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Fターム[4K031AB09]の内容

溶射又は鋳込みによる被覆 (8,522) | 溶射被膜 (1,526) | 特性 (744) | 化学的安定性 (263)

Fターム[4K031AB09]に分類される特許

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【課題】耐摩耗性および耐腐食性に優れているとともに、基材に対する被膜の密着性に優れ、撓みが小さくて直線性にも優れた金属管材用プロテクタの製造方法を提供すること。
【解決手段】半円筒形のプロテクタ基材10の外周面に自溶合金を溶射処理して溶射被膜11Aを形成する工程と、プロテクタ基材10の内周面を、円柱状の基台20の外周面に当接させることにより、プロテクタ基材10を基台20に装着し、プロテクタ基材10が装着された基台20に対して、その軸方向に引張力(X)を付与するとともに、基台20の半径方向であってプロテクタ基材10の装着位置とは反対方向に引張力(Y)を付与しながら、高周波誘導加熱によって溶射被膜11Aを再溶融処理することにより、プロテクタ基材10の外周面に自溶合金層11Bを形成する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】成分汚染が生じ難く、それと共に半導体製造装置におけるパーティクルの発生を十分に減少させることのできる半導体製造装置用部材を提供する。
【解決手段】搬送アーム1の載置部材16にセラミックを溶射して溶射皮膜を形成し、この溶射皮膜にレーザービームを照射して、セラミック組成物を再溶融、再凝固させて変成させたセラミック再結晶物からなる高強度セラミック層5を形成し、半導体製造装置50における外的要因により、載置部材16から脱落する粒子を、半導体製造プロセスに影響を与えない程度に低減させる。 (もっと読む)


【課題】バルブ用金属製弁箱の外面に防食被膜を溶射により均一かつ能率的に形成することができ、しかも、作業環境が良好で、未付着の溶射材の回収が確実に行える、バルブ用金属製弁箱への防食被膜の形成装置を提供する。
【解決手段】両端部に受口が形成され、中央部に弁棒取付用フランジが形成されているバルブ用金属製弁箱29の外面に、防食被膜を溶射により形成する装置であって、ターンテーブル1と、ターンテーブル1上に、ターンテーブル1の回転方向に沿って間隔をあけて設けられた、それぞれ鉛直軸を中心として回転可能な複数個の弁箱固定手段と、溶射ガン10が取り付けられたロボット9と、開閉扉12を有し、ロボット9とターンテーブル1の一部を、少なくとも1つの前記弁箱固定手段とともに遮蔽する集塵ブース11とからなり、ロボット9は、集塵ブース11内のバルブ用金属製弁箱29の外面に向けて、溶射ガン10から溶射材を溶射する。 (もっと読む)


【課題】塩酸,クロム酸,リン酸等の酸薬液飛散下での溶射皮膜の寿命を延長できる耐食性ロールおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の方法は耐食性ロールであり、ロール1の表面に形成された第1層として硬化肉盛の溶接被覆層2と、第2層としてNi系の超合金系による溶射被覆層3と、第3層としてWC―NiCr溶射被覆層4と、セラミック系流体を被覆表面に流し込んで焼成した封孔処理層とを備える。第2の方法は耐食性ロールの製造方法であり、ロール1の表面に第1層として硬化肉盛溶接加工を行い、次いで、機械加工、研磨加工をおこない、次いで、第2層としてNi系の超合金系による溶射加工を行い、次いで、第3層としてWC―NiCr溶射加工を行い、次いで、研磨加工をおこない、次いで、セラミック系流体を被覆表面に流し込んで焼成する封孔処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高温の樹脂の初期冷却を遅延化するに優れた効果を有し、大型で精密構造の樹脂部品、フィルムやプレートの製造が容易な樹脂精密成形用金型に好適に適用できる断熱材ならびにこれを断熱層に用いた樹脂成形用金型を提供する。
【解決手段】本発明の断熱材は樹脂成形用金型の基材上に直接溶射により形成される断熱材であって、過冷却液体温度領域(ΔTx)が30℃以上で、且つガラス遷移温度(Tg)が成形材料である樹脂の融点よりも30℃以上高く、熱伝導率が1〜20W/(m・K)であり、線膨張係数が7×10−6〜15×10−6/℃である金属ガラスの溶射被膜からなる。該断熱材は、厚みが100μm以上、2000μm以下であり、金型基材と接する面積が100mm以上であることができる。また、本発明にかかる樹脂成形用金型は、金型基材表面に直接溶射により形成された前記断熱材を断熱層として備える。 (もっと読む)


【課題】金属異形管の外面への亜鉛等からなる防食被膜の形成および封孔処理を、優れた作業環境のもとで容易に自動的かつ高能率で、しかも、連続して行うことが可能な、金属異形管への防食被膜の形成装置を提供する。
【解決手段】 金属異形管6の外面に防食被膜を溶射により形成する装置であって、ターンテーブル1と、ターンテーブル1上に、ターンテーブル1の回転方向に沿って間隔をあけて設けられた、それぞれ鉛直軸を中心として回転可能な複数個の金属異形管把持手段と、溶射ガンが取り付けられた溶射ロボット9と、溶射ロボット9とターンテーブル1の一部を、少なくとも1つの前記金属異形管把持手段とともに遮蔽する、搬入用開閉扉12を有する集塵ブース11と、塗装ガンが取り付けられた塗装ロボット13と、塗装ロボット13とターンテーブル1の一部を、少なくとも1つの前記金属異形管把持手段とともに遮蔽する、搬出用開閉扉15を有する塗装ブース14とからなり、集塵ブース11と塗装ブース15とは、移動用開閉扉16を介して連通している。 (もっと読む)


【課題】金属異形管の外面に亜鉛等からなる防食被膜を、優れた作業環境の下で容易に自動的かつ高能率で形成することが可能な、金属異形管への防食被膜の形成装置を提供する。
【解決手段】金属異形管6の外面に防食被膜を溶射により形成する装置であって、ターンテーブル1と、ターンテーブル1上に、ターンテーブル1の回転方向に沿って間隔をあけて設けられた、それぞれ鉛直軸を中心として回転可能な複数個の金属異形管把持手段と、溶射ガン10が取り付けられたロボット9と、開閉扉12を有し、ロボット9とターンテーブル1の一部を、少なくとも1つの前記金属異形管把持手段とともに遮蔽する集塵ブース11とからなり、ロボット9は、集塵ブース11内の金属異形管の外面に向けて、溶射ガン10から溶射材を溶射する。 (もっと読む)


【課題】溶射被覆層に亜鉛を使用することなく耐食性と外観性を両立させた溶射被覆部材を提供する。
【解決手段】鉄製または鋼製の基材の表面に金属溶射によって形成される溶射被覆層を、マグネシウムを含有するアルミニウム合金層とケイ素を含有するアルミニウム合金層とを混成した擬合金層とすることにより、アルミニウムで被覆層を形成したものと同等の優れた耐食性を有し、しかも表面に孔食が発生せず外観性に優れたものとなるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】締め付け前に、溶射ナットに錆が発生することを防止出来るとともに、従来よりも溶射ナットを締め付ける際の摩擦力が低減させる。
【解決手段】少なくともネジ部に溶射処理が施されて溶射被膜10が形成された溶射ボルト2と、被締結体100側の接触面3aと、被締結体100を挟んで溶射ボルト2のネジ部2cに締め付けられる内ネジ部3bと、接触面3a及び内ネジ部3b以外の面である外筐面3cとを有し、接触面3a及び外筐面3cに溶射処理が施されて溶射被膜20a,20cが形成された溶射ナット3とを備え、溶射ナット3は、接触面3aの溶射被膜20a及び内ネジ部3b上に、潤滑剤が塗布されて潤滑層21a,21bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】比重の異なる酸化物系セラミックと重金属の粉末を物理的に混合した状態でサーメット溶射皮膜を形成すると、セラミックと重金属の両粉末は、不均等な状態で皮膜中に分布するため、サーメット溶射皮膜としての機能を十分発揮することができない。
【解決手段】酸化物系セラミック粒子の表面に、無電解めっき法によってNiまたはNi−P、Ni−B合金膜を0.3〜5μmの厚さで被覆形成した非混合形サーメット溶射用粉末材料を用いて溶射することによって、セラミックと金属とが分離することの溶射皮膜を形成するとともに、その溶射皮膜の表面を高エネルギーを照射して、皮膜表面を再溶融・再結晶化させることにより、一段と高度な緻密性、平滑性、耐食性、耐摩耗性、耐プラズマエロージョン性を有するサーメット溶射皮膜を得る。 (もっと読む)


【課題】比重の異なる酸化物系セラミックと重金属の粉末を物理的に混合してなるサーメット溶射用粉末材料を用いて溶射皮膜を形成すると、セラミックと金属とが不均等な状態で溶射皮膜中に分布するため、サーメット溶射皮膜としての機能を十分発揮することができない。
【解決手段】酸化物系セラミック粒子の表面に、無電解めっき法によってNiまたはNi−P、Ni−B合金のめっき膜を0.3〜5μmの厚さで被覆した非混合形サーメット粉末をつくり、このサーメット溶射用粉末材料を用いて溶射皮膜を形成することによって、該溶射皮膜を被成してなる部材の緻密性、密着性、耐摩耗性、耐プラズマ・エロージョン性などを向上させる。 (もっと読む)


【課題】タービン動翼本体の先端に設けられているシュラウドの表面のうち、隣接するシュラウド相互のコンタクト面の耐磨耗性及び耐酸化性を高める。
【解決手段】シュラウドの母材の表面にコーティング材を溶射して皮膜を形成し、皮膜に対して拡散熱処理を施し、拡散熱処理が施された皮膜の表面を研磨して、コンタクト面を形成する。コーティング材は、32.5wt%のMoと、15.5wt%のCrと、3.4wt%以下のSiとを含有し、1.5wt%以下のCoと、1.5wt%以下のFeと、0.08wt%以下のCとを含有することを許容し、残部がNi及び不可避的不純物である。 (もっと読む)


【課題】送電鉄塔など停電時間に制約があり、溶射から封孔処理、上塗り塗装までの施工を短時間で仕上げることが求められる鋼構造物への適用を可能にした防食工法を可能とする封孔処理剤を提供する。この封孔処理剤は、防食性能を長期間維持でき、かつ各種上塗り塗装ができることで景観を向上させることも可能である。
【解決手段】芳香族オリゴマー、エポキシポリオール樹脂、イソシアネート樹脂、顔料及び有機溶剤を含み、エポキシポリオール樹脂とイソシアネート樹脂の合計100重量部に対し、芳香族オリゴマーを10〜100重量部と、顔料を1〜100重量部を含有することを特徴とする常温溶射被膜の封孔処理剤。 (もっと読む)


【課題】耐環境保護性を損なわずに耐エロージョン性をもたらす酸化物分散強化皮膜を形成する方法を提供すること。
【解決手段】金属基材(304)上に酸化物分散強化皮膜を形成する方法(100)が開示される。本方法は一般に、MCrAlY合金粒子を粉砕して、酸素富化粉体にして該粉体に含まれるMCrAlY合金粒子の約25体積%以上が約5μm未満の粒径を有する酸素富化粉体を形成するステップを含む。さらに、本方法は、酸素富化粉体を金属基材(304)に施工して皮膜を形成するステップと、酸素富化粉体を加熱して皮膜内に酸化物分散質を析出させるステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】安価であり、厳しい高温条件下においても伸縮性が高くかつ耐磨耗性を両立する溶射材料の提供する。
【解決手段】NiCr合金と、Cr32とを含み、造粒焼結法により粒子状に形成され、前記NiCr合金におけるCr含有量が40〜50質量%である溶射材料。前記溶射材料は、Cr32を100質量%とする場合のNiCr合金の配合比が、25〜35質量%であるのが好ましい。また、基材の表面に、本発明の溶射材料を高速フレーム溶射することにより、前記基材上に溶射被膜を形成する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】コールドスプレー法を用いてステンレス基材に金属皮膜を形成させた積層体を製造する場合に、ステンレス基材と金属皮膜との間の密着強度が高い積層体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の積層体10の製造方法は、ステンレス基材1を、金属皮膜2の材料の融点に対する比率が.40以上0.65以下の温度であって、かつステンレス基材1の融点に対する比率が0.5以下の温度に加熱し、加熱したステンレス基材1の表面に、金属皮膜2の材料である材料粉体を該材料粉体の融点より低い温度に加熱されたガスとともに固相状態のままで吹き付けて堆積させることによって金属皮膜2を形成する。 (もっと読む)


【課題】ロール周面の溝底の表面粗度の評価指標として適切な指標を用いることで、溝底に対する異物の付着を低減する方法を提供する。
【解決手段】ロール周面に複数の溝10が形成され、前記溝10の底部12の表面粗度の評価指標として、従来一般的なRaやRzではなく、粗さ曲線のスキューネスRskを用いる。Rskは、溝底12の粗さの評価指標として適切であり、Rskで0未満である溶融金属めっき浴中ロールとすることにより、溝底12に対する異物の付着を低減できる。 (もっと読む)


【課題】オープンラック式気化器(ORV)等に用いられた際に、耐食性、特に腐食環境下で長期にわたって使用可能な耐食性に優れる耐食性アルミニウム合金部材およびORVの伝熱管またはヘッダー管を提供する。
【解決手段】耐食性アルミニウム合金部材20は、アルミニウム合金からなる基材21と、基材の表面の少なくとも一部に被覆されたアルミニウム合金からなる厚さ250μm以上の犠牲陽極皮膜22とを備え、犠牲陽極皮膜22は、その最表面から深さ150μmまでの領域(表面側領域22B)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%以上15%以下、かつ、孔径5μm以上の粗大気孔23aの割合が70%以上であり、さらに、最表面から深さ150μmを超えて基材21との界面24までの領域(界面側領域22A)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%未満、かつ、粗大気孔23aの割合が60%以下である。 (もっと読む)


【課題】優れた遮熱性を確保しつつ、耐エロージョン性が高く、かつ、滑らかな表面を形成することのできるセラミックス層備えた遮熱コーティングの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの製造方法は、耐熱基材11上に金属結合層12を形成する工程と、金属結合層12上にセラミックス層13を形成する工程と、を備え、セラミックス層13を形成する工程が、金属結合層12上に、溶射により気孔を含む高気孔層14を形成する段階と、高気孔層14上に、高気孔層14よりも緻密な組織を有する緻密層15を形成する段階と、緻密層15が所定厚さとなるよう緻密層15の上面を研磨する段階と、を含む。 (もっと読む)


【解決手段】基材に希土類含有酸化物を5mm以下の厚さで溶射した後、基材から該溶射膜を剥離させることを特徴とする厚さ5mm以下の希土類酸化物含有溶射基板の製造方法。
【効果】本発明によれば、成形、焼成、焼結工程なしで、所定寸法の基材に溶射することで希土類含有酸化物セラミックスの薄板を容易に作製することができる。また、基材形状の選択により、多角形状、円盤形状、リング形状、三角形状などさまざまな形状の薄板を容易に作製することが可能である。更に、穴の複数個開いた基材に溶射することで、複数個の穴の開いた溶射薄板を作製することも可能である。 (もっと読む)


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