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Fターム[4K026AA13]の内容

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Fターム[4K026AA13]に分類される特許

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【課題】タンニン酸および硝酸を含む化成処理液であって、亜鉛原子が化成処理液に溶解可能な条件下においても、タンニン酸が分解されず、耐食性、基材への密着性、塗膜密着性に優れた化成処理液を形成できる化成処理液を提供すること。
【解決手段】本発明の化成処理液は、バルブメタル化合物と、硝酸または硝酸塩と、タンニン酸と、酸化防止剤とを含む。本発明の化成処理液では、酸化防止剤が化成処理液中に含まれる亜硝酸イオンを分解するため、タンニン酸がフェノールカルボン酸と多糖類に加水分解される反応を抑制することができる。したがって、本発明の化成処理液は、亜鉛原子が化成処理液に溶解可能な条件下においても、耐食性、基材への密着性、塗膜密着性に優れた化成処理液を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】クロメート皮膜に代わる、耐食性と耐結露白化性に優れた無害な耐食皮膜を亜鉛系めっき鋼板の表面に有する、無塗油でもプレス成形可能な表面処理鋼板。
【解決手段】ジルコニルカチオン成分A、リン酸イオンおよびヒドロキシエチリデンジホスホン酸イオンから選ばれたアニオン成分B、ならびにMgおよびCaから選ばれたカチオン成分Cからなり、90質量%以下の樹脂を含有しうる皮膜層であって、皮膜中のA、B、C各成分の総電荷量(mmol・m−2)をA、B、Cとして、(式1)および(式2)を満たし、皮膜中のイオン成分は実質的にすべて成分A、B、Cからなり、アニオン成分Bの総電荷量換算での皮膜付着量が1〜10mmol・m−2の範囲内である皮膜層を亜鉛系めっき鋼板の少なくとも片面に形成する。
(式1)0.49≦A/B≦
(式2)0.3≦(A+C−B)/B≦0.3 (もっと読む)


【課題】優れた耐酸化性を有する表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板を、Zn、TiおよびZrから選ばれる1種以上である金属イオンと、尿素および/またはヘキサメチレンテトラミンを含有する酸性溶液に接触させ、接触処理終了後1〜90秒間保持した後、水洗及び乾燥を行うことにより、めっき鋼板表面に、Zn、TiおよびZrから選ばれる1種以上を含み平均厚さ10nm以上の酸化物層を形成する。金属イオンの濃度は合計で0.01〜0.50mol/lであり、尿素および/またはヘキサメチレンテトラミンの濃度は合計で0.01〜0.50mol/lが好ましい。 (もっと読む)


【課題】クロメートやふっ素化合物などの環境負荷物質、生体負荷物質を含まず、かつクロメート皮膜レベルの優れた防錆性、耐熱変色性、加熱後の防錆性を有する耐熱変色性防錆皮膜で表面処理した、金属外観表面を有するアルミニウム系めっき鋼材、及び、そのような皮膜をアルミニウム系めっき鋼材表面に形成できる水性表面処理液を提供する。
【解決手段】(A)ジルコニル基(>Zr=O、−Zr−O−またはジルコニルイオンZrO2+)の1種または2種以上と(B)硫酸イオン、亜硫酸イオン、二亜硫酸イオン、よう素酸イオン、よう化物イオンまたは臭素酸イオンの1種または2種以上を構成主成分とし、(A)と(B)の質量比A:Bが60:40〜99:1で、かつ、付着量が0.05〜2g/m2 の範囲である耐熱変色性防錆皮膜で被覆されたアルミニウム系めっき鋼材、及び、そのようなめっき鋼材を得るための水性表面処理液である。 (もっと読む)


本発明は、腐食保護皮膜層を製造する方法であって、処理すべき表面を、クロム(III)イオン、少なくとも1種のホスファート化合物及びオルガノゾルを含有する水性処理溶液と接触させる。本方法により、金属表面、特に亜鉛含有表面及び化成皮膜の設けられた亜鉛含有表面の防食が改善される。その際、前記表面の装飾的性質及び機能的性質が得られるか又は改善される。そのうえ、クロム(VI)含有化合物を使用するか又はクロムイオン含有不動態化層及び封孔処理が連続して適用される多段階の方法を使用する際の公知の問題が回避される。 (もっと読む)


【課題】耐食性および密着性の諸性能を有し、低面圧での導通性に優れた亜鉛系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】水溶性ジルコニウム化合物とテトラアルコキシシランとエポキシ基を有する化合物とキレート剤とシランカップリング剤とバナジン酸と金属化合物を含み、これらを特定の比率で混合したpH8〜10である表面処理剤を用いて亜鉛系めっき鋼板表面上に塗布し、加熱乾燥し、50〜1200mg/mの表面処理皮膜を有する亜鉛系めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた導電性および耐久性を備える表面処理鋼板およびその製造のための手段を提供する。
【解決手段】表面処理層の付着量は0.3〜1.0g/m2であり,加速電圧を0.5〜1kVとしたFE-SEMを用いて倍率1000倍で表面処理層の表面を観察することにより得られる画像が前記表面処理層の表面に露出するクラックを有するものであって,このクラックを有する画像上に20μm間隔で4本の平行な直線を引き,各直線と交差するクラックの直線100μmあたりの本数を求めたときに,得られた4直線分の本数の平均値が2本/100μm以上15本/100μm以下であり,JIS Z-2371規格に準拠した塩水噴霧装置を用いて,塩水濃度5質量%,槽内温度35℃,噴霧圧力1.38MPaの条件で塩水噴霧環境に曝し,72時間後の表面に発生した白錆の面積率が10面積%以下である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、自動車用めっき鋼板に従来から存在する疵部の塗膜下腐食問題を解決する有機複合Mg系めっき鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼板の表面の少なくとも片面に、Mgを30原子%以上、85原子%以下、Caを0.03原子%以上、10原子%以下含有し、残部がZn及び/又はAlと不可避不純物により構成されるMg系めっき皮膜が形成され、前記Mg系めっき皮膜の表面に0.3g/m以上、10g/m以下のりん酸Zn皮膜が形成され、さらに、前記りん酸Zn皮膜の少なくとも片面に有機皮膜が順次形成されている有機複合Mg系めっき鋼板であって、前記りん酸Zn皮膜は、Mgを20mg/m以上、250mg/m以下含有し、前記りん酸Zn皮膜中のMg/P(質量比)が0.15以上、0.35以下であることを特徴とする有機複合Mg系めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】
鋼板の折り曲げ加工部の耐食性、耐溶剤性、アルカリ脱脂後の塗装性に優れた皮膜を金属材料表面に形成することができ、1液で貯蔵安定性に優れたクロムフリー表面処理剤、該表面処理剤を用いためっき鋼板の製造方法、およびめっき鋼板を提供する。
【解決手段】
特定のビスフェノール骨格を有する樹脂化合物、カチオン性ウレタン樹脂エマルション、シランカップリング剤、有機チタンキレート化合物、4価のバナジル化合物と水とを、各々所定の割合で配合し、pHが4〜5であることを特徴とする表面処理剤、該表面処理剤を用いためっき鋼板の製造方法、およびめっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れたフィルムラミネート処理亜鉛系めっき鋼板を得る。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板の表面に、シリカと、リン酸および/またはリン酸化合物と、Mg、Mn、Alの中から選ばれる1種以上と、4価のバナジウム化合物とを所定の付着量で含有する皮膜(第1層皮膜)を有し、その上に、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる所定膜厚のフィルムラミネート層を有する。第1層皮膜が、高い自己補修性能とバリアー性を発揮するとともに、フィルムラミネート層の接着層として機能することで優れた密着性が得られるため、フィルムラミネート処理亜鉛系めっき鋼板は優れた耐食性を有する。 (もっと読む)


本発明は、基板をコーティングする方法であって:(a)苛性洗浄剤を基板の少なくとも一部に適用すること;(b)ステップ(a)に供した基板の少なくとも一部を水でリンスすること;(c)苛性洗浄した基板の少なくとも一部に酸性洗浄剤を適用すること;(d)ステップ(c)に供した基板の少なくとも一部を水でリンスすること;および(e)ジルコニウムを含む化成処理剤を、酸性洗浄した基板の少なくとも一部に適用することを含み;ステップ(c)および(e)で使用される材料の少なくとも1つは実質的にクロムを含まない方法を対象とする。本発明は、前述の方法によりコーティングされた、アルミニウム基板などの基板をさらに対象とする。 (もっと読む)


【課題】めっき表面に酸化物層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造設備を提供する。また、めっき表裏面で異なる膜厚の酸化物層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置を提供する。
【解決手段】酸性溶液接触装置(1)と、前記酸性溶液接触装置(1)と間隔を設けて配置された洗浄装置(3)と、乾燥装置(4)を備え、前記酸性溶液接触装置(1)で合金化処理後のめっき鋼板の表面に酸性溶液を接触させた後、前記酸性溶液接触装置(1)と前記洗浄装置(3)の間でめっき表面に酸化物を生成させてめっき表面に酸化物層を形成する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置であって、前記酸性溶液接触装置(1)と前記洗浄装置(3)の間に鋼板走行路を変向させるデフレクタロール(5a、5b)が1本または2本以上配置されてなり、前記デフレクタロール(5a、5b)は、ロール表面を洗浄する水スプレー装置(7a、7b)が付設されている。 (もっと読む)


【課題】亜鉛表面を有する金属部材の表面に、非クロム防錆表面処理剤を塗布して薄い皮膜を形成し、良好な防錆性能を付与すること。
【解決手段】酸性側のpHで安定化されている水性コロイダルシリカと、乳酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸を配位させた水溶性のチタンキレート化合物と、水に可溶でアルカリ性を呈さないシランカップリング剤と、アルコール及び水の混合溶媒とで構成する水性溶液の非クロム防錆表面処理剤を調製し、亜鉛表面を有する金属部材の表面に塗布してチタン成分を含む0.4〜3μmの薄いシリカ質皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】金属、特に金属被覆鋼材用として最適であり、クロムを含まず、塗料などのコーティングの前処理として、優れた加工性、密着性、耐食性を付与することができるノンクロメート金属表面処理剤、該処理剤により表面処理された表面処理鋼材及びその表面処理方法、並びにその上に上層被膜を有する塗装鋼材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】配位性官能基を含有するシランカップリング剤必須成分とし、これを水及び/又は有機溶媒に溶解してなることを特徴とする金属表面処理剤。 (もっと読む)


【課題】表面処理組成物や皮膜中に6価クロムを含まず、優れた耐食性及び塗料密着性を有する表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】亜鉛系又はアルミニウム系めっき鋼板の表面に、加水分解性チタン化合物などのチタン化合物を過酸化水素水と混合して得られるチタン含有水性液(A)、弗素含有化合物(B)、アニオン系ウレタン樹脂又は/及びアニオン系エポキシ樹脂(C)、有機リン酸化合物(D)、バナジン酸化合物(E)、炭酸ジルコニウム化合物(F)及びグリシジル基を有するシランカップリング剤(G)を特定の割合で含有する表面処理組成物(H)を塗布し、乾燥させることにより形成された皮膜付着量が0.2〜3.0g/mの表面処理皮膜を有する。 (もっと読む)


【課題】建材や家電分野の用途、主として屋外環境において無塗装で用いられるAl−Zn系合金めっき鋼板に好適で且つ皮膜中にクロムを含まない表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】Al−Zn系合金めっき皮膜表面に、加水分解性チタン化合物、加水分解性チタン化合物の低縮合物、水酸化チタン、水酸化チタンの低縮合物の中から選ばれる少なくとも1種のチタン化合物を過酸化水素水と混合して得られるチタン含有液状物と、ニッケル化合物と、アルミニウム化合物と、弗素含有化合物と、シラン化合物を含有する表面処理組成物を塗布し乾燥させることにより形成された第1表面処理層を有し、該第1表面処理層上に、アクリル酸及び/又はメタクリル酸と、炭素数1〜6のアルキル鎖を有するアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルと、前記アクリル酸及び/又はメタクリル酸及び前記アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルと共重合可能なビニルモノマーとから得られる共重合樹脂を含有する表面処理組成物を塗布し乾燥させることにより形成した第2表面処理層を有する。 (もっと読む)


【課題】切断端面耐食性に優れたクロメートフリー化成処理亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】下地鋼板の上に亜鉛めっき及びクロメートフリー化成処理皮膜が施された鋼板であって、前記下地鋼板に存在する直径0.1〜5.0μmの介在物中に含まれるAl、Mn、およびSは、前記下地鋼板全体に占める割合で、Al:100ppm(質量ppmの意味。以下、同じ。)以下、Mn:150ppm以下、S:150ppm以下を満足することを特徴とする切断端面耐食性に優れたクロメートフリー化成処理亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】成形加工部の導電性、耐食性および耐フレーキング性に著しく優れる、合金化溶融亜鉛めっき鋼板に6価クロムを含まない化成処理皮膜を形成した表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】素地鋼板の両面に、実質的にΓ相およびδ1相からなる合金化溶融亜鉛めっき層を形成し、前記合金化溶融亜鉛めっき層に、Feを10.5〜15質量%、Alを0.15〜0.30質量%含有させ、かつ、前記合金化溶融亜鉛めっき層の少なくとも一方の表面上に、ジルコニウム化合物(a)と、微粒子シリカ(b)と、シランカップリング剤由来成分(c)と、バナジン酸化合物(d)と、リン酸化合物(e)と、ニッケル化合物(f)と、アクリル樹脂(g)を含有させ、Zr付着量を40〜1200mg/mとした化成処理皮膜を形成し、皮膜厚を0.1〜3μmとする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、短時間で製造可能であり、かつ、耐食性だけでなく、従来の無機単独皮膜では得られなかった密着性やサイクル耐食試験での耐食性、従来の樹脂系複層処理では得られなかった耐熱性などの諸特性の性能バランスに優れた化成表面金属板を提供することを目的とする。
【解決手段】金属板上に、Zr、TiおよびHfからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属元素(X)の単位面積当りの元素付着合計量が2〜50mg/mであり、自己析出および/または電解析出により形成される表面処理層と、Zr、TiおよびSiからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素(Y)を含有する化合物を少なくとも1種含む無機系表面処理剤を、前記表面処理層上に塗布して形成される無機皮膜層とをこの順で備える化成表面金属板であって、
前記無機皮膜層中の元素(Y)の単位面積当りの元素付着合計量が5〜1000mg/mである、化成表面金属板。 (もっと読む)


【課題】薄膜での耐食性と耐指紋性を両立するだけでなく、従来の複層処理では得られなかった導電性と密着性とを有する亜鉛系めっき鋼板の提供。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼板12上に、Zr、TiおよびHfからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属元素(X)の単位面積当りの元素付着合計量が2〜50mg/mであり、自己析出および/または電解析出した表面処理層14と、有機ケイ素化合物(Y)を含有する水系金属表面処理剤を前記表面処理層上に塗布して形成されるケイ素含有層16とをこの順で備える表面処理亜鉛系めっき鋼板10。 (もっと読む)


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