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Fターム[3J042AA04]の内容

Fターム[3J042AA04]に分類される特許

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【課題】回転シャフトに半径方向寸法がより大きい部分が結合されていても、当該部分を回転シャフトから取り外すことなく、シール部材を回転シャフトに取り付けることができ、大型、中型の回転機械だけでなく小型、超小型の回転機械においても焼きつきを起こすことなく微小隙間を確保して適切にシールできるラビリンスシールとこれを備えた回転機械を提供する。
【解決手段】回転シャフト5を囲む内周面13を有し内周面13にラビリンス構造が形成されているシール部材9と、シール部材9の外周面15を囲んで支持するリング状部材13を備える。シール部材9は、それぞれ内周面13の略半周部分を有する第1分割部9aと第2分割部9bとに分割されており、リング状部材13は、回転シャフト5を囲むシール部材9の外周面15に対し、回転シャフト5の軸方向から取付可能となっている。 (もっと読む)


【課題】組立管理面から要求される最小限の間隙を確保しつつ、定常運転時における間隙を小さくし、タービン性能を向上させることができるシール装置および蒸気タービンを提供することを目的とする。
【解決手段】シール装置10は、環状を形成する周方向に複数に分割され、それぞれが静翼外輪22に形成された溝部23に嵌合されたシールリング30と、このシールリング30の動翼12側の周面に形成された快削材層32と、動翼12のシールリング30に対向する側の周面に突出して周設された環状の動翼フィン13とを備える。また、快削材層32と動翼フィン13との間に形成される周方向の少なくとも所定の4個所における間隙CTが、他の部分の間隙CTよりも大きく構成される。 (もっと読む)


【課題】貯留されている液体の液面レベルを一定に保って、気体のシールを常時図るガスシール装置を得る。
【解決手段】消化タンク14の上壁面14Aに貫通穴18が形成され、回転軸20が貫通している。消化タンク14内における上壁面14A寄りの回転軸20の部分に、回転軸20の軸径よりも径が大きく形成された貯留ポット26が配置される。貫通穴18の内面側に、貯留ポット26の底面26Aと隙間を有しつつ、貯留ポット26よりも小径とされる中間筒28が固定される。貯留ポット26内及び中間筒28内に液体Lが貯められる。液体Lが貯められる補充タンク32の下端部に、補充タンク32内から液体Lを送り出す為の送液管34の基端側が接続される。中間筒28と回転軸20との間にこの送液管34の先端側を配置することで、中間筒28内に送液管34の先端側を開口している。 (もっと読む)


【課題】流体機械の回転体とケーシング側との間の隙間を高圧側から低圧側へ流体が漏洩するのを防止するシール装置において熱収縮による影響の除去し、漏れ量の極小化等を図る。
【解決手段】シール装置25Bはウエアリング31とフローティングリング32を備える。ウエアリング31に設けた貫通孔31aの孔周壁と羽根車5Bのマウスリング部19の外周面との間の隙間35よりも、フローティングリング32に設けた貫通孔32aの孔周壁とマウスリング部19の外周面との間の隙間36を狭く設定している。スパイラル型構造のフローティングリング32を使用することにより、径方向よりも熱収縮による影響が大きい周方向で熱収縮を吸収し、マウスリング部19との接触を防止・低減させる。 (もっと読む)


【課題】液体の溢れ出しが防がれるだけでなく、シールを図るための液体が自動的に補給されて液体を補給する際の労力が低減されるガスシール装置を得る。
【解決手段】消化タンク14内における上壁面14A寄りの回転軸20の部分に、貯留ポット26が配置される。貫通穴18の内面側に、貯留ポット26の底面26Aと隙間を有しつつ、貯留ポット26よりも小径とされる中間筒28が固定され、これらの内部に液体Lが貯められる。液体Lを貯めたバッファタンク30が消化タンク14外に配置され、中間筒28に一端が接続される上部配管32の他端側がバッファタンク30に伸びて、上部配管32の他端がバッファタンク30に貯められた液体Lの液面上に配置される。中間筒28の上部配管32の下側部分に一端が接続される下部配管34の他端が、バッファタンク30の下端部に接続される。 (もっと読む)


【課題】開示するのは、ターボ機械用のシール(10)である。
【解決手段】本シール(10)は、第1のターボ機械部品(12)と第2のターボ機械部品(18)の間に設置可能なシール面(20)を含む。1以上の流体チャネル(26)が、シールを貫通して延びる。1以上の流体チャネル(26)は、シール面(20)において第1のターボ機械部品(12)と第2のターボ機械部品(18)の間に流体流(16)を噴射して第1のターボ機械部品(12)と第2のターボ機械部品(18)の間の漏洩流を妨害することができる。さらに開示するのは、本シール(10)を使用したターボ機械(14)である。 (もっと読む)


【課題】可動シールリングの動作を能動的に制御でき、シール性能を向上させるとともに信頼性を向上させ得るシール構造を提供する。
【解決手段】高圧部と低圧部を仕切るシール構造41であって、その高圧側にはスプリングバックシールリング51を有し、その低圧側にはACCシールリング49と、フィン71とを有し、ACCシールリング49の一部は略半径方向に移動可能な可動シールリング73であり、フィン71および周面83によって高圧側蒸気室43と中圧側蒸気室45との間を仕切る調整可能な可動シールリング73を有し、該調整可能な可動シールリング73の低圧側には高圧出口部25に接続させる均圧配管47を有し、ACCシールリング49の高圧側蒸気室43側の位置で、高圧ダミー39を中圧側蒸気室45と同じ高圧出口部25に接続させる調整配管55と、調整配管55に設けられた開閉弁57と、が備えられている。 (もっと読む)


【課題】先行技術の欠点を克服できる解決策、特に、ロータおよびステータアセンブリの振動リスクを避けるのを可能にする解決策を提供すること。
【解決手段】本発明は、長手方向軸(X−X’)回りの回転体を形成し、ラビリンスシール(60)のための少なくとも1つのアブレイダブルリング(58)を含むターボ機械の熱機械的部品(56)を提供する。特徴的には、アブレイダブルリング(58)は、隣接するセクタの組間で異なる剛性を呈する角度セクタ(581、582)からなる。本発明は、圧縮機、タービン、またはロータおよびステータアセンブリに適用可能である。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つのロータ(6)と、ロータ(6)を少なくとも部分的に包囲する少なくとも1つのプロセス流体(蒸気3)とを有する回転機械(1)、例えばタービン、ポンプまたは圧縮機に関しており、上記のロータ(6)は、軸方向のスラストを変化させる少なくとも1つの調整ピストン(10)を有しており、この調整ピストン(10)は、ロータ(6)の少なくとも1つの直径変化部(21,22,23,24)を有している。ここでは少なくとも1つのシャフトシール(31,32,33)が設けられており、このシャフトシールは、第2の圧力を有する第2室(12)から、第1の圧力を有する第1室(11)をシールして、第1圧力室(11)と、第2圧力室(12)との間で少なくとも一時的に圧力差が生じるようにしており、第1のシャフトシール(31)が調整ピストン(10)に配置されて、第1直径変化部(21)が、第1圧力室(11)の圧力に曝され、また第2直径変化部(22)が、第2圧力室(12)の圧力に曝されるようにする。ここで所要の構造空間を低減するために提案されるのは、第3の圧力を有する少なくとも1つの第3圧力室(13)が上記の調整ピストン(10)に含まれ、また第2シャフトシール(32)を配置して、第3直径変化部(23)が第3圧力室(13)の圧力に曝されるようにすることである。
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【課題】ロータ軸の外周面とハウジングとの間からの流体の漏洩を簡素な構造で確実に防止する。
【解決手段】シール装置4は、高圧側と低圧側とを区画するハウジング2と、このハウジング2に形成された貫通孔24に挿入される回転軸2の外周面との間をシールする。シール装置4は、回転軸2の外周面に対してシール隙間をあけて配置される2つのシールリング42を備え、このシールリング42は、シールケース41の凹溝43内に収容され、圧縮コイルスプリング47によって低圧側の軸方向一端面が凹溝43の側面に圧接される。シールケース41の2つのシールリング42の間には、キャビティ415が形成され、このキャビティ415内の流体が吸引手段によって吸引される。 (もっと読む)


【課題】シールフィンとタービンロータとが接触した際に発生する摩擦熱やシールフィンの損傷を抑制するとともに、自励振動の発生を抑制し、シール性能を向上させることができるシール装置および蒸気タービンを提供することを目的とする。
【解決手段】シール装置10は、静翼内輪12の内周面から突出させて周設された円環状のシールフィン20と、このシールフィン20に対向するタービンロータ11の外周にシールフィン20と離間させて周設され、シールフィン側が開口し周方向に区分された複数の空隙部31、41を有する空隙構造体32、42とを備える。 (もっと読む)


【課題】主軸の外周面の全周からより均一にエアを放出するエアシールを実現し、衝突等により部品の交換が必要になった場合であっても比較的短時間かつ低コストで該当部品を交換することが可能な、主軸装置を提供する。
【解決手段】エア供給路が設けられたハウジングと、ハウジング内に挿通されてハウジングに対して軸受によって回転可能に支持された主軸10とを備え、エア供給路を介して供給されるエアを主軸の外周面とハウジングとの間に放出する、非接触のエアシール機能を備えた主軸装置1において、主軸10の外周面とハウジングとの間における軸受Jより主軸10の回転軸線ZTに沿った前方であるフロント側の位置に、略環状の形状を有し、その内周面が主軸10の外周面と対向しており、その内周面と主軸10の外周面との間にエアシール機能を果たすエアシール用部材50が、ハウジングに着脱可能に固定されている。 (もっと読む)


【課題】主軸にシール部材を嵌着することなく、主軸とハウジングとの間隙に迷路状に入り組んだラビリンスシール部を形成し、主軸とハウジングとの間隙にクーラント等の切削液が浸入することをより抑制することができる主軸装置を提供する。
【解決手段】ハウジングと主軸とを備えた主軸装置1において、主軸10のフロント側の外周面におけるハウジングからの突出部には、主軸10の円周方向にラビリンス用環状溝MRが形成され、ラビリンス用環状溝MRに対して全周に渡ってラビリンス用環状溝MRに触れないように主軸10の径方向に挿入される凸部40Tを有するハウジング蓋部材40が、ハウジングのフロント側に取り付けられて凸部40Tとラビリンス用環状溝MRとの間隙にてラビリンスシール部を形成し、ハウジング蓋部材40は、ラビリンス用環状溝MRの円周方向に対して2つ以上に分割可能となるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】シールフィン支持部の強度、信頼性に優れ、高温化大型蒸気タービンに適用が可能な蒸気タービンシール装置を提供する
【解決手段】ロータ2のロータグランド部に設けられた溝3と、溝3に嵌め込まれ、ロータ2の半径方向外側に突出して形成されたシールフィン4とから構成され、シールフィン4はロータ2の周方向に延びた環状に形成され、溝3に嵌め込むための切り欠きを有し、ロータ2の周方向に重なり合う結合凸部4a、4bが結合されて一体的な円環となる。 (もっと読む)


【課題】厚いアブレーダブル皮膜を得られ、それによりシール性能を向上させ得るシール構造を提供する。
【解決手段】回転軸3の周面からリング状に突出し、軸線方向Lに沿って少なくとも1個設けられたフィン5と、フィン5に対向する環状のシール面19を有し、シール面19にアブレーダブル材を溶射したアブレーダブル層25が形成されているシール部材9と、を備えるシール構造1であって、シール面19の軸線方向L端部に半径方向Kに傾斜したテーパ部21が備えられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非回転管と回転管とを接続する部位での摩耗粉の発生をなくし得、通過する純水、洗浄液体、窒素ガス、純水と窒素ガスとの混合体又は洗浄液体と窒素ガスとの混合体等の流体への摩耗粉の混入をなくし得るロータリージョイントを提供すること。
【解決手段】ロータリージョイント1は、流体導入孔5を有した中空部材6と、中空部材6の中空部2に装着された中空回転軸部材12と、中空回転軸部材12をR方向に回転自在とする接触型の軸受13と、中空部材6の内周面14と中空回転軸部材12の外周面15との間の円筒状隙間16に高圧気体を供給する高圧気体供給手段17と、円筒状隙間16に供給された高圧気体を外部4に排出する高圧気体排出手段18とを具備している。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、カバープレートとケーシングとの間の作動流体の漏洩を抑制してタービン効率の低下を防止できるタービン動翼を提供することにある。
【解決手段】本発明は、複数の翼部3との連結部を外周面側に設けた環状のカバープレート4とケーシング8との隙間Gに、この隙間Gをタービンロータの長手方向に貫流する漏洩作動流体に対して抵抗となる抵抗体(9,9A,9B,10,11)を設けたのである。
このように、抵抗体(9,9A,9B,10,11)を設けることで、隙間Gを貫流する漏洩作動流体の流量を制限することができ、その結果、タービン効率の低下を防止できるタービン動翼を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】塵や埃あるいは水等がノーズ部6aの開口部6cからハウジング6の内部へ浸入することを抑制できるスタータ1を提供する。
【解決手段】ピニオンギヤ9の軸方向反リングギヤ側には、ピニオン遮蔽部11が設けられている。このピニオン遮蔽部11は、ピニオンギヤ9の歯先径より外径が大きい円形の外周面を有すると共に、軸方向のエンジン側が開口し、軸方向の反エンジン側が閉じた空洞部11c(凹部)を形成する有底のリング形状に設けられている。また、ピニオン遮蔽部11は、ハウジング6のノーズ部6aと干渉しない範囲で可能な限り、ノーズ部6aの内周面とピニオン遮蔽部11の外周面との間の隙間が小さく設定されている。これにより、ピニオン遮蔽部11が防水壁として機能するため、塵や埃等の異物、あるいは、リングギヤ10が掻き上げた水等が、ノーズ部6aの開口部6cからハウジング6の内部へ浸入することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】シール隙間への加工液の浸入を抑制することができる、静圧気体軸受スピンドルを提供する。
【解決手段】この静圧気体軸受スピンドルは、貫通孔28の形成された回転軸1を備える。また、静圧気体軸受を介して回転軸1を回転可能に支持するハウジング2を備える。また、貫通孔28の内部を減圧して、貫通孔28の一方の端部が開口するワークチャック面30にワークを吸着固定する、吸着機構を備える。カバー8には、貫通孔28の内部の圧力を変化させるための気体が流通する、通気口26が形成されている。回転軸1とハウジング7との間には、通気口26と静圧気体軸受とを隔てるシール隙間が形成されている。また、通気口26とシール隙間とが連通する通路に設けられており、貫通孔28の内部を通気口26側へ流れる液体のシール隙間への浸入を抑制する、液流抑制部をさらに備える。 (もっと読む)


【課題】回転部と非回転部とを非接触状態に維持させて作動流体の漏出を防止する回転機械のシール装置および回転機械を提供する。
【解決手段】本発明に係る回転機械のシール装置および回転機械は、非回転部21に設けた空間室26にシール機構24を収容させる一方、このシール機構24は、回転部20の回転軸22に対峙させた非回転側移動体27と、この非回転側移動体27に装着するコイルばね28と、非回転側移動体27のシール面32と空間室26のシール面33との間に介装するシール部29とで構成したものである。 (もっと読む)


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