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Fターム[4E351DD17]の内容

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【課題】絶縁基板との接着性及びエッチング性のバランスに優れ、ファインピッチ化に適したプリント配線板用銅箔を提供する。
【解決手段】銅箔基材と、該銅箔基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層とを備えたプリント配線板用銅箔であって、(1)該被覆層は銅箔基材表面から順に積層したNi層及び酸化Cr層で構成され、(2)該被覆層にはCrが12〜80μg/dm2、Niが40〜720μg/dm2の被覆量で存在し、(3)該被覆層の断面を透過型電子顕微鏡によって観察すると最大厚みが1〜15nmであり、最小厚みが最大厚みの85%以上であるプリント配線板用銅箔。 (もっと読む)


【課題】絶縁基板との接着性及びエッチング性の両方に優れ、ファインピッチ化に適したプリント配線板用コイル状銅箔を提供する。
【解決手段】コイル状銅箔基材と、該銅箔基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層とを備えたプリント配線板用コイル状銅箔であって、
(1)該被覆層は銅箔基材表面から順に積層したNi層及びCr層で構成され、
(2)該被覆層にはCrが15〜210μg/dm2、Niが15〜440μg/dm2の被覆量で存在し、
(3)該被覆層の断面を透過型電子顕微鏡によって観察すると最大厚みが0.5〜5nmであり、最小厚みが最大厚みの80%以上であり、
(4)巻きジワが存在しない、
プリント配線板用コイル状銅箔。 (もっと読む)


【課題】容易に製造することができながらも、絶縁性基板と配線導体とを接合する金属層の、薬液に触れることによる腐食の可能性を低減する配線基板を提供する。
【解決手段】金属接合層5及び配線導体7よりも耐腐食性の高い真空成膜層である真空成膜層9により、金属接合層5及び配線導体7が被覆されている。このように、メッキ液などの薬液に対しては、真空成膜層9のみが触れるため、真空成膜層9と、金属接合層5及び配線導体7との間の電位差に起因する金属接合層5及び配線導体7のガルバニック腐食の発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】本発明は銅箔と樹脂の間の接着性が高く、エッチング性に優れ、ファインピッチ化に適した、ラミネート法による無接着剤タイプ銅張積層板を提供する。
【解決手段】銅箔と樹脂フィルムが、熱可塑性樹脂を介して接着した構造を有する銅張積層板であって、
−前記銅箔は、銅箔基材と該銅箔基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層とを備え、
−該被覆層は銅箔基材表面から順に積層したNi層及びCr層で構成され、
−該被覆層にはCrが15〜210μg/dm2、Niが15〜440μg/dm2の被覆量で存在し、
−該被覆層の断面を透過型電子顕微鏡によって観察すると最大厚みが0.5〜5nmであり、最小厚みが最大厚みの80%以上であり、
−前記被覆層は熱可塑性樹脂に接触しており、
−前記ポリイミドフィルム及び熱可塑性樹脂は、これらを貫通する1又は2以上の貫通孔を有する、
銅張積層板。 (もっと読む)


【課題】基板用金属材料の表面にエッチング処理によって粗化処理を行う場合に、廃却物が生じるマスキング工程(レジスト塗布工程)を省略することができかつ半田を載せるための下地となる平滑なS面が得られる基板用金属材料の製造方法の確立と、それによって得られる基板用金属材料の提供。
【解決手段】厚さ70μm以上の金属材料素材の片面に金属めっき処理を行い、前記金属めっき処理によって形成された層をバリア層として他方の面を粗化処理する。 (もっと読む)


【課題】高温の加工温度に耐える剥離層上にピンホールの少ない極薄銅箔をめっきで設けてなるキャリア付き極薄銅箔と、該キャリア付き極薄銅箔を使用したプリント配線基板を提供する。
【解決手段】本発明のキャリア付き極薄銅箔の製造方法は、表面粗さRzが0.1μm〜5μmのキャリア箔表面に剥離層を製膜し、この剥離層上にキャリア箔側の表面粗さRzが0.1μm〜5μmとなるように極薄銅箔を形成し、形成した極薄銅箔のキャリア箔側表面凹凸の凸部より極薄銅箔側に、極薄銅箔の表面粗さRzに0.1μm〜0.2μmを加えた位置において、少なくとも剥離層表面の90%以上の面積が銅層で覆われるようにPを含有するCuまたはCu合金めっき浴にてストライクめっき層を製膜し、このストライクめっき層上に銅層を所定の厚さの極薄銅箔として形成する。 (もっと読む)


【課題】薄くて耐熱性の優れたポリイミドフィルムの取り扱いを容易とする積層ポリイミドフィルムを提供する。
【解決手段】ポリイミドフィルム、熱可塑性樹脂層、基材フィルムがこの順に積層されてなる積層ポリイミドフィルムにおいて、前記ポリイミドフィルム、熱可塑性樹脂層、および基材フィルムの5%重量減少温度がすべて400℃以上であり、且つポリイミドフィルムと基材フィルム間の剥離強度が0.01N/cm〜1.0N/cmの構成。 (もっと読む)


【課題】銅箔に粗化表面を用いることは誘電体基板との接着を助長するには有効であるが、表面粗化の程度は、高周波用途用銅箔の電気性能要求基準によって制限されることが多い。問題なのは、電気性能要求基準を満足させるために表面粗度を下げると、銅箔と誘電体基板との接着力(剥離強度)が弱くなることである。
【解決手段】誘電体基板に積層するための銅箔60であって、前記銅箔60の表面に付着された層64を含み、前記層64が、クロム及び亜鉛のイオン又は酸化物から形成され、少なくとも0.5%のシランを含有する水溶液を用いて処理される、上記銅箔60。 (もっと読む)


【課題】配線導体の抵抗値が低く、かつ配線導体の絶縁基板からの剥離を抑制できる配線基板を提供する。
【解決手段】配線基板1は、ガラス成分を有するセラミックスを含む絶縁基板2と、絶縁基板2に設けられた配線導体3とを有する。配線導体3は、その厚み方向おいて外側に位置する第1導体部3aと、第1導体部3aの間に位置する第2導体部3bとを有する。第2導体部3bは、導体成分を有し、第1導体部3aは、導体成分とガラス成分を有する。 (もっと読む)


【課題】めっき層のサイドエッチングによって設計値よりも配線のトップ幅が狭くなってしまうことを防止でき、めっき層の厚さ方向に異なる位置のエッチング速度を制御して、従前では困難とされていたサブトラクティブ法による微細回路形成を可能にできる銅張積層板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基材11の導電性を有する表面に、一層または複数層の銅めっき層16、17、18が形成され、かつ当該一層または複数層の銅めっき層は、少なくとも上記基材に接触している底部18が銅よりもエッチングレートの大きい金属を含有している銅張積層板とした。好ましくは、上記エッチングレートの大きい金属を含有している銅合金部を、上記銅めっき層の表面から上記底部の方向に向けて上記エッチングレートの大きい金属を漸次または段階的に多く含有させて構成した。 (もっと読む)


【課題】 単純な構成であるにもかかわらず、また単純な手法であるにもかかわらず、容易に極薄な金属箔を得ることができる、支持体付き金属箔及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 基材でありかつ支持体となる高分子樹脂フィルムの表面に、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、珪素又はチタンの酸化物の何れか1つ又は複数による剥離層と、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、又はチタンの何れか又は複数による導電性を有する金属による金属層と、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、又はチタンの何れか又は複数による金属メッキ層と、をこの順に積層してなる支持体付き金属箔とした。 (もっと読む)


伝導性組成物は、保護されていない単一の反応基を含む一酸混成物を含む。この一酸混成物は、他の場所において実質的に非反応性の基を含むことにより連鎖終結剤として機能し得る。この組成物を使用した方法および装置も開示される。 (もっと読む)


【課題】応力の発生を抑制することができるプリント配線板を提供する。
【解決手段】プリント配線板11は、絶縁材料から形成される絶縁層28を備える。絶縁層28の表面には導電性配線層29が形成される。導電性配線層29は、導体42、および、導体42に埋め込まれて、導体42よりも小さい熱膨張率を有するフィラー44を有する。こうしたプリント配線板では、フィラー44は導体42よりも小さい熱膨張率を有する。その結果、例えば導体単体で形成される導電性配線層に比べて導電性配線層29の熱膨張率は低く抑えられる。その結果、プリント配線板11内で応力の発生は抑制される。 (もっと読む)


【課題】エッチング性がよく、耐熱ピール強度の低下も防止できるバリア層を備えたフレキシブル基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】プラスチックフィルム1の少なくとも片面に、ニッケル−クロム−ランタノイドからなる合金のバリア層2と、銅層3、4とが順に積層されたフレキシブル基材とした。このバリア層として、好ましくは、その組成式(NixCr100-x100-yLayにおけるx(wt%)およびy(wt%)が、60wt%≦x≦95wt%の範囲内であって、かつ0.1wt%<y<20wt%の範囲内であるものを用いた。また、プラスチックフィルムとしてポリイミドフィルムを用いるとともに、このポリイミドフィルムを、1×10-2Torr以下の真空下にて50℃以上、200℃以下で乾燥させた後に、上記バリア層と上記銅層とを順に成膜形成するフレキシブル基材の製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】表面処理層にクロムを含まず、プリント配線板に加工して以降の回路の引き剥がし強さ、当該引き剥がし強さの耐薬品性劣化率等に優れる表面処理銅箔を提供する。
【解決手段】上記課題を達成するため、絶縁樹脂基材と張り合わせて銅張積層板を製造する際に用いる銅箔の張り合わせ面に表面処理層を設けた表面処理銅箔であって、清浄化処理を施した前記銅箔の張り合わせ面に、乾式成膜法で融点1400℃以上の高融点金属成分を付着させ、更に炭素成分を付着させて形成した表面処理層を備えることを特徴とする表面処理銅箔を採用する。 (もっと読む)


【課題】表面が絶縁性を有する基板上に配設される導線の線幅が微細になっても、導線の基板からの剥離を容易に防止できるようにする。
【解決手段】表面が絶縁性を有する基板11上に、導電性の密着層12が配線パターン状に接着して配設される。そして、密着層12の縁端に沿って被覆しその上面に開口部13を有する側壁保護絶縁層14が基板11表面を被覆して形成される。側壁保護絶縁層14は基板11および密着層12との密着性に優れた絶縁膜により成る。側壁保護絶縁層14の上記開口部13を通して密着層12に接続する金属拡散防止層15が形成され、その上部に例えばメッキ下地層16を介して導体層17が積層される。このようにして、導電性の密着層12、金属拡散防止層15、メッキ下地層16および導体層17から成る配線構造体18が作製される。 (もっと読む)


【課題】基板の屈折性を確保し、極薄銅箔と基板との接着強度に優れるキャリア付き極薄銅箔を提供すること。
【解決手段】本発明のキャリア付き極薄銅箔は、キャリア箔、剥離層、極薄銅箔がこの順に積層されているキャリア付き銅箔の前記極薄銅箔表面に、Ni量にして0.03〜3.0mg/dm含有するNi層又は/及びNi合金層が形成され、該Ni層又は/及びNi合金層の上にCr量にして0.03〜1.0mg/dm含有するクロメートからなる表面処理層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】実装強度に優れるとともに導体部分の電気抵抗が低く、しかも同時焼成により反りや剥がれ等を起こすことなく製造可能なセラミック配線基板を提供すること。
【解決手段】本発明のセラミック配線基板10は、銅の融点よりも高い温度で焼結するセラミックを主体とするセラミック基体11に導体18,19,23,27,28が形成されたものである。導体18,19,23,27,28は、フィラーと銅との混合相からなる。フィラーは、銅よりも高融点であるクロム系の無機金属酸化物を主体とする。無機金属酸化物の含有量は10体積%以上60体積%以下である。フィラー中の無機金属酸化物としては、例えば酸化クロムまたは銅クロム複合酸化物が好適である。 (もっと読む)


【課題】
ファインパターン形成・COF実装に適した2層フレキシブル基板とプリント配線基板を提供する。
【解決手段】
本発明に係る2層フレキシブル基板は、絶縁体フィルムの少なくとも片面に、接着剤を介さずに直接下地金属層を形成し、該下地金属層上に所望の層厚の銅導体層を形成する2層フレキシブル基板において、前記下地金属層は、酸素原子を3.1〜3.8原子%固溶したニッケル−クロムまたはニッケル−クロム−モリブデンを主として含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ホット・プレート状の基板加熱手段を利用して、基板面側から金属ナノ粒子分散液塗布膜を加熱処理する手法を適用して、下地層に対する優れた密着性と、高い導電性を有する金属ナノ粒子焼結体厚膜層を基板上に形成する方法の提供。
【解決手段】表面に塗布膜が描画された基板を、温度Tplateに加熱されたホット・プレート状の基板加熱手段上に配置し、基板加熱手段に接する基板裏面側から加熱を行い、
塗布膜の基板面側の温度:Tbottom(t)を、150℃〜250℃の範囲であって、塗布膜中に含まれる分散溶媒の沸点Tb-solventよりも低く選択される温度とし、
塗布膜の表面温度:Ttop(t)を、温度差ΔT(t)={Tbottom(t)−Ttop(t)}≧10℃となる範囲に維持して、該塗布膜に対する加熱処理を行って、含まれている金属ナノ粒子の低温焼結を起させる。 (もっと読む)


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