説明

Fターム[2G041FA24]の内容

Fターム[2G041FA24]に分類される特許

21 - 40 / 81


【課題】標識試薬および標識化分析物の混合物を含む、標識試薬、標識化分析物、およびそれらに由来するフラグメントイオン、ならびに標識化分析物の分析のための方法を提供すること
【解決手段】本発明は、標識試薬、標識された分析物(その混合物を含む)、およびそれから誘導されるフラグメントイオンに関する。本発明はまた、標識試薬(N−置換ピペラジン酢酸ベースの標識試薬を含む)、標識された分析物(その混合物を含む)およびそれから誘導されるフラグメントイオンの生成方法、ならびにその標識された分析物の分析方法に関する。本発明の方法によれば、定量されるべき分析物は、標識化される。標識化された分析物、分析物それ自体、その分析物の1種以上のフラグメントおよび/またはその標識のフラグメントは、質量分析により定量され得る。 (もっと読む)


【課題】代謝的に標識することができない、組織、生体液、細胞、細胞器官又はタンパク質複合体などのサンプル中の、1若しくは複数の生体分子を精度よく定量する、さらには、絶対定量する。質量分析スペクトルの定量的解析を可能とする解析システムおよび解析方法を提供する。前記定量的解析方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供する。
【解決手段】予め同位体標識された生体分子を調製し、各サンプルに加えて、質量分析装置で測定する。また、あらかじめ調製した同位体標識された生体分子を定量しておくことにより、生体分子の網羅的な絶対定量をも可能である。また、生体分子の質量分析法において、同位体標識法とともに、質量分析スペクトルに波形分離処理を施すことにより、より高精度な生体分子発現の定量的解析が可能である。 (もっと読む)


【課題】固有の標識化試薬もしくは固有の標識化試薬からなるセットを用いた質量分析よって分析物を測定するための方法、混合物、キット、および/または組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、固有の標識化試薬もしくは固有の標識化試薬からなるセットを用いた質量分析よって分析物を測定するための方法、混合物、キット、および/または組成物に関する。標識化試薬は、異性体的または同重体的であり、標識分析物の多重化分析に適した混合物の生成に用いることができる。分析物の標識は、該分析物を式RP−X−LK−Y−RGの化合物またはその塩である標識化試薬と反応させておこなうことができる。複数のセットの異性体的または同重体的標識化試薬を用いて、2種類以上の異なる試料からなる分析物を標識することができる。 (もっと読む)


【課題】各種試料との相性が良く、従来から質量分析用のマトリックスとして用いられている化合物を用いて試料由来のピークとマトリックス由来のピークとを分離することができ、正確な分析を行うことができる質量分析用マトリックス及び質量分析方法を提供する。
【解決手段】マトリックスとして、分子内の少なくとも1個の原子を安定同位体で標識した化合物を用いる。前記マトリックスの分子内の少なくとも1個の原子を安定同位体で標識することで、前記マトリックスに由来するピークを前記試料に由来するピークから分離してマススペクトルを取得する。 (もっと読む)


【課題】質量分析において生体分子の解析感度を向上させる方法を提供する。また、質量分析における解析感度を向上させる方法を用いて生体分子を迅速に且つ簡単に解析する方法を提供する。
【解決手段】糖鎖が有するカルボキシル基に、塩化[14N]アンモニウム及び塩化[15N]アンモニウムからなる群から選ばれるアミド化試薬と、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム=クロリドn水和物とを用いてアミド化を行い、前記糖鎖のアミド化体を得る、糖鎖のアミド化法。 (もっと読む)


本発明は、対象において関心対象の生体分子の絶対濃度を測定するための方法を提供する。そのような生体分子は、一つまたは複数の神経性および神経変性の疾患または障害に関与し得る。治療剤が中枢神経系由来の生体分子のインビボでの代謝に影響を与えるかどうかを判定するための方法も提供する。本発明の方法を行うためのキットも提供する。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、タンパク質やペプチドをタンデム質量分析により、構造解析する際、既に計測済みの、多量に発現するタンパク質由来のペプチドイオンをタンデム質量分析ターゲットとして回避し、これまで分析が困難であった微量なタンパク質由来のペプチドなどをタンデム質量分析ターゲットとして自動的に、測定の実時間内に判定処理することである。
【解決手段】
本発明では、上記課題を、既に計測した蛋白質、及び、それに由来するペプチドデータを内部データベースに自動格納し、それらと計測データを高精度に照合、同位体ピーク判定することにより、未計測のペプチドピークを、次のタンデム分析ターゲットとして選定する処理を計測の実時間内に実施し、同じタンパク質由来のペプチドの重複計測を回避する。 (もっと読む)


【課題】生体試料中の代謝酵素のタンパク質絶対量を高感度に一斉定量することが可能なアミノ酸配列からなるペプチドやその使用方法を提供すること。
【解決手段】細胞内タンパク質である代謝酵素を高感度に一斉定量することを可能とする質量分析装置で高感度検出可能なペプチドを選択し、アミノ酸配列を同定する。この定量対象ペプチドと、同じアミノ酸配列を有する安定同位体標識ペプチドとを用いて、それぞれの所定濃度段階に対するLC−MS/MSを用いた質量分析を行い、検量線を作成する。試料の被定量代謝酵素タンパク質をトリプシンにより断片化して得られるペプチド断片に、安定同位体標識ペプチドを添加してLC−MS/MSを用いた質量分析を行い、被定量代謝酵素タンパク質ペプチド/安定同位体標識ペプチドのマススペクトル面積比を算出し、該面積比から検量線を用いて定量値を算出する。 (もっと読む)


【課題】試料中に含まれるアミノ酸、ペプチド等のアミノ官能性化合物を簡便かつ高感度に分析する方法を提供する。
【解決手段】上記アミノ官能性化合物を含む試料中のアミノ官能性化合物を、p−トリメチルアンモニウムアニリル−N−ヒドロキシスクシンイミジルカルバメートアイオダイド等の特定カルバメート化合物でアミノ官能性化合物を標識して選択性を高め、簡便かつ高感度に分析する。特に、MS/MS法等、質量分析法により目的化合物を定量的に分析することができる。更に、このために使用する質量分析用の標識試薬やこの標識試薬に使用することができる新規化合物も提供する。 (もっと読む)


本発明は、改善したLCMS技術、並びに免疫原性病原体関連エピトープの選択的同定及び特徴づけを行うための方法における当該技術の使用、並びにワクチン開発での当該技術の使用に関する。T細胞エピトープに関する知識ギャップを埋める1つの方法は、抽出されたペプチドサンプルをナノスケール質量分析によって、抗原提示細胞の表面のエピトープ提示を直接評価するための新規プラットフォーム技術、「免疫プロテオミクス」を適用することである。これは、病原体由来タンパク質に起因するT細胞エピトープの正確な分子的性状、多様性、存在量、動態、及びPTM等のエピトープの諸特性について偏りのない洞察を提供することができる唯一の方法である。したがって、かかるプラットフォーム技術、及び免疫プロテオミクスは、ワクチン学の本質的部分となるはずである。
(もっと読む)


標的アナライトをアッセイする方法であって、(a)各サンプルが他のサンプルとは異なる1つの質量標識又は質量標識の組み合わせで標識されており、前記質量標識が質量標識のセットに含まれている標識であり、各質量標識が質量スペクトルの異なる質量マーカー基を含む同重質量標識であり、その結果質量分析により前記サンプルを識別可能である、前記標的アナライトを含んでいてもよい複数のサンプルを提供する工程と、(b)前記複数の標識サンプルを混合して分析混合物を作製し、前記分析混合物を質量分析計に導入する工程と、(c)特定の数の前記質量標識で標識されている前記標的アナライトのイオンと等しい第1の質量電荷比を有するイオンを選択する工程と、(d)前記第1の質量電荷比を有するイオンを複数のフラグメントイオンにフラグメント化する工程であって、前記複数のフラグメントイオンの一部が少なくとも1つのインタクトな質量標識を含む工程と、(e)少なくとも1つのインタクトな質量標識を含む前記標的アナライトのフラグメントイオンと等しい第2の質量電荷比を有するイオンを選択する工程と、(f)前記第2の質量電荷比を有するイオンを複数の更なるフラグメントイオンにフラグメント化する工程であって、前記更なるフラグメントイオンの一部が質量マーカー基のイオンである工程と、(g)工程(f)で生成される前記更なるフラグメントイオンの質量スペクトルを作成する工程と、(h)前記質量スペクトルから各サンプル中の前記標的アナライトの量を特定する工程と、を含む方法。 (もっと読む)


本発明は、タンパク分子の同位体/同重体標識化及びその後の親和性選択及び解析のためのキット及び方法に関する。特に、本発明は、タンパク分子の標識化のための、組み合わせによる複数の標識化試薬を含むキットオブパーツであって、各標識化試薬は、同重体標識成分、同位体標識成分及びタンパク分子と反応することができる反応基を含み、同位体標識成分が親和性タグでもある、キットに関する。本発明は更に、タンパク分子の解析のための対応する方法であって、ここに規定されるキットオブパーツを用いることによって存在するタンパク分子の少なくとも1のサブセットを標識化し、その後、標識に含まれる親和性タグを介して親和性精製によって標識化された分子を分離することを含む方法に関する。最後に、本発明は、タンパク質発現プロファイリング又はプロテオーム解析のためのこのような方法の使用に関する。
(もっと読む)


本発明は、対象における障害の診断を補助する方法であって、前記対象に由来する、血液を含む試料を供給するステップと、前記試料の少なくとも2つの特徴をアッセイするステップであり、前記特徴が、前記試料に含まれるポリペプチドの構造組成、前記試料に含まれる代謝産物、及び前記試料に含まれる触媒活性から選択され、前記少なくとも2つの特徴のそれぞれが同一試料の多重分析から決定されるステップを含む方法に関する。本発明は、一定の組成物にも関する。 (もっと読む)


本発明は、サンプル中の複数の分析物を定量分析するための方法を提供する。また、こうした分析に有用な一般的および特定内部標準も記載する。特定の実施形態において、これらの標準は、本明細書に記載もされる液体クロマトグラフィ/質量分析システムに有用であると記載される。さらに、特定の実施形態において、本発明の定量方法は、未知分析物に対して同時に検出され、比較される既知の分析物誘導体を用いて単一のサンプル混合物中に含有される分析物に関する複数の分析物定量についての精密度および/または正確度を増大させるのに有用である。 (もっと読む)


【課題】解離して質量分析すべき親イオンの種類を減らし、リアルタイムに分析の可能な質量分析装置および質量分析方法を提供する。
【解決手段】試料10中に含まれる物質を分離しイオン化したイオン種中から選択した親イオンを解離した解離イオンの質量分析を行う質量分析部13と、質量分析部13で取得されるイオン種の質量対電荷比と前処理系で取得され複数のイオン種を識別可能な特性データとを記憶するデータベース7とを有し、質量分析部13では、解離イオンをイオン種に替えて親イオンの選択と解離イオンの質量分析を繰り返しながら、データベース7に基づいて識別できるイオン種でない親イオンを選択する質量分析装置1において、データベース7では、試薬により標識される物質がイオン化したイオン種の質量対電荷比と特性データとを複製し、複製された質量対電荷比を、試薬により物質が標識された場合の質量数の増減に基づいて書き換える。 (もっと読む)


単一試料の多重分析、ならびにタンパク質リン酸化状態の分析を提供するように開発された、4E/4Eレギュロン経路タンパク質のための高感度ハイスループット質量分析に基づく定量アッセイが提供される。これは、4E/4Eレギュロン生物学的経路の初の単一試料分析方法としての使用に適合させることができる。一つの実施形態において、少なくとも1つの標的タンパク質の単一試料の多重分析、ならびに特定の実施形態においては少なくとも1つの標的タンパク質のリン酸化状態の同時分析を提供する、高感度ハイスループット質量分析に基づく定量アッセイが提供される。
(もっと読む)


【課題】(1)選択した生体内物質について、被爆のおそれや取扱時間の制約がある放射性同位体原子ではなく、安定同位体原子を用いて標識化合物を製造すること、(2)その標識化合物は、選択した生体内物質の自然界に存在する安定同位体原子の置換化合物と分離して感度良く測定可能であること。
【解決手段】生体内物質コリンについて、4級アンモニウム基の窒素原子及び該窒素原子に結合したメチル基の炭素原子の全てをそれぞれの同位体15N及び13Cに置換して標識し、診断薬として用いる。 (もっと読む)


生物間の表現型の類似性又は非類似性を検定するための方法を開示する。この方法では、混合した第1及び第2サンプルの複合サンプルを準備する。第1標準サンプルは平均濃度の、生物種中に存在する約1000AMU未満の分子量の化合物を含む。第2検定サンプルは、表現型を検定すべき生物中に存在する同様の分子量を有する化合物を含む。両サンプルの成分は、(i)液状媒体中にあり、かつ(ii)サンプルの各化合物は、同一の第1及び第2のそれぞれの量の、第1原子の第1及び第2安定同位体を有する。複合サンプルを被分析物について質量分光法により分析し、各被分析物について第1同位体の第2同位体に対する比を、複合サンプルの比メジアンと共に決定する。各被分析物の比をメジアンと比較する。範囲外の比は非類似性を示す。 (もっと読む)


本発明は、細胞又は組織のプロテオーム中に含まれる標的タンパク等の被検体中に含まれる標的成分に対する小分子又は他の化合物の結合親和性の評価及び/又は定量化のための方法に関する。 (もっと読む)



21 - 40 / 81