説明

Fターム[3J048BD08]の内容

防振装置 (35,941) | 樹脂材、複合減衰材、粘弾性材 (1,562) | 粘弾性材 (508)

Fターム[3J048BD08]に分類される特許

61 - 80 / 508


【課題】建物の設計の自由度を維持でき、かつ粘弾性体によるエネルギー吸収効率を十分に確保できる粘弾性ダンパー装置、及びこれを用いた軸組材の交差構造を提供する。
【解決手段】軸組材同士の交差部分に設置される粘弾性ダンパー装置であって、一方の軸組材の側面に固定可能な第1の固定部と、当該第1の固定部から面一に延びる第1の延長部とを有する第1の硬質板と、他方の軸組材の側面に固定可能な第2の固定部と、前記軸組材同士の交差角度に応じて当該第2の固定部の端部から折れ曲がり、前記第1の延長部と対向する第2の延長部とを有する第2の硬質板と、前記第1の延長部と前記第2の延長部との間に配置されたシート状の粘弾性体とを備えた粘弾性ダンパー装置を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】オイル及び鉛を使用せず、大掛かりな設備を必要とすることなく十分な減衰性能を発揮する制振ダンパを提供する。
【解決手段】シリンダー2及び該シリンダーの長さ方向に沿って延びるピストンロッド3を具え、エラストマー成分に補強性充填剤を配合してなるエラストマー組成物と粉体とを含有する減衰材料4を、前記シリンダー内面と前記ピストンロッド外面との間に圧入し、弾性材料6を含み前記シリンダー内面と前記ピストンロッド外面との間に跨るシール材5により、前記減衰材料のシリンダー長さ方向両端を拘束することを特徴とする制振ダンパである。前記シール材は、前記ピストンロッドの長さ方向軸を一周する筒状形状の、弾性材料6と剛性材料7とを、交互に積層してなることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】制振性能に優れた制振装置及び間仕切り壁を提供する。
【解決手段】上側水平部材と、下側水平部材との間に取り付けられる制振装置1であって、略水平にのびる上部側リンク10と、その下方の下部側リンク11と、これらの間を継ぐ一対の端部側リンク13、14とを回転自在に枢結した四節回転連鎖をなす変位ユニット4、上部側リンク10に上側水平部材の横力を伝えるとともに該上部側リンク10を上方に引っ張る上部側張力付与手段5、下部側リンク11に下側水平部材の横力を伝えるとともに下部側リンク11を下方に引っ張る下部側張力付与手段6、変位ユニットの一つのリンクに設けられた第1支持片7Aと、該第1支持片7Aが設けられたリンクとは異なるリンクに設けられかつ第1支持片7Aと向き合う第2支持片7Bとからなる支持部7、及び第1支持片7Aと第2支持片7Bとの間に固着された粘弾性体8とを含む。 (もっと読む)


【課題】建物に大きな開口を確保することができる新規な建物の補強構造を提案する。
【解決手段】
制振ユニット100は、上下一対の取付部材22、24;上下一対の取付部材22、24の間に配置され、上側の取付部材22から下側の取付部材24に向けて上下方向に作用する力を支持するとともに、上下一対の取付部材22、24のせん断変位を許容する上下方向支持部材40;及び、上下一対の取付部材22、24の間に配置された制振部材60;を備えている。制振部材60は、対向するプレート61、62と、対向するプレート61、62にそれぞれ接着された粘弾性体66とを有している。対向するプレート61、62のうち一方のプレート61は上下一対の取付部材22、24のうち一方の取付部材22に連結され、他方のプレート62は他方の取付部材24に連結されている。 (もっと読む)


【課題】トラス架構に振動を低減する制振機能を付与する。
【解決手段】トラス棒材12は、外径がD2の鋼材で所要長に形成され、複数のトラス棒材12の端部がジョイント部材14で接合されている。トラス棒材12とジョイント部材14の組み合わせでトラスが構成される。ジョイント部材14は、表面に複数の挿入穴16が設けられた鋼製の球体であり、挿入穴16の大きさは内径がD1、深さがH1とされている。定常状態におけるトラス棒材12の先端は、挿入穴16の深さH1のほぼ半分の深さまで挿入されている。これにより、挿入穴16の中でトラス棒材12の先端が、定常状態における位置からH1/2の範囲で移動可能とされている。挿入穴16の中には粘弾性体18が充填され、粘弾性体18が挿入穴16の内壁、及びトラス棒材12の周壁と接する部分は、粘弾性体18と挿入穴16の内壁及びトラス棒材12の周壁が粘着されている。 (もっと読む)


【課題】建物におけるほぼ水平な運動又はねじりを減衰させるためのダンパーを提供する。
【解決手段】ダンパーであり、また、建物及び同様な構造システムを地震、強風又は機械的振動などによって生じる負荷などの力学的負荷から保護する方法である。ダンパーは、摩擦パッド材料又は粘弾性材料の円形ディスクシム3,5で減衰させられる回転式ジョイント6、8で相互連結されている複数の構造部材1,2で作られている。ジョイントの減衰により、構造要素と構造要素の相対運動が減衰させられる。特に、ダンパーは、例えば、基部に関して減衰させられる運動で建物又は機械が運動しうるために、又は、橋上の固定地点に関して減衰させられる運動で斜張橋のケーブルステイが運動しうるために、基礎の絶縁に有用である。 (もっと読む)


【課題】建築計画を制約することがなく、必要な量のダンパーを設置することができ、また、小振幅の揺れから大地震の揺れまで幅広い振動に対してまんべんなく応答することができる制振構造物を提供することを目的としている。
【解決手段】柱2と梁3の端部とが相対的に回転可能に接合されていると共に、柱2と梁3の端部との間に、水平面に沿って変位可能な粘弾性体ダンパー4が介装されている。 (もっと読む)


【課題】第2減衰力発生装置をコンパクトかつシンプルに構成しつつ、第2減衰力発生装置によって逐次必要とされる減衰力を得易い車両用サスペンション装置を提供すること
【解決手段】サスペンション装置SPの第1減衰力発生装置A1は、バネ上部材SUに組付けられるモータ20を備える。第2減衰力発生装置A2は、バネ下部材SDに組付けられるシリンダ部材50と、ボールネジ軸31に連設されシリンダ部材50に対して上下方向に相対移動可能な軸部材51と、軸部材51に組付けられていてシリンダ部材50と軸部材51の上下方向の相対移動によって弾性変形する上下一対の上方ブッシュ54U,下方ブッシュ54Dとを備える。上方ブッシュ54Uの上方および下方ブッシュ54Dの下方にシリンダ部材50と軸部材51により区画されて連通路51cを通して互いに連通する上下一対の上方エアチャンバ56U,下方エアチャンバ56Dが形成される。 (もっと読む)


【課題】互いに対向し、外力を受けて相対変形を生ずる二つの構造部材間に跨って設置され、2種類の板とその間に介在する粘性体や粘弾性体等の減衰材を構成要素とする回転変形型制震装置において、2種類の板が単純に相対的な回転変形を生ずる場合より格段に高いエネルギ吸収効果を発揮させる。
【解決手段】二つの構造部材7、7が相対変形を生ずる方向に並列し、長さ方向両端部において各構造部材7の、対向する構造部材7側に直接、もしくは間接的に回転自在に連結される可動部材2と、並列する可動部材2、2に跨って配置され、各可動部材2に、その可動部材2に対して相対的に回転自在に連結される連結部材3と、可動部材2と連結部材3が互いに対向する面間に介在する減衰材4とから制震装置1を構成し、減衰材4が介在する面間の数を増やす。 (もっと読む)


【課題】架構の最大変形時における制振装置の性能低下を低減することを目的とする。
【解決手段】制振装置10は、粘性型ダンパー14及び履歴型ダンパー16の2つの特性を有するダンパーを備えている。粘性型ダンパー14は速度に依存するため、その振動低減力Fは、架構12の繰り返し水平変形速度が最大となる原点(層間変位量δ=0)で最大となり、架構12の水平変形方向が逆向きとなる静止点(層間変位量δ=±δ)でゼロとなる。一方、履歴型ダンパー16は、変形量に依存するため、その振動低減力Fは、原点(δ=0)で小さくなり、架構12の層間変位量が最大となる静止点(層間変位量δ=±δ)で最大となる。 (もっと読む)


【課題】伝統構法における柔構造の特性を維持しながら耐震性能の向上を図る。
【解決手段】本発明に係るに係る木造建物の制振構造1に用いる制振装置6は、柱3aに設置された制振機構7aと、柱3bに設置された制振機構7bと、制振機構7a,7bの間に架け渡された接合材8とからなる。制振機構7aは、柱3aの側面に取り付けられ柱側取付部材11aと、接合材側取付部材12aと、柱側取付部材11a及び接合材側取付部材12aを相互に連結する制振材13aとで構成してあり、該制振材は、柱側取付部材11aと接合材側取付部材12aにそれぞれの面を接着する形で両者の間に挟み込んであるとともに、接合材側取付部材12aと柱側取付部材11aが水平軸線廻りに相対回転自在となるよう粘弾性体で形成してあり、該相対回転に伴うねじれ変形によって建物5の振動エネルギーを吸収できるようになっている。 (もっと読む)


コア(2)および側柱(3)など、前記構造(1)の2つの平行な要素の間、または2つのコアの間に配置される、粘弾性Gensui減衰装置など二方向減衰手段(5)を用いる、低層、中層、および高層構造(1)のための減衰構成。2つの要素(2、3)の間の軸方向運動を減衰し、2つの要素(2、3)の間の垂直方向運動を同時に減衰することにより、前記構造(1)の振動性または他の撓みまたはせん断変形が減衰される。はね木(6、7、8)は、軸方向の減衰モーメントを高めるために用いられ、二方向減衰手段(5)は、直交する面内の動的せん断力または屈曲力を減衰させるように、互いに反対に作用する対で設置することができる。
(もっと読む)


【課題】付加バネを不要として構成を簡略化し得る有効適切な制振機構を提供する。
【解決手段】多層建物の地上階の低層部における任意の階を制振階としてその上下の層間に慣性質量ダンパー1と減衰機構2を並列設置する。慣性質量ダンパー1の慣性質量ψと減衰機構2の減衰係数cを、制振階の層剛性k、制振階の上層の質量m、多層建物の制振階より上部の全質量M、多層建物の1次固有周期T1に基づいて設定して1次モードの振動を制御する。上下に連続している複数階の全体を制振階とする場合にはその合成層剛性に基づいて同調を行う。制振階とは別の階に第2の制振階を設定してその層間に第2の慣性質量ダンパー3と第2の減衰機構4を並列設置し、それらの慣性質量ψtと減衰係数ctを第2の制振階の層剛性ktと高次固有周期Tsに基づいて設定して高次モードの振動を制御する。 (もっと読む)


【課題】 複数のコンクリートブロックを水平または垂直方向にアンボンドプレストレス部材で緊張して一体化してなる圧着コア壁において、圧着コア壁自身が制震装置の一部として機能し、地震時のエネルギーを効率良く吸収または制御し、構造物の損傷等を回避できるようにする。
【解決手段】 複数のコンクリートブロック2を水平または垂直方向にアンボンドプレストレス部材3で緊張して一体化してなる圧着コア壁について、コンクリートブロック2どうしの接触面に摩擦を調整するための摩擦低減材または粘弾性体4を介在させる。さらに、各コンクリートブロック2を圧着しているアンボンドプレストレス部材3の端部に緊張装置5を設置することで、アンボンドプレストレス部材3の張力を調整することもできる。 (もっと読む)


【課題】防振性を高められより確実に防振することができ、発振器の特性の低下を防止できる防振構造を提供すること。
【解決手段】防振構造60は、開口部45と、ベース11と保持部40との少なくとも一方とに配設され、筐体10の外部から保持部40に伝達した振動に対して発振器20を防振する。
防振構造60は、開口部45に挿入され、端部43を挟み込むことで外部から保持部40に伝達した振動に対して発振器20を防振する防振部材61と、開口部45に挿入される防振部材61と開口部45とに嵌り込み、振動による端部43と防振部材61との当接を防止して振動による当接からそれぞれを保護する保護材67と、保持部40をベース11に固定すると同時に、防振部材61の一部65と保護材67とを端部43に密着させる固定構造69と、振動を緩衝する弾力性を有し、振動に対して防振部材61と保護材67と発振器20とを防振する緩衝部材90とを具備している。 (もっと読む)


【課題】自動車のエンジンルーム等の高温環境下で使用され、高い耐熱老化性が求められる場合においても、優れた破壊特性及び防振性能(低動倍率)を有するだけでなく、力学的特性及び耐久性にも優れるゴム硬化物が得られる防振ゴム組成物、及び該ゴム組成物を硬化させてなる防振ゴムを提供する。
【解決手段】ゴム成分として天然ゴム(NR)とエチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)を、質量比でNR/EPDM=70/30〜45/55の割合で含むと共に、加硫剤として過酸化物のみを含み、かつ共架橋剤として(メタ)アクリル酸亜鉛及びビスマレイミド化合物を含むことを特徴とする防振ゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】現状の鋼材系境界梁ダンパーと同様の施工条件で建物の減衰性能を大きくする。
【解決手段】境界梁型粘弾性ダンパー1は、長手方向に所定長だけオーバーラップさせた一対の溝形鋼3(3A、3B)と、これら溝形鋼3A、3Bの重なり部3a同士の間に挟持された状態で配置される粘弾性体と、各溝形鋼3A、3Bの粘弾性体が配置される減衰部Rを除いた部分を覆うとともに柱2に対して一体的に接合する鉄筋コンクリート5(5A、5B)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】間口の狭い構面に設置しても、耐震、制震機能を十分に発揮できる振動制御装置を提供する。
【解決手段】構造物の架構1の構面2内に設置される本実施の形態による振動制御装置10は、耐震ブレース20と、粘性系制震ダンパ50とから構成される。
耐震ブレース20は破断強度Qcが加わるまでは地震動による外力に抵抗する。しかし、破断強度Qcを超える荷重が加わるとその一部(シャーピン29)が破断して、耐震ブレース20は地震動に対する抵抗力を失う。耐震ブレース20が抵抗力を失うと、振動制御装置10は、粘性系制震ダンパ50が作動して、大きな地震動に対して制震する。 (もっと読む)


【課題】戸建住宅の架構に作用する地震力や強風力を効果的に吸収して大きな制振能力を得ることのできる戸建住宅用制振装置を提供する。
【解決手段】プレート状に成形された粘弾性体20a〜20dと板状剛性部材21a〜21eとを交互に重合すると共に重合する表面同士を接着して形成された粘弾性ダンパー15と、粘弾性ダンパー15の両端部を戸建住宅の架構を補強する補強部材に連結する二つのダンパー連結具とを備えてなり、ダンパー連結具が板状剛性部材21a〜21eの一端部に形成された連結部211と嵌合する複数の連結溝22を有する戸建住宅用制振装置において、連結部211を板状剛性部材21a〜21eの両面から突出させて板状剛性部材21a〜21eの一端部に形成した。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でより免震機能または制振機能を発揮できる免震又は制振機構を提供しようとする。
【解決手段】架台本体110と該架台本体110に固定され特定方向に延びたレール面を前記特定方向に沿って並列に第一レール面と第二レール面とに区分けし前記第一レール面を形成する第一レール部材121と前記第二レール面を形成する第二レール部材122とを持つレール部材120とを有する架台100と、台車本体210と該台車本体210に回転自在に固定され前記第一レール面に接して案内され前記特定方向に移動自在に転動できる車輪220とを有する台車200と、を備え、前記第二レール部材122は粘弾性素材でできており、自由状態で前記レール面の前記特定方向に沿った少なくとも一部の範囲において前記第二レール面が前記第一レール面よりも前記車輪の側に盛り上がっている、ものとした。 (もっと読む)


61 - 80 / 508