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Fターム[3J066AA26]の内容

振動減衰装置 (6,439) | 発明対象 (1,632) | 緩衝器自体の機能 (1,085) | 振動防止に関するもの (340)

Fターム[3J066AA26]に分類される特許

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【課題】簡易な構造でありながら、十分に地震力や風力による振動に対して制振又は耐震性能を発揮でき、設計上の自由度の大きい変形部付きフレーム構造を提案する。
【解決手段】構造物の柱・梁のように相互に交差する各方向2条の構造材で形成するフレーム2と、このフレーム構造の対向角部8,8から、両角部を結ぶ仮想線Lに対して互い違いの突出角度で、それぞれの先部12aが行き違うように突出させた1対の斜材12,12と、各斜材の先部12aの間に、これら先部に両端部を接合した複数の剛性を有するブリッジ24を架設してなる減振手段20と、を具備し、この減振手段20と2つの斜材12の先部12aとで形成する変形部18がフレームの揺れに応じて変形し、少なくともブリッジ24の両端付近の変形部分が屈曲することによりフレームの揺れを低減するように構成した。 (もっと読む)


【課題】ブッシュタイプのエンジンマウントの適用に当って、車体側の取付ブラケットと、エンジン側の取付ブラケットとの衝接衝撃を十分に緩和できる緩衝弾性板にあって、その緩衝弾性板が、車両の加減速等に際し、エンジンマウントの外筒および/またはその外筒を囲繞する取付ブラケットに接触することに起因して振動されても、その振動の、エンジンマウントの内筒等への伝達を有効に防止して、その振動が、車体側の取付ブラケットや車体パネル等の共振をもたらすおそれを取り除くことができる緩衝弾性板を提供する。
【解決手段】車体およびエンジンのそれぞれの連結される、ブッシュタイプエンジンマウントの内筒上に配設されて、車体側の取付ブラケットと、エンジン側の取付ブラケットとの衝接衝撃を緩和するものであって、貫通穴8aによって前記内筒に嵌め合わされて内筒上に支持される緩衝弾性板8のその貫通穴8aに、内筒の周面から離隔して位置する切欠き9を設けてなる。 (もっと読む)


【課題】エンジン側の取付ブラケットとの衝接衝撃を十分に緩和できる緩衝弾性板にあって、エンジンマウントの内筒等への伝達を有効に防止して、その振動が、車体側の取付ブラケットや車体パネル等の共振をもたらすおそれを取り除くことができる緩衝弾性板を提供する。
【解決手段】車体およびエンジンのそれぞれの連結される、ブッシュタイプエンジンマウントの内筒上に配設されて、車体側の取付ブラケットと、エンジン側の取付ブラケットとの衝接衝撃を緩和するものであって、緩衝弾性板8の、エンジンマウントの外筒および、この外筒を囲繞する取付ブラケットの少なくとも一方との接触によってその弾性板8に発生する振動の、エンジンマウントの内筒側への伝達経路に、内筒の中心軸線の周りに位置する一以上の薄肉部8dを設けてなる。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで架構の構面内の1箇所において複数方向に作用させることが可能なエネルギー吸収部材、及び該エネルギー吸収部材を適用した構造物を提供する。
【解決手段】本発明に係るエネルギー吸収部材1は、鋼材のせん断塑性変形を利用した履歴型のエネルギー吸収部材であって、上下に配置されて構造物に固定される一対の角形鋼管状部材12を備えてなるブラケット部材3、5と、これら一対のブラケット部材3、5間の上下で対応する面間に亘って塑性化部を有するダンパー部材11をボルト接合してなるものである。 (もっと読む)


【課題】古い既存建物等のような低強度構造体にも適用可能で安価な摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】相対移動する二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の間の振動を減衰する摩擦ダンパーである。前記相対移動に係る往復の直線移動動作を、所定の軸芯を回転中心とする往復の回転動作に変換する運動変換機構と、前記二部材のうちの一方の部材に前記軸芯周りに回転自在に支持されて、前記回転動作によって回転する回転慣性質量体と、前記回転慣性質量体に設けられ該回転慣性質量体と一体となって回転する摩擦材と、前記一方の部材に設けられ、前記摩擦材との摺動により前記摩擦材との間に生じる摩擦力によって前記振動を減衰する滑り材と、を備える。前記運動変換機構によって、前記摩擦材の前記軸芯周りの回転速度は、前記直線移動動作の速度よりも増速されている。 (もっと読む)


基礎部と、該基礎部から軸に沿って延在する突出部又は円錐体とを有する少なくとも一つのユニットと、少なくとも一つの該ユニットを少なくとも一つの隣接ユニットへと連結する連結部材又は棒を備え、該連結部材は、該基礎部から該軸に実質的に垂直に延在する、相互に連結されたユニット機構から成るエネルギーを吸収且つ伝達する物質であって、該機構は、全て単一の弾性素材から成っているか、又は該ユニットが該隣接ユニットに向かって倒れることによって該機構が摂動されたときに、該隣接ユニットが該ユニットに向かって倒れるように構成されていることを特徴とする。
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【課題】面内せん断を受ける管状体金属平板について、閉鎖型断面となる前記平板の製作上の難点を解消するとともに構成方法により発生する力学上の問題点を改善し、管状体金属平板の優位な力学性能を確保することを前提に閉鎖型断面となる平板に対して製作上容易な組立て方法を確立する。
【解決手段】閉鎖型断面となる管状体金属平板の代表的構成方法を図示したが、まず表裏金属平板1のそれぞれに平板片側面の周囲四辺に沿い矩形断面部材2を溶接乃至金属接着剤等で添接して平板と一体化した額縁状枠組みを設ける。次いで前記補強平板の2枚を周辺枠材2が互いに向合わせて重ねる際に、前記枠材厚さの和を板厚とする充実乃至矩形断面部材3を並列配置して直交異方性構造体を構成する。最後に、重なり合う周辺枠材2及び内側補強材3の部位で表裏金属平板を結んでボルト乃至接着剤等で接合して閉鎖型複層金属平板を構成する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で摩擦力発生装置の摩耗による摩擦力の低下を抑制するステアバイワイヤ方式の車両の操舵装置を提供すること。
【解決手段】 摩擦力発生装置20は、操舵入力軸12に対して相対回転不能かつ軸線方向に変位可能に組み付けられた第1磁性体リング21と、軸12に一体的に組み付けられた第2磁性体リング22とを備える。また、装置20は、リング21,22間に配置されて軸12と一体的に回転可能かつ軸線方向変位可能に組み付けられた2枚一対の非磁性体リング23,24と、リング23,24間に配置された永久磁石25とを備える。さらに装置20はリング21をリング22の方向に付勢するばね26を備える。これにより、装置20は磁石25の磁力とばね26の付勢力との合力に起因する摩擦トルクを発生させる。 (もっと読む)


【課題】免震装置用プラグ及びその製造方法、並びに該プラグを用いた免震装置を提供する。
【解決手段】免震装置1は、エラストマー成分に補強性充填剤を配合してなるエラストマー組成物と、粉体とを含有するプラグ材5を複数積層してなり、該プラグ材5は、厚さh(mm)と、該厚さ方向と直交する断面の直径D(mm)との比h/Dが:0.02〜0.7を満足することを特徴とする免震装置用プラグ8を、積層体の中空部分に圧入してなる。前記厚さhは5mm以上であることが好ましい。また、前記プラグ材5は、エラストマー成分に補強性充填剤を配合してなるエラストマー組成物と、粉体とを加圧することによって成型し、前記厚さh(mm)と、該厚さ方向と直交する断面の直径D(mm)との比h/Dが:0.02〜0.7を満足する。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単であって安価に製造することができ、メンテナンスの回数が少なく、設置も容易に行うことができるエネルギー吸収性能の高い摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】摩擦ダンパー1において、相対変位する一方の構造部側に固定され、表面に連続した波形の凹凸が形成された第1部材2と、相対変位する他方の構造部側に固定され、前記第1部材2に移動自在に嵌挿されるケース6を備えた第2部材5とを、有し、前記第2部材5のケース内に前記第1部材2の波形の凹凸と係合する波形の凹凸8を形成した摩擦部材7が軸方向の移動を拘束されとともに、弾性部材9を介して前記第1部材2側に押圧付勢されて収容される。 (もっと読む)


【課題】小さな震動のみならず大きな震動に対しても、制震作用に効果的な震動エネルギーの吸収を行うことができる制震構造を提供する。
【解決手段】震動により左右方向に相対変位動作を行う上下の剛体6,7が備えられ、下剛体6に第1プレート8が枢着されて第1回転摩擦ダンパー部9を形成し、上剛体7に第2プレート10が枢着されて第2回転摩擦ダンパー部11を形成し、第1,第2プレート8,10間に粘弾性体12,12が接着状態に介設され、中小地震時に、粘弾性体12が左右方向においてせん断変形をして震動エネルギーを吸収し、大地震時に、回転摩擦ダンパー部9,11において震動エネルギーを吸収すると共に、粘弾性体12が枢着部13,13を結ぶ線方向においてせん断変形をして震動エネルギーを吸収するようになされている。 (もっと読む)


本発明は、スライド方向に相互に対して移動するように取り付けられた第一要素と第二要素とを備える制御摩擦装置に関する。本発明は、該装置が、2つの要素の間に対称的に配列されて選択的に第二要素を擦る第一及び第二摩擦部材5、5を含み、摩擦部材の各々がプレッサ部材6によってウェッジング位置へ向かって押されることを特徴とする。第一摩擦部材が、行程方向に沿った2つの要素の間の相対的移動の第一方向において2つの要素の間の相対的移動を防止する傾向を持ちかつ第二方向においてプレッサ部材によって第一ウェッジ部材に加えられた応力に応じた対向摩擦力を2つの要素に加える傾向を持つように配置される。第二摩擦部材が、第二方向において2つの要素の相対的移動を防止する傾向を持ちかつ第一方向においてプレッサ部材によって第二ウェッジ部材に加えられた応力に応じた対向摩擦力を2つの要素に加える傾向を持つように配置される。該装置は、さらに、いずれかの方向の要素の相対的移動をブロックするのに適する摩擦部材の一方を無効化するが他方の摩擦部材が対向摩擦力を加えるのを妨害しない無効化手段10、13、14を備える。
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【課題】20t〜30t程度の重量を有する戸建住宅を対象とし、簡単な装置構成で、主に、交通振動、環境振動等に伴って発生し、居住者が不快に感じる定常的な微振動を効果的に低減可能な制振装置を提供する。
【解決手段】建造物に入力された振動エネルギを電気エネルギに変換する圧電素子を有する圧電材料24と、圧電素子によって変換された電気エネルギを用い、建造物に入力された振動とは逆位相の振動を圧電材料24に発生させる負性容量回路27とを備える制振装置。建造物に入力された振動の変位振幅が100μm以下のものについては周波数を0に、変位振幅が100μmを超え、1000μm以下のものについては、周波数を3Hz以下に低下させることができる。建造物に入力された振動の加速度が所定の値以上の場合には、圧電材料24及び負性容量回路27以外の制振手段(減衰ダンパ等)を用いて建造物の制振を行うことができる。 (もっと読む)


高い構造緩衝性を有し、簡単な構造を有し、および耐腐食性対策のために多くの費用を要求しない支持構造を完成させるために、少なくとも一つの支持要素(2)を有する支持構造(1)において、支持要素(2)が少なくとも一つの空洞部(5)および、この空洞部と通じる少なくとも一つのロッド(4)を備え、その際、空洞部(5)が物質で満たされており、その際、支持要素(2)が変形されると、ロッド(4)がその長手方向の延在に沿って支持要素(2)に対して相対的にスライド可能であり、その際、ロッド(4)が少なくとも一箇所において支持要素(2)に対してスライド不可能に固定されており、および、支持要素(2)に対する相対的スライドの発生の際に、このロッドがエネルギーを消散させるよう形成されている支持構造(1)が提案される。
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【課題】簡素な構成でエネルギー吸収能力の高い制振パネルを実現する。
【解決手段】柱3と梁4に囲まれた構面内において、せん断変形によりエネルギー吸収を行うエネルギー吸収要素(板材)5を有し、そのエネルギー吸収要素5が両側面をフランジ18により補強され曲げ応力に対し弾性を保ち、その両端部を曲げモーメントが伝達可能な状態で接合部材6に接合されることにより構成される制振装置1が構面中央に配置されており、制振装置1の隅部と柱梁接合部20が初期張力を導入可能な細長比250超の斜材2(2a、2b)を介して連結され、制振装置1は斜材2の引張力の作用でエネルギー吸収要素5がせん断降伏してエネルギー吸収を行うことを特徴とする制振パネル。 (もっと読む)


【課題】建物の設計の自由度を増加させることを可能とし、かつ、安価に構築することを可能とした建物の制震構造を提案する。
【解決手段】柱10と、柱10の側面に端面が当接するように配設された梁20と、柱10と梁20とに貫設されたPC鋼材30と、柱10と梁20との突合部の周囲に配設されたエネルギー吸収部材40とを備え、梁20の梁せいの中央部に配置されたPC鋼材30に導入されたプレストレス力により柱10と梁20とが圧着されている。 (もっと読む)


本発明は、地震防護(アンチサイズミック)装置に関し、具体的には、大地震から構造物を守るために使用する地震履歴ダンパに関する。この装置は、橋床と前記橋梁の支圧点(例えば橋脚枕梁)の間など、地震の揺れによって大きく変位することが予想される箇所に設置される。
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【課題】 防振装置が支持する振動機器に地震時に強い水平力が作用しても、壊れたり、故障したりせず、地震後も当初と同等の防振機能を発揮することができる防振装置を提供すること。
【解決手段】 基礎などの支持体に取り付けられるベースプレート2と、このベースプレート2上方に配置され、振動機器が取り付けられるカバープレート3と、これらのプレート間に嵌挿され、上下方向に弾性変形可能な吸振部材5と、ベースプレート2とカバープレート3とが所定距離以上離間しないように緊結すると共に、吸振部材5で支持されるカバープレート3の変位を鉛直方向に案内する緊結案内部材6と、を備え、振動機器の振動が支持体へ伝達されるのを低減する防振装置において、ベースプレート2とカバープレート3との相対的な水平移動を一定距離以内に拘束する耐震機構7を設ける。 (もっと読む)


【課題】基部に塑性変形が集中するのを回避できるダンパー構造を提供する。
【解決手段】断面円形の丸棒材でダンパー部材10を形成する。ダンパー部材10の軸方向の一方の端部を、筒身(構造物)1から横方向に突設された側方支持部材7の上支持体71と下支持体72により固定する。ダンパー部材10の軸方向の一方の端部とは離間した部分を筒身(構造物)1とは別個に構築された水平支持部材4から横方向に突設された負荷部材11に、軸方向への移動は許容し、ダンパー部材10の径方向への移動を拘束するように係合させて、ダンパー部材10の軸方向が筒身(構造物)1の長手方向軸線に平行になるようにダンパー部材10を配設する。そして、ダンパー部材10は、側方支持部材7の下支持体72により固定される断面拡大部10bが、一体的に形成される。 (もっと読む)


【課題】 電力を用いることなく、巨大地震時に大きな減衰力を発揮させることにより、第1構造体1と第2構造体2との間の相対変位を許容ストローク内に確実に抑制することで、第1構造体1および第2構造体2の損傷や破損などの不具合を防止することができるフリクションダンパを提供する。
【解決手段】 本発明によるフリクションダンパは、第1構造体1および第2構造体2の一方に連結されたシリンダ11と、他方に連結され、シリンダ11内に摺動自在に設けられた第1ピストン25と、第1ピストン25に所定の間隔を隔てて対向する第2ピストン26と、相対変位が所定値を超えたときに、第1および第2ピストン25、26を互いに連結する連結機構31と、シリンダ11に対する第2ピストン26の摺動を規制するフリクション機構51と、を備える。 (もっと読む)


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