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Fターム[2G045FA40]の内容

Fターム[2G045FA40]に分類される特許

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【課題】 微量タンパク質に対しても適用でき、かつ確度の高い内部配列情報取得技術の確立。
【解決手段】 解析対象とするタンパク質を、所定のアミノ酸の位置において限定的に分解して、複数のペプチド断片混合物を調製し、前記ペプチド断片混合物から、1又は複数のペプチド断片を分離・精製し、前記分離・精製されたペプチド断片のC末端アミノ酸を、化学反応により逐次的に分解して、得られる一連の生成物を含む混合物を調製し、前記逐次的分解の反応産物、及び前記逐次的分解反応を施していない未反応のペプチド断片のそれぞれの質量分析を行い、そして、前記質量分析の結果を解析し、解析対象とするタンパク質の化学構造情報を取得する。
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【課題】 細胞内容物、特に細胞内代謝物質の種類ごとに空間分解能の高い二次元分布像を得ることができる方法及び装置、細胞内代謝物質に由来する二次イオンの生成を効率よく行え、細胞内代謝物質の分布状態を高い感度で測定するための方法および装置、更には、細胞内代謝物質の分布状態を定量性よく測定するための方法及び装置を提供すること。
【解決手段】 細胞内代謝物質に関する情報を飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する取得する際に、細胞内代謝物質のイオン化を促進するための物質を用いて細胞内代謝物質のイオン化を促進して細胞内代謝物質を飛翔させる。 (もっと読む)


【課題】計算処理の効率化を図り、精度の高いアミノ酸配列同定方法を提供する。
【解決手段】 マススペクトルを入力する入力手段と、プレカーサーの質量より考えられるアミノ酸組合せを算出し、アミノ酸の理論質量値と、上記入力手段から入力したマススペクトルのうち特定のマススペクトルの質量電荷比から算出される実測質量値との差を算出し、算出した差のなかで所定の範囲内にあるものを同定し、同定した差を算出するのに使用したN個のアミノ酸をd+1〜d+N番目のアミノ酸の候補アミノ酸とする候補アミノ酸検索手段と、アミノ酸の組合せに従いながらアミノ酸同定候補を絞り込み、各候補アミノ酸に関してイオン強度より算出した正規化相対イオン強度とアミノ酸巻の切れやすさの確率を評価関数に用いてそれぞれ評価値を演算する評価値演算手段と、評価値を用いてペプチド断片におけるアミノ酸配列を同定する同定手段とを備えるアミノ酸配列同定装置。 (もっと読む)


本発明は、1)リン酸化タンパク質またはリン酸化ペプチドの一つ以上のセリン残基及び/またはスレオニン残基を脱リン酸化させる工程;2)前記工程1の脱リン酸化されたアミノ酸残基をR-L-Gの構造からなるペプチド反応性標識物質で標識させる工程であって、Rは脱リン酸化されたアミノ酸部位と選択的に結合する親核性作用基、Gは陽イオン形成を誘発させる親陽性子性作用基、Lは前記親核性作用基と親陽性子性作用基とを連結させるリンカーである、工程;及び3)工程2で標識されたタンパク質またはペプチド誘導体を陽イオン質量分析方法で検出する工程を含むリン酸化タンパク質またはリン酸化ペプチドの質量分析方法またはリン酸化位置分析方法であって、前記工程2の標識物質に、グアニジノ基を親陽性子性作用基(G)として使用することを特徴とする、リン酸化タンパク質またはリン酸化ペプチドの質量分析方法またはリン酸化位置分析方法及び前記分析方法の標識反応用標識物質に関するものである。本発明の標識物質の利用により、既存の分析方法に比べて分析感度が優れ、ペプチド内部のリン酸化位置も正確に分析できるため、タンパク質のリン酸化状態による細胞シグナル伝達経路等様々なタンパク質の生体内での機能に対する研究及び数々の疾病の診断に有用に使用できる。

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酵素を用いずに化学的処理によってペプチドのリン酸基を脱離する方法及びその方法を用いてペプチドの解析を効率良く行う方法を提供する。フッ化水素、フッ化水素酸、及びフッ化水素含有化合物からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む試剤を用いてペプチドのリン酸基を脱離する方法、及びその方法を用いたペプチドの解析方法。フッ化水素含有化合物は、好ましくはフッ化水素−ピリジンを用いる。ペプチドのリン酸基の脱離は、試剤に含まれるフッ化水素、フッ化水素酸中のフッ化水素、及びフッ化水素含有化合物中のフッ化水素の合計量が、試剤に対し10〜100重量%となるように用い、−10〜50℃の反応温度で行う。またペプチドの解析は、好ましくはMALDI−TOFMSを用いた質量分析によって行う。
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【課題】ループスアンチコアグラント(LA)の検出感度を高め、LA弱陽性検体であっても特異的に検出できる試薬キットを提供することにある。
【解決手段】 第1凝固時間測定試薬と第2凝固時間測定試薬を備え、第1凝固時間測定試薬がリン脂質としてのホスファチジルセリンと、カルシウムイオンと、非ヒト由来物質とを含有し、第2凝固時間測定試薬がカルシウムイオンと、第1凝固時間測定試薬より低濃度のホスファチジルセリンとを含有することを特徴とするとするLA検出試薬キットを使用する。 (もっと読む)


【課題】 肥厚性瘢痕治療薬のスクリーニングをする際、肥厚性瘢痕動物モデルを提供する。
【解決手段】 齧歯類の動物の皮膚の一部を、観察を行うのに十分な長さで皮筋を切開する深さで切開し、しかる後、100日以上飼育し、肥厚性瘢痕動物モデルを作成する。前記齧歯類の動物としては、ラットであることが好ましく、前記ラットとしては、SDラットまたはHWYヘアレスラットであることが好ましい。これらの囓歯動物は、皮筋を切開した後、肥厚の程度を処置部位のレプリカによってモニタしながら該レプリカの体積が少なくとも創傷作成時期の少なくとも4倍になっていることを確認した後、モデルとして実験に使用する。肥厚性瘢痕モデル動物の肥厚性瘢痕に、検体を塗布し、その縮小を見ることにより、肥厚性瘢痕薬を評価できる。 (もっと読む)


その状態をチェックするために、ヒトまたは動物の体から採取された液体試料のタンパク質および/またはペプチドのパターンを定性的および/または定量的に決定する方法および装置を提供する。液体試料のペプチドおよびタンパク質は処理され、次いで分析にかけられ、ヒトまたは動物の体の状態を示す基準値および試料値ならびにそれから誘導される偏差および対応が確立され、データベースに自動的に保存され、かつタンパク質および/またはペプチドのパターンが再び決定される際には、最適な対応の検索が自動的に行われる。この方法では、タンパク質および/またはペプチドの質量成分または構造成分が確立かつ保存される。続いて、保存された質量成分または構造成分の通常の評価から、実際の質量または実際の構造が計算され、かつ液体試料中に含有されるタンパク質および/またはペプチドへの割当てが、計算された実際の質量または実際の構造の組み合わせから行われる。
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D7-グルコースを対象に投与することによるグルコース代謝産物の同定および代謝フラックスの測定に用いるための新規方法および装置を提供する。 (もっと読む)


分子内バイオセンサーが開示され、例えば、PBPに基づくバイオセンサーが挙げられ、これはリガンドの結合に際して蛍光共鳴エネルギー移動の検出および測定を可能にするドナーおよび蛍光部分に融合したリガンド結合ドメインを含む。ドナーおよび蛍光部分の少なくとも一方は、内部的に融合したフルオロフォアの両方の端が固定されるように内部的にバイオセンサーに融合し得る。さらに、末端に融合したバイオセンサーの感度の向上方法が提供される。本発明のバイオセンサーはインビボおよび培養中のリガンドの検出および定量に有用である。
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プロテインチップテクノロジーを利用して血清等生体試料のプロテオーム解析を行い、習慣飲酒に伴って増減するヒトフィブリノーゲンα−E鎖(Fibrinogen α−E Chain)の分解産物であって分子量5,900の蛋白質、アポリポプロテインAII(Apolipoprotein AII)の分解産物であって分子量7,800の蛋白質およびアポリポプロテインAI(Apolipoprotein AI)であって分子量28,000の蛋白質を新たに見出し、これらの蛋白質の検出あるいは定量により問題飲酒者等の肝臓疾患を早期に診断することができる。
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肺炎連鎖球菌PBP2xに由来し、ミニPBP2xと呼ばれ、R6株のPBP2xタンパク質の配列(SWISSPROT P14677またはGENBANK 18266817)を参照して、74〜90位、186〜199位、218〜228位および257〜750位に位置するアミノ酸にそれぞれ対応するフラグメントの連鎖からなり、当該フラグメントのそれぞれの前に、1〜7アミノ酸のペプチドフラグメントが存在する改変された組換えタンパク質、および肺炎連鎖球菌のβ−ラクタム耐性株に対して活性である抗生物質を選択および同定するためにこのミニPBP2xタンパク質を使用すること。 (もっと読む)


本発明は、(a)生体由来のサンプルにおいて、少なくとも一つの生体マーカーを検出し、(b)その測定結果を卵巣がんの状態と関連づけることを含む、生体における卵巣がんの状態を認定する方法に関するものである。本発明は患者における卵巣がんの状態を認定するためのキットに関するものである。 (もっと読む)


基板(101)に流路(103)を形成し、流路(103)の一端に、多数の柱状体(105)が形成された乾燥部(107)を設ける。乾燥部(107)の上部をのぞき、流路(103)の上部に被覆(109)を設ける。試料を流路(103)に導入すると、毛細管現象により乾燥部(107)へと導かれる。乾燥部(107)をヒーター(111)で加熱して溶媒を蒸発させ、溶質を濃縮、乾燥させる。
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【課題】タンパク質又はペプチドのN末端を効率よくスルホン酸誘導体化する方法、タンパク質を質量分析によって簡便且つ効率的に解析することができる方法、タンパク質のN末端修飾に用いることができる化合物、及び効率よくタンパク質又はペプチドのN末端をスルホン酸誘導体化するための中間体を提供する。
【解決手段】質量分析において特徴的な同位体組成を有する原子と、ジスルフィド基とを含む化合物を、タンパク質又はペプチドのN末端に反応させ、N末端が前記化合物により修飾されたタンパク質又はペプチドを得る工程と、修飾されたタンパク質又はペプチドにおいて、ジスルフィド結合を開裂させてスルホン酸基に変換することにより、修飾されたタンパク質又はペプチドをスルホン酸誘導体化する工程とを含む、タンパク質又はペプチドをスルホン酸誘導体化する方法、及び、得られたスルホン酸誘導体を質量分析にてアミノ酸配列を解析する方法。 (もっと読む)


本発明は、生物学的試料間で生体分子を比較するためのコンピュータによる方法およびシステムを特徴としている。これらの方法において、質量分析測定値が、2種またはそれ以上の試料中の生体分子について得られる。次にこれらの測定値は、本明細書に説明された方法により処理および解析され、それらをより比較可能なものとする。本発明者らは、この技術を「コンステレーションマッピング」(CM)と称する。得られたデータであるコンステレーションマップを用い、試料間の生体分子の存在量を比較することができ、リアルタイムで行う場合は、これを使用し、後のLC/MS-MSのために示差的存在量の生体分子を選択することができる。
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本発明は質量分析法で特定試料に含まれているポリペプチドの同定方法に関するものである。さらに詳しく、本発明はプロテオミック分析のための試料の製造法に関するものである:特定開裂規則(N-末端、またはC-末端のアスパラギン酸での開裂)で蛋白質をペプチドに断片化する方法を提供し、前記ペプチドは質量分析器で分析するのに適している。 (もっと読む)


【課題】 メンブレン上に固相化されたタンパク質及び核酸等の生体高分子を、メンブレン上で断片化し、その断片に由来する分子イオンを親イオンとして、MS解析を含むMS解析による検出をメンブレン上で直接行い、生体高分子の正確な質量分析を行うことで、目的とする生体高分子に関する詳細な情報を得ることができる方法を提供する。
【解決手段】 メンブレン上に固相化された生体高分子をメンブレン上で断片化し、メンブレン上に断片を存在させ、イオントラップ型マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法を用いて、前記断片に由来する分子イオンを親イオンとして、メンブレン上でMS解析(MS/MS解析)を含むMS解析(MSのn乗解析)による検出を行う、生体高分子の質量分析法。 (もっと読む)


本発明は、高い特異性及び高い感度を有する乳癌のための腫瘍バイオマーカーを同定する方法に関する。本発明の好ましい方法は、(a)被験動物からのサンプルについて、少なくとも1種の開示されたバイオマーカーを測定すること、及び(b)その測定値と乳癌の状態とを相関させることからなる被験動物の乳癌の状態を認定することを含む。本発明はさらに被験動物の乳癌の状態を認定するためのキットに関する。 (もっと読む)


本発明は、サンプル中のポリグリコペプチドを同定しかつ定量するための方法を提供する。本発明は、固体支持体に対してグリコポリペプチドを固定する工程と;この固定されたグリコポリペプチドを切断して、これによって非グリコシル化ペプチドを遊離して固定されたグリコペプチドを保持する工程と;この固体支持体からこのグリコペプチドを遊離する工程と;この遊離されたグリコペプチドを解析する工程とを包含する。この方法はさらに、例えば、質量分析法を用いて、1つ以上のグリコペプチドを同定する工程を包含してもよい。
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