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Fターム[2G041KA01]の内容

その他の電気的手段による材料の調査、分析 (22,023) | イオン化後の処理 (407) | 断片化させるもの、CID (363)

Fターム[2G041KA01]に分類される特許

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【課題】本発明はプロダクトイオンスペクトル作成方法及び装置に関し、イオンゲートにて各同位体ピークを選択し、MS/MS測定をすることができ、主要な同位体ピークを選択したMS/MSスペクトルを再構成し、1つのプロダクトイオンスペクトルを作成することにより、モノアイソトピックイオンのみを選択する場合と比較して、質量精度を落とすことなく、感度のよいスペクトルを得ることができるプロダクトイオンスペクトル作成方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】サンプルをイオン化するイオン源40と、イオンをパルス的に加速するための加速手段と、飛行時間型質量分析計と、特定の質量をもつイオンを選択するイオンゲート46と、選択したイオンを開裂させる手段47と、反射電場を含む反射型飛行時間型質量分析計と、反射型飛行時間型質量分析計を通過したイオンを検出する検出器49とを含んで構成される。 (もっと読む)


衝突またはフラグメンテーションセル(8)の上流に配置されるイオン移動度分光計またはセパレータ(6)を含む質量分析計が開示される。イオン移動度分光計またはセパレータ(6)において、イオンがそのイオン移動度にしたがって分離される。イオンが衝突またはフラグメンテーションセル(8)に入射する際のイオンのフラグメンテーションエネルギーを最適化するために、イオン移動度分光計またはセパレータ(6)を出射するイオンの運動エネルギーを実質的に時間とともに直線的に増加させる。イオン移動度分光計またはセパレータ(6)のポテンシャルを変化させる期間中、イオン源(1)、イオンガイド(2)、四重極質量フィルタ(3)、必要に応じて設けられる第2の衝突またはフラグメンテーションセル(4)およびイオントラップデバイス(5)などのイオン移動度分光計またはセパレータ(6)の上流のイオン光学部品のポテンシャルは一定に保たれる。 (もっと読む)


レーザー脱離によって高真空状態においてトラップの外部で形成されるイオンの過剰な内部エネルギーを抑制するために、四重極イオントラップ内でガスをパルス化する方法が開示される。パルス化ガスを導入する場合、トラップが通常的に動作される圧力よりも大きい圧力が数msにわたって実現され得る。これらの高圧過渡現象下で、並進運動の冷却の過程が加速され、イオンは解離が起こる前に熱化衝突を行なう。制御されないフラグメンテーション(熱化)と増強感度の最小化が約1mTorrの閾値を超える圧力で観察される。
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【課題】衝突誘起解裂を備えた液体クロマトグラフ質量分析計より得られたマススペクトルからデノボシーケンス解析を行う場合、N末端を含むb系列とC末端を含むy系列の値を区別ができないため、正確なアミノ酸配列が困難である。
【解決手段】酵素消化するさいに、縮合効率の高いリジルエンドペプチダーゼ(Lys−C)酵素などを用いてC末端側に質量数の大きな官能基を導入する。導入後、質量分析計で測定するとy系列(官能基の導入されていない)と官能基が導入されているb系列を質量分析計の質量数から簡単に判別できるにする。 (もっと読む)


アナログ−デジタル変換器を備えるイオン検出器を備える飛行時間質量分析器が開示される。イオン検出器からの出力信号はデジタル化され、イオン到着イベントに関係する到着時間および強度値が決定される。2つの信号から決定された到着時間が同じ時間ウィンドウに含まれる場合、到着時間は重み付けを行って加算され、強度値は合成される。
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【課題】ロッドセットの軸に沿って軸電界を発生させること。
【解決手段】ロッドセットのロッド間に、縦軸を有する容積を画定するロッドセット、前記ロッドにRF電圧を印加し、前記縦軸に沿って前記容積を通ってイオンを伝達する手段、および前記ロッドに沿って延び、前記縦軸に沿って延びる軸電界を確立する手段を有する分析計であって、前記ロッドが四重極ロッドセットを形成し、ロッドの少なくとも1つが前記縦軸に対して所定の角度で配置され、前記四重極ロッドセットのうちの対向する一対のロッドの一方の端部で四重極の中心軸により近く位置し、対向するもう一対のロッドの他の端部で四重極の中心軸により近く位置するよう構成され、前記一対のロッドともう一対のロッドとの間に電位差を供給する。 (もっと読む)


種々の態様において、本教示内容は、ヒドロキシル化環含有化合物、ステロイド、およびステロールを含むがこれらに限定されないヒドロキシル化化合物の相対定量、絶対定量、またはそれらの両方のための、1つ以上の重原子同位体を含む標識試薬および標識試薬セットを提供する。種々の態様において、本教示内容はまた、本発明者のMS/MS方法、特に質量差次タグを使用する方法において、ヒドロキシル化環含有化合物、ステロイド、およびステロールを含むがこれらに限定されないヒドロキシル化化合物を分析する方法も提供する。 (もっと読む)


生のスペクトルデータを処理するによって、較正された連続スペクトルデータを得ること(210);較正されたライブラリーデータを形成するために処理されているライブラリースペクトルデータを得ること(240);及び生のスペクトルデータを生成した試料中の成分の濃度を測定するために(280)、較正された連続スペクトルデータと較正されたライブラリーデータの間で、好ましくは、マトリックス操作を用いて最少二乗フィッティングを実施すること(270)(式1);を含む、質量分析計からのデータを解析する方法。その方法に従って操作する質量分析計システム、変換された質量スペクトルのデータライブラリー、及びそのデータライブラリーを生成させるための方法。
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本発明は、異なる型の多発性硬化症を診断及び鑑別診断するための方法を説明する。本方法は、臨床的に診断された再発寛解型又は一次性進行型の形態の多発性硬化症を罹病している患者に由来する試料内の、代謝産物と呼ばれる特定の低分子の強度を測定し、それらの強度を健常者の集団内で認められる強度と比較し、したがって多発性硬化症のマーカーを同定する。方法は、再発寛解型多発性硬化症に苦しむ被検者を、二次性進行型多発性硬化症から鑑別診断することも提供する。
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アナログ−デジタル変換器を備えるイオン検出器を備える飛行時間質量分析器を備えた質量分析計が開示される。アナログ−デジタル変換器からの信号がデジタル化され、イオンの到着時間および強度が決定される。各イオン到着イベントの到着時間T0および強度S0は、近接する時間ビンT(n)、T(n+1)に記憶された2つの別個の強度S(n)、S(n+1)に変換される。 (もっと読む)


本発明の実施形態は質量分析法を実施するための装置および方法に向けられる。データ対情報がイオン検査処理を受け、ここで確認済み化合物に関連するデータ対情報はデータ対情報から取り除かれる。除去された情報は一層小さい信号を備えて存在する化合物に関するデータ対情報を一層容易に明らかにする。
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【課題】ペプチドの複雑な混合物から、修飾されたペプチドを単離する方法を提供すること。
【解決手段】(a)生物から蛋白質性調製物を得、ここで調製物は二つ又はそれ以上の異なる蛋白質に由来する修飾されたペプチドを含み、(b)調製物を少なくとも一つの固定化された修飾特異的抗体と接触させ、及び(c)工程(b)に於いて固定化された修飾特異的抗体により特異的に結合された少なくとも一つの修飾されたペプチドを単離する、工程を含むものである。 (もっと読む)


衝突、フラグメンテーションまたは反応セル4を含む質量分析計を開示する。衝突、フラグメンテーションまたは反応セル4は、高フラグメンテーション動作モードと低フラグメンテーション動作モードとの間で繰り返し切り替えられる。質量スペクトルデータセットがこの2つの動作モードで得られる。小数質量フィルタを1つまたは両方のデータセットに適用する。特に、対象の親または前駆イオンに関係するフラグメントイオンまたは代謝産物を、該対象の親または前駆イオンと同様の小数質量を有することに基づいて同定する。 (もっと読む)


第1サイクルで実行するステップとして、イオン出射開口とイオン移送開口が別の部位にある第1イオン捕獲装置内に試料イオンを貯めるステップと、貯まっているイオンをイオン出射開口を介し出射させるステップと、出射されたイオンを第1イオン捕獲装置とは別の場所にあるイオン選別装置に送るステップと、そのイオン選別装置内でイオンを選別するステップと、第1イオン捕獲装置から出射されたイオンのうちその選別を経たもの又はそれからの派生物をイオン選別装置から第1イオン捕獲装置に送り返すステップと、返ってくるイオンをそのイオン移送開口を介し第1イオン捕獲装置内に受け入れるステップと、受け入れたイオンを第1イオン捕獲装置内に貯めるステップと、を有するマススペクトロメトリ方法を提供する。
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第1サイクルで実行するステップとして、第1イオン捕獲装置内に試料イオンを貯めるステップと、第1イオン捕獲装置内に貯まっているイオンをそれとは別のイオン選別装置に入射するステップと、そのイオン選別装置内でイオンを選別するステップと、イオン選別装置内で選別されたイオンをフラグメント化装置へと出射させるステップと、イオン選別装置を迂回しつつフラグメント化装置から第1イオン捕獲装置へとイオンを送り返すステップと、第1イオン捕獲装置から出射されたイオン若しくはその一部又はそれからの派生物を第1イオン捕獲装置内に受け入れるステップと、受け入れたイオンを第1イオン捕獲装置内に貯めるステップと、を有するマススペクトロメトリ方法を提供する。
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【課題】MSn分析によって得られたデータを基に未知物質の構造推定を容易に行うことのできる質量分析データ解析方法を提供する。
【解決手段】未知物質のプリカーサイオンの質量電荷比からその組成式を推定し(S12)、該未知物質に類似する既知物質の構造式と所定の構造変化パターンを組み合わせることで該組成式と同様の組成式が得られる構造候補を作成する(S14)。該構造候補から発生するフラグメントイオンピークを推定し(S15)、それを基に前記構造候補を蓋然性の高い順にランク付けする(S16)。次に、未知物質と既知物質のマススペクトルを比較し、両者に共通するフラグメントイオンピークを探索する(S19)、共通するピークが存在した場合には該ピークに対応する既知物質の部分構造が未知物質にも含まれているものと推定し、該部分構造情報を基に上記構造候補の絞り込みを行う(S21)。 (もっと読む)


【課題】試料中の各未知成分について得られたMSn分析の結果に基づいて目的成分に似た成分を迅速且つ正確に探索することのできる質量分析データ解析方法を提供する
【解決手段】LC/MS装置を用いて混合試料中の各成分についてMSn分析を行い、得られたスペクトルデータ(測定データ)と目的成分のスペクトルデータ(参照データ)に基づいて所定の変数を導出し(ステップS11〜S13)、該変数を用いて多変量解析を行うことにより、前記目的成分と混合試料中の各成分との類似度を求め(ステップS14)、該類似度に基づいて目的成分に類似する成分を選出する(ステップS16)。 (もっと読む)


本願記載の方法及びイオン減速装置では、所定且つ有限な域内のm/z比(質量対電荷比)を有するイオンのエネルギばらつきを抑圧するため、減速電極アセンブリ(250)を用い電界強度Eの減速場を発生させ、エネルギばらつきを伴っておりそのm/z比が上記域内のイオンをその減速場に入射させ、同域内のイオンがほぼ全て入射しきったらその電場を停止させる。減速場の電界強度Eを入射イオンのエネルギばらつきに応じ設定することで、その電場への入射によってイオンのエネルギばらつきが抑えられるようにする。更に、イオンをそのエネルギに従い大別するため、減速電極アセンブリの上流にエネルギ分散装置を設ける。エネルギ分散装置としては例えばイオンミラーアセンブリ(200)を用いる。その内部のイオンミラー(220)によって反射させると、イオンがそのエネルギに従いデフォーカスする。
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マススペクトロメータ検知限界改善方法を提供する。本方法は、イオン源にて試料イオンを発生させるステップと、そのイオンを第1イオン捕獲装置内に貯めるステップと、貯まったイオンをイオン選別装置に入射するステップと、指定されたm/z比のイオンを選別してイオン選別装置から出射させるステップと、イオン選別装置から出射されるイオンをイオン選別装置を通って遡行しないよう第2イオン捕獲装置内に貯めるステップと、上掲の諸ステップを繰り返し実行することによって第2イオン捕獲装置内に上記m/z比のイオンを蓄積させるステップと、蓄積させたイオンを第1イオン捕獲装置に送り返して爾後の分析に供するステップと、を有する。
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【課題】プリカーサイオンの運動エネルギー分布および空間的な拡がりを、共に小さく抑えつつ、プリカーサイオンを減速させるタンデム型質量分析装置を実現する。
【解決手段】第1の質量分析装置11で生成および抽出されるプリカーサイオンを、第1〜3の電極12〜14に対して、これら電極より形成される減速電場の方向と若干の角度を有する斜め方向に入射し、減速電場方向の速度が零となる第2の電極13および第3の電極14の中心位置にプリカーサイオンが到達するタイミングで、減速電場と直交する加速電場を印可し、開裂手段17に入力させることとしているので、プリカーサイオンの運動エネルギー分布を小さなものとし、ひいては開裂手段17によりプリカーサイオンから形成されるプロダクトイオンの運動エネルギー分布も小さなものとすることを実現させる。 (もっと読む)


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