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Fターム[4K001DB18]の内容

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Fターム[4K001DB18]に分類される特許

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【課題】スズ電解液からインジウムを抽出する有機溶媒などについて、抽出力が低下した有機溶媒を再生させる方法であって、処理工程が簡単であって、再生効果の高い方法を提供する。
【解決手段】抽出力の低下した陽イオン交換型のリン酸系溶媒に金属粉末を添加して析出物を生成させた後に酸を加えて洗浄することを特徴とする抽出溶媒の再生方法であり、例えば、リン酸系溶媒がスズ電解液に含まれるインジウムを抽出する溶媒であり、抽出力の低下した該溶媒に亜鉛粉末を添加してスズを析出させる脱スズ工程、次いで、該溶媒を酸洗浄して溶媒から亜鉛を除去する脱亜鉛工程を有する抽出溶媒の再生方法。 (もっと読む)


【課題】インジウム−錫酸化物廃スクラップをリサイクルした錫酸化物粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるインジウム−錫酸化物廃スクラップをリサイクルした錫酸化物粉末の製造方法は、インジウム−錫酸化物廃スクラップを酸に溶解し、インジウムと錫を含む酸溶液を得る段階と、前記酸溶液に錫よりイオン化傾向が大きいインジウム金属を添加し、錫還元によって錫が沈殿されるようにし、濾過し、錫を含む沈殿物を得る段階と、前記錫を含む沈殿物を酸に溶解し、錫溶解液を得る段階と、前記錫溶解液に有機溶媒を添加し、錫を有機溶媒で抽出する段階と、前記抽出によって得られた錫を含む有機溶液に酸を添加し、錫を逆抽出する段階と、前記逆抽出によって得られた錫系酸溶液にアルカリを添加して反応させて、錫系沈殿物を形成する段階と、前記錫系沈殿物を選択的に分離し、洗浄及び乾燥する段階と、乾燥した錫系沈殿物をか焼し、錫酸化物を得る段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】作業過程において溶液の転化を必要とせずとも銅・インジウム・ガリウム・セレンを逐一分離することができ、工程時間および製造コストを効果的に削減することができる銅・インジウム・ガリウム・セレンの回収方法を提供する。
【解決手段】銅・インジウム・ガリウム・セレンの回収方法であって、まずインジウム・ガリウム・セレンを含む金属粉末を塩酸および過酸化水素の混合溶液で溶解する。ヒドラジンでセレンを分離した後、インジウム金属で銅と置換する。最後に支持液膜(SLM)に分散逆抽出液を組み合わせてインジウムおよびガリウムを分離する。 (もっと読む)


【課題】 シラン類の製造工程において排出されるような、銅イオンとクロロシラン類を含むシラン廃液の処理において、銅イオンを含む有害固形分の排出量を低減することができる排出処理方法を提供する。
【解決手段】 銅イオンとクロロシラン類とを含有するシラン廃液を処理する廃液処理方法であって、少なくとも、前記シラン廃液を加水分解して加水分解液とする工程と、前記加水分解液のpHを、該加水分解液がゲル化しない範囲に維持した状態で、無酸素雰囲気下にて該加水分解液中に鉄粉を添加することにより、該加水分解液中に含まれる銅イオンを還元して金属銅として析出させる工程とを含む廃液処理方法。 (もっと読む)


【課題】液晶基板等をエッチング又は酸洗した塩化鉄系廃液の処理を行うに際し、これまで着目されていなかった硝酸を含有する塩化鉄系廃液を処理対象とし、当該塩化鉄系廃液からインジウムを金属単体又は合金として効果的に回収することが可能な塩化鉄系廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】少なくともインジウム及び塩化第二鉄を含有する塩化鉄系廃液の処理方法であって、塩化鉄系廃液は硝酸を含有するものであり、塩化鉄系廃液に塩酸及び鉄を添加することにより、硝酸を還元除去するとともに、塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元する還元工程と、還元された塩化鉄系廃液からインジウムを金属単体又は合金として回収する回収工程と、を包含する。 (もっと読む)


【課題】イリジウムと不純物元素を含む水溶液から効率的にイリジウム精製水溶液を得る方法を提供する。
【解決手段】イリジウム及びその他の白金族元素を含有する水溶液からイリジウム以外の白金族元素を除去する方法であって、1)pHを3.0未満とした該溶液に金属ビスマスを添加することにより、イリジウム以外の白金族元素を還元析出させた後、ろ過により該溶液から析出物が除去された第一のろ過後液を得る工程;2)第一のろ過後液に塩基を添加することによりpHを3.0以上とし、溶解ビスマス成分を析出沈澱させた後、ろ過により第一のろ過後液から析出物が除去された第二のろ過後液を得る工程;を実施することを含む方法。 (もっと読む)


【課題】銅製錬工程で生じる塩酸硫酸酸性溶液などからビスマスを効率良く分離し、精製して高純度の硫酸ビスマスを回収することができるビスマスの精製回収方法を提供する。
【解決手段】ビスマスイオンを含有する酸性溶液を還元処理してビスマスを含む還元滓を生成させ(還元工程)、該還元滓に熱濃硫酸を加えてビスマスを浸出し(浸出工程)、固液分離した濾液を冷却して硫酸ビスマスを析出させ(冷却析出工程)、これを固液分離して硫酸ビスマスを回収する(回収工程)ことを特徴とするビスマスの回収方法であって、好ましくは、ビスマス浸出工程において、還元滓に後工程で分離した熱濃硫酸を加えてビスマスを浸出し、硫酸ビスマス回収工程の後に、その濾液(濃硫酸)を加熱してビスマス浸出工程に返送してビスマスの溶解に使用する返送工程を有するビスマスの回収方法。 (もっと読む)


【課題】液中に含まれる銅やビスマス等の金属イオンを還元して効率よく回収する還元回収方法および装置を提供する。
【解決手段】金属イオン含有処理液を還元剤に接触させて該金属イオンを還元して回収する方法において、上記処理液と還元剤の接触部分を処理液の液面上方に設置することによって接触還元域を処理液の液中から分離し、還元剤に接触した処理液を下方の処理液槽に流下させ、該処理液槽に堆積する析出金属を回収することを特徴とする液中金属の還元回収方法、および、固液分離機能を有する処理液槽、該処理液槽の液面上方に設置された還元剤収納部、処理液を抜き出して還元剤収納部に送液する手段、槽底に堆積した析出金属を抜き出す手段を有することを特徴とする金属イオンの還元回収装置。 (もっと読む)


【課題】NOxを発生させることなく、また水処理への負荷を増大させることなく、亜硝酸ロジウムアンモニウムからロジウムブラックを製造する方法を提供する。
【解決手段】亜硝酸ロジウムアンモニウム溶液またはその塩の溶液に、水およびアンモニウム塩を添加し、加熱すると共にpHを強酸性の範囲に調整して亜硝酸塩化ロジウムを生成させ、次いで、ギ酸を加えて亜硝酸塩化ロジウムを還元して金属ロジウム(ロジウムブラック)を生成させることを特徴とするロジウムブラックの製造方法であり、好ましくは、亜硝酸ロジウムアンモニウムの分解温度を60℃〜80℃、pHを1〜2に調整するロジウムブラックの製造方法。 (もっと読む)


【課題】使用済みニッケル水素電池の処理工程で分別されたニッケル含有物から、金属ニッケルを製造する工程の原料として効率的に用いられるニッケル濃縮物を高収率で分離回収することができる処理方法を提供する。
【解決手段】下記の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする。
工程(1):前記ニッケル含有物(A)から、ニッケル金属化率が97.5%以上であるニッケル含有物(B)を準備する。
工程(2):前記ニッケル含有物(B)を、液温度:25〜100℃の条件下に、pHを0〜3に調整した鉱酸溶液中に添加して浸出に付し、ニッケルを含有する浸出液を得る。
工程(3):前記浸出液中に、液温度:25〜100℃の条件下にアルカリを添加してpHを1〜5に調整しながら、鉄粉末を添加してセメンテーションに付し、ニッケルを金属形態で含むセメンテーション殿物を得る。 (もっと読む)


【課題】亜鉛・鉛製錬法において、その排水処理工程で、中和沈殿法により製錬排水中の亜鉛その他の重金属イオンを除去する際、無機凝集剤として、金属亜鉛の使用量を削減して低コストで製造した硫酸亜鉛水溶液を用いる排水処理工程の操業方法を提供する。
【解決手段】亜鉛・鉛製錬法において、その排水処理工程において、中和沈殿法により製錬排水中の亜鉛その他の重金属イオンを除去する際、不純物として重金属イオンを含む硫酸カドミウム水溶液と金属亜鉛とを接触しセメンテーション反応によりカドミウムを析出するセメンテーション工程で産出する、亜鉛、カドミウムその他の重金属を含むセメンテーション終液と金属亜鉛とを96〜144時間接触し、スポンジ状金属と硫酸亜鉛水溶液からなる懸濁液を形成し、該懸濁液からスポンジ状金属を分離して得られた硫酸亜鉛水溶液を、無機凝集剤として用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 塩化浴で硫化銅鉱を浸出し特別な酸化剤を使用することなく空気の使用のみで、硫化銅鉱中の銅及び金を高い浸出率で浸出する。
【解決手段】
(1) 銅浸出工程(CL):原料を、塩化第2銅、塩化第2鉄、塩酸を7g/L、臭化ナトリウムを含有する第1の酸性水溶液に添加し、第1銅イオン及び第2銅イオンを含有する浸出液を得る、
(2)固液分離を施す固液分離工程、
(3)空気酸化工程(OX):固液分離後液に空気を吹き込み、第1銅イオンを第2銅イオンに酸化し、かつ工程(1)で浸出された鉄を酸化すると同時に工程(2)で原料から浸出された不純物を共沈させる、
(4)銅抽出工程(CEX):工程(3)の後液から銅を回収する。
(5)金回収工程(AL):工程(2)で分離された残渣を、工程(1)と同様の滲出液に添加し、金を浸出する。(1)及び(5)は大気圧下、沸点以下の条件で空気の吹込みを行う。 (もっと読む)


【課題】ITOターゲットスクラップから、電解精製に好適な純度を有する粗インジウムを高収率で効率よく回収する方法を提供する。
【解決手段】下記の工程(イ)〜(ニ)を含むことを特徴とする。工程(イ):粉砕したITOターゲットスクラップを塩酸で浸出し、次いで不溶解残渣を分離して浸出液を得る。工程(ロ):前記浸出液に、該浸出液中のスズに対し置換還元反応の化学量論量で2〜5当量に当たる亜鉛末を添加し、スポンジインジウム(1)と還元析出された、インジウムより貴な不純物金属固形分の懸濁液とを形成し、スポンジインジウム(1)を分離回収した後、塩化インジウム水溶液を得る。工程(ハ):前記塩化インジウム水溶液に、アルミニウムを接触させ、スポンジインジウム(2)を得る。工程(ニ):前記スポンジインジウム(1)とスポンジインジウム(2)に、水酸化ナトリウムを混合した後、加熱融解し、粗インジウムを得る。 (もっと読む)


【課題】カルシウム、鉛、亜鉛、銅及び塩素を含む重金属含有粉末から、水分含有率が小さく塩素濃度の低い、鉛及び亜鉛を含む固形分を得る方法を提供する。
【解決手段】(A)重金属含有粉末をpH9〜12で水洗後、固液分離して固形分を得る工程と、(B)工程(A)の固形分と硫酸を混合し、pH2〜4のスラリーを得た後、固液分離し、Ca及びPbを含む固形分と、Zn及びCuを含む液分を得る工程と、(C)工程(B)の固形分とアルカリ水溶液を混合し、pH13.5以上のスラリーを得た後、固液分離し、Caを含む固形分と、Pbを含む液分を得る工程と、(D)工程(C)の液分に硫酸を加えてpHを9〜12とし、Pb(固形分)を含むスラリーを得る工程と、(E)工程(B)の液分に金属亜鉛を浸漬し、金属銅と、Znを含む液体を得る工程と、(F)工程(D)のスラリーに対して、pHを常時9以上に保ちつつ、工程(E)の液分を徐々に添加し、pH9〜12の混合液を得た後、固液分離し、Pb及びZnを含む固形分を得る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】錫の他に銅などを含む錫含有物から安価且つ効率的に錫を回収することができる、錫の回収方法を提供する。
【解決手段】錫と銅を含む錫含有物の粉末を、苛性ソーダ水溶液に添加して、この苛性ソーダ水溶液に酸素を吹き込みながら撹拌して、酸化浸出により錫を含む浸出液を得た後、この浸出液を電解液として使用して電解採取により錫を回収する。錫と銅を含む錫含有物の粉末の粒径が100μm以下であるのが好ましい。また、浸出が終了した際の苛性ソーダ水溶液中のNaOH濃度が40〜150g/Lであるのが好ましく、浸出の際の苛性ソーダ水溶液の温度が70〜100℃であるのが好ましい。さらに、電解採取前に浸出液に錫を添加して浸出液中の鉛を除去するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】廃薄型パネルから、少ない労力とエネルギーにてガラスを再利用することが可能であるとともに、液晶、透明導電膜中のインジウムなどの電極材料を回収することが可能である方法およびそのための装置を提供する。
【解決手段】廃液晶表示装置からガラスを回収するための方法であって、亜ヒ酸を含有するガラス基板を選別する亜ヒ酸含有ガラス基板選別工程と、貼り合わされた2枚のガラス基板を分離するガラス基板分離工程と、ガラス基板表面に付着した電極材料を除去する電極材料除去工程とを含むガラスの回収方法、ならびにそのための装置。 (もっと読む)


【課題】有用な貴金属を早期に回収でき、その有効利用が図れ、不純物を電解前に除去することができ、粗銅粉を用いることにより銅の溶解効率が向上し、硫酸を繰り返し使用して効率よく電気銅を製造することができる銅の製造方法の提供。
【解決手段】粗銅粉を、酸化剤及び硫酸を含む液に溶解させて銅溶解液を作製する銅粉溶解工程と、前記銅溶解液を濾過し、濾液と貴金属を含む一次残渣を得る濾過工程と、前記濾液を銅電解液とし、該銅電解液を電解して電気銅を製造する電解工程と、を含むことを特徴とする銅の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】錫の他に鉛などを含む錫含有物から安価且つ効率的に錫を回収することができる、錫の回収方法を提供する。
【解決手段】錫と鉛を含む合金塊などの錫含有物からアトマイズや粉砕などによって得られた粉末または粒状物を、苛性ソーダ水溶液に添加して、この苛性ソーダ水溶液に酸素を吹き込みながら撹拌して、酸化浸出により錫を含む浸出液を得た後、この浸出液を電解液として使用して電解採取により錫を回収する。酸化浸出が終了した際の苛性ソーダ水溶液中のNaOH濃度は0.1〜150g/Lであるのが好ましく、4〜80g/Lであるのがさらに好ましく、30〜80g/Lであるのが最も好ましい。また、浸出の際の苛性ソーダ水溶液の温度は50〜100℃であるのが好ましく、電解採取の際の電解液の温度は50〜100℃であるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】インジウム-スズ含有物などからスズ、インジウムを分離回収する際に、インジウムなどの共存金属を溶出すると共にスズを沈澱化して分離性を高め、塩酸浸出後のスズ沈澱工程を不要とし、簡略な処理工程によって容易にスズと共存金属とを分離できるようにした分離回収方法を提供する。
【解決手段】〔1〕スズ含有物を酸化剤の存在下で塩酸溶解して、共存金属を溶出させる一方、スズを沈澱化して共存金属と分離することを特徴とし、または〔2〕スズ含有物を塩酸溶解し、この塩酸溶解液のスズを酸化剤の存在下で沈澱させ、これを固液分離して液中の溶出金属と固形分のスズ沈殿物とを分離することを特徴とするスズと共存金属の分離方法。 (もっと読む)


【課題】銅を製造する際に、銀、金、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム等の貴金属を早期かつ高収率で回収でき、その有効利用を速やかに図ることができる貴金属の回収方法及び銅の製造方法の提供。
【解決手段】粗銅粉を溶解してなる銅溶解液に粗銅粉及び銅を含有している一次残渣のいずれかを反応させ、溶解性貴金属を固体化し、貴金属を含む一次残渣を濾別した後、該一次残渣を使用済み銅電解液で浸出した浸出液に粗銅粉を添加し、貴金属濃度を上げた二次残渣を濾別し、該二次残渣から貴金属を回収することを特徴とする貴金属の回収方法である。 (もっと読む)


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