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Fターム[2G041LA20]の内容

Fターム[2G041LA20]に分類される特許

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【課題】本発明はプロダクトイオンスペクトル作成方法及び装置に関し、イオンゲートにて各同位体ピークを選択し、MS/MS測定をすることができ、主要な同位体ピークを選択したMS/MSスペクトルを再構成し、1つのプロダクトイオンスペクトルを作成することにより、モノアイソトピックイオンのみを選択する場合と比較して、質量精度を落とすことなく、感度のよいスペクトルを得ることができるプロダクトイオンスペクトル作成方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】サンプルをイオン化するイオン源40と、イオンをパルス的に加速するための加速手段と、飛行時間型質量分析計と、特定の質量をもつイオンを選択するイオンゲート46と、選択したイオンを開裂させる手段47と、反射電場を含む反射型飛行時間型質量分析計と、反射型飛行時間型質量分析計を通過したイオンを検出する検出器49とを含んで構成される。 (もっと読む)


本発明は、質量分析法、特にMALDIによる組織切片分析に使用するためのマスクに関し、このマスクは、不透明材料により作製又は被覆され、厚みが150μm未満であるプレートを備え、該プレートは規則的な間隔で開口を備え、該プレートの上面において、1つの開口だけを含む最大円の直径Dが、質量分析計、特にMALDIアナライザのレーザービームの直径dをsinθ(θはサンプル面に対する質量分析計、特にMALDIアナライザのレーザービーム入射角)で除した値より大きい。本発明はまた、本発明に係るマスクの製造方法、質量分析、特にMALDIによる組織切片のイメージングのためのその使用、並びに、本マスクを使用した組織切片のMALDIイメージング方法にも関する。
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【課題】 検出セル内部の汚染等による経時変化を適切に補正し、常に正しい測定結果を出力できるようにする。
【解決手段】
検出セル12を洗浄した直後の状態で、所定の設定電流に対応するパルス周波数の値f00をメモリ21に記憶させておく。試料を分析する際は、各試料を検出セル12に導入する前に、まず、同じ設定電流に対応する周波数(測定前周波数)f0を同様にメモリ21に記憶させておく。試料を検出セル12に導入した後に測定される同周波数fの値からクロマトグラムを作成し又は試料の濃度を算出する際、周波数記憶手段に記憶された上記2種の周波数の値を用いる。 (もっと読む)


【課題】デノボ・シーケンスを用いたペプチドのアミノ酸配列の推定精度を高める。
【解決手段】ペプチド混合物についてのMS分析とMS分析を実行しそれぞれマススペクトルを取得する(S1、S2)。それから、両マススペクトルに共通に現れるピークを集めたピークリスト(S3)、MS/MS分析のプリカーサの質量数差だけMSマススペクトルを高質量数側にシフトして作成したスペクトルとMSマススペクトルとに共通に現れるピークを集めたピークリスト(S4)、など全部で6種類の、各末端別のピークを集めたピークリストを作成し(S5〜S8)、その後にN末端、C末端別のピークリストに集約する(S9)。この2つのピークリストをデノボ・シーケンスの解析用ソフトウエアに供しアミノ酸配列推定を実行する。推定結果の信頼度が低い場合にはS2に戻り別のプリカーサを選択してMS分析を実行しS3〜S10を繰り返す。 (もっと読む)


サンプルのグループの全体にわたって、分析装置から受信された代謝データを分析するシステムが提供される。このシステムは、サンプルのそれぞれに対応するデータ行列を自動的に受信する。このデータ行列は、サンプルのそれぞれに対応する行と、それぞれのサンプルの中に存在するイオンのグループに対応する列とを含む。サンプルの中に存在する、イオンのグループの少なくとも一部から構成する成分のグループの少なくとも1つに対応する固有値を決定するために、相関関数及び因数分解関数の少なくとも1つを使用するプロセッサが提供される。ユーザーインターフェースは、固有値を見た目で分かるように表示して、ユーザがサンプル内に存在する成分の種類を目で見て分かるようにするプロセッサ装置と通信する。
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【課題】埋め込みウェブサーバを含み、リモートコンピュータのユーザがウェブブラウザ又は任意の他のHTTPクライアントを介して質量分析計と対話できるようにする。
【解決手段】ネットワーク202を介して質量分析計100とデータ通信可能な状態にあるクライアントコンピュータ126,128へ1つ又は2つ以上のウェブページを提供する埋め込みウェブサーバ218を含む、質量分析計。ユーザは、ウェブブラウザを介して該1つ又は2つ以上のウェブページにアクセスすることが可能であり、これにより、該質量分析計からデータを読み出し、及び/又は該質量分析計の様々な機能を制御することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】分子量を基に、原子の結合に矛盾のない分子式を構築することのできる分子式構築装置を実現する。
【解決手段】原子団組成取得部6は、記憶部2に記憶された、原子団とその質量数とを対応付けた情報である質量数情報を基に、含まれる全ての原子団の質量数の合計が、与えられた分子量を満たすような原子団組成を求める。結合矛盾判定部7は、原子団組成取得部6により得られた原子団組成について、当該原子団組成に含まれる全ての原子団の結合次数を、記憶部2に記憶された原子団とその結合次数とを対応付けた情報である結合次数情報から取得し、取得した結合次数を基に、当該原子団組成に含まれる全ての原子団における結合に矛盾が有るか否かを判定する。そして、分子式構築部8は、結合矛盾判定部7により結合に矛盾が無いと判断された原子団組成から分子式を構築する。 (もっと読む)


【課題】解離スペクトルデータにおけるスペクトルピークを分類して、分子の配列決定における効率を改善する。
【解決手段】複数のスペクトルピークを含む解離スペクトルデータにアクセスするステップを含み、親分子が、複数の分子のサブユニットと、各々が複数の分子のサブユニットの第1のものと複数の分子のサブユニットの第2のものとを連結する複数の開裂場所とを含み、複数のスペクトルピークが、それぞれの複数のピーク強度と関連付けられており、複数のスペクトルピークの一部を、複数の頂点として表わすステップと、複数の重み付け縁を複数の頂点に割り当てるステップと、複数の重み付け縁に応じて、信頼重み付け分類を複数の頂点に適用するステップと、それぞれの複数のピーク強度を調整するステップと、それぞれの複数のピーク強度を提示するステップとを含むコンピュータにより制御される方法。 (もっと読む)


【課題】イオン源のニードルの先端に液滴を生成させることなしに、測定が可能な質量分析装置を提供することにある。
【解決手段】質量分析装置は、分析対象成分を含む溶媒を大気圧下にて噴霧するニードルと、ニードルの先端部へ光を照射する照明装置と、ニードルの先端部を撮像するカメラと、カメラによって撮像された像を画像処理することによってニードルの先端部に生成された液滴を検出する制御装置と、制御装置からの信号に基づいてニードルの先端部にガスを噴射するガス噴射装置と、を有する。 (もっと読む)


本発明は、試料中の少なくとも1種の元素の異なる同位体の少なくとも1つの比を決定するための方法に関する。該方法は、試料をイオン化して、少なくとも1種の元素の異なる同位体のイオンであって:多価原子正イオン、水素についての一価正イオンおよび重水素についての一価正イオンからなる群から選択されるものを生成すること、少なくとも1種の元素の異なる同位体の荷電正イオンを、これらの質量対電荷の比に従って分離すること、および前工程で分離された前記少なくとも1種の元素の異なる同位体の少なくとも1つの比を決定することを含む。本発明はまた、上記方法を実施するための装置に関する。
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本発明は、データベースとそれに連結した演算装置とによって編集された代謝物データの視覚的表示を生成する。特に本発明は、サンプル群の三次元スペクトル分析データを自動的に受け取るためのデータベースを提供する。本発明はまた、複数の選択した代謝物に対応する複数の固有プロットと直接比較できるプロットを生成するためのデータセットを処理する演算装置を提供する。さらに、上記演算装置は、上記サンプル群に渡って上記選択した代謝物が存在することを示す視覚的表示を生成することができる。それゆえ、本発明のユーザは、上記サンプル群に渡って上記選択した代謝物が存在することを示す視覚的表示をもって、一連の複雑なデータセットを解析することができる。さらに、本発明の実施形態によって生成される上記視覚的表示によって、迅速にスペクトル分析データセットの主観的な解析ができる。
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本出願は、質量分析法を使用して指紋上または内の残留物の存在を判定するための方法に関する。前記質量分析法は、MALDI−TOF−MSおよびSALDI−TOF−MSから選択することができる。マトリックス支援レーザー脱離においてマトリックスとしての役割を果し、指紋の視覚化に役立つ粒子懸濁液を指紋に塗布する。適するマトリックスの例は、疎水性シリカ、チタニア、カーボンブラック、フラーレン、カーボンナノチューブなどである。任意で、指紋は、採取テープを使用して採取することができる。
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【課題】大気中のベンゼンの炭素安定同位体比(13C/12C)の測定値に基づいて、前記ベンゼンの炭素源を特定する。
【解決手段】所定範囲から採取した空気に含まれるベンゼンの炭素安定同位体比(13C/12C)を測定し、この測定結果からδ13C値(国際標準物質の炭素同位体比に対する、試料中の炭素同位体比の千分率偏差)を算出し、δ13C値が「−23〜−26‰」である場合に前記ベンゼンは石炭を炭素源とするベンゼンであり、δ13C値が「−27〜−29‰」である場合に前記ベンゼンは石油を炭素源とするベンゼンであると特定する。なお、δ13Cの算出値は、ベンゼンを含有する一般大気の影響が排除された値になるようにする。図1は分析装置の一例である。 (もっと読む)


【課題】 類似の構造を有する成分が複数存在する試料を連続して測定する場合における成分のグループ分けに有用なマスクロマトグラムの表示方法を提供。
【解決手段】 マスクロマトグラムを作成するマスクロマトグラム作成手段と、マスクロマトグラムからピークを検出するピーク検出手段と、保持時間範囲と質量電荷比範囲とピーク表示色又はピーク表示マークを記憶する手段と、被検体のピークの一部が保持時間範囲と質量電荷比範囲に含まれる場合に対応する表示色又は表示マークでピークを表示する手段、を備えたマスクロマトグラム表示方法。 (もっと読む)


【課題】天然物、飲食物、医薬品及び/又は化粧品中に含まれるプロシアニジン及びフラバン−3−オール類を定量する新規な方法。
【解決手段】分析試料中に含まれるプロシアニジン(カテキンのn重合体の混合物の総称;n≧1)を定量する方法であって、a)プロシアニジン、フラバン−3−オールの分析に影響を与える夾雑物を分析試料から取り除くための、カラムを用いた前処理工程;及び、b)前記a)の前処理工程で夾雑物を取り除いた処理溶液中のプロシアニジン、フラバン−3−オール類を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分離し、そして定量する工程;を含む。 (もっと読む)


特定のタンパク質のペプチドに対して実測されるN個の最高のイオン化強度の和または平均を較正標準と比較することにより試料中のタンパク質の絶対定量がもたらされる。この較正標準は、1つ以上の所定のタンパク質を用いて行われる先行のタンパク質ペプチド分析により生成されるテーブルの形のものであることができる。この比較は、イオン化強度の実測された和または平均に基づいてタンパク質の対応する絶対量を求めるのに使用される。単純な変換係数を較正標準値に適用して、試料中のタンパク質の絶対量を求めることができる。 (もっと読む)


【課題】タンデム質量分析装置において、効率良くデータを取得できる分析システムを提供する。
【解決手段】質量分析装置102に、システム100の動作を指示するコントローラ104を設ける。試料流116のプリカーサイオンスペクトルを取得し、プリカーサイオンスペクトルをリアルタイムに分析して、第1の評価基準が満たされるかどうかを判定する。この第1の評価基準が満たされている場合、前記試料流116のプロダクトイオンスペクトルを取得する。このプロダクトイオンスペクトルもリアルタイムに分析して、第2の評価基準が満たされるかどうかを判定する。この第2の評価基準が満たされている場合、プロダクトイオンスペクトルを分析して該プロダクトイオンスペクトルに識別を割り当てる。 (もっと読む)


質量スペクトルにおける歪みは、式(I)で表されるi番目の時間ビンにおいて到着したイオンの数Qiを決定または推定することによって補正される質量分析の方法が開示される。


iは、i番目の時間ビン(time bin)において記録されたイオン到着イベントの実際の総数であり、xは、推定された不感期間に対応する時間ビン数に対応する整数である。 (もっと読む)


本発明は、質量分析計でフラグメント化するためのサンプルポリペプチドのプリカーサーイオンを選択する方法、サンプルポリペプチドに対する少なくとも1つの推定アミノ酸配列を決定する方法、それらに用いられる装置およびコンピュータプログラムに関する。 (もっと読む)


試料に含まれる成分を分析するに際して、優れた分析能を達成することができる試料解析方法及び試料解析プログラムを提供する。 本発明に係る試料解析方法は、試料の分析の結果として得られた多次元データにおける、少なくとも1次元のパラメータを補正する工程aと、上記工程aにより得られる補正後のデータを複数の試料について比較する工程bとを含む。
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