説明

Fターム[2G001NA11]の内容

Fターム[2G001NA11]に分類される特許

81 - 100 / 108


【課題】
マイクロチップを用いて複数元素を同時に高感度に分析できるようにする。
【解決手段】
マイクロチップ1は、基板30と、基板30の内部に形成された流路23と、基板30の平坦な表面の一部からなり、流路23の出口が開口9cとして形成され、その開口9cから溢れ出た測定対象液が基板30の平坦な表面にとどまって分析試料となる分析部10とを備えている。このマイクロチップ1を使用して、分析部10に測定対象液を分析試料として溢れ出させ、好ましくは分析試料を乾燥させた後、1次X線を全反射の条件で入射させて蛍光X線を検出する。 (もっと読む)


【課題】従来、定量基準となるハンダ試料が存在しないため、蛍光X線分析装置によるハンダ材料の定量分析が行えない。また、溶融ハンダは冷却固化の際に含有成分が偏析するため、表面分析装置では、十分な分析精度が得られない。
【解決手段】溶融状態のハンダ材料を冷却固化してハンダ試料とする工程と、冷却固化したハンダ試料を折畳んで重ね合わせる工程と、前記ハンダ試料を圧延する工程により、含有成分の偏析の少ないハンダ試料が作製でき、前記ハンダ試料を表面分析装置で定量分析することにより、簡便かつ高精度な分析ができる。 (もっと読む)


【課題】 ペロブスカイト型酸化物の結晶性薄膜の内部構造を評価することのできる結晶評価方法および結晶評価装置を提供する。
【解決手段】 試料台に載置されているペロブスカイト型酸化物の結晶を含む試料に、X線を照射し、前記試料から発生した特性X線を検出する測定部110と、前記測定部が検出した特性X線の強度に基づいて、特定の結晶サイトに位置する元素の種類を決定する処理部50と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 重金属で汚染された土壌の汚染度検出及び検出にあたっての前処理をオンラインで正確に行うとともに、検出結果に正確に対応して汚染土壌を仕分けることができる汚染度樹仕分け装置を提供する。
【解決手段】 間欠して所定の角度ずつ回転するターンテーブル10上に、複数の容器11を周方向に配列する。これらの容器にホッパー12から重金属で汚染された土壌の所定量を順次に投入する。前記土壌の投入位置の下流側で停止する位置には前処理装置13が設けられ、容器内で堆積する土壌の高さを調整し、その下流側で蛍光X線分析装置14により汚染度を検出する。さらに下流側には複数の停止位置に対応して、それぞれにベルトコンベア16,17,18が設けられ、制御装置15が上記蛍光X線分析装置の検出結果に基づいて移載するコンベアを選択し、対応するコンベアが設けられた位置で停止したときに容器内の土壌を移載する。 (もっと読む)


【課題】
MEM構造解析により得られる電子密度を、たんぱく質に代表される高分子に適用して、その高分子の静電ポテンシャルの計算に応用する。
【解決手段】
実験的に得られるX線回折データにMEM構造解析を適用することで詳細な電子密度分布を求め,これをもとに観測されていないX線回折データを予測することで静電ポテンシャルを求める。 (もっと読む)


【課題】 Pb、Hg、Br等の有害元素の検出下限を下げて分析感度を向上させる。
【解決手段】 X線源1と試料3との間の励起X線の光路上に挿入する一次X線フィルタ2としてAg箔又はPd箔を用いる。これらの箔は5〜13keV付近と25keV付近以上のX線を同時に吸収するから、これらの範囲のX線強度が減衰した励起X線が試料3に照射される。そのため、Pb、Hg、Br等の元素の蛍光X線が現れる9〜13keVの範囲では散乱X線によるバックグラウンドが低減され、また、25keV以上の高エネルギー範囲の散乱X線も減ってX線検出器4において9〜13keVの範囲のX線の検出効率が相対的に向上する。これにより、9〜13keVに蛍光X線を持つPb、Hg、Br等の元素の検出下限が下がる。 (もっと読む)


【課題】 分析精度の高いエネルギー分散型蛍光X線装置、蛍光X線分析方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明にかかるエネルギー分散型蛍光X線装置100は、試料にX線を照射することにより発生する蛍光X線に基づいて前記試料を分析するエネルギー分散型蛍光X線装置であって、前記試料から発生した蛍光X線を検出する検出部14と、前記検出部が検出した前記蛍光X線のスペクトルを作成するスペクトル作成部22と、前記スペクトル作成部によって作成された前記スペクトルが、鉛元素に対応する複数のエネルギー位置のすべてにピークを有する場合に、前記試料が鉛を含有すると判断する鉛同定部24と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 土壌中の有害物質の分析において、溶出法に極めて近似する測定結果を得られるとともに、簡易的かつ迅速に分析が可能な土壌有害物質含有量分析方法を提供する。
【解決手段】 土壌有害物質含有量分析方法においては、前分析工程として、採取された土壌を試料として蛍光X線分析により有害物質の含有量を分析する。溶出工程として、試料とされた土壌から有害物質を溶出するように前記土壌に水系溶媒を加えて混合した後に固液分離する。後分析工程として、固液分離されたうちの固体成分を試料として蛍光X線分析法により有害物質の含有量を分析する。溶出量算出工程として、前記前分析工程で分析された有害物質の含有量から後分析工程で分析された有害物質の含有量を減算し、溶出された有害物質の含有量を算出する。 (もっと読む)


【課題】 分析時間が短い蛍光X線分析方法および装置を提供する。
【解決手段】 蛍光X線分析方法は、試料にX線を照射して、試料から発生した蛍光X線を検出することで複数の元素の含有量を測定する蛍光X線分析方法であって、以下のステップを備えたことを特徴とする。
◎特定の元素を測定するためのX線照射ステップ(S6)
◎X線照射ステップ同士の間に、検出器に蛍光X線が検出されていない状態にして複数のX線照射条件を変更するステップ(S3,S4) (もっと読む)


【課題】 フローハンダ付けプロセスにおいてハンダ槽を管理するための蛍光X線分析法による溶融ハンダ材料の組成の定量分析を、より迅速かつより簡便な操作にて行うために有用な方法の提供。
【解決手段】 所定の材料製のサンプリングカップを用いて、その温度をハンダ浴の温度と実質的に同じにし、溶融状態のハンダ材料を所定量だけ汲み出し、ハンダ材料が溶融状態にある間に放熱プレート上へ所定の条件にて落下及び固化させて供試材を作製することを含む方法である。 (もっと読む)


【課題】被検査液体中に含まれている重金属イオンを簡単に定性分析および定量分析が可能な分析方法を提供することにある。
【解決手段】 被検査液体を、重金属イオン吸着剤を充填したケースに通し、被検査液体中に含まれている重金属陽イオンや重金属陰イオンなどの重金属イオンを重金属イオン吸着剤に吸着させ、重金属イオンが吸着した上記吸着剤を乾燥することなくケースごと蛍光X線分析装置にかけて、被検査液体中の重金属イオンの種類および含有量を分析する。 (もっと読む)


【課題】連続的に水をサンプリングする際に動力を用いることなく、工場排水路や下水路等の任意箇所において水中の重金属を捕集して測定する、水中重金属のモニタリング方法を提供する。
【解決手段】端部に重金属フィルターを取り付けたシリンダーと、このシリンダー内を摺動するピストンと、このピストンの重金属フィルターから遠い側の面に接続されたバネとを有するサンプリング容器を用い、ピストンを任意の位置に保持しながらバネを延伸する第一ステップと、バネの延伸状態を保持しながらサンプリング容器を水中に投下する第二ステップと、所定時間後にサンプリング容器を水中から引上げてシリンダーから重金属フィルターを取り外す第三ステップと、この重金属フィルターへの重金属付着量とシリンダー内の水量とから水中の重金属濃度を求める第四ステップとを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】箔状サンプル以外の物による影響を受けること無く、箔状サンプルのX線回折パターンを得る試料固定方法および試料固定具を提供する。
【解決手段】X線回折測定における試料固定方法は、ターゲットからX線を試料に照射し、試料からの回折されたX線を捕捉して計数するために、X線照射面積を越える中空を有する土台の片面に試料を貼るものである。また、試料固定具は、試料を貼るための、X線照射面積を越える中空を有する土台と、粘土で該土台を保持する試料ホルダとを有するものである。 (もっと読む)


【目的】 電池に短絡を起こさせ得る金属不純物粒子の電極基板や正極電極板への存否を製造過程で検査できる電池の製造方法、及び、電極基板の製造方法を提供すること。
【構成】 アルカリ蓄電池100は、長尺状の電極基板150から形成された所定形状の正極電極板121を有する。その製造方法は、電極基板150にX線を照射して透過像を取得し、その透過像に基づいて、正極電位で溶解し負極電位で析出する金属からなる金属不純物粒子が、電極基板150に存在しているか否かを検知する不純物検知工程を備える。また、金属不純物粒子の存在が確認された場合に、粒子存在部分を示すマーキングを電極基板150に施すマーキング工程を備える。 (もっと読む)


複数の個別のコンポーネントを有するプリント配線アセンブリにおいてマイクロ蛍光X線分光分析法を用いて有害物質を識別する方法に関する。検出分析計としてマイクロ蛍光X線分光分析法(μ−XRF)及びX線吸収微細構造(XAFS)分光を用いて、電子デバイスにおいて問題の材料を識別する。検査されるデバイス又はアセンブリは、参照データベースにおける情報に応じて、プローブ下、そのデバイス又はアセンブリをX,Y,Z方向へ移動させ、アセンブリ上の選択された位置の元素組成を決定することによって分析される。プローブは分析のための各選択位置から最適な分析距離に位置する。各選択位置の決定された元素組成は参照データベースと関連付けられ、検出された元素はアセンブリにおける様々なコンポーネントに対し割り当てられる。
(もっと読む)


【課題】 供用状態または炉外取出し状態における被測定材料の中性子照射量、DPA、ヘリウム生成量、水素生成量等の放射線損傷量をその場で非破壊的に測定する。
【解決手段】 原子炉プラントに組込まれた状態または外された状態の被測定部材19から放出されるγ線を測定する検出器本体1と、該検出器本体1を包囲して形成された放射線の遮蔽体と、該遮蔽体に前記検出器本体1と外部とを連通して設けられた細孔と、前記細孔の開口部を水密にシールする蓋と、を有して形成された検出器部5と、前記検出器本体1に接続され、前記γ線の測定データを分析して前記被測定部材19に含まれる放射性核種とその量を求め、該求めた放射性核種の量と前記被測定部材19の化学組成と前記放射線の照射時間履歴とに基づいて前記放射線の中性子量を算出し、算出した前記中性子量に基づいて前記放射線損傷量を算出する演算手段と、を含んで放射線損傷量測定装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】 固体の高分子材料中に含まれる微量な金属、特に、クロム、カドミウム、鉛、水銀の分析において、精度良く、しかも短時間で分析する方法を得ることである。
【解決手段】 ホットプレートにセットされた試料台に固体高分子材料の試料片を接触して載置し、上記試料台の試料片の近傍に、硝酸水溶液または硝酸と塩酸との混酸水溶液からなる抽出用酸水溶液を滴下し、上記試料片の表面に接触させるとともに、上記ホットプレートにて加熱して、上記試料片から金属成分を抽出する。上記抽出後に、上記試料台から試料片を取り除き上記試料台の表面に残留した抽出成分を含有する抽出用酸水溶液を、上記ホットプレートによる加熱を継続し、液成分を蒸発させて、上記試料台の表面に抽出成分を乾固させる。最後に、上記試料台上に乾固した抽出成分を飛行時間型二次イオン質量分析装置にて分析する。 (もっと読む)


本明細書の開示は、原油の分析方法である。本方法は、各技術はそれぞれの特性を予測する少なくとも2種の異なる技術を用いる1種以上の研究室独立型装置(laboratory−independent device)で、原油の少なくとも2種の選択された特性を計測すること、計測した特性から原油の同定分析を再構築することができるプロセッサに計測した特性を伝達すること、及び計測した特性から原油の同定分析を再構築することを含む。開示された方法は、たとえば生成物の販売を交渉する業者が、生成物を販売又は購入するか否かを決定するための正確な分析情報を有するように、精油所供給原料のリアルタイム情報を提供する。 (もっと読む)


【課題】 試料の厚みに特定した所定の試料の補正を考慮した場合に、複雑な工程を不要としながらも精度の高い蛍光X線分析方法を可能とする。
【解決手段】 蛍光X線分析方法による分析対象試料の形状を補正するための試料形状補正方法であって、試料の蛍光X線スペクトルにおけるピークの出ない高エネルギー領域AR−Hのバックグラウンド強度BG1、BG2に基づいて試料の厚みを補正する。 (もっと読む)


【課題】分析対象の元素を小液滴に濃縮して分析用試料板上で蒸発乾固し、全反射蛍光X線分析を行なう高感度化に関して、試料板由来のSiエネルギーピークを避けるために使用する高温でのガス処理純化を経たアモルファスカーボンウェーハ試料板の清浄度をさらに向上させ、半導体用高純度シリコンウェーハのレベルまで純化することを課題としている。
【解決手段】純化対象のアモルファスカーボンウェーハを三酸化二ホウ素ガラスの熔融液に接触させて、該ウェーハの表面並びに表面近くの浅い層にある分析を妨害する元素を液に吸出させ、冷却後加熱した超純水でリンスして純化し、分析面を疎水性化する。要すれば酸化性処理液で該純化ウェーハを洗浄して表面を一旦親水性化し、これに対して再度前記の熔融液の接触による純化を追加する。 (もっと読む)


81 - 100 / 108