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【課題】病原菌である髄膜炎菌によって生じる髄膜炎菌性疾患に対して広範囲の防御をもたらす複合ワクチンを提供する。
【解決手段】本発明のワクチンは、単回投与ワクチンとして処方された4つの別個の多糖−タンパク質複合体から成る。髄膜炎菌血清群A、C、W-135、およびY由来の精製莢膜多糖を化学的に活性化させ、さらに共有化学結合によって担体タンパク質に選択的に結合させて、子供ならびに大人において様々な髄膜炎菌株に対して永続的な免疫を誘導できる多糖−タンパク質複合体を形成する。 (もっと読む)


【課題】イヌリンの新たな多形形態エプシロン・イヌリン(eIN)の精製法を開発し、eINを含む組成物の調製を可能とする。
【解決手段】エプシロン・イヌリン(eIN)は、例えば好ましい重合度を持つイヌリンを80℃に加熱し完全に水に高濃度で溶解したものを50−85℃に最低15分から2時間あるいはそれ以上の間維持することによって調製できる。 (もっと読む)


【課題】新規ワクチン製剤、それらを製造する方法および治療におけるそれらの使用の提供。
【解決手段】本発明は、単一の変異株または実質的に単一の変異株を含む弱毒化したロタウィルス集団を提供するもので、それはVP4およびVP7と呼ばれる少なくとも1種類の主要なウィルスタンパク質をコード化するヌクレオチド配列によって規定される。本発明はさらに、舌の上に置かれたとき直ぐに溶解するような急速溶解性錠剤の形態のロタウィルスワクチン用の新奇な調合物を提供する。 (もっと読む)


【課題】簡便に取り扱うことができ、腫瘍の種類を問わずに再発防止、転移阻害、及び治療に適用できる汎用性を供え、しかも抗腫瘍効果が高い腫瘍ワクチンを提供する。
【解決手段】3%パラホルムアルデヒド溶液又は10%ホルマリン液により固体化された腫瘍組織及び腫瘍細胞からなる群から選ばれる腫瘍材料から調製された微粒子とアジュバントとを含む腫瘍ワクチン。 (もっと読む)


免疫学的アジュバントは、アルミニウム塩、免疫刺激性オリゴヌクレオチドおよびポリカチオン性ポリマーを含み、ここで、そのオリゴヌクレオチドおよびポリマーは、理想的には、互いに会合することにより複合体を形成する。そのアジュバントは、例えば、細菌性疾患または真菌性疾患を防御する免疫応答を誘発するために、免疫原を含む組成物中に含められ得る。本発明はまた、(i)本発明のアジュバントおよび(ii)免疫原を含む免疫原性組成物も提供する。その免疫原は:そのアジュバント中のアルミニウム塩に吸着され得るか;そのアジュバント中のオリゴヌクレオチド/ポリマー複合体に吸着され得るか;および/またはアルミニウム塩にも複合体にも吸着されない場合がある。 (もっと読む)


【課題】ストレプトコッカス・ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)によって引き起こされる細菌感染の予防および治療のためのストレプトコッカス・ピオゲネス抗原の提供。
【解決手段】ストレプトコッカス・ピオゲネスからの高度免疫血清に反応性の抗原またはその断片をコードする単離核酸分子。該高度免疫血清に反応性の抗原またはその断片、そのような抗原の単離方法、およびその特定の使用。 (もっと読む)


薬学的に許容できる担体に結合したペプチドを含んでなるワクチンであって、該ペプチドはアミノ酸配列 (X1)m (X2)n (X3)o X4 X5 H P X6 (式I)を有し、レニンで活性化されたアンギオテンシン系と関連した身体的障害の治療用および/または予防用であり、式中、X1はGまたはDであり;X2はA、P、M、GまたはRであり;X3はG、A、HまたはVであり;X4はS、A、DまたはYであり、X5はA、D、H、S、NまたはIであり、X6はA、LまたはFであり;ここでm、nおよびoは、oが0のときはmおよびnは0であり、nが0のときはmが0であるとの前提の下で、独立に0または1であり、但し、ペプチドはDRVYIHPFではない、ワクチン。 (もっと読む)


Streptococcus pneumoniaeは、特に非常に若い人、高齢者、または免疫無防備な患者において主要な健康への懸念である。本開示は、とりわけ、Streptococcus pneumoniaeにおける特定の高度に有効なワクチンおよび薬学的組成物を提供する。抗原は、治療または予防に使用され得る。本願は、薬学的に受容可能なキャリア、および配列番号14〜21のいずれかを含むアミノ酸配列を有する1つまたはそれより多くのポリペプチドまたはその免疫原性フラグメントを含むワクチン処方物を提供する。
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本発明は、ヒトのメタニューモウィルス(hMPV)、パラインフルエンザウイルス(PIV)及び呼吸器多核体ウイルス(RSV)から選択される少なくとも2つのパラミクソウイルスのFタンパク質抗原を含んでなる免疫原性組成物を提供する。開示される組成物の抗原は組換えFタンパク質ポリペプチドであり、それは三量体の前融合立体構造を安定化するために修飾されている。該抗原をコードする核酸も、その製造方法及び使用方法と共に提供される。
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本発明は、(a)(i)ヒトパピローマウイルス(HPV)タイプ16のL1ウイルス様粒子(VLP)及びHPVタイプ18のL1 VLPの少なくともいずれかと、(ii)脱アシル化された非毒性リポオリゴ糖(LOS)と、(b)薬剤学的に許容される担体とを含むヒト子宮頸がんワクチン薬剤学的組成物、及びヒトパピローマウイルス(HPV)L1ウイルス様粒子(VLP)の製造方法に関する。本発明の子宮頸がんワクチン組成物は、HPVに対する免疫において、Th1タイプ免疫反応(細胞性免疫)とTh2タイプ免疫反応(体液性免疫)の両方ともにおいてCervarixTMとGardasilTMより優れており、子宮頸がんワクチンとして優れた効能を奏する。 (もっと読む)


【課題】肺炎球菌もしくは髄膜炎菌に対するワクチン組成物の提供。
【解決手段】肺炎球菌もしくは髄膜炎菌の抗原のような抗原および懸濁液状で鉱物上に吸着されていてもよいインターロイキンIL−12の混合物を含んで成るワクチン組成物。肺炎球菌もしくは髄膜炎菌の抗原は担体分子に複合されてよい。これらのワクチン組成物は抗原に対する保護的免疫応答を調節する。 (もっと読む)


本発明は、前立腺癌のワクチン予防又は治療に使用され得る、ヒト腫瘍関連抗原(TAA)前立腺発現新規遺伝子(NGEP)由来のヒト細胞溶解性Tリンパ球(CTL)エピトープを含むペプチド、並びに該ペプチドをコードする核酸、該核酸を含むベクター、該ペプチド、核酸、又はベクターを含む細胞、及びそれらの組成物を提供する。 (もっと読む)


血清群B髄膜炎菌(「MenB」)に対する免疫化において用いるためのH因子結合タンパク質(fHBP)が提案される。この抗原は、(i)吸着が、アジュバントのゼロ電荷点(PZC)以下のpHで生じることを確実にし、かつ/または(ii)5.0〜7の範囲内の等電点/PZCを有するfHBPおよびアジュバントを選択し、かつ/または(iii)アジュバントのPZCより高い等電点を有するfHBPを選択し、pHをPZCの1.2pH単位以内にする緩衝剤を用いることにより、ヒドロキシリン酸アルミニウムアジュバントに効率的に吸着させることができる。吸着は、複数のfHBPバリアントを含む組成物のために、そして水酸化アルミニウムアジュバントを回避すべき状況において特に有用である。緩衝医薬組成物は、共にヒドロキシリン酸アルミニウムアジュバントに少なくとも85%吸着された少なくとも2つの異なる髄膜炎菌fHBP抗原を含み得る。 (もっと読む)


(i)結合体化肺炎球菌莢膜糖と、(ii)髄膜炎菌H因子結合タンパク質(fHBP)抗原とを含み、髄膜炎菌外膜小胞を含まない免疫原性組成物は、細菌性髄膜炎に対して被験体を免疫化するために有用である。好ましい組成物は、(i)リン酸アルミニウムアジュバントと、(ii)少なくとも肺炎球菌血清型4、血清型6B、血清型9V、血清型14、血清型18C、血清型19Fおよび血清型23Fのそれぞれからの結合体化肺炎球菌莢膜糖であって、上記の糖のそれぞれが、CRM197担体タンパク質と結合体化している糖と、(iii)少なくとも2つの異なる髄膜炎菌H因子結合タンパク質抗原であって、それらのそれぞれが、リン酸アルミニウムに少なくとも部分的に吸着している抗原とを含む。結合体化肺炎球菌糖も、リン酸アルミニウムに吸着してよい。組成物は、塩化ナトリウムおよび/または緩衝剤を含んでよい。
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【課題】リン酸アルミニウムと配合されたB型肝炎抗原を含有する新規ワクチン製剤を提供する。
【解決手段】本ワクチン製剤は、失活A型肝炎ウィルス、水酸化アルミニウム、及びホルモルをさらに含有することができる。併合A型肝炎及びB型肝炎ワクチン製剤は、所望により、2投薬養生法においてヒト患者に投与されることができる。好適な配合処方を説明する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、(a)N.meningitidisのC血清型に由来する莢膜糖類抗原、および(b)キトサンアジュバントを含有する免疫原性組成物を提供する。
【解決手段】この組成物は、好ましくは(c)1つ以上のさらなる抗原および/または(d)1つ以上のさらなるアジュバントを含有する。この組成物は、鼻腔内送達を含む粘膜送達に特に適する。本発明はまた、N.meningitidisのA、C、W135およびYの血清型の少なくとも2種に由来する莢膜糖類を含有する、粘膜送達のための免疫原性組成物も提供する。本発明の組成物中の莢膜糖類は、キャリアタンパク質と結合するか、および/またはオリゴ糖であることが、好ましい。結合したオリゴ糖抗原が、特に好ましい。 (もっと読む)


【課題】ヘルペスウイルス群のメンバーであり、かつ重要な病原体であるエプスタイン・バーウイルス(EBV)感染の予防、より具体的には、EBV感染から生じる感染性単核球症を予防するためのワクチン組成物の提供。
【解決手段】金属塩、例えば、アルミニウムまたはカルシウム塩を含む金属塩が水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム又はリン酸カルシウム等、又は非毒性細菌リポ多糖誘導体を含むアジュバントとの組合せによるEBV膜抗原又はそれらの誘導体の使用によるワクチン組成物。 (もっと読む)


本発明は、宿主に投与されると動物宿主において免疫反応を引き起こす非組み込み型、非複製型のレトロウイルスベクターに関する。このベクターは、宿主において細胞に形質を導入し、そこでウイルス様粒子(VLP)を産生させ、これが細胞から放出されるときに宿主においてさらなる免疫反応を刺激する。このベクターは、長い末端反復と、パッケージング配列と、ウイルスの構造タンパク質をともにコードする一つまたは複数のポリヌクレオチド配列に機能的に連結された異種プロモーターとを含む、非組み込み型、非複製型のレトロウイルスベクターである。該ベクターを作出および使用する方法も開示される。

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【課題】 Bordetella pertussisの線毛性凝集原の新規な製剤とその製造方法の提供。
【解決手段】 細胞ペーストからの線毛性凝集原の抽出と抽出物の濃縮・精製が関与する多工程手順によって、Bondetella菌株、特にB.pertussis菌株から、線毛性凝集原製剤が得られる。線毛性凝集原製剤を用いて、百日咳菌毒素もしくはそれのトキソイド、69kDa蛋白および線維状ヘマグルトニンならびに他のBordetella抗原などの他の百日咳抗原を含む非細胞性百日咳ワクチンを得ることができる。そのようなワクチンは、危険性のあるヒト群の70%以上に保護を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】抗HIV免疫応答を導き出すように設計された人工融合タンパク質(AFP)、並びにそれらのタンパク質をコードする核酸分子及び発現ベクターの提供。
【解決手段】AFPは、様々なHIVタンパク質、例えば部分配列であるGag、Pol、Vif及びEnvタンパク質由来のドメインを含むことができる。HIVCONは、HIVドメインがいくつかのHIVクレードコンセンサス配列由来のものであり、例えば発現レベル又は実験動物の免疫応答の監視で役立つことができる、更なるドメインを含んでもよいAFPである。細胞性免疫応答を誘導するために、好ましくはDNAプライム―MVAブースト手法により、対象で抗HIV免疫応答を誘導する組成物及び方法を含むことができる。 (もっと読む)


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