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Fターム[3J048BD08]の内容

防振装置 (35,941) | 樹脂材、複合減衰材、粘弾性材 (1,562) | 粘弾性材 (508)

Fターム[3J048BD08]に分類される特許

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【課題】粘性体せん断試験装置において、せん断隙間を確保するためのガイドによる摩擦力の影響を受けずに正確に粘性せん断力を計測する。
【解決手段】粘性体容器2と、粘性体容器を挟んでその外側に配置される一対の粘性せん断力伝達板3と、粘性せん断力伝達板の各々に固定され、粘性体容器の内部に収容され、相対向する互いに平行な一対の対向面4a、4bを有する固定側抵抗板4と、粘性体容器の内壁に固定されたガイド7、8と、ガイドによって摺動案内され、固定側抵抗板の一対の対向面の間を、所定の隙間Dを介して対向面に平行な方向に直線的に移動する可動側抵抗板9と、粘性体容器と粘性せん断力伝達板との間に介装され、固定側抵抗板の対向面に平行な方向の荷重を測定する荷重測定手段11とを備え、荷重測定手段は、一端部11aで粘性体容器と粘性せん断力伝達板とに連結され、他端部11bで粘性体容器に連結される粘性せん断力計測用試験装置1。 (もっと読む)


【課題】減衰ブロックの断面形状によって振動吸収時に捻れ変形を生じ、剪断変形のみを生じる構造よりも減衰性能に優れた制振ダンパーを提供する。
【解決手段】減衰ブロック14の側面14Cは天面14Aおよび底面14Bに対して垂直ではなく、所定の角度θをもって傾いている。これにより減衰ブロック14と剛性板12A、12Bとの接着面16A、16Bの図心は幅方向に距離δだけオフセットした構造とされ、矢印20Aおよび20Bのように外力(引張力)が印加された際には減衰ブロック14に捻れ変形が発生し、捻れ変形を起こさず純粋に剪断変形のみ生じる減衰ブロックを用いた場合に比較して、捻れ変形の分だけ減衰量が増加するので、振動を減衰する制振ダンパーとしての性能向上が可能となる。 (もっと読む)


【課題】大震動時か小震動時かを問わず粘弾性体に震動エネルギーを有効的に吸収させることができ、それでいて、小震動時の剛性を充分に確保でき、大震動時の粘弾性体の限界せん断変形能力を大きくできる制震構造を提供する。
【解決手段】小震動制震用粘弾性体4,4と大震動制震用粘弾性体3とは、第1プレート1と第2プレート2とを並列状態となって連結し、小震動時、小震動制震用粘弾性体4と大震動制震用粘弾性体3はともに限界せん断変形能力の範囲内にある一方、大震動時、大震動制震用粘弾性体3は限界せん断変形能力の範囲内にあり、小震動制震用粘弾性体4,4は限界せん断変形能力を越えるようになされていて、大震動時、小震動制震用粘弾性体4,4による第1プレート1と第2プレート2との連結が解除されるようになされている。 (もっと読む)


【課題】摩擦部材61,62の摩擦力や弾性体51による免振周期を、所期の目標値に設定等し易くする。
【解決手段】支承部と、摩擦ダンパー部とが、免振対象物とその下方の下部構造体との間の上下方向隙間に並列に介装されてなる免振装置であって、摩擦ダンパー部は、上下一対の摩擦部材と、弾性体と、皿ばねと、該皿ばねのたわみ量を調節することにより圧接力の大きさを調節する調節機構と、を備え、弾性体は、上下一対の摩擦部材同士が摺動しないような小さな水平力の作用下において、免振対象物の振動を所定の免振周期に長周期化しつつ、その振動を減衰させ、皿ばねが付与する圧接力は、鉛直荷重として弾性体にも作用し、弾性体による所定の免振周期が、調節機構によって皿ばねのたわみ量を調節することにより調整可能に構成されている(もっと読む)


【課題】地震が起きた際に自身の伸長量を増加させることができる二重コア自己中心型ブレース装置を提供する。
【解決手段】二重コア自己中心型ブレース装置は、建物に据え付けられるものであり、第一コア部材31と、少なくとも1つの第二コア部材32と、第一コア部材31及び第二コア部材32の周囲に配置された外部スリーブ35と、第一コア部材31の2つの端部をそれぞれ支えている2つの内部支受プレート33,34と、第二コア部材32の2つの端部をそれぞれ支えている2つの外部支受プレート37,38と、複数の伸張部材431,432と、第一コア部材31と外部スリーブ35との相対的な動きを遅らせるためのエネルギー散逸部とを備えている。外力が掛けられた場合、伸張要素431,432の各々の長さは伸長量だけ増大され、第一コア部材31と外部スリーブ35との全長は伸長量の2倍の量だけ増大される。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化させることにより、コストの低減が図れるうえ、設置位置の制約を少なくすることができ、また、取付部の剛性を高めることでダンパー性能を高めることができる。
【解決手段】平行に配置される複数の鋼板6の間に粘弾性体7を挟み込ませた粘弾性ダンパー1を上部梁3Aと下部梁3Bとの間に備えるようにした。粘弾性ダンパー1は、互いに平行に配列された5枚の鋼板6と、これら鋼板6どうしの間に挟持された粘弾性体7とからなり、上部梁3Aと下部梁3Bのそれぞれに設けられた鉄筋コンクリート製のRCスタブ4A、4Bの双方に対して、鋼板6が交互に剛接合により固定される構成とした。 (もっと読む)


【課題】自動車、電機、工業用途等に於ける用途において、柔軟性と衝撃を吸収する特徴を有し、広い温度領域において剛性が安定した熱可塑性エラストマー樹脂組成物を提供する。
【解決手段】熱可塑性エラストマー(A)90〜99重量%と、フィブリル化したアラミドパルプ(B)1〜10重量%からなることを特徴とする熱可塑性エラストマー樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】
構造形式によらず、環境振動に対する高い制振効果が発揮される制振装置及び該制振装置を備えた建物を提供することを目的とする。
【解決方法】
柱と該柱に接合された大梁とを含む主架構に付加される制振装置であって、主架構の2階の大梁の下端よりも低い一対の柱と該柱に剛接合され主架構の大梁と略同一の長さを有する梁とから形成され、主架構の外周構面に対し略平行に配置される門形のサブフレームと、主架構と該サブフレームとの間に介装されるダンパーと、を備えたことを特徴とする制振装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】制振性能に優れた制振装置及び間仕切り壁を提供する。
【解決手段】建物の上部側で水平にのびる上側水平部材2と、上側水平部材2よりも下方を水平にのびる下側水平部材3との間に取り付けられ、上側水平部材2と下側水平部材3との間の水平力を吸収する制振装置1である。上側水平部材2に固着されかつトラス構造を有した枠組からなる上部枠体5と、下側水平部材3に固着されかつトラス構造を有した枠組からなる下部枠体6と、上部枠体5と下部枠体6との間に、上下に引っ張られた状態で取り付けられた振動吸収部7とを含む。振動吸収部7は、上部枠体5と下部枠体6との相対的な水平変位によりせん断変形される粘弾性体8を有する。 (もっと読む)


【課題】振動減衰手段の変形量を増大させて筋交いによる制振機能を向上させることが可能な制振構造およびダンパー金物を提供することを目的とする。
【解決手段】鉛直方向に長い方形の枠組み1内に、この枠組み1の対角線1aに対し鉛直方向に傾斜して交差するようにして筋交い5を斜めに配置し、この筋交い5の両端部を、筋交い5と枠組み1との相対変位によって変形し、筋交い5の長さ方向に中心線に対し両側に離間して配置された粘弾性体11,11を備えるとともに、枠組み1の対角となる隅部1b,1b付近に固定されたダンパー金物10,10に対し、この粘弾性体11,11を介して連結する。これにより、粘弾性体は、筋交いの軸方向に沿って伸長する方向に変形するとともに、互いに接近する方向に変形する。 (もっと読む)


【課題】地震力や強風力などにより建築物に生じる振動が小さい場合や大きい場合であっても建築物に生じる振動を抑制することのできる制震装置を提供する。
【解決手段】振動エネルギー吸収層21,22の振動吸収能力を超える外力が第1のダンパー連結部材15および第2のダンパー連結部材16を介して粘弾性ダンパー17に作用したときに第1のプレート部18の押出成形方向と直交する断面が方形状から平行四辺形状に塑性変形する複数の中空部24を、第1のプレート部18と一体に押出成形によって形成した。 (もっと読む)


【課題】小型軽量であり、且つ低コストでありながら信頼性の高いセルフセンタリング機構を備えた構造物用ブレースの提供。
【解決手段】構造物に接合される第1接合部を含む板状の芯ブレード21、第1ブレード及び第2ブレードを有するH形鋼材2と、構造物に接合される第2接合部31、第2接合部31に垂直に取り付けられたU字底部32、U字底部32の両端から芯ブレード21を挟むように延びると共に外側に突出する第1突出部34を含む第3ブレード33及び外側に突出する第2突出部36を含む第4ブレード35を有するU型鋼材3と、第1接合部が貫通する第1鋼板4と、第2接合部31と第2接合部31に垂直に取り付けられたU字底部32が貫通する第2鋼板5と、第1鋼板4と第2鋼板5とを連結する連結部材6と、芯ブレード21と第3ブレード33及び芯ブレード21と第4ブレード35の間に設けた粘弾性体7とを備える。 (もっと読む)


【課題】構面内に設置され、構面内だけでなく構面外の方向にも減衰力を発揮することができる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】梁21、22と柱23、24で囲まれた構面25内に設置される制震ダンパー10であって、構面25内においてV字状に配置される第一の斜材11及び第二の斜材12と、梁22の梁間中央部に固定される支持具17とを備え、支持具17と第一の斜材11の下端部13との間及び第一の斜材11の下端部13と第二の斜材12の下端部15との間にそれぞれ減衰材18が介装され、さらに支持具17と第一の斜材11の下端部13と第二の斜材12の下端部15とがこれら部材を貫通するボルト19で連結され、第一の斜材11及び第二の斜材12がボルト19を回動軸として構面25外に回動自在とされると共に、構面25内において第一の斜材11及び第二の斜材12が支持具17に沿って水平方向に移動自在とされている。 (もっと読む)


【課題】車体フレームの剛性を確保することが容易であり,構造が簡素化できて,配置箇所の自由度も向上する鞍乗型車両の制振装置を提供する。
【解決手段】車体フレーム20に,車両の停止時には相対的に変位せず車両の走行時に相対的に変位し得る相対向する少なくとも一対の面61,62を設け,一対の面61,62の間に,各面61,62に固着されかつ車両の停止時には荷重がかからない減衰部材63を設ける。一方の面61は左右一対のメインフレーム30L,30Rのうちの一方のメインフレーム30L側に,他方の面62は他方のメインフレーム30R側に設ける。 (もっと読む)


【課題】地震などによる建物躯体の変形が小さい場合にも大きなエネルギー吸収を可能とし、大きな減衰力を発揮することができる制振ブレースを提供することを目的とする。
【解決手段】所定の間隔をもって互いに平行にかつ先端部が軸方向と直交する方向に重ねて配置される一対のブレース材10a,10bと、一対のブレース材10a,10bの双方に枢結される振り子部材11、揺動部材12とを備えており、これら振り子部材11の長手方向端部と揺動部材12とが振動減衰手段13を介して連結されている制振ブレース10。これにより、振り子部材の長手方向端部と連結された振動減衰手段の変形を増幅することができ、建物躯体の小さな変形から振動エネルギーを吸収でき、減衰機能を有効に働かせることができる。 (もっと読む)


【課題】曲げ剛性を確保しつつ制振性を向上させることができる炭素繊維強化プラスチック成形体を提供する。
【解決手段】CFRP成形体10は、互いに積層されたCFRP層1,2と、CFRP層1,2の間に配置された制振弾性層3とを備えている。制振弾性層3は、x軸方向に沿って互いに離間するように配列された粘弾性領域3a,3bを有する。粘弾性樹脂領域3a,3bの間には、高剛性樹脂からなる高剛性樹脂領域4が設けられている。CFRP成形体10では、CFRP層1,2の間に、粘弾性樹脂領域3a,3bを有する制振弾性層3が配置されているので制振性が向上される。また、粘弾性樹脂領域3a,3bがCFRP層1,2の長手方向に沿って互いに離間して配列されており、これらの間に、剛性が比較的高い高剛性樹脂領域4が設けられているので、CFRP層1,2の長手方向に沿っての曲げ剛性が確保される。 (もっと読む)


【課題】耐久性を向上させると共に、エネルギの吸収量を増大させることができる耐力壁及び建物を得る。
【解決手段】台風や小さい地震の場合は、高減衰ゴム34の弾性変形などによってエネルギを吸収し振動を減衰させる。これにより、耐力壁22に残留歪みを残さないようにすることができる。したがって、この耐力壁22では、繰り返し応力に耐え得る強度を向上させることができる。また、大きい地震の場合は、高減衰ゴム34からラチス材28へエネルギ吸収手段が移行される。これにより、ラチス材28が塑性変形してエネルギを吸収し振動を減衰させる。つまり、本実施形態によれば、耐力壁22において、繰り返し応力に耐え得る強度を向上させて耐久性を向上させると共に、エネルギの吸収量を増大させることができる。 (もっと読む)


【課題】筋交いを設けたフレーム構造に対して優れた制振効果を発揮するとともに、設置箇所に制限を受けない仕口ダンパおよび仕口部の構造を提供する。
【解決手段】仕口ダンパ1は、筋交い13に固定具(木ねじ5)にて固定される第一の高剛性部材2と、柱材11の側面11aに木ねじ5にて固定される第二の高剛性部材3と、第一の高剛性部材2と第二の高剛性部材3の対向部3aとの間に、粘弾性を有する高減衰ゴムからなる板状の減衰材4を挟み込み、加硫接着によって一体に定着される。
この仕口ダンパ1を木造フレームFの仕口部に設置することによって、地震などの揺れにより木造フレームFに横方向の力が作用した場合、筋交い13にかかる圧縮力又は引張り力を減衰材4のせん断変形により吸収し、木造フレームFの揺れを抑制する。 (もっと読む)


【課題】粘弾性体から過大な力が発生することを防止しつつ、装置の一層の小型化を実現できる粘弾性ダンパー装置を提供する。
【解決手段】建物を構成する部材間に設けられる粘弾性ダンパー装置であって、一方の部材側に接続される第1の接続板と、他方の部材側に接続される第2の接続板と、粘弾性体を介して第1の接続板に固定されると共に、締結部材によって第2の接続板に固定される第3の接続板と、を備え、第2の接続板と第3の接続板とには、互いに交差する向きに長孔がそれぞれ設けられ、第3の接続板は、粘弾性体から発生する力が一定値を超えたときに第2の接続板に対して摺動可能となるように、各長孔に通された締結部材によって第2の接続板に取り付けられている粘弾性ダンパー装置を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】建物の設計の自由度を維持でき、かつ粘弾性体によるエネルギー吸収効率を十分に確保できる粘弾性ダンパー装置、及びこれを用いた軸組材の交差構造を提供する。
【解決手段】軸組材同士の交差部分に設置される粘弾性ダンパー装置であって、一方の軸組材の側面に固定可能な第1の固定部と、当該第1の固定部から面一に延びる第1の延長部とを有する第1の硬質板と、他方の軸組材の側面に固定可能な第2の固定部と、前記軸組材同士の交差角度に応じて当該第2の固定部の端部から折れ曲がり、前記第1の延長部と対向する第2の延長部とを有する第2の硬質板と、前記第1の延長部と前記第2の延長部との間に配置されたシート状の粘弾性体とを備えた粘弾性ダンパー装置を提供するものである。 (もっと読む)


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