成分析を行う際に、簡易な手順で精度よく組成分析を行う。
【解決手段】第1の元素xおよび第2の元素yを含む混合試料の蛍光X線スペクトルStにおいて、第1の元素xの蛍光X線の積分強度が第1の領域A>第2の領域B、第2の元素yの蛍光X線の積分強度が第2の領域B>第1の領域Aとなるように設定された第1の領域Aおよび第2の領域Bの積分強度Atおよび積分強度Btをそれぞれ算出し(ステップS106)、積分強度Btに基づき第2の領域Bにおける第2の元素yの強度分By/tの値を設定し、当該強度分By/tおよび第2の元素yの蛍光X線スペクトルSyの第1の領域Aおよび第2の領域Bの強度比(Ay/By)に基づき、第1の領域Aの第2の元素yの強度分Ay/tを算出し、第1の領域Aの第1の元素xの強度分Ax/tを、Ax/t=At−Ay/tから算出する(ステップS108)。 (もっと読む)


【課題】タンパク質の結晶化速度を制御することができる新規タンパク質結晶形成制御剤を提供する。
【解決手段】フッ素原子を含有するケイ酸塩化合物が溶液中のタンパク質に作用することで前記タンパク質の結晶化速度を制御するタンパク質結晶形成制御剤であって、前記フッ素原子を含有するケイ酸塩化合物が好ましくは0.1%〜9質量%、より好ましくは0.3%〜5質量%のフッ素原子を含有する層状ケイ酸塩化合物であるタンパク質結晶形成制御剤をタンパク質が溶解している溶液中に添加する。これにより、タンパク質の結晶化速度を速め、また、タンパク質の結晶核形成頻度と結晶の大きさを制御することが可能となる。 (もっと読む)


本発明は、試料のX線回折(XRD)解析及び/又はX線蛍光(XRF)解析を実行する方法であって、X線源からのX線を試料に照射し、走査波長選択器と波長選択器により選択されたX線を検出するX線検出器とを備えるXRD・XRF複合検出装置を提供し、走査波長選択器を使用して試料により回折されるX線の固定波長を選択してX線検出器を使用して試料での1つ又は複数の値の回折角φでの選択された固定波長のX線を検出することにより試料のXRD解析を実行し、及び/又は、走査波長選択器を使用して試料により発せられたX線の波長を走査してX線検出器を使用して走査された波長のX線を検出することにより試料のXRF解析を実行する方法を提供する。試料のXRD解析及びXRF解析の両方を実行する装置であって、走査波長選択器と、XRD・XRF複合検出装置を備える装置も提供される。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線分析時のX線透過シートの膨張を防止できるように試料セルを組み立てる試料セル組立具を提供する。
【解決手段】セル内枠10を嵌合した試料カップ11を、カップ端面111が下側となった状態で、試料カップ載置台71上に載置する。円柱部(位置決め部)712の外径はセル内枠10に内嵌し、試料カップ11を位置決めする。円柱部712の上面には突起部(押し上げ部)713が突出しており、カップ端面111を押し上げて試料カップ11の内側に向けて変形させる。高さが試料カップ11よりも高いシート載置具72上にX線透過シート12を載置し、上から外枠嵌合具73でセル外枠13を試料カップ11に嵌合させて、試料セル1を組み立てる。X線透過シート12を下側にして蛍光X線分析を行う際、内部圧力が上昇しても、カップ端面11が外側に向けて変形し、X線透過シート12の膨張が防止される。 (もっと読む)


本発明は、材料の性質を特徴付ける方法に関する。本方法は、X線の放射源(1)と検出器との間に、前記材料の少なくとも1つのサンプル(100)を提供する段階と、X線放射源を使用して、X線のN個のスペクトルをそれぞれ持続時間Δtにわたって前記材料に透過させる段階と、エネルギーまたは検出チャネルに基づいて、前記材料の透過関数を算出する段階と、少なくとも2つのエネルギー領域のそれぞれにおいて、透過関数の積分値を算出し、少なくとも第1透過係数(α1)および第2透過係数(α2)を得る段階とを有する。
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【課題】X線分光性能が良好で、かつ比較的小型に設計可能なX線モノクロメータを提供する。
【解決手段】ローランド円14の直径を曲率半径として湾曲する凹面を有する基板18の前記凹面上に形成された、有機物と無機酸化物が交互に積層した有機−無機層状膜から構成されるX線モノクロメータ11であって、前記有機−無機層状膜へローランド円の円周上から入射するX線16の入射角が10°以上であり、前記有機−無機層状膜の表面粗さの最大高さRyが100nm以下であり、かつ前記有機−無機層状膜の有機物と無機酸化物が交互に前記基板の湾曲した凹面の法線方向に構造周期を有して積層されている。 (もっと読む)


【課題】被検体におけるビームの吸収の影響が少ない画像合成装置及び画像合成方法を提供する。
【解決手段】実際に検出される前方回折ビーム強度及び回折ビーム強度は、被検体Saでの吸収の影響が含まれるが、これらのビームにおける被検体を通過したときの吸収による減衰率が同じであると仮定して、この減衰率と前方回折ビーム強度と回折ビーム強度で表される、減衰の影響を含まない前方回折ビーム強度及び回折ビーム強度により、被検体Saを通過した際のビームの屈折角θを求め、その屈折角θを用いて被検体Saの合成画像を得る。 (もっと読む)


【課題】長期的に安定して、発熱による分光性能の低下が抑制される分光器を提供する。
【解決手段】分光器は、照射されたX線を分光する分光結晶(10)と、分光結晶の、X線照射領域(15)を除いた領域の少なくとも一部に形成された熱伝導部材(11)と、を有している。熱伝導部材(11)は、熱伝導部材(11)の熱伝導率が分光結晶(10)の熱伝導率よりも大きくなるように、カーボンナノファイバとカーボンナノチューブの少なくとも一方を含有した無機材料からなる。 (もっと読む)


【課題】 X線透過量の減少や部位によるX線透過量の変化を抑えながら、構造強度も確保された被検査物品の支持部材を備えるX線検査装置を提供する。
【解決手段】 物品に対してX線を照射し、物品を透過したX線を検出することにより物品を検査するX線検査装置において、物品にX線を上方から照射する照射部と、該照射部の下方に設けられて照射されるX線を検出する検出部と、前記照射部と前記検出部の間を通過するように、物品を静止状態で支持する支持部材を移動させる供給部と、を備えてなり、前記支持部材が中空構造の樹脂成型品であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】微細な周期的構造について高精度かつ高スループットでの形状計測を実現するための基板計測方法を提供すること。
【解決手段】周期的構造を構成する単位構造体の形状に関する形状パラメータから注目パラメータを選択し、単位構造体の形状を計測するための計測条件を注目パラメータに応じて決定する工程と、決定された計測条件に従い、周期的構造が形成された基板上の基準面に平行な面内における方位角を変化させながら、周期的構造へ電磁波を入射させる工程と、周期的構造での反射により、基準面に平行な方向である方位角方向と、基準面に垂直な方向である仰角方向とへ散乱した電磁波を検出する工程と、を含み、計測条件は、周期的構造での反射による電磁波の散乱強度の分布を表す散乱プロファイルの算出と、注目パラメータの値を変化させるごとの散乱プロファイルを比較した比較結果に応じた最適化と、を経て決定される。 (もっと読む)


【課題】容器を形作る金属製ライナーをこれに巻装された繊維材料と樹脂とで強化した複合容器について、破壊検査を行うことなく、強度不足の容器を発見する。
【解決手段】複合容器を非破壊検査して、樹脂内部の空隙の体積を空隙ごとに測定する(S1〜S6)。各空隙の体積と予め定められた第1閾値とを比較して、第1閾値を超える空隙が存在する場合に、測定した複合容器を排除する(S7)。全ての空隙の総体積と予め定められた第2閾値とを比較して、空隙の総体積が第2閾値を超える場合に、測定した複合容器を排除する(S8、S9)。 (もっと読む)


【課題】 例えば分析しようとする液体が船舶の燃料油である場合は、燃料油が船舶のエンジンに使用するのに適しているか否かを、燃料油の全量を船舶に積み込むまでに、船舶内で判定することを可能にする液体の品質分析装置を提供すること。
【解決手段】 分析される燃料油の密度を測定する密度測定部18と、分析される液体を50℃に加熱することができる加熱部21と、加熱部21によって50℃に加熱された燃料油の粘度を測定する粘度測定部19と、密度測定部18によって得られた液体の密度測定値、及び粘度測定部19によって測定して得られた液体の粘度測定値に基づいて更に得られた15℃における密度、及び50℃における動粘度を使用してCCAI値を算出すると共に、これら15℃における密度、50℃における動粘度、及びCCAI値を出力する演算表示部17とを備える。 (もっと読む)


高解像度CT画像を生成する方法及びシステムが提示される。NSR#法は、CTスキャナの面内画像解像度を向上させることによって、ヘリカルスキャンモードでAMPR法に改良を加える。提供される方法は、4分の1検出器オフセット及びインタリービングを利用する高解像度アキシャルスキャンモードとほぼ同等の面内画像解像度を得るために、4分の1検出器オフセット及び相補データのインタリービングを使用する。この方法は、2平面によるNSR#、3平面によるNSR#、複数の平面によるNSR#のような、インタリーブされるべきデータの幾つかの選択法を含む。インタリーブされたデータは、高解像度傾斜スライスを作成するために使用される。NSR#法では、撮像タスクで必要とされる所望の面内解像度と画像アーチファクトのバランスを得るために、傾斜を除くフィルタを最適化して高解像度傾斜スライスと低解像度傾斜スライスを混合したものを作成する。傾斜を除く処理の一実施形態では、最大解像度の利益を得るのに高解像傾斜スライスだけを使用することができる。別の実施形態では、高解像度傾斜スライスを、インタリービングを行わなかったデータから得られた標準解像度傾斜スライスと混合することができる。これにより解像度が標準よりも高くアーチファクトが少ない、傾斜していないスライスが作成される。ピッチが2/3未満であるスキャンの別の実施形態では、コリメーションを低減して患者への線量を低減することができる。
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【課題】単一の高出力X線発生装置を用いて、簡易に被検査物の材質を識別することができ、これにより装置を小型かつ安価にでき、かつマルチチャンネル化が容易である高出力X線用の2段X線検出器を提供する。
【解決手段】入射X線3を透過させる低エネルギー用シンチレータ12を有し、所定のエネルギー範囲のX線エネルギーを吸収し検出する低エネルギーX線検出器10と、低エネルギー用シンチレータ12を透過した透過X線4を再度透過させる高エネルギー用フィルタ22とその後方の高エネルギー用シンチレータ24を有し、前記エネルギー範囲のX線エネルギーを吸収し検出する高エネルギーX線検出器20とを備える。低エネルギーX線検出器10は、さらに、低エネルギー用シンチレータ12の前面に位置し、低エネルギー用シンチレータ内の発光を90度全反射する全反射プリズム14と、全反射プリズムで反射された発光光量に比例する電気信号を出力する低エネルギー用光電素子16とを備える。 (もっと読む)


【課題】量産品で安価なX線管を用いて、高いX線管電圧にて高出力線量の白色X線を発生させると共に、白色X線からローパスフィルタ手段により低エネルギー域の軟X線を高線量で抽出して試料に照射可能なX線測定装置を実現する。
【解決手段】X線源から出射される軟X線を含むX線を試料に照射し、試料の透過線量をX線検出器で検出するX線測定装置において、
前記X線源より円錐状に出射されたX線ビームを、スライスした扇状ビームX線に生成するコリメータと、
前記扇状ビームX線を所定の角度で入射し、反射した前記軟X線を前記試料に照射する反射ミラーと、
を備える。 (もっと読む)


【課題】ビームハードニングの発生を抑制しつつ、フラックスの空間的な強度分布を改善し、中央部と周辺強度のフラックスのエネルギー分布と線量を揃え、測定位置に起因する測定誤差を低減することを可能とするX線測定装置を実現する。
【解決手段】X線源から出射されるX線を試料に照射し、試料の透過線量をX線検出器で検出するX線測定装置において、
前記X線源より円錐状に出射されたX線を扇状に薄くスライスしたスライスビームX線にビーム変換するコリメータと、
このコリメータと前記試料の間に介在し、前記スライスビームX線のフラックスの一部を通過または遮蔽し、ビームハードニングを抑制すると共に前記フラックスの強度分布を調整するフラックス遮蔽板と、
を備える。 (もっと読む)


【課題】サンプルの立体表現を決定するためのコンピュータ断層撮影法を提供する。
【解決手段】X線システム(10)によって取られるサンプル(13)のX線投影からのサンプル(13)の再構成容積データを用いるステップと、前記再構成容積データからの前方投影によって前記サンプル(13)の一連の人工投影を計算するステップと、本質的に前記再構成容積データおよび/または前記X線投影を含む前記再構成の処理データから、前記測定X線投影の各々に対し、この測定X線投影の検査中のボクセルへの寄与度と対応する人工投影からの検査中のボクセルへの寄与度との差を計算することに基づき、前記容積データの単一のボクセルの個々の信頼度を求めるステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】正確に被検査物をX線照射部とX線検出部との間のX線照射領域に搬送できるように、搬送部の幅方向の位置規制を行うことができるX線検査装置を得る。
【解決手段】X線検査装置100は、脚部に支持されている装置筐体と、X線照射部3と、フレーム5と、フレーム5内に配設されているX線検出部と、搬送部6と、扉7と、暖簾8と、暖簾支持部9とを備えているものである。扉7内側には接触部18が設けられており、この接触部18は、扉7を閉じた際、搬送部6の搬送方向側方に接触し押さえるように(凹部(係合部)18aがキャップ部材6kに係合するように)配設されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、卓上型全反射蛍光X線分析装置を用いた検査結果に基づいて、ミネラルの充足、不足を簡便に、正確に判別する。また、体内に蓄積した有害な重金属を簡便に検査する。また、農作物、藻類・魚介類など海産物、食肉類・卵類・乳類など畜産類、菓子類、調味料及び香辛料、調理加工食品類に含まれる元素を簡便に検査する。
【解決手段】本発明は、カルシウム、銅、亜鉛、鉄などのミネラルの過不足を判別し、不足に対して、有効な食品の選別し、ヒトへの有効なミネラルの摂取方法を提供し、ミネラルの不足を効率的に解消する。体内に蓄積した有害な重金属のデトックス(解毒)作用に有効な食品を、卓上型全反射蛍光X線解析装置を用いた検査により選別し、出来るだけ速やかに解毒作用を行う。また、農作物、藻類・魚介類など海産物、食肉類・卵類・乳類など畜産類、菓子類、調味料及び香辛料、調理加工食品類中の元素を明らかにすることで、食の安全を守ることを可能にする。 (もっと読む)


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