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【課題】 ガラス転移点温度Tg程度の高温下においても十分に高い機械的強度が得られる固体ポリ乳酸およびその製造方法の提供。
【解決手段】 固体ポリ乳酸は、重量平均分子量(Mw)が30万〜150万であるポリ−D−乳酸とMwが30万〜150万であるポリ−L−乳酸とからなるステレオコンプレックス結晶を含有してなることを特徴とする。製造方法は、ポリ−D−乳酸およびポリ−L−乳酸が良溶媒に溶解されてなる溶液に、良溶媒に対するポリ−D−乳酸およびポリ−L−乳酸の溶解度が低い貧溶媒を添加して析出温度に保持することによりステレオコンプレックス結晶を析出させることを特徴とする。この方法においては、良溶媒がクロロホルム、貧溶媒がトルエンであり、良溶媒に対して添加される貧溶媒の添加量が0.65〜0.85の分率となる量であり、析出温度が20〜75℃の範囲の温度である構成とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 色調に優れるポリ3−ヒドロキシブチレート系重合体が得られる精製方法を提供する。
【解決手段】 かさ比重0.1〜0.5g/ml、メジアン径30〜500μm、融点165℃以上であるポリ3−ヒドロキシブチレート系重合体粒子及びメタノール、エタノール、テトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種の溶媒を撹拌機を有する容器内に入れ、攪拌周速30〜300m/分、洗浄温度20〜80℃、液深さ(H)/攪拌槽直径(D)0.35〜3との条件下で撹拌・洗浄を行うポリ3−ヒドロキシブチレート系重合体の精製方法。 (もっと読む)


繊維材に利用するに適した生分解性ポリエステルを形成する方法を提供する。特に、加水分解反応を開始するように調整された水分含量で生分解性ポリエステルの溶融処理が行なわれる。理論によって限定する趣旨ではないが、水の中に存在する水酸基がポリエステルのエステル結合に作用することが可能であり、これにより、鎖切断すなわちポリエステル分子の1以上の比較的短いエステル鎖への「解重合」を引き起こすと信じられる。反応条件(例えば、水分含量、温度、せん断率、等)を選択的に制御することによって、加水分解で分解されたポリエステルであって、出発ポリマーよりも低い分子量のポリエステルを生成することができる。そのような比較的低い分子量のポリマーは、比較的高いメルトフローレート及び比較的低い見掛け粘度を有しており、不織ウエブ材のメルトブローンのような広範な種類の繊維形成応用に有用である。 (もっと読む)


本発明は、1種以上の生分解性ポリマーとこの生分解性ポリマーの耐衝撃特性を改善することを目的とした1種以上の耐衝撃性改良剤とのブレンドに関する。この生分解性ポリマーは、好ましくは、ポリ乳酸またはポリヒドロキシ酪酸である。この組成物は、分解性ポリマーを30〜99.9重量パーセントおよび1種以上の耐衝撃性改良剤を0.1〜15重量パーセント含む。組成および選択された耐衝撃性改良剤(または改良剤)の百分率によってヘイズの度合いを調整することにより、半透明から不透明までの多様な外観を有するポリマー組成物を生成させることができる。 (もっと読む)


本発明は、高分子材料とブレンドされて少なくとも部分的に生分解性の製品を作り出す新しい生分解性添加剤、及び、生分解性添加剤を高分子材料の周りに積層して多層高分子プラスチックを作り出す方法である。 (もっと読む)


【課題】脂肪族ポリエステル系樹脂等の生分解性樹脂の保存期間中の加水分解を抑制して長期に亘り安定に保存する。
【解決手段】保存雰囲気中の水分量を1.5%以下に保って保存する。生分解性樹脂としては脂肪族ポリエステル系樹脂が好ましく、特に主たる繰り返し単位が脂肪族ジカルボン酸単位及び脂肪族ジオール単位である脂肪族ポリエステルが好ましく、その酸末端量は50当量/トン以下であることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、精製生分解性ポリ(ラクチド-グリコリド)(PLG)などの精製生分解性ポリエステルを得るために効果的な超臨界流体で生分解性ポリエステルを抽出する方法を提供する。超臨界流体は、高圧の二酸化炭素であってもよく、もしくは一種以上の共溶媒を有する二酸化炭素であってもよい。多様な圧力もしくは多様な温度、もしくはその両方で生分解性ポリエステルの段階的精製を実行するための方法もまた提供される。ポリエステルがPLGである際は、非精製ポリエステルに対して狭い分子量分布を持つ精製PLGコポリマーが得られる。精製PLGコポリマーは約1.7未満の多分散度で、約2%未満のモノマーと、約10%未満のオリゴマーとを持ち得る。精製PLGコポリマーは、生体組織内に挿入されるように構成された流動性インプラントなどの放出制御製剤に組み込まれる際、初期バースト効果の減少を示し得る。 (もっと読む)


【課題】高い抗菌性を有するポリ乳酸樹脂基材等を提供すること。
【解決手段】ポリ乳酸樹脂の表面を中性のコート液またはアルカリ性のコート液で処理したポリ乳酸樹脂基材とすることで、高い抗菌性を有するポリ乳酸樹脂基材とすることができ、少なくとも抗菌性を大幅に向上させることができる。特に、中性のコート液により処理する場合は、前記抗菌性の向上に加えて、優れた強度も備えたポリ乳酸樹脂基材とすることができる。更に、前記ポリ乳酸樹脂基材を繊維状とした、高い抗菌性を有するポリ乳酸繊維とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】 樹脂成形体の植物度を十分高めることができるとともに、耐衝撃強度及び耐熱性が十分である樹脂成形体の製造を可能とする樹脂組成物、及び、それを用いて得られる樹脂成形体、筐体、並びに、樹脂成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】 下記一般式で表される構造及び脂肪族ヒドロキシカルボン酸から導かれる構造を有する共重合体を含有する樹脂組成物。
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【課題】トランスジェニック油料作物植物のような植物からポリヒドロキシアルカノエート(「PHA」)を分離するための方法を提供することを本発明の課題とする。
【解決手段】1つの実施態様では、PHAの単離のために、油料作物植物由来のバイオマスは、例えば、粉砕、破砕、または圧延によりプレプロセスされる。次いで、油を、第1の溶媒(この溶媒中に、油は溶解しかつPHAはあまり溶解しない)を用いてバイオマスから抽出し、油を取り除く。次いで、バイオマスは、第2の溶媒(この溶媒中に、PHAは溶解する)を用いて抽出され、PHAをバイオマスから分離し得る。あるいは、PHA含有バイオマスは、化学的薬剤または生化学的薬剤で処理され、PHAをPHA誘導体に化学的に変換する。次いで、PHA誘導体は、物理的分離プロセスを用いて混合物から分離される。 (もっと読む)


本発明は、環境分解性材料調製用のポリマーブレンドに関する。前記ブレンドは、生分解性ポリマーであるポリヒドロキシブチラート(PHB)又はそのコポリマーと、ポリ(ブチレンアジパート/ブチレンテレフタラート)脂肪族−芳香族コポリエステルと、少なくとも1種類の添加剤とを含む。本発明は、さらに、相溶性ポリマーブレンドが得られるように、押出技術を適用して、ポリマーの分布、分散及び相互作用において適切な形態を得ることによって、製造されたポリマーブレンドの顆粒が幾つかの射出成形物の製造に利用できる、前記ブレンドを得る方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、ポリヒドロキシブチラート(PHB)又はそのコポリマーによって規定される生分解性ポリマーと、ポリカプロラクトン(PCL)と、必要に応じて、充填剤、核形成剤、熱安定剤、加工助剤によって規定される少なくとも1種類の添加剤とを含む、環境分解性ポリマーブレンドに関し、環境分解性ポリマーブレンドの調製を目的にする。本明細書に記載の製造方法によれば、生分解性ポリマーPHB及びPCLと少なくとも1種類の添加剤との混合物から得られたブレンドを、射出食品包装材、化粧品用射出包装材、管、技術的部品及び幾つかの射出成形物の製造に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】生分解性樹脂材料から成形されながらも確実に導電性を有することができる生分解性樹脂成形品を提供する。
【解決手段】本体25は生分解性樹脂材料で形成される。本体25の表面は塗膜26で覆われる。塗膜26は導体を含有する。こうした生分解性樹脂成形品14では、塗膜26は本体25の表面に十分に密着する。生分解性樹脂成形品14では確実に導電性は確立される。塗膜26は電磁波シールドやアースとして機能することができる。しかも、塗膜26は例えばサンドブラストに基づき本体の表面から簡単に剥離されることができる。剥離後の本体25は例えば土の中で分解されることができる。廃棄物の発生はできる限り回避される。さらに、本体の燃焼時、石油系樹脂材料の燃焼時に比べて二酸化炭素の発生量は半分程度に抑制される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、乳酸系樹脂に無機粒子を含みながらも得られる成形品の衝撃強度を高めることができる熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法ならびに成形品を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、乳酸系樹脂と、表面がアクリル系樹脂で被覆された無機粒子とを含むことを特徴とする。この熱可塑性樹脂組成物は、乳酸系樹脂に含まれる無機粒子の表面がアクリル系樹脂で被覆されているので、従来の樹脂組成物から得られる成形品と比較して高い衝撃強度を発揮する成形品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、バイオマス資源由来のジカルボン酸及び/又はジオールをポリエステルの原料として用いる場合において、耐加水分解性が向上し、製品の質も向上したバイオマス資源由来のポリエステルの貯蔵方法を提供する。
【解決手段】 ジカルボン酸とジオールとの反応により製造したポリエステルペレットを貯蔵する方法において、ジカルボン酸及び/又はジオールがバイオマス資源から得られたものであり、貯蔵に供するポリエステルペレットの最小径を0.1mm以上、最大径が20mm以下とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
従来の生分解性材料は、土壌中に埋めると地中の微生物により分解が進行し、また、使用中の生分解性材料が地中の微生物に接触する場合、徐々に生分解が進み、材料の強度が劣化する。
【解決手段】
生分解性材料に親水性モノマーをグラフト重合することにより、生分解性を低下又は喪失させることが出来る。この材料を熱処理することにより、生分解性が発現し、廃棄後、地中の微生物により分解される。 (もっと読む)


本発明は、ポリアミド、ポリエステル及びポリカーボネートからなる群から選択された重縮合物を、エポキシド基を含有するスチレン及び/又は(メタ)アクリルモノマー、ビスフェノール−A−エポキシド又はエポキシド基を含有する天然油又は脂肪酸エステルの存在下で配合する方法において、この配合を、220℃以下の温度で、かつ亜鉛化合物、チタン化合物及びハロゲン化C1〜C12−アルキルトリフェニルホスホニウムからなる群から選択された活性剤の存在下で実施することを特徴とする方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 樹脂の溶融成形性、機械的物性及び貯蔵安定性に優れた生分解性樹脂組成物を得る。
【解決手段】 グリコール酸を主成分とするヒドロキシカルボン酸共重合体とイソシアネート化合物とを反応してなる生分解性樹脂組成物である。
この様な樹脂組成物は、樹脂の生分解性に併せ、ガスバリア性を有すると共に、樹脂の溶融成形性、機械的物性及び貯蔵安定性に優れるという特徴を有する。
従って、本発明の生分解性樹脂組成物は、フィルム、シート、繊維、医療用材料等の広範な用途に使用することができる。 (もっと読む)


化学修飾したデンプン又は化学修飾したデンプン−ナノクレー生成物を含むデンプン−ポリエステルグラフト共重合体及び化学修飾したデンプン−ポリエステルグラフト共重合体組成物を記載する。該組成物は、二軸同方向回転押出し機中において連続的に製造することができる。デンプン−ポリエステル・グラフト共重合体は溶媒キャスティング、溶融キャスティング及びブロー成形が可能であり、特に一回限りの使い捨て用途に使用するための、清澄な透明フィルムに成形することができ、生分解性であり得る。 (もっと読む)


【課題】 糸状菌を用いると乳酸の製造コストを低く抑えることができ、生分解性プラスチックの原料として必要なL-乳酸の製造比率を高くすることができる。しかし従来から使用されている糸状菌では、天然の甘味資源であるシュクロースを含む原料からL-乳酸を直接製造することができない。
【解決手段】 シュクロースを含む原料から糸状菌アミロミセス・ルキシイによってL-乳酸を製造する。アミロミセス・ルキシイは好ましくは、その標準株であるCBS438.76であることが好ましい。 (もっと読む)


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