説明

Fターム[4K018BD07]の内容

粉末冶金 (46,959) | 粉末としての用途 (2,460) | 水素吸蔵用 (87)

Fターム[4K018BD07]に分類される特許

21 - 40 / 87


【課題】 負極に用いるCaCu5型以外の結晶構造を有する水素吸蔵合金を改良し、アルカリ蓄電池の低温環境下における出力特性及び充放電サイクル特性を十分に向上させる。
【解決手段】 アルカリ蓄電池の負極に、一般式Ln1-xMgxNiy-a-bAlabで示されるCaCu5型以外の結晶構造を有する水素吸蔵合金を用い、この水素吸蔵合金のバルク相Bの表面に第1層〜第3層S1〜S3を形成し、バルク相に近い第1層は、この第1層の上に位置する第2層よりも含有される酸素の量が多く、アルカリ溶液に可溶な元素が10原子%以上含まれ、またこの第1層の上に位置する第2層は、Niの含有率が上記のバルク相よりも高く、またこの第2層の上に位置する第3層は、NiOの含有率が上記の第2層におけるNiOの含有率よりも高くなるようにした。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池に適用したときに、長期放置後、特に充放電サイクルを経てからの長期放置後においても作動電圧の低下が抑制されて高い作動電圧を得られる、アルカリ蓄電池用の水素吸蔵合金粉末を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金粉末(36)は、一般式:Ln1−wMgNiAlTにて示される組成を有する核(40)を備える。式中、Ln及びTは、La,Ce等よりなる群、及び、V,Nb等よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素をそれぞれ表し、添字w,x,y,zはそれぞれ0.08≦w≦0.13,0.05<y<0.20,0≦z≦0.5,3.15≦x+y+z≦3.50で示される範囲にある。また、アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金粉末(36)は、核(40)の表面に一体に形成され、前記組成に比べてアルミニウムの濃度が低減された表面層(42)を備える。 (もっと読む)


【課題】 La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金を用いた場合の高放電容量をできるだけ維持しつつ、サイクル寿命性能の優れたニッケル水素蓄電池を提供すること。
【解決手段】La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金を含んでなる負極を備えたニッケル水素蓄電池であって、前記La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金の粒子は、該粒子とは組成が異なる表面層に覆われてなり、該表面層においては、前記粒子との界面から10nmにおけるニッケル濃度が粒子のニッケル濃度と実質的に同じであることを特徴とするニッケル水素蓄電池による。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム系水素吸蔵材料のナノ化方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム系水素吸蔵材料のナノ化方法として、マグネシウム系化合物とカーボンナノ材料とを不活性ガス雰囲気で混合磨砕して、ナノサイズのマグネシウム系水素吸蔵材料を形成し、前記ナノサイズのマグネシウム系水素吸蔵材料の直径を、100nm以下とするナノ化方法を採用する。また、必要に応じて、前記不活性ガス雰囲気で実施する混合磨砕は、硬質材料を加えて実施する。 (もっと読む)


【課題】低圧においても多量の水素を吸蔵可能な水素吸蔵材を提供する。
【解決手段】AlH3を合成した後、該AlH3に対してFe、Ni、Pd等のナノ粒子(金属ナノ粒子16)を添加することで混合物とし、この混合物に対して真空熱処理を施す。この真空熱処理により、AlH3がAlに変化する。さらに、真空熱処理が施された混合物に対し、ポット内を圧力が0.1〜2MPaの水素雰囲気とした上で、10G〜30G(Gは重力加速度)の力を付与する条件でボールミリングを行う。ミリング時間は、10分超〜60分未満とする。これにより、Alからなるマトリックス相12、12同士の間にアモルファス相からなる粒界相14が介在する微細組織を有する水素吸蔵材10が得られる。前記ボールミリングの最中、金属ナノ粒子16は周囲の水素ガスを水素原子に解離させる作用を営む。これにより生成した水素原子は、粒界相14に固溶される。 (もっと読む)


【課題】充放電の繰り返しに伴う容量の低下が顕著に抑制され、導電性が高く、アルカリ蓄電池の電極活物質として有用な合金粉末を得る。
【解決手段】ニッケルを含有する水素吸蔵合金を原料として用い、特定の粉砕工程およびアルカリ処理工程を含む製造方法により、CaCu5型の結晶構造を有する水素吸蔵合金をマトリックスとし、メディアン径2.5〜5nmのニッケルクラスタを含有する合金粉末を製造する。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵合金の表面に析出した酸化物および水酸化物を簡易な手段で、かつ短時間に除去し、好適に活性化された表面状態を有する水素吸蔵合金粉末を提供すること。
【解決手段】本発明の水素吸蔵合金粉末の表面処理方法では、まず、NiおよびMgを含み、Ni含有量が35〜60重量%である水素吸蔵合金粉末を水酸化リチウム水溶液中で攪拌する(第1工程)。次いで、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムの少なくともいずれかの水酸化アルカリ金属水溶液中で上記水素吸蔵合金粉末を攪拌する(第2工程)。 (もっと読む)


【課題】粒度分布がせまくかつ製造速度が速い、コア−シェル構造のナノ粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】コア−シェル構造のナノ粒子を含む複合材料の製造方法であって、コア材料及びシェル材料を含む前駆体を提供すること、この前駆体をエアロゾルガスに懸濁し、エアロゾルを形成すること、このエアロゾルをプラズマのホットゾーンに通すこと、エアロゾル中のコア材料の少なくとも一部及びシェル材料の少なくとも一部を気化させること、気化したコア材料及びシェル材料をプラズマのホットゾーンから取り出すこと、及び気化したコア材料及びシェル材料を、1種の原子からなるコアを有するコア−シェル構造のナノ粒子に凝縮させること、を含む方法。 (もっと読む)


【課題】高容量で、高温寿命特性に優れたアルカリ蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明の電極用複合材料は、水素吸蔵合金粒子と、前記水素吸蔵粒子に担持されたIII族金属元素を含む粒子とを含む。水素吸蔵合金粒子はNiを含み、Niの含有量が、水素吸蔵合金粒子の35〜60重量%である。III族金属元素を含む粒子は、III族金属の単体、III族金属元素の酸化物およびIII族金属元素の水酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を含み、III族金属元素を含む粒子の平均粒径が50nm以下である。前記水素吸蔵合金粒子は、Ce2Ni7型およびCeNi3型よりなる群から選択される少なくとも1種の結晶構造を含む。 (もっと読む)


【課題】 粉末を取扱う際の酸化が抑制された流動性の高いチタン球状粉末の製造方法およびチタン球状粉末を提供する。
【解決手段】 チタン材料を水素雰囲気中で加熱処理を施し水素脆化させる工程と、水素脆化させた水素含有チタン材料を粉砕して水素含有チタン粉末を作製する工程と、該水素含有チタン粉末を熱プラズマによって溶融凝固させて球状化処理を行ない水素を0.05〜3.2質量%含有するTi球状粉末を得る工程と、を有するチタン球状粉末の製造方法である。また、熱プラズマによる溶融凝固処理で得られるチタン球状粉末であって、水素を0.05〜4質量%含有し、粉末粒径250μm以下であるチタン球状粉末である。 (もっと読む)


【課題】 金属粉末射出成形や粉末焼結用の原料粉末、また溶射原料やショットブラスト用粉末等に利用されるチタン系粉末に関して、水素含有チタン系粉末の脱水素処理時の粉末焼結の進行を抑制して、効率的に流動性の高い球状チタン系粉末を製造する方法を提供する。
【解決手段】 水素含有チタン系粉末を、RF熱プラズマ炎に通過させて球状化処理した後、脱水素処理を施す球状チタン系粉末の製造方法である。また、前記水素含有チタン系粉末は、水素を3質量%以上含有するものである球状チタン系粉末の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】水素吸収/放出サイクルを適用しても相分離しないパラジウム/ロジウム(Pd/Rh)合金ナノ粒子からなる水素吸蔵合金を提供する。
【解決手段】本発明の水素吸蔵合金は、パラジウムおよびロジウムからなる合金ナノ粒子からなり、パラジウムとロジウムとが単一種の結晶格子を形成し、合金ナノ粒子に水素吸収/放出サイクルを適用した後にも単一種の結晶格子が維持される、水素吸蔵合金である。 (もっと読む)


【課題】保磁力が高い希土類磁石を製造可能な合金の製造装置を提供する。
【解決手段】ストリップキャスト法により合金溶湯を鋳造する鋳造装置2と、鋳造後の鋳造合金を破砕する破砕装置21と、破砕後の鋳造合金薄片Nを保温する保温装置3と、保温後の鋳造合金薄片Nを貯蔵する貯蔵容器5とを少なくとも備え、保温装置3は、破砕装置21から供給された鋳造合金薄片Nを収納する保温コンテナ32と、保温コンテナ32内の鋳造合金薄片Nを保温する保温ヒータと、保温コンテナ32を傾斜させて保温コンテナ32内の鋳造合金薄片Nを貯蔵容器5に送出させる傾斜装置33とから構成されている合金の製造装置1を採用する。 (もっと読む)


【課題】水素の吸蔵・放出特性を改善した水素吸蔵合金を提供する。
【解決手段】鋳造法または焼結法により作製され、かつ下記一般式(2)で表される組成を有する合金インゴットか、あるいは前記合金インゴットの粉砕物を含むことを特徴とする水素吸蔵合金。
Mg1-a R1a(Ni1-x M2x z …(2)
ただし、R1は、Yを含む希土類元素から選ばれる少なくとも1つの元素、M2はCr、Mn、Fe、Co、Cu及びZnから選ばれる少なくとも1つの元素、a、x及びzはそれぞれ0.1≦a≦0.8、0<x≦0.9、3≦z≦3.8として規定される。 (もっと読む)


【課題】放電容量が大きく且つサイクル特性にも優れたニッケル水素蓄電池を提供することを一の目的とする。
【解決手段】La−Mg−Ni系の水素吸蔵合金粒子を含む負極を備えたニッケル水素蓄電池であって、前記水素吸蔵合金粒子の表面部分には、Sn原子及びMg原子が含まれることを特徴とするニッケル水素蓄電池による。 (もっと読む)


【課題】アルカリ処理工程において水素吸蔵合金表面に析出した酸化物および水酸化物を容易に除去することにより、放電特性に優れたアルカリ蓄電池を提供することを目的とする。
【解決手段】水素吸蔵合金を粉砕して粉末状としたものを高温のアルカリ水溶液中で攪拌する第1の工程と、第1の工程で生じた廃液を排出させる第2の工程と、第2の工程が施された水素吸蔵合金粉末を加圧濾過する第3の工程とを含み、第2および/または3の工程において、一部または全部廃液を排出する前に、アルカリ水溶液を追加投入する。 (もっと読む)


【課題】室温付近での吸蔵速度および300℃付近での放出速度を向上させた水素吸蔵材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】MgおよびAlから選択した金属Aの粒子と、NiおよびCuから選択した金属Bの粒子と、金属Aと金属Bとの金属間化合物A−Bの粒子とが混練合体されて成る水素吸蔵材料。金属Aと金属Bとの金属間化合物A−Bの粒子と金属Bの粒子とを混練する工程、金属Aの水素化物A−Hの粒子を添加して混練する工程、および水素化物A−Hを脱水素して金属Aとする工程を含む製造方法。 (もっと読む)


【課題】金属単体、特に遷移金属単体のナノ粒子を安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】ジメチルグリオキシム(DMG)2分子と遷移金属(M)イオン1個から成るキレート錯体(M−DMG)を300〜400℃で加熱することにより、炭素粒子に担持された遷移金属(M)ナノ粒子を生成させる。更に、上記キレート錯体(M−DMG)とアルミナとの混合物を上記加熱することにより、アルミナに担持された遷移金属(M)ナノ粒子を生成させる。望ましくは、遷移金属MはNi、Cu、Pd、Ptのうちのいずれかである。典型的には、生成する遷移金属(M)ナノ粒子のサイズは直径5〜15nmである。 (もっと読む)


【課題】Mgの組成比を広い範囲で存在させることができるとともに、合金としても安定であり、かつ、水素吸蔵能にも優れたMg−Al系水素吸蔵合金を、簡便な手段により高収率かつ低コストで製造可能なMg−Al系水素吸蔵合金粉末の製造方法、及び当該製造方法で得られたMg−Al系水素吸蔵合金粉末を提供すること。
【解決手段】本発明の水素吸蔵合金粉末の製造方法は、所望の割合のMgとAl、及び適量の希金属酸化物を含む金属原料粉末を、ボールミリングによりナノレベルの結晶粒となるまで粉砕処理する粉砕処理工程と、当該粉砕処理により得られた金属原料粉末の粉砕物を加熱処理する加熱処理工程を含むことにより構成され、Mgの組成比が47.5〜70.0といった広い範囲で存在させることができ、水素吸蔵能に優れたMg−Al系水素吸蔵合金粉末を提供する。 (もっと読む)


【課題】比較的低い温度や低い圧力下でも効率良く水素を吸蔵でき、且つ、安価に得られる水素吸蔵体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の水素吸蔵体は、Niナノ粒子からなる、あるいは、Niナノ粒子が結合剤を用いて薄膜状に形成されてなる。例えば、このNiナノ粒子は、fcc構造及びhcp構造から選ばれる少なくとも何れか一方の結晶構造を有する。 (もっと読む)


21 - 40 / 87