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本発明は、従来のH13鋼と比較してコストが低く、高い焼戻し耐性を有し、化学組成が(重量パーセントで)、0.4〜0.6の炭素、1未満のケイ素、0.03未満のリン、2.5〜4.5のクロム、タングステンによって2W対1Moの比で置換されていてもよい0.5〜0.7のモリブデン、0.1〜1のバナジウム、1未満のマンガン、残部が実質的にFe及び不可避の不純物である押出工具用鋼に関する。窒化後の高い表面硬さを促進する選択肢として、本発明の鋼は、最大1.0のアルミニウム量を有することができるが、高い靭性のためにはアルミニウム量は0.10未満に保たれなければならない。
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【課題】高価なMoの含有量を低減するか、あるいはMoが非添加であっても、優れた耐摩耗性と大きなピッチング強度を確保可能な浸炭窒化層を有する鋼製品の提供。
【解決手段】浸炭窒化層を有する鋼製品であって、生地の鋼材が、C:0.10〜0.35%、Si:0.40〜1.00%、Mn:0.60〜1.50%、Cr:0.40〜0.80%、Al:0.01〜0.05%、S:0.05%以下及びN:0.0020〜0.0300%を含有し、〔(Si+Mn)/Cr〕が2以上であって、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有し、浸炭窒化層表面から深さ50μmまでの領域において、分散する合金窒化物がMnSiN2のみであり、浸炭窒化層表面におけるオーステナイト量が体積率で30%以上、40%以下である鋼製品。必要に応じて、Mo≦0.10%、Ti≦0.10%、Nb≦0.080%のうちの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】重荷重鉄道で使用されるレールにおいて、頭部の耐摩耗性と延性を同時に向上させることを目的としたパーライトレールを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Cu:0.3〜2.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼レールにおいて、パーライト組織のフェライト相中の固溶Cu量が0.25%以下であり、頭頂部の硬度が340Hv以上であることを特徴とする耐磨耗性及び延性に優れたパーライトレール。 (もっと読む)


【課題】熱処理による鋼のスケール発生を抑制することができ、溶接性や塗装密着性に優れた熱処理鋼材を製造する手段を提供する。
【解決手段】無機系バインダーと金属顔料とを媒体中に含有する表面処理液を基材に接触させてその表面に該表面処理液からなる液層を形成する接触工程と,接触工程を経てその表面に表面処理液からなる液層が形成された基材を乾燥させて,該基材の表面に保護被膜を形成して熱処理用鋼材とする乾燥工程とを備える接触工程,当該熱間プレス用鋼材をAc3点以上の温度に加熱してその状態を所定の時間維持する加熱工程と、所定の時間の維持が終了した鋼材を冷却して焼き入れを行う冷却工程を有するとともに、加熱工程における加熱により変形抵抗が低下した鋼材をプレス加工することで鋼材の形状加工を行うプレス工程を有する熱間プレス工程を備える熱間プレス鋼材の製造方法であって,表面処理液に含有される金属顔料は,該金属顔料と無機系バインダーの固形分との合計量に対し,酸化亜鉛粉を5〜20質量%,真鍮箔等を10〜25質量%含有し,耐高温酸化性金属粉を含有しない。 (もっと読む)


【課題】ワークへのパーライトやベイナイトの生成を防止するとともに、ワークに生じる歪を抑制するワークの焼入れ方法及び装置を提供する。
【解決手段】ワーク焼入れ方法は、ワークを浸炭処理する浸炭処理工程(a)と、浸炭処理されたワークを冷却する高温緩冷却工程(b)と、緩冷されたワークを恒温変態曲線とマルテンサイト変態開始温度との間の温度に急速冷却する急速冷却工程(c)と、急冷されたワークの温度を恒温変態曲線とマルテンサイト変態開始温度との間の温度に保持するMs点直上恒温保持工程(d)と、恒温保持されたワークを再び急冷する急速冷却工程(c)とからなる。 (もっと読む)


【課題】使用時に衝撃や応力が入力されてもラックに損傷が生じにくいラックアンドピニオン式ステアリング装置を製造する方法を提供する。
【解決手段】ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック21は、鋼からなる素材に軟化焼鈍しを施した後に冷間鍛造により成形し、さらに調質処理,高周波焼入れ,及び焼戻しを施すことにより製造されている。軟化焼鈍しにより、冷間鍛造前の素材は、球状セメンタイト,針状セメンタイト,及びフェライトを含有する組織を有するようになる。また、誘導加熱での調質処理により、調質組織を有し且つ硬さがHV200以上300以下である調質部が、非焼入れ部の外層部分に形成される。この調質部の深さ方向の長さは2mm以上10mm以下である。 (もっと読む)


【課題】塗装前の鋳物などの金属のワークを、高速かつ高い熱効率で良好に加熱することができ、しかも、その後の塗装欠陥などを生じることがなく、さらに設備費や設置面積を少なく抑えることができる加熱装置を提供する。
【解決手段】粉粒体を熱媒体とし、ワークが浸漬される流動層3、4と、熱風を発生させるとともに流動層に送り込んで熱媒体を加熱および流動させる熱風発生器11とを備え、熱風発生器11の加熱熱源が電熱式ヒータであり、流動層3、4から排出された排気ガスを回収して再度流動層3、4に送り込むよう構成した。これにより、ワークを高速かつ安定して加熱することができ、また、熱効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】安価な材料を用いて、従来の軸受鋼製の転がり摺動部材と同等以上の寿命を確保できる転がり摺動部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】0.1-0.5質量%の炭素と、0.1-0.4質量%ケイ素と、0質量%を超え、かつ0.9質量%以下のマンガンと、0質量%を超え、かつ0.2質量%以下のクロムとを含有し、かつ残部が鉄および不可避不純物である鋼材から得られる素形材13を、カーボンポテンシャル0.9-1.3で、残留アンモニア量1-1.4体積%の浸炭窒化雰囲気で、880-920℃で加熱した後、当該素形材13を800-840℃で加熱し、焼もどしし、得られた中間素材に研磨加工及びショットピーニング加工を施す。これにより、軌道面11aの表面から10μmの深さの位置での残留オーステナイト量25-35%、軌道面11aの表面から少なくとも100μmの深さの位置での残留圧縮応力600MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】加熱能力、均熱能力及び冷却能力が適正で、安定した品質の被熱処理材が得られる連続式熱処理炉を設計することが可能な設計方法を提供する。
【解決手段】本発明は、以下の第1〜第4ステップを含む。(第1ステップ)均熱帯及び冷却装置1の構造に応じて、均熱帯の終了位置Eと冷却帯の冷却開始位置Sとの間の距離Lを決定。(第2ステップ)V≧距離L×均熱帯の終了位置と冷却帯の冷却開始位置との間における被熱処理材Mの温度低下定数ΔTa/均熱温度T1と冷却開始温度下限値T2との温度差ΔT1、を満足する被熱処理材の搬送速度Vを決定。(第3ステップ)Lh1≧V×均熱時間t、を満足する均熱帯の長さLh1を決定。(第4ステップ)Lh2≧(加熱帯において被熱処理材を均熱温度まで昇温するのに必要な昇温量ΔT2/加熱帯における被熱処理材の昇温定数ΔTb)×V、を満足する加熱帯の長さLh2を決定。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性を損なうことなくフレックス燃料エンジンのためのピストンリングにおける窒化層の剥離の問題を解決した窒化ピストンリングを提供する。
【解決手段】2つの窒化層(1、2)、主として鉄からなる金属支持体を備えた窒化ピストンリング(100、100’)であって、前記リングの表面硬度が約800ビッカースであって、硬度が90μmまでの表面への距離に対して約400ビッカースまで直線的に減少する、前記窒化ピストンリング。 (もっと読む)


本発明は、メッキ鋼材を用いた熱間プレス成形の際に、ブランクに適正な熱処理条件を付与してメッキ層揮発及び酸化スケールの発生を抑制し、且つ2次加熱時に温度の差を付与して異なる強度と物性を確保することができる熱間プレス成形方法に関し、上記メッキ鋼材全体を1次加熱し維持する段階と、上記維持後、メッキ鋼材の全体又は一部をさらに急速加熱する2次加熱段階と、上記2次加熱されたメッキ鋼材を熱間プレス成形し冷却する段階と、を含むメッキ鋼材の熱間プレス成形方法及びこれを用いた熱間プレス成形品に関する。
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本発明の一側面は表面から深さ1μm以内に、酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層を含む素地鋼板と、上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の表面拡散層上に形成されたAlを30重量%以上含むAl濃化層と、上記Al濃化層上に形成された亜鉛めっき層を含み、上記表面拡散層と上記Al濃化層の間には平均厚さが150nm以下の焼鈍酸化物が不連続的に分布し、上記素地鋼板の表面から深さ1μm以内に上記酸化反応時に酸素1モール当たりのギブス自由エネルギー減少量がCrより小さい金属の含量が0.1重量%以上である表面特性に優れた熱間プレス用亜鉛めっき鋼板を提供することで、焼鈍前に酸素親和力の少ない金属を有効な厚さにコーティングし、鋼板表面に焼鈍酸化物が生成することを抑制して均一な亜鉛めっき層を形成し、プレス加工熱処理時に亜鉛めっき層の合金化が促進されて亜鉛めっき層の溶融温度が短時間内に上昇することで、めっき層の劣化を防止することができ、熱間プレス成形後に形成された内部酸化物の発生を最小化することができる。
また、本発明の他の一側面によると、熱間プレス加熱時にめっき層の表面に亜鉛めっき層の劣化を防止することができる酸化物層を形成させ、めっき層内のZn、Fe及び金属の3元相を形成させて亜鉛めっき層を安定的に保持することができ、表面状態を良好に確保してリン酸塩処理性に優れ、別途のリン酸塩処理をしなくても電着塗装時に塗装性及び途膜密着性を確保することができ、熱間プレス成形時に素地鋼板にクラックが発生することを防止して加工性を向上させることができる。
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【課題】所定の温度域に加熱され、水平方向に沿って個々の軸方向が並列した複数の棒鋼を、水冷などにより均一に急冷でき、且つ曲がりを低減できる棒鋼の熱処理方法および急冷装置を提供する。
【解決手段】断面が円形の棒鋼Mを所定の温度帯に加熱する加熱工程と、かかる加熱された棒鋼Mを急冷する急冷工程と、を備え、かかる急冷工程は、水平方向に沿って個々の軸方向が並列した複数の棒鋼Mを、これらが載置された架台2と共に、水槽(液槽)10内の水(冷却液)Wが上記棒鋼Mの径方向に沿って流動しつつ循環している水槽10内で複数回にわたり昇降させるものである、棒鋼の熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】製造性と疲労特性に優れ、自動車、建設機械用として好ましい軟窒化歯車を提供する。
【解決手段】質量%で、C≦0.15%、Si≦0.5%、Mn≦2.5%、Ti:0.03〜0.35%、Mo:0.03〜0.8%、必要に応じて、Nb≦0.08%、V≦0.3%、W≦1.5%の一種または二種以上を含み、且つ下記式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる、軟窒化後において、ベイナイト面積率50%以上の組織を有し、ベイナイト相中に粒径が10nm未満の微細析出物が全析出物の90%以上、分散析出した歯車。0.5≦(C/12)/{(Ti/48)+(Mo/96)+(Nb/93)+(V/51)+(W/184)}≦1.5、各元素は含有量(mass%)で含有しない元素は0とする。 (もっと読む)


【課題】エッジ部を有する各種ワークをプラズマ浸炭方法で浸炭を行う際、エッジ部と平坦部との炭素濃度の差が小さく、冷却時にエッジ部に生じる網状の炭化物の生成を抑制し、さらに特許文献1に記載の方法における課題も同時に解決すること。
【解決手段】真空炉内に、エッジ部を有するワークを収容し、該真空炉内に浸炭性ガスを供給してグロー放電するプラズマ浸炭処理(浸炭処理工程)を施した後、引き続きアルゴンに代表される不活性ガスを含む中性あるいは還元性のガスプラズマ処理によりワーク表面層の炭素をワーク内部に拡散させる工程(拡散工程)を有することを特徴とする、エッジ部を有するワークの浸炭方法。 (もっと読む)


【課題】 従来に比較して、高い疲労強度でありながら且つ曲げ矯正性にも優れたクランクシャフト部材を与えるための製造方法を提供する。
【解決手段】曲げ矯正ステップを経て供与されるクランクシャフトの製造方法である。所定成分組成の鋼を1100℃以上の温度で粗鍛造する熱間鍛造ステップと、機械加工によりクランクシャフト形状を与える機械加工ステップと、クランクシャフト形状のR角部の表面に冷間圧延加工を与える表面圧延ステップと、軟窒化処理を施す軟窒化処理ステップと、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼材の疲労強度を向上することが出来る処理方法の提供。
【解決手段】炭素量0.15%〜0.70%の鋼材に焼入れ処理を施す工程(S1)と、250℃〜300℃で2時間以上加熱して焼き戻し処理を行ない、組織中のオーステナイトをマルテンサイトに変態せしめる熱処理工程(S2)と、大径のショット粒を用いてショットピーニングを行なう第1段のショットピーニング工程(S3)と、第1段のショットピーニング工程(S3)の後、小径のショット粒を用いてショットピーニングを行う第2段のショットピーニング(S4)工程を有する。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼材を用いながら、加工精度を向上させた高強度クランクシャフトの製造方法を提供する。また、高強度鋼材を用いながら、鍛造荷重を低減することにより生産コストの増加を抑えた高強度クランクシャフトを提供する。
【解決手段】少なくともMo及びVを含み、Mo+V≧0.2wt%以上を含有する高強度鋼材を用いた高強度クランクシャフトの製造方法において、高強度鋼材を鍛造する鍛造工程と、鍛造工程の後、高強度鋼材を加工し、第1の温度においてNガスまたは大気中で高強度鋼材の加工歪を開放する歪開放処理工程と、歪開放処理工程後、第2の温度においてNHガス中で窒化処理を行い炭窒化物を析出させる窒化処理工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化と、十分な静的負荷容量を確保できる軸受構成部材、製造方法並びに長寿命で、かつ十分な静的負荷容量を示す転がり軸受を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0%のCrと、0.05%以上0.5%未満のVとを含有する鋼材の素形材に、浸炭窒化処理、サブゼロ処理、焼もどし処理及び仕上げ加工を施すことにより、転がり軸受の固定輪の外輪61を得る。軸受構成部材において、表面から10μmまでの表面層における炭素含有量1.1〜1.6%、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さ800〜940、表面から10μmの深さの位置での残留オーステナイト量5〜30体積%、表面から10μmまでの範囲の表面層における窒素含有量0.1〜1.0%、表面層におけるバナジウム窒化物、バナジウム炭窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面層における粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


本開示は、改良された磨耗表面を有するピンジョイントアセンブリのためのピンジョイントコンポーネントに対する。特には、スラストリング、へり、およびその他の近接する磨耗コンポーネントと接合するピンジョイントコンポーネントの部分に対する。ピンジョイントコンポーネントは、素材をピンジョイントコンポーネントの磨耗表面から除去し、被覆素材に置き換えることで形成される第1の処理領域を備える。この操作の前に、第2の処理領域が、第1の処理領域と異なるピンジョイントコンポーネントの部分から素材を除去し、その上に窒化処理を施すことにより形成される。
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