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Fターム[4E004NC01]の内容

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【課題】溶鋼の連続鋳造において、鋳片のブレークアウトの発生を精度良く検出する方法及び装置を提供する。
【解決手段】連続鋳造における鋳型内の溶鋼が湯面から鋳型出口に至るまでの間に凝固界面へ入熱する熱流束q1を測定し、定常状態における鋳型内の溶鋼流動による定常凝固界面入熱q2regを下式(1)にて求め、熱流束q1と定常凝固界面入熱q2regの差について溶鋼が湯面から鋳型出口に至るまでの熱流束プロファイルを求め、該熱流束プロファイルの極小点と鋳型出口での局所熱流束値とを結んだ直線よりも上の部分の面積に相当する総括熱流束Q2にて演算される凝固遅れ度RSに基き、ブレークアウト発生の危険の有無を判定する、連続鋳造のブレークアウト検出方法。q2reg=h・Δθ・・・(1)但し、q2reg:定常凝固界面入熱(J/s・m2)h:溶鋼と凝固シェルの間の熱伝達係数(J/s・m2・℃)Δθ:溶鋼の過熱度(℃) (もっと読む)


【課題】所定以上の磁場を印加可能であり且つ偏流に対応した鋳型幅方向に沿った磁場の強度分布を調整可能とする。
【解決手段】鋳型1に対し溶鋼10を注入する浸漬ノズル2を配置すると共に、上記鋳型1の長辺1aに沿って配置されて鋳型1全幅に静磁場を発生可能な第1電磁石3を備える連続鋳造装置である。上記第1電磁石3を、上記鋳型1の幅方向において上記浸漬ノズル2の配置位置若しくはその近傍で2つに分割すると共に、それぞれ独立して磁場の極性及び強度を変更可能とする。上記分割した各第1電磁石3と鋳型1との間に、それぞれ上記幅方向に配列する2以上の第2電磁石4を設け、各第2電磁石4を、それぞれ独立して磁場の極性及び強度を変更可能とした。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の連続鋳造において、鋳型出口における凝固シェル厚みを精度よく推定する方法、装置を提供する。
【解決手段】連続鋳造における鋳型内の溶鋼が湯面から鋳型出口に至るまでの間に凝固界面へ入熱する熱流束q1を測定し、定常状態における鋳型内の溶鋼流動による定常凝固界面入熱q2regを下式(1)に基づいて求め、これら熱流束q1と定常凝固界面入熱q2regの差(q1−q2reg)について溶鋼が湯面から鋳型出口に至るまでの熱流束プロファイルを求め、該熱流束プロファイルに基づいて、鋳型出口における凝固シェルの厚みを推定することを特徴とする連続鋳造における凝固シェル厚み推定方法。
q2reg=h・Δθ ・・・・・・・・・・ (1)
但し、q2reg:定常凝固界面入熱(J/s・m2)
h:溶鋼と凝固シェルの間の熱伝達係数(J/s・m2・℃)
Δθ:溶鋼の過熱度(℃) (もっと読む)


【課題】湾曲内側では下降流となり湾曲外側では上昇流となるような吐出流の流動パターンを実現しつつ、吐出孔の流路断面積を大きく設定することが可能な、全く新規な技術を提供する。
【解決手段】浸漬ノズル1の湾曲外側の内周面4であって、平面視で一対の吐出孔2の間に挟まれる位置に、整流突起5を次の(1)〜(4)の条件を満足するように特定形状の整流突起5を設ける。ここでBは突起の平面視で鋳型幅方向の突起水平長さ[mm]、d1は前記整流突起の下端である整流突起下端と、前記浸漬ノズルの内側底面との間の垂直方向における距離[mm]、d2は前記整流突起の上端である整流突起上端と、上記の整流突起下端との間の垂直方向の距離[mm]である。0.05≦A/φ≦0.15・・・(1)、0.4≦B/φ≦0.8・・・(2)、0.75≦d1/φ≦1.25・・・(3)、2≦d2/A≦6・・・(4) (もっと読む)


【課題】 溶鋼などの溶融金属を連続鋳造する際に、実機連続鋳造機の鋳型設備のような大型の設備であっても、鋳型銅板の内壁面に鋳造方向に沿った振動の進行波を形成させることができ、その結果、凝固シェルと鋳型銅板の内壁面との潤滑性が確保され、凝固シェルと鋳型内壁面との焼き付きやスティッキングを防止し、鋳片表面の割れやブレークアウトなどを発生させずに安定して連続鋳造する。
【解決手段】 本発明に係る金属の連続鋳造用鋳型設備は、二対の鋳型銅板2,3で矩形の鋳造空間を形成する連続鋳造用鋳型設備1であって、前記鋳型銅板の内壁面を鋳片引抜き方向と直交する方向に変形させるためのアクチュエーター4が複数配置されていて、該アクチュエーターによって形成される鋳型銅板内壁面での変形の変位が、鋳片引抜き方向またはその逆方向に向かって伝播するように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 二次冷却帯に設けた軽圧下帯で、凝固収縮量に見合った圧下速度で内部が未凝固の鋳片を徐々に圧下して鋼の連続鋳造鋳片を製造するにあたり、鋳片の中心偏析を軽減するとともに、軽圧下帯を構成するセグメントの寿命を向上させる。
【解決手段】 連続鋳造用鋳型5の下端と鋳片12の液相線クレータエンドとの間に配置した意図的バルジング帯17において凝固シェル13に、意図的にバルジング力を作用させて、前記鋳片内部の未凝固層14の厚みを増大させ、次いで、軽圧下帯16において鋳片の厚み中心部の固相率が0.4以下の時点から、少なくとも鋳片の厚み中心部の固相率が0.7以上になる時点まで、0.5〜1.5mm/分の範囲内の圧下速度で鋳片を圧下して連続鋳造鋳片を製造する方法であって、前記鋳片の総圧下量を、意図的にバルジングさせたときの鋳片の膨らみ量と同等かそれよりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】表面に溝を有し、且つ、この溝の熱膨張吸収効果を維持できる構造の冷却ロールを備えたロール式連続鋳造機を提供する。
【解決手段】冷却ロール31の表面31aで溶融金属(溶鋼)を冷却して凝固させることにより連続的に鋳片を鋳造するロール式連続鋳造機において、冷却ロール31には、その表面31aに複数の溝36と、溝36の幅方向の両側部に位置し且つ溝36の長さ方向に沿って延びている凸部37とを形成する。ことにより、溶融金属は凸部37に表面張力で支持されて溝36内には浸入しなくなる。また、凸部37は横断面形状を三角形状などにすることより、先端37aに近づくほど幅が狭くなっているほうが望ましい。 (もっと読む)


【課題】冷却ロールの表面に形成された突起又は尾根の形状を長期間維持して、突起又は尾根による凝固シェル厚の均一化などの効果を長期間維持することにより冷却ロールの寿命の延長を図ることなどが可能な双ロール式連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】例えば、冷却ロール11の間の湯溜まり部13に供給された溶鋼14を冷却ロール11の表面で冷却して凝固させることより、鋳片16を鋳造する構成の双ロール式連続鋳造装置において、一対の冷却ロール11の表面に尾根17が形成されており、冷却ロール11の幅方向両端部に設けた段部11aの表面で、溶鋼14を冷却して凝固させた凝固シェル15の幅方向両端部同士を圧着することにより、鋳片端部16Aを生成し、且つ、冷却ロール11の幅方向中央部11bの表面で、溶鋼14を冷却して凝固させることにより、凝固シェル15間に未凝固の溶鋼14を含有してなる鋳片中央部16Bを生成する構成とする。 (もっと読む)


【課題】熱間補正が不要で、オートスタート用にも適用可能な渦流式レベル計を用いた連続鋳造設備の鋳型内溶鋼レベル測定方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造設備の鋳型11内の溶鋼レベルを渦流式レベル計10を用いて測定する方法において、渦流式レベル計10の検出器12を予め設定された設置場所に固定し、溶鋼湯面と磁気的に等価な模擬湯面材を鋳型11内に装入して昇降させながら模擬湯面材の表面の高さ位置を渦流式レベル計10で検出して、鋳型11内の溶鋼湯面の高さ位置と検出器12の出力値との関係を示す出力基準特性を予め求めておき、連続鋳造を開始する前に、検出器12の位置を変化させながら検出器12から出力される出力値が、出力基準特性から予想される鋳型11内に溶鋼が存在しない場合の出力値に一致する特定位置を求め、特定位置に検出器12を固定する。 (もっと読む)


【課題】 目開きaと目開きbの各篩でモールドパウダーを篩分けする際、モールドパウダーの基材パウダーの滓化特性および溶融性を評価する。
【解決手段】 目開きaと目開きbの各篩でモールドパウダーを篩分けし、これらのモールドパウダーの各篩上をスラグ化率(%)としてRSL,aとRSL,bとし、RSL,aとRSL,bの差をΔRSLとする時、このΔRSLとRSL,aからモールドパウダーの基材パウダーの滓化特性および溶融性を評価する。この場合、RSL,a、RSL,b、ΔRSLは、モールドパウダーの粒径の分布範囲を粒径a未満の大きさのαと、粒径a〜粒径b間の大きさのβと、粒径bを超える大きさのγとする時、下記の式で表示される。
SL,a=100(mβ+mγ)/(mα+mβ+mγ)……(1)
SL,b=100mγ/(mα+mβ+mγ)……(2)
ΔRSL=RSL,a−RSL,b=100mβ/(mα+mβ+mγ)……(3) (もっと読む)


【課題】 鋳造される鋼鋳片の爪状凝固組織の傾斜角度を算出する指標を新たに想定し、該指標に基いて鋳型振動条件を設定することによって、鋳型の振動波形が正弦波形または偏倚正弦波形の何れであっても、鋳片の爪状凝固組織の傾斜角度を軽減することのできる、連続鋳造用鋳型の振動方法を提供する。
【解決手段】 鋳型を正弦波形また偏倚正弦波形で振動させて鋼を連続鋳造するにあたり、鋳型振動のネガティブストリップ時間帯における鋳型の下降速度(Vm)と鋳片の引抜速度(Vc)とから、下記の(1)式によって定義される特性値Zが、薄鋼板製品の表面品質上で問題のない値以下となるように、鋳型の振動条件を設定する。
特性値Z=∫toto+tn/2[(Vm-Vc)/Δt]dt…(1) (もっと読む)


【課題】鋳型直下型ブレークアウトの一因である著しい凝固遅れや、製品スリバー欠陥の原因であるパウダー巻き込みを回避する技術を提供する。
【解決手段】鋳型狭面1a上であって鋳型厚み方向中央で磁束密度を測定すると、前記鋳型狭面1aに対する垂直成分B[T]が0.05以上となる磁場を、メニスカス距離M[mm]を100〜300とする位置としての印加開始位置M1[mm]から、メニスカス距離M[mm]を300〜500とする位置としての印加終了位置M2[mm]に至るまで、加えて、印加開始位置M1[mm]から印加終了位置M2[mm]までの距離ΔM3[mm]が150〜400となるように、夫々形成する。 (もっと読む)


【課題】 凝固末期の鋳片を凝固収縮量程度の圧下量で圧下して中心偏析の軽微な鋼の連続鋳造鋳片を鋳造するにあたり、軽圧下の効率を高め、近年の厳しい品質要求にも対処可能な中心偏析の軽微な鋳片を安定して製造する。
【解決手段】 複数対の圧下ロールからなる軽圧下帯14を備えた連続鋳造機1を用い、鋳片10の厚み中心部の固相率が0.4以下の時点から、少なくとも鋳片の厚み中心部の固相率が0.7以上になる時点まで、前記軽圧下帯にて鋳片の圧下を継続して鋼の連続鋳造鋳片を鋳造するに際し、前記軽圧下帯の圧下勾配を鋳造速度の上昇に対応して増加させる。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造設備の二次冷却帯にて鋳造中の鋳片を冷却するにあたり、鋳片表面に温度ムラを発生することなく、鋳片を均一に冷却することのできる二次冷却方法を提供する。
【解決手段】 連続鋳造機1で鋳造されている鋳片10を、鋳型5の下方に設けた二次冷却帯にて冷却水または冷却水と気体との混合体を用いて二次冷却する際に、連続鋳造中の鋳片表面を、鋳造方向の二箇所以上の位置(図8ではA−A’位置、B−B’位置、C−C’位置、D−D’位置の四箇所)で、1MPa以上の衝突圧力の液体によって鋳片幅方向全体にわたるデスケーリングを行い、該デスケーリング後の10秒以内に鋳片を二次冷却する。 (もっと読む)


【課題】気泡性欠陥やフラックス性欠陥などが少ない高品質の鋳片を提供する。
【解決手段】鋳型長辺部を挟んで対向する1対の上部磁極3a、3bと1対の下部磁極4a、4bを備え、且つ溶鋼吐出孔の水平方向から下向きの溶鋼吐出角度αが30°以上50°未満の浸漬ノズル2を備えた連続鋳造機を用い、上部磁極と下部磁極に各々印加される直流磁界により溶鋼流を制動し、且つ上部磁極に重畳印加される交流磁界により溶鋼を撹拌しつつ、鋼の連続鋳造を行う方法において、上部磁極に印加する交流磁界の強度と鋳造するスラブ幅および鋳造速度に応じて、上部磁極と下部磁極に各々印加する直流磁界の強度および両直流磁界の強度比を最適化することにより、従来問題とされてきたような非金属介在物やモールドフラックスによる欠陥だけでなく、微小な気泡やモールドフラックスによる欠陥が少ない高品質の鋳片を得る。 (もっと読む)


【課題】気泡性欠陥やフラックス性欠陥などが少ない高品質の鋳片を得ることができる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型長辺部を挟んで対向する1対の上部磁極3a、3bと1対の下部磁極4a、4bを備え、且つ溶鋼吐出孔の水平方向から下向きの溶鋼吐出角度αが30°以上50°未満の浸漬ノズルを備えた連続鋳造機を用い、上部磁極と下部磁極に各々印加される直流磁界により溶鋼流を制動しつつ、鋼の連続鋳造を行う方法において、鋳造するスラブ幅と鋳造速度に応じて、上部磁極と下部磁極に各々印加する直流磁界の強度および両直流磁界の強度比を最適化することにより、従来問題とされてきたような非金属介在物やモールドフラックスによる欠陥だけでなく、微小な気泡やモールドフラックスによる欠陥が少ない高品質の鋳片を得る。 (もっと読む)


本発明は、鋼スラブの連続鋳造時に縦割れの発生を予測するための方法であって、鋳型壁に分散配置された熱電対によってストランドの局所的な温度が測定される方法に関する。この方法においては、割れのない状態で求めた温度値に基づいて、且つ、鋳型内に配置される熱電対によって測定された実際の温度値を計算に入れて、ストランドに縦割れのブレークアウトが生じるリスクの統計的評価を行う。 (もっと読む)


【課題】厚物の厚板製品であってもセンターポロシティの発生を効果的に低減すると共に、鋳片製造時のバルジング現象が発生することなく良好なスラブ鋳片を製造することのできる鋼の連続鋳造設備を提供する。
【解決手段】炭素量が0.2〜0.6質量%のスラブ鋳片を圧下ロールによって圧下しつつ連続鋳造し、その後熱間圧延されることによって、所定の関係を満足する鋼材を得るスラブ鋳片を製造するための連続鋳造設備であって、連続鋳造時におけるスラブ鋳片の圧下に際して、スラブ鋳片の中心固相率が0.7となる位置から下流側5mまでの範囲を圧下有効領域とすると共に、この圧下有効領域にはロール径が530mm以上で一体的に形成された圧下ロールを1対以上配置し、鋳片への総圧下量が13mm以上となるように構成したものである。 (もっと読む)


【課題】 電磁力を利用して鋳型内の溶鋼流動を制御することにより、表層部及び内部ともに酸化物系非金属介在物の少ない、高清浄性のスラブ鋳片を安定して鋳造する。
【解決手段】 その下部に、それぞれ鋳型短辺方向を向いた2つの吐出孔10を有する浸漬ノズル9を用いてタンディッシュ1内の溶鋼を鋳型2に注入してスラブ鋳片22を連続鋳造するにあたり、前記浸漬ノズルを介して注入される溶鋼中に吹き込む不活性ガス流量を5L/min以下とし、且つ、前記浸漬ノズルの吐出孔よりも下方位置に鋳片幅全域にわたる静磁場24を印加するとともに、該静磁場の印加位置よりも下方であって、鋳型内溶鋼湯面から1m以上離れた下方位置に、溶鋼を水平方向に旋回させるための交流移動磁場25を印加する。 (もっと読む)


【課題】鋼の連続鋳造において高粘性の連鋳パウダーを用いた鋳造や高鋳造速度での鋳造を可能にする鋳造条件を動的モデル式により求め、これを用いた鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋼の連続鋳造において、10poise以上の粘性の連鋳パウダーを用いるとき、または、3m/min以上の鋳造速度を用いるとき、ばね係数Kを1(S-2)以上100(S-2)以下、質量を表わす係数Mを10(kg)以上106(kg) 以下、物性依存係数Aを105(m1-γkg-1)以上107(m1-γkg-1)以下、鋳型振動依存乗数γを1以上4以下として、レイノルズ方程式と凝固シェルの運動方程式を連立して解いて得られる鋳造条件で連続鋳造する。 (もっと読む)


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