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Fターム[4K021DB16]の内容

Fターム[4K021DB16]に分類される特許

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【課題】 空気中に存在する希薄な水分と酸素を用いても、安定して過酸化水素を製造できる過酸化水素製造装置並びにそれを用いた空気清浄機及び加湿器を提供することを目的としている。
【解決手段】 水素イオン導電性を有する電解質膜2と電解質膜2の第1の面に接して配置された陽極電極3と電解質膜2の第2の面に接して配置された陰極電極4とにより構成された電解セル1と、陽極電極3に水を供給する手段と、陰極電極4で発生するガスと液体を分離する気液分離手段16と、この分離手段により分離されたガスを陽極電極3に供給するガス供給手段17と、陽極電極と陰極電極との間に直流電圧を印加する電源19とを備えたもので、少量の水で過酸化水素を製造できる。 (もっと読む)


【課題】固体高分子電解質型の燃料電池・水電解可逆セルであって、燃料電池モードにおいて水素−酸素の組み合わせを使用するものにおいて、酸素に代えて空気中の酸素を利用することができ、純酸素を使用した場合に劣らない特性を示すものを提供する。
【解決手段】Pt黒とポリテトラフルオロエチレン(PTFE)との混合体からなる可逆セル用の電極触媒用粉末を、混合体中のPTFE含有量が6.9〜8.0重量%の範囲内となるように用意し、この電極触媒用粉末を、IrまたはIr酸化物の粉末とを、金属の重量割合にして、Pt:Ir=80〜90:20〜10となるように組み合わせ、ナフィオンの分散液と混合したスラリーで電極−電解質膜接合体(MEA)をつくる。このMEAを使用して可逆セルを組み立てる。 (もっと読む)


本発明は、陰極区画が、触媒化親水性多孔質層を通して膜と接している酸素拡散陰極を含み、陽極区画が、膜から間隔を置いた塩素発生用触媒性被覆を有する1つの陽極を含む、陽イオン交換膜で2つの区画に細分された電解槽に関する。本発明の槽は、ブライン供給材料の希釈および酸素流の湿潤化を必要とすることなく、酸素含有量の少ない塩素および適当な濃度の苛性生成物を生成する。 (もっと読む)


【課題】従来のガス拡散電極は、その中に含まれるPTFEの耐久性が十分でなく、過酷な条件で使用すると劣化が生じやすかった。
【解決手段】ガス拡散電極のガス拡散層や反応層に含まれるフッ素樹脂の平均分子量を6×10〜2×10とする。これにより重量あたりの末端基数が減り、酸化剤などによる劣化の少ないガス拡散電極を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】酸素ポンプ素子を高電圧小電流化して汎用的な電源で動作させることを目的とする。
【解決手段】金属箔部材に形成したは複数の開口部に酸素イオン伝導性の固体電解質1が絶縁的にガスシールされながら複数配置され、この固体電解質1の両面には電極膜7,8が形成され、一方の電極膜7に隣接した第1リード膜4と、他方の電極膜8のもう一方と電気的に接続され、かつ第1リード膜4と同じ側に形成された第2リード膜5とを有し、前記第1,2リード膜4,5とを電気的に結線することで複数の固体電解質1が直列回路となるように接続され、前記第1,22リード膜4,5は貴金属成分を主体とし、ガラスセラミック成分を3〜10wt%含有する。 (もっと読む)


【課題】有用な工業用素材である過塩素酸化合物を、塩化物又は塩素酸化合物から簡便にかつ高収率及び高純度で電解合成する。
【解決手段】導電性ダイアモンドを陽極物質として有する陽極2を使用して、原料である塩化物や塩素酸化合物から、過塩素酸化合物を電解合成する。本発明によると、従来の陽極を使用する場合よりも高収率で高純度の目的化合物を得ることができ、更に塩化物からは一工程で目的生成物が得られる。 (もっと読む)


アノードの隔室およびカソードの隔室を備え、2つの隔室のうちの少なくとも1つがガス拡散電極を含み、電解液の流れが横切る平面多孔質要素を膜とガス拡散電極の間に介在させる、膜電解槽を記載する。ガス拡散電極までの電流伝達は電流分配器を介して行われ、電流分配器には、電極を多孔質要素に押しつける弾性導電突起が設けられる。
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【課題】ガス拡散陰極の基材に担持された触媒粒子が電解液に浸漬されることにより電極性能が劣化しがちな食塩電解において、過酷な操業条件のもとでも長期間使用することができる酸素還元ガス拡散陰極、及び酸素還元ガス拡散陰極を用いた食塩電解方法の提供。
【解決手段】多孔性導電基材とその上に疎水性表面を有するダイアモンド粒子と触媒粒子を形成させた酸素還元用ガス拡散陰極。ダイアモンド粒子の疎水性により基材表面にネットワークが形成されてガス供給を円滑に行い、更に電極全体が疎水化されて生成する活性酸素種による劣化が抑制されて、長期間安定した操業が可能になる。 (もっと読む)


【課題】酸素還元ガス拡散陰極を用いる食塩電解において、陰極にて生成し電極性能を低下させる過酸化水素の対策を講じた酸素還元ガス拡散陰極及び酸素還元ガス拡散陰極を用いた食塩電解方法の提供。
【解決手段】陰極ガス室14に、銀含有金属とマンガン酸化物を含む電極触媒層を有するガス拡散陰極16を収容した電解槽11で食塩電解を行い、陰極ガス室14で生成する過酸化水素を前記マンガン酸化物で分解して無害化する。これにより電極材料の消耗による触媒の脱落、導電性の低下、疎水性の低下等の電極性能の劣化を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 従来の電気化学的手法のみによる過酸化カルボン酸化合物の合成では、十分に収率が上がらず、工業化の大きな障害になっていた。
【解決手段】 電解セル1、21の下流側に固体酸触媒成分を収容した反応塔41を設置する。電解セルで得られる過酸化カルボン酸化合物、未反応カルボン酸及び過酸化水素を液を前記反応塔に供給して前記固体酸触媒により未反応カルボン酸と過酸化水素を反応させて過酸化カルボン酸が生成し、全体としての収率を増加させる。 (もっと読む)


【課題】 貴金属と希土類酸化物からなる触媒を用いたガス拡散電極の熱分解処理工程で希土類のフッ化物の生成させずに、イオン交換膜を用いた食塩水などのアルカリ金属ハロゲン化物水溶液の電解における酸素還元性能を、従来よりも向上したガス拡散電極の製造方法を提供する。
【解決手段】 触媒担持導電性担体、フッ素系樹脂、界面活性剤を用いたガス拡散電極の製造方法であって、電極触媒調整時に、貴金属塩と希土類の塩からなる水溶液中にアルカリ金属塩を添加した後焼成し、貴金属と希土類酸化物の電極触媒が担持された触媒担持導電性担体とし、該担体とフッ素系樹脂と界面活性剤を水中で分散後、混練し、シート化し、集電体を埋め込み、熱処理後、ホットプレスを行うことを特徴とするガス拡散電極の製造方法。 (もっと読む)


【課題】小型で、補機エネルギーを必要とせず、低温で水素を製造するパッシブ型水素製造装置及びこれを用いたパッケージ型燃料電池発電装置の提供。
【解決手段】有機物を含む燃料を分解し水素を製造する水素製造セル10において、隔膜11、燃料極12、燃料極12に有機物と水を含む燃料を供給する手段、酸化極14、酸化極14に酸化剤を供給する手段、燃料極側から水素を取り出す手段を備え、(a)前記燃料を毛管力17又は重力落下により燃料極12に供給すること、(b)前記酸化剤を空気とし自然拡散18又は自然対流により酸化極14に供給すること、又は(c)前記酸化剤を過酸化水素を含む液体とし毛管力又は重力落下により酸化極14に供給することを特徴とし、かつ酸化極14に酸化剤供給が不足する領域14Mを設けたパッシブ型水素製造装置。このパッシブ型水素製造装置を固体高分子型燃料電池と組み合わせパッケージ型燃料電池発電装置とする。 (もっと読む)


【課題】低温で水素を含むガスを製造することができ、しかも、小型化が可能な水素製造装置を提供するとともに、その水素製造装置を用いた燃料電池発電装置、電気自動車、潜水船及び水素供給システム、並びにその水素製造装置に使用する反応管を提供する。
【解決手段】有機物を含む燃料を分解し水素を含むガスを製造する水素製造装置において、筒状の隔膜(11)を有し筒状の隔膜(11)の内外側面のうち一方の側面に燃料極(12)及び他方の側面に酸化極(14)を設けた反応管をハニカム状に多数組み合わせた水素製造セル(10)、燃料極(12)に有機物と水を含む燃料を供給する手段(16)、酸化極(14)に酸化剤を供給する手段(17)、燃料極側から水素を含むガスを発生させて取り出す手段(23)を備えてなり、かつ、酸化極側に前記酸化剤の供給の不足する領域を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
固体高分子型セルの構成部材である固体高分子電解質膜の寸法を安定化する方法を提供すること。それによって、電解質膜やMEAに設ける開口部のピッチのずれを防ぎ、使用中に電解質膜にシワが生じることを防止して、セル・スタックの組み立て、保管、輸送を容易にするとともに、流路の狭隘化および閉塞を生じさせないことであり、ひいては、安定で信頼性の高い固体高分子型セルの製造を可能とすること。
【解決手段】
固体高分子電解質膜を、純水、希酸溶液またはアルカリ溶液に浸漬した状態で、100℃以下であるがその固体高分子電解質膜の使用温度を超える温度に加熱処理することによって固体高分子電解質膜を膨張するだけ膨張させる。希酸またはアルカリの溶液で処理した場合には、処理に続いて純水で洗浄する。どちらの場合も、使用の時点まで、処理終了時の温度以下の温度において湿潤状態を維持する。 (もっと読む)


本発明は、アノードを備えたアノードハーフセルと、カソードを備えたカソードハーフセルと、アノードハーフセルとカソードハーフセルとの間に配置されたイオン交換膜とを少なくとも含み、アノード及び/又はカソードがガス拡散電極であり、ギャップがガス拡散電極とイオン交換膜との間に配置され、ガス拡散電極を備えたハーフセルが電解液供給部及び電解液排出部の他にガス入口及びガス出口を有する、電気化学セルについて説明する。電気化学セルは、電解液供給部がギャップに密閉接続されることを特徴とする。
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【課題】 ガス拡散電極を使用する2室法イオン交換膜型電解槽では陽極室の液圧が液深によって異なり、この液圧が陽極やイオン交換膜に加わり、これらの部材の損傷や変形を招き易い。
【解決手段】 イオン交換膜型電解槽本体1の陰極ガス室背板9とガス拡散電極7の間に、その反力が陰極ガス室上部より陰極ガス室下部の方を大きくなるようにクッション材10を収容する。クッション材の反力を陽極室圧と陰極ガス室圧の差圧に合わせて上部ほど弱くすることによってイオン交換膜に余分な圧力が加わることを防ぎ、傷の発生等を防止する。 (もっと読む)


【課題】 活性の高い電極触媒を有する電極を提供すること。
【解決手段】 本発明の電極は、静電噴霧法によって処理された電極触媒を有することを特徴とする。本発明の電極は、直接アルコール形燃料電池におけるアノードや、アルコールの電気分解におけるカソードとして特に好適に用いられる。電極触媒は、ガス拡散電極に付着している。電極触媒は、電極触媒を含む噴霧液を静電噴霧法によってガス拡散電極に直接噴霧して該ガス拡散電極に付着させたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低電流・高電圧型で加熱効率が高く、かつ、温度分布の小さい特性の優れたの酸素ポンプ素子を提供することを目的とする。
【解決手段】酸素イオン伝導性の固体電解質基板15上に複数のコンデンサを構成するような対の電極部16、17、20、21を設け、前記電極部は電気的に直列回路となるように構成され、前記固体電解質基板15の片面あるいは両面において電極部を設けていない領域に絶縁膜18を形成した後、前記絶縁膜18上にヒ−タ用抵抗体19を配設したものである。これによって、加熱効率の高いヒータを実現でき、また、固体電解質基板15の温度分布をも小さくすることができ、省電力に優れた酸素ポンプ素子を実現できる。また、複数の電極部は直列回路で構成されているため、低電流・高電圧型化が可能となり、駆動制御回路が安価に構成できる。 (もっと読む)


【課題】 常温溶融塩を用い、少なくとも2つ以上の電極を用いた電気化学素子を構成することにより、空気中の酸素を活性酸素に還元させ、酸化することで高濃度酸素を分離する。
【解決手段】 常温溶融塩を電解質とし、該常温溶融塩を含浸したポリオレフィン類多孔質膜からなるセパレーターと、該セパレーターに接して設けられた陰極および陽極を備えた電気化学素子であり、陰極側に酸素を含有する気体供給手段を備え、該陰極において供給気体に存在する酸素を1電子で還元し活性酸素を生成すると共に、陽極側に気体収集手段を備え、陽極側において該活性酸素を酸化し高濃度の酸素を生成することを特徴とする電気化学的酸素発生素子。 (もっと読む)


電気化学的空気分離要素の電極層上の集電体層の形成方法及び集電体。金属又は金属合金上に金属酸化物の表面堆積物を有する電気伝導性粒子を含むスラリーが調製される。金属酸化物表面堆積物は、金属又は金属合金よりも、電気伝導性粒子の少ない重量パーセントを占める。スラリーは、電解質及び電極層を含む構造体に付けられる。次いで、得られた被覆形が、電気伝導性粒子を部分焼結して電極層に固着した多孔質集電体層を得るために、焼成される。集電体は、厚さが約5ミクロンと約100ミクロンの間であり、好ましくは、約10%と約70%との間の多孔度を有し、約0.1ミクロンと約20ミクロンの間の細孔径を有する細孔を有する。
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