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【課題】付着量が異なる鋼鈑種が混在する被処理物に対し化成被膜の付着量を均一にできる塗装前処理装置を提供する。
【解決手段】ボディ4と化成処理液とを接液させる処理室11と、化成処理液を貯留するタンク17と、ボディ4に化成処理液を接液させるシャワーノズル群13〜16と、ボディの鋼鈑種仕様を取得する情報読取装置27と、取得された鋼鈑種仕様に基づく部位毎にシャワーノズル群による化成処理液との接液時間を制御する制御装置28とを有する。 (もっと読む)


【課題】有害なクロム化合物を使用することがなく、簡単な装置で処理することができ、色むらが少なく、処理費用の低廉なステンレスの着色方法及びステンレス用着色処理液を提供する。
【解決手段】処理液準備工程として、過マンガン酸カリウム水溶液と硝酸コバルト水溶液と硝酸カリウム水溶液とを用意し、これら3種類の水溶液を等容量づつ混合したステンレス用着色処理液を調製する。次に、着色工程として、SUS304板を大気雰囲気下、300°Cで1時間の熱処理を行った後、50°Cに加温したステンレス用着色処理液中に浸漬する。最後に洗浄工程として、着色工程において着色されたステンレス板を水洗する。 (もっと読む)


【課題】従来の3価クロムクロメート液に比べて表面処理液に溶存する6価クロムイオン濃度を低濃度に抑え、表面処理皮膜から溶出する6価クロムイオン濃度を低減する。
【解決手段】金属系材料の表面に皮膜を形成する表面処理液であって、不純物として6価クロムイオンを含む3価クロム化合物と、支持塩とが含まれる表面処理液に、建浴段階で6価クロムイオンを3価クロムイオンに還元する還元剤を加える。 (もっと読む)


本発明は、ニッケル含有材料からの導電性のニッケル酸化物表面の製造方法であって、このニッケル表面をまず脱脂し、引き続き約10分間約1%の塩酸溶液中で粗面化し、その際過酸化水素溶液の添加によりこの進行を加速させて、かつこの電解質の緑色が現れ、前記ニッケル表面を短期間水処理し、このニッケル材料を約10%の過酸化水素と混合した3.5モーラーのアルカリ溶液からなる溶液中に装入し、かつ前記溶液中で10分間維持し、このようにして形成されたニッケル水酸化物表面を引き続く熱処理において脱水し、かつ引き続き更に酸化してニッケル酸化物にする、ニッケル酸化物表面の製造方法に関する。本発明は更に、前記方法により製造された境界導層並びに前記境界導層を含む電極、及び塩素−アルカリ電気分解方法、燃料電池、及び蓄電池におけるこれらの使用を含む。
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【課題】 亜鉛または亜鉛合金表面に保護皮膜を形成させるにあたり、有害な六価クロムを検出せず、均一で良好な外観と耐食性を兼ね備えた皮膜を生成させることにある。従来の三価クロム系の防錆皮膜等の代替え技術の実用化の障害となっている耐食性、意匠性、費用の点を満足させる。
【解決手段】 (A)三価のクロムイオン、(B)塩素、フッ素、硫酸イオン、硝酸イオンからなる群のうちの1種以上、(C)Ni、Pd、Pt、Sc、Y、V、Nb、Ta、Cu、Ag、Auからなる群のうちの一種以上、及び(D)Si、Al、それらの化合物、有機酸からなる群のうちの一種以上を含有する液体組成物により防錆皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】 優れた接着信頼性を確保したままAl被膜の孔食の発生を抑制してその耐食性の向上が図られた耐食性希土類系永久磁石およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の耐食性希土類系永久磁石は、磁石の表面にAl被膜を形成した後、その表面をZnおよび/またはSnによる置換処理をしてから、構成成分としてMg,Ca,Ba,Srから選ばれる少なくとも1種の金属のリン酸塩を含む、水に難溶乃至不溶の無機物被膜を形成してなることを特徴とするものである。その製造方法は、磁石の表面にAl被膜を形成した後、その表面をZnおよび/またはSnによる置換処理をしてから、構成成分としてMg,Ca,Ba,Srから選ばれる少なくとも1種の金属のリン酸塩を含む、水に難溶乃至不溶の無機物被膜を形成することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 アルミ材表面の黒変を防止するため、化成処理に先立ちあらかじめアルミ板上に良質な水酸化皮膜を適量形成させることにより、経時変化を受けない安定したアルミ材表面を作り、均一な化成皮膜を形成させることを目的とする。
【解決手段】 圧延処理した、必須成分としてMgを含み、表面にMg化合物の濃化層を有するアルミニウム合金材を脱脂した後、Zr系化成処理剤で化成処理する前の該アルミニウム合金材が、表面の深さ方向分析をグロー放電発光分光分析装置(GDS)で行なったときのMgの最大発光強度が2V以下であり、その全水和酸化皮膜が10mg/m〜150mg/mの厚みとする沸水耐黒変性に優れた飲料容器用アルミ合金材の製造方法。 (もっと読む)


本発明は金属表面を有する部品、形材、ストリップ、シート金属および/またはワイヤを処理または前処理する方法に関し、その際これらの表面の少なくとも5%がアルミニウムおよび/または少なくとも1種のアルミニウム合金からなり、残りの金属表面が場合により大部分鉄合金、亜鉛および/または亜鉛合金からなる。前記処理は、フッ化物。亜鉛および燐酸塩を含有し、燐酸処理溶液中の以下の溶解した含量を有する酸性水溶液を使用することからなる:ナトリウム:実質的に0または0.04〜2g/l未満の濃度範囲、カリウム:実質的に0または0.025〜2.5g/lの濃度範囲、ナトリウムおよびカリウム:ナトリウムとして0.025〜2.5g/lの濃度範囲、その際カリウム含量はモルベースでナトリウムに換算される、亜鉛:0.2〜4g/lの濃度範囲、燐酸塩:4〜65g/lの濃度範囲、POとして計算、遊離フッ化物:0.03〜0.5g/lの濃度範囲、全フッ化物:0.1〜5g/lの濃度範囲。これにより亜鉛含有燐酸塩層が金属表面に0.5〜l0g/mの範囲の層質量で堆積する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、六価クロムを含有せず、人体や環境に悪い影響を与えない、無電解ニッケルめっき及び電気ニッケルめっき、銅及び銅合金、並びに銀及び銀めっきのための処理液であって、従来の六価クロム含有処理液と同等の耐変色性、耐食性を付与する処理液の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、ニッケル、銅又は銀を含む基体表面のための処理液であって、0.01g/L以上の三価クロムと0.01g/L以上のリンの酸素酸を含み、かつ六価クロムを含まない前記処理液を提供する。 (もっと読む)


【課題】 皮膜中にクロムを含むことなく優れた耐食性が得られる表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】 亜鉛系めっき鋼板等の表面に、(a1)特定の分子量を有するポリアルキレングリコール、ビスフェノール型エポキシ樹脂、活性水素含有化合物及びポリイソシアネート化合物を反応させて得られたポリアルキレングリコール変性エポキシ樹脂と、エポキシ基含有樹脂と、一部又は全部が活性水素を有するヒドラジン誘導体からなる活性水素含有化合物とを反応させて得られた樹脂の水分散液、又は、(a2)エポキシ基含有樹脂と、特定のアミン化合物と、一部又は全部が活性水素を有するヒドラジン誘導体からなる活性水素含有化合物とを反応させて得られた樹脂の水分散液及びウレタン樹脂の水分散体、(b)シランカップリング剤、(c)リン酸又はヘキサフルオロ金属酸、を含有する処理組成物の皮膜を形成し、その上層に、特定の高分子量エポキシ基含有樹脂を含有する樹脂組成物の上層皮膜を形成した。 (もっと読む)


【課題】 皮膜中に6価クロム等のような環境規制物質を含有することなく優れた耐食性を有し、しかも導電性および皮膜外観にも優れた表面処理鋼板を提供する。
【解決手段】 亜鉛系またはアルミニウム系めっき鋼板の表面に、4価の価数を有するバナジウム化合物からなる若しくはこれを主成分とし、さらに好ましくは、リン酸または/およびリン酸化合物若しくはSi化合物を含有する下層皮膜を有し、その上層に、特定の皮膜厚の有機系皮膜を有する。皮膜構成成分として4価のバナジウム化合物を用いることにより優れた耐食性が得られ、且つ着色による皮膜外観の問題を解消できる。 (もっと読む)


本発明は、腐食抑制剤システム、特にアルカリ条件(特に食品および製薬の産業における)下におけるアルミニウムまたは着色金属およびその合金の表面用洗浄・腐食抑制組成物に関するものである。前記表面用洗浄・腐食抑制組成物は、腐食抑制剤として少なくとも1種の一般式(I)[式中、Zは−O−Mまたは−O−(AO)n−アルキルのいずれかであり、ここで、Mはアンモニウム、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の陽イオンであり、アルキルは、C〜C22アルキルまたはアルキルアリール基であり、AOは、C〜Cアルキレンオキシド単位であり、n、nおよびnは、それぞれ2〜10の整数である]を有するアルキレンオキシアルキルホスフェートジエステルまたはトリエステルを含む。
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例えば前述の銀合金である金属を処理する際に使用するために開示したものは、アルカンチオール、チオグリコール酸=アルキルエステル、ジアルキルスルフィド、もしくはジアルキルジスルフィドから選択された処理剤と、前記処理剤を可溶化する上で有用な濃度の、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、もしくはカチオン性界面活性剤のうちの少なくとも一種とを含む水性組成物である。好ましくは、本組成物が、少なくとも非イオン性であり比較的疎水性である界面活性剤(例えばココアミドDEA)を含む。本組成物は、 Ag-Cu-Ge 合金の処理に際して特に適している。 (もっと読む)


本発明の目的は、亜鉛メッキ鋼シートがひび割れする間のコーティングの劣化を低減し、前記シートの一時的防食を向上させるために、亜鉛メッキ鋼シートの表面を処理するのに硫酸イオン含有溶液を使用することである。また、前記コーティングされたシートを潤滑するための方法も、開示される。
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【課題】 酸化物の超微粒保護膜で金属を被覆するための方法を提供する。
【解決手段】 酸化物のナノ粒子を含む溶液から特定の条件で析出された10〜100nmの厚さの超微粒膜であって、前記溶液中に「改質剤」と呼ばれる化学添加剤が混入されること、この改質剤が被覆の形成を制限する効果を持つことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、表面処理を行わなくても塗装膜との密着性に優れ、且つ耐食性にも優れためっきを得ることのできる電気めっき液組成物を提供することを課題とする。本発明は、(A)Znイオンを1〜600g/l、(B)鉄族元素イオンを1〜600g/l、(C)タングステン酸系化合物をWイオンとして0.1〜200g/l、及び(D)数平均分子量が1,000〜1000,000の水溶性又は水分散性有機高分子化合物を0.5〜500g/l含有することを特徴とする有機高分子複合電気亜鉛合金めっき液組成物に関する。 (もっと読む)


凝縮エアロゾルを生成するためのアセンブリおよび方法が開示される。本アセンブリは、耐酸化性外面(14)を備える熱伝導性金属基材(12)および上記外面上の薬物組成物フィルム(18)を含んでおり、エアロゾルデバイスに使用される。上記フィルムおよび上記基材の表面の厚さは、上記薬物組成物を気化および凝縮させるステップによって形成されるエアロゾルが重量で10%以下の薬物分解生成物および上記フィルム中の上記薬物組成物の総量の少なくとも50%を含有するエアロゾルを提供するような厚さである。上記外面を処理するための方法には、熱処理および化学処理が含まれ、また保護膜の形成も含まれる。 (もっと読む)


タンパク質による表面の汚染を防止する方法および組成物が記載されている。そのような方法は、特に乳製品加工業におけるような処理装置に存在するステンレス鋼の処理に有用である。しかしながら、これに限定するものではない。
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【課題】 機械的強度が強くて、単位面積当たりの静電容量の高い陽極箔を製造することができるアルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 アルミニウム箔を電解エッチングしてピットを生成させる前段エッチング工程と、前記前段エッチング工程により形成されたピットを拡大する後段エッチング工程とからなるアルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法であって、前段エッチング工程と後段エッチング工程の間に、アルミニウム箔の表面の皮膜を溶解させる酸性水溶液に浸漬する第1の中間処理工程と、アルミニウム箔の表面に皮膜を生成させる水溶液に浸漬する第2の中間処理工程を設けた製造方法としたものである。 (もっと読む)


【課題】 プレス加工時にめっき層の損傷が無く、成形性、化成処理性などが総合的に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 めっき層表面に、酸化亜鉛と炭酸亜鉛および水酸化亜鉛からなる皮膜を、亜鉛として合計で50mg/m2 以上備えたことを特徴とする亜鉛系めっき鋼板。この鋼板はZnイオン:0.5〜100g/リットル、過酸化水素:0.05%〜5重量%を含有し、pH:4.5〜7、浴温が45℃以下の溶液を亜鉛系めっき層に接触させた後、炭酸ガスを含有する気体を吹き付けることで容易に製造できる。吹き付ける気体の炭酸ガス含有量を0.1体積%以上とすればなおよい。 (もっと読む)


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