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Fターム[4K018JA32]の内容

Fターム[4K018JA32]に分類される特許

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【課題】設置対象に効率よく放熱できる複合部材、この複合部材を用いた放熱部材、この放熱部材を具える半導体装置を提供する。
【解決手段】複合部材1aは、マグネシウム又はマグネシウム合金とSiCとが複合された複合材料からなる基板2と、基板2の表面に形成された金属被覆層3,4とを具え、一面に半導体素子などが実装され、他面が冷却装置などの設置対象に固定されて、半導体素子の放熱部材として利用される。複合部材1aは、冷却側面及び素子側面の少なくとも一面が反った形状である。冷却側面の反りを押し潰すように複合部材1aを設置対象に固定する。この押圧力により、複合部材1aを設置対象に密着できる。従って、複合部材1aは、半導体素子などの熱を設置対象に効率よく放出でき、半導体装置の放熱部材に好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】合金元素の添加量の少ない低合金の鉄系焼結部材としつつ、焼結部材自体の強度を高め、かつ軽金属との密着性および接合強度に優れる鋳包み用焼結部材、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】軽金属合金に鋳包まれて使用される鋳包み用焼結部材であって、組成が、Cu:3〜5質量%、C:0.2〜1.2質量%、および残部がFeおよび不可避不純物からなり、鉄合金基地中に銅相と気孔が分布する金属組織を呈するとともに、気孔の気孔率は11〜22%であり、銅相は、焼結部材表面の銅相が、焼結部材内部の銅相よりも質量%で2.0倍以上多く分布する焼結合金からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム系合金による鋳包み性に優れ、安定した界面接合強度及び密着が確保できる金属基複合材形成用鉄系プリフォーム及び鉄系プリフォームを有するジャーナル部構造を提供する。
【解決手段】アルミニウム系合金母材で鋳包みされる金属基複合材形成用鉄系プリフォーム1のプリフォーム本体10に、内周面11と外周面12とを連通する第1〜第4貫通孔21A〜21Dを穿設すると共に、第1〜第4貫通孔21A〜21Dの内面に表面積拡大処理22cが施される。鋳包み工程において、アルミニウム系合金溶湯の凝固に伴う鉄系プリフォーム1の内周面11及び外周面12の周方向の収縮が、貫通孔21A〜21D内に侵入したアルミニウム系合金溶湯の凝固に伴う収縮によって均等に受け止められて、周方向の移動が抑制され、界面における隙間の発生が防止でき、鋳包み性に優れ、安定した界面接合強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】従来のパワーモジュール用放熱板として、セラミックスよりなる多孔質プリフォームに金属を含浸せしめた金属−セラミックス複合体があるが、含浸時に加圧するため製造装置が大規模になるという欠点があった。今回、安価な方法で、セラミックス絶縁基板に直接、金属−セラミックス複合体を接合した放熱板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】放熱板及びその製造方法においては、炭化珪素粉と銀粉とを混合、加圧してプリフォーム10を成形し、上記プリフォームにアルミニウム11を接触せしめ、上記プリフォームと上記アルミニウムとを加熱し、上記プリフォームに上記アルミニウムを含浸せしめると共に、上記セラミックス絶縁基板に上記含浸したアルミニウムを接合せしめる。上記金属はマグネシウム、亜鉛、ガリウム、鉛又は錫である。上記プリフォームに対する上記金属の含有率は2重量%以上10重量%以下とする。 (もっと読む)


【課題】ピストン摺動面に必要とされる機械的特性と、鋳込み時の融着性との両立を図ることのできるMMCシリンダーライナー、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】強化材成形体にAl−Si系合金を含浸させることで形成された金属基複合材料からなるライナー内周部11と、Al−Si系合金からなるライナー外周部12とを有するMMCシリンダーライナー10にあって、Al−Si系合金の鋳造に際して、金型のキャビティへの充填完了前の溶湯の供給速度を低く、充填完了後の溶湯の供給速度を高くすることで、ライナー内周部11の強化材成形体に含浸されたAl−Si系合金のSi濃度と、ライナー外周部12のAl−Si系合金のSi濃度とを異ならせるようにした。 (もっと読む)


【課題】新規な構成からなり、亀裂や剥離の発生を抑えることができる金属複合材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の金属複合材は、第一金属の金属粉末を焼結してなる焼結体1と少なくとも焼結体1の表層部の気孔部に含浸された第二金属2’とを有する複合部と、第二金属2を有する母材部と、からなる金属複合材であって、複合部と母材部はその界面の複合部側に形成された凹部3と母材部側に形成された凸部によって嵌合し、凹部3は金属粉末と該金属粉末の焼結温度以下の融点をもつ溶失材とを共に焼結して該溶失材を溶融させて形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低熱膨張率と高熱伝導率を両立し、なおかつ安価な放熱材料、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】CrとCuに加えてWおよび/またはMoを含有し、W含有量および/またはMo含有量とCr含有量との合計が30質量%超え90質量%以下であり、残部が不可避的不純物からなる組成を有し、かつ粒子状Cr相に加えて、粒子状W相および/または粒子状Mo相がCu相基地中に分散した組織を有する放熱材料である。その製造方法の一例として、CrとCuに加えてWおよび/またはMoの粉末を混合した後、焼結して30℃/分以下の冷却速度で冷却し、得られた焼結体を500〜750℃の温度範囲で時効熱処理する。 (もっと読む)


【課題】放熱部材に好適に利用でき、電気めっきを施し易い複合部材、その製造方法、放熱部材、半導体装置を提供する。
【解決手段】マグネシウム(Mg)又はMg合金とSiCとが複合された複合材料からなる基板と、この基板の一面を覆う金属被覆層とを具える。基板は、SiCを50体積%以上含有する。鋳型に収納されたSiC集合体に、溶融したMg又はMg合金を溶浸させて上記基板を作製すると共に、鋳型とSiC集合体との間にSiCが充填されない非充填領域を設けて、この非充填領域に存在させた金属により、金属被覆層を形成することで、上記複合部材を製造する。鋳型とSiC集合体との間にスペーサを配置するなどして隙間を設け、この隙間に溶融したMg又はMg合金が流れ込むことで、金属被覆層を形成する。 (もっと読む)


【課題】金属短繊維の酸化による強度低下や該金属短繊維の脱落を生じず、所望の強度を有する金属複合材の製造方法を提案する。
【解決手段】プレス加工により成形した予備成形体2の、その少なくとも外表層の各金属短繊維12同士を、高分子ポリマーとガラス粒子17とを溶融した結合剤16により仮接着し、ガラス粒子17の軟化点以上の焼結温度で加熱することにより、該ガラス粒子17により各金属短繊維12同士を結合してプリフォーム1を成形し、該プリフォーム1に金属の溶湯6を加圧含浸することにより、金属複合材10を製造する。この方法によれば、予備成形体2およびプリフォーム1で、各金属短繊維12が脱落することを防止できる。また、金属短繊維12が焼結する高温まで加熱することなく、ガラス粒子17により各金属短繊維12同士を結合できるため、該金属短繊維12の酸化を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】高面圧、低速摺動下においても、耐焼付き性、耐摩耗性に優れるとともに、焼結摺動材料の強度を低下させずに長時間安定してその特性を維持することのできる滑り軸受と、その滑り軸受を用いる作業機連結装置を提供する。
【解決手段】Cu合金系の気孔内に、ワックス中に潤滑油が液的に分散してなる潤滑剤混合物を充填する。ここで、潤滑剤混合物は、常温で0.5重量%以上20重量%未満の固体ワックス中に80〜99.5重量%の極圧添加剤を含有する潤滑油が液的に分散されるとともに、滴点が20℃以上60℃未満であり、かつその潤滑剤混合物中の潤滑油の40℃における粘度が220cSt未満である。 (もっと読む)


【課題】 サーメット材とベース金属との合金化を確実に行なわせて接着を確実に行なわせるとともに、製造を簡略にしてコストダウンを図る。
【解決手段】 粉粒状のサーメット材Sをベース金属Mに接着させたプリフォームを製造するもので、粉粒状のサーメット材Sと粉粒状の金属バインダBとを混合し、この混合した混合物Qを粉粒状のままベース金属Mの成形体Aとともに保持型10内に配置し、熱処理炉13中でベース金属Mの成形体Aを加圧しながら加熱溶融して製造する。 (もっと読む)


金属粉末シリンダライナーは、端と端をつなげて配された2以上のシリンダライナーピースを含み、かつ、その肉厚に対する長さの比率が12より大きい。ここで、前記ピースにおける肉厚に対する長さの比率は、20未満である。前記粉末金属組成物は、海綿鉄粉末約85%〜99%と、黒鉛約0.1%〜2.0%と、エチレンビス−ステアラミドワックス約0.1%〜2.0%と、を含む。シリンダライナーピースは、従来の金属粉末圧縮焼結法によって製造され得る。
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【課題】 鉄部材の熱変形を防止することができ、鉄部材とアルミニウム合金からなる鋳ぐるみ層とを強固に結合、一体化することが可能な鉄部材の鋳ぐるみ方法を提供する。
【解決手段】 鉄部材をアルミニウム合金で鋳ぐるむ方法であって、鉄粉末を焼結して鉄粉末焼結体となす工程と、前記鉄粉末焼結体を加熱する工程と、前記鉄粉末焼結体に溶融アルミニウム合金を加圧浸透させる工程と、前記加圧浸透により得られた鉄部材の外側に付着したアルミニウム合金を所望の鋳ぐるみ層を残して研削する工程と、を含むことを特徴とする鉄部材の鋳ぐるみ方法。 (もっと読む)


【課題】 低熱膨張率で且つ従来以上の高熱伝導率を備えると共に、塑性加工(圧延加工)性の向上、プレス打ち抜き時の破断面の平滑性の向上、半導体素子と放熱基板をハンダ付けした際の密着性の向上とハンダ流れの防止、更に放熱基板の軽量化とコスト性に優れる半導体装置用放熱基板を提供すること。
【解決手段】 複合材料は、30〜70質量%のCuと残部が実質的にMoとからなる複合合金を芯材10とし、前記芯材10の上下主平面に夫々Cu板をクラッドしてCu/Cu−Mo複合合金/Cuの構造を形成したクラッド材である。前記複合合金は、Cuプール相3とMo−Cu合金相2で形成されてなる。半導体搭載用放熱基板は、複合材料を用いたもので、この基板は予め10mm当たり15μm以下の反りが付与されている。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、カーボンナノファイバーを効率よく利用でき、全体に均質な多孔質材及びその製造方法を提供する。また、本発明は、カーボンナノファイバーが均一に分散された複合金属材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる多孔質材の製造方法は、エラストマーに、充填材と、カーボンナノファイバーと、を混合し、かつ剪断力によって分散させて複合エラストマーを得る工程(a)と、複合エラストマーを熱処理し、該複合エラストマー中に含まれるエラストマーを分解気化させて中間複合材料250を得る工程(b)と、中間複合材料250を圧縮して多孔質材を得る工程(c)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 鋳鉄による鋳造に際し,その一部における耐摩耗性及び耐熱性を,低コストで向上する。
【解決手段】 鋳鉄の鋳造を行う鋳物型A内に,黒鉛粉末と,銅粉末と,ニッケル粉末と,鉄−クロム合金粉末と,鉄−モリブデン合金粉末と,残りが純鉄粉末を混合し固め成形して成る金属粉末圧粉体Bを設置し,次いで,前記鋳物型内に,溶融した鋳鉄を注ぎ込み,この溶融した鋳鉄の熱を利用して前記金属粉末圧粉体を焼結及び拡散させることにより,鋳造時に,鋳造物の一部に前記金属粉末圧粉体による焼結層を生成するとともに,その焼結層を鋳造物の母材に結合する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄による鋳造に際し,その一部における耐摩耗性及び耐熱性を向上するようにした鋳造方法と、この鋳造方法を使用した内燃機関用シリンダヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄の鋳造を行う鋳物型A内に,黒鉛粉末と,銅粉末と,ニッケル粉末と,鉄−クロム合金粉末と,コバルト−モリブデン−クロム合金粉末と,残りが純鉄粉末を混合し固め成形して成る金属粉末圧粉体Bを設置し,次いで,前記鋳物型内に,溶融した鋳鉄を注ぎ込み,この溶融した鋳鉄の熱を利用して前記金属粉末圧粉体を焼結及び拡散させることにより,鋳造時に,鋳造物の一部に前記金属粉末圧粉体による焼結層を生成するとともに,その焼結層を鋳造物の母材に結合する。 (もっと読む)


往復ピストンエンジンに使用される型の鋳造金属連接棒は2端部間にビーム部を有する。ビーム部と端部は互いに一体的であり、少なくとも部分的に鋳造金属材料で製造される。連接棒の少なくともビーム部は焼結粉末金属材料からなるインサートを有する。このインサートは連接棒の鋳造金属材料により少なくとも部分的に封入されている。挿入部は連接棒を強化し、連接棒の鋳造金属よりインサートの材料により類似する材料からなるエンジンの周辺部品又は嵌合部品の特性を合わせるのに役立つ。連接棒の鋳造金属材料、例えば、アルミ合金も、必要であれば、高機械加工性の局部領域を提供できる。
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【課題】ガス燃料用エンジン用として好適な、耐摩耗性に優れた内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシート材を提案する。
【解決手段】C:0.3〜1.5%と、Ni、Co、Mo、Cr、Vのうちから選ばれた1種または2種以上を合計で1〜20%とを、含有する基地相中に、Fe、Mo、Siを主成分とする金属間化合物、Co、Mo、Siを主成分とする金属間化合物、Ni、Mo、Siを主成分とする金属間化合物のうちの1種または2種以上を含み、Si:1〜15%、Mo:20〜60%を含み、Cr、Ni、Co、Feのうちから選ばれた1種または2種以上を10〜70%を含み、残部不可避的不純物からなる組成で、ビッカース硬さで500HV0.1〜1200HV0.1の硬さを有する硬質粒子を、質量%で、10〜60%含有し、密度を6.7g/cm以上、圧環強さを350MPa以上とする。これにより、ガス燃料エンジンの環境下でも優れた耐摩耗性を有し、相手攻撃性が改善される。さらに、固体潤滑剤を含有してもよい。 (もっと読む)


本発明は、金属成分とシリコン成分を含み、金属成分とシリコン成分は、シリコン成分の少なくとも一部が金属成分の少なくとも一部と電気的に接触するように配置されたシリコン構造体であって、シリコン成分はナノ構造シリコンを含み、金属成分はナノ構造金属を含むことを特徴とするシリコン構造体に関する。このシリコン構造体は医療用途に使用されることができる。 (もっと読む)


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