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Fターム[4K042DE03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 冷却条件 (1,672) | 冷却速度 (1,247) | 放冷(空冷) (214)

Fターム[4K042DE03]に分類される特許

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【課題】耐ピッチング性に優れた歯車およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鍛造あるいは機械加工により歯車形状とした後、真空中で浸炭処理を行い、その後炉内で冷却後に焼入れする際、前記炉内での、浸炭後の炉内冷却から焼入れ前の加熱保持の間に、窒化処理を行い、前記焼入れ後に焼戻し処理される歯車であって、成分組成が質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.70〜2.50%、Mn:0.20〜1.00%、Ni:0.01〜0.80%、Cr:0.10〜1.50%、Mo:0.01〜0.80%、Al:0.005〜0.200%、残部鉄および不可避不純物からなり、前記成分組成におけるSi、Crと前記窒化処理による表層最大侵入窒素量による焼戻し軟化抵抗パラメータHSiCrNが(1)式を満たす事を特徴とする耐ピッチング性に優れた歯車。
SiCrN(=58Si+42×(Ns−Cr×14/52))≧80(1)、ここで、Si,Crは含有量(質量%)Ns:表層最大侵入窒素量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れた穿孔圧延用工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.5%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:0.1〜1.5%、Mo:0.6〜3.5%、W:0.5〜3.5%、Nb:0.1〜1.0%を含み、さらにCo:0.5〜3.5%、Ni:0.5〜4.0%を、1.0<Ni+Co<4.0を満足する基材の表面にスケール層を形成する。そのスケール層のうち基材側に形成されるスケール層を、深さ方向に10〜200μmの厚さを有する地鉄と複雑に絡み合ったネット状スケール層とし、該ネット状スケール層と基材との界面から深さ方向で少なくとも300μmの範囲の基材側組織を、面積率50%以上のフェライト相を含み、かつ該フェライト相が最大長さ:1〜60μmのフェライト粒を400個/mm以上含む。 (もっと読む)


【課題】Zn−Fe系めっき層を形成した表面処理鋼板を用いて、熱間プレス成形するに際し、プレス成形中に、めっき層の剥離や母材の粒界割れを回避して良好な特性の熱間プレス成形品を製造するための有用な方法、およびこうした方法によって得られる熱間プレス成形品を提供する。
【解決手段】Zn−Fe系めっき層が素地鋼板表面に形成された表面処理鋼板を、熱間プレス成形法によって成形して熱間プレス成形品を製造するに当たり、前記表面処理鋼板を、素地鋼板のAc1変態点以上、950℃以下の温度に加熱し、めっき層中のFe含有量に応じためっき層の凝固点以下の温度まで表面処理鋼板を冷却した後、成形を開始する。 (もっと読む)


【課題】高価なショットピーニングを施さなくても疲労特性の向上を図ることが可能な窒化部品、その製造方法を提供する。
【解決手段】窒化部品は、脱炭層と窒化層とを含む表面硬化層を有する。部品内部の化学成分は、質量%で、C:0.15%以上0.5%未満を含有し、Cr:6.0%以下、V:2.5%以下、Mo:3.0%以下及びAl:1.5%以下から選択される1種又は2種以上を含有し、N含有量が0.03%以下であり、(0.08×[%Cr]+0.29×[%V]+0.15×[%Mo]+0.65×[%Al])/[%C]による窒化係数N1が1.0以上であり、表面硬化層は、その表面の炭素濃度をCとした場合、(C−C)/Cによる脱炭率が0.30以上であり、かつ、その表面の窒素濃度をN2とした場合、N2/(C−C+0.2)による表面窒素濃度係数Nsが1.0以上である。 (もっと読む)


【課題】 蒸着マスクの弛みをより確実に防止することが可能なマスクフレームと、該マスクフレームを用いた蒸着マスク組立体を提供する。
【解決手段】 相対する高熱膨張合金の桟と、相対する低熱膨張合金の桟とで構成される矩形状の枠体であって、前記高熱膨張合金の桟は、30〜100℃の線膨張率(αFh(30〜100℃))が(4〜20)×10−6/℃であり、前記低熱膨張合金の桟は、蒸着マスクを接合支持する支持部材となるものであって、30〜100℃の線膨張率(αFl(30〜100℃))が5×10−6/℃以下であり、且つ、αFh>αFlを満足するマスクフレーム。 (もっと読む)


【課題】塑性加工による硬度上昇に伴う疲労強度の上昇を、より向上させることができるようにする。
【解決手段】本発明の鋼構造物の高耐久化処理方法は、鋼構造物における溶接部11の溶接止端部11aに対し、溶接止端部11aの温度が100℃以上400℃未満で超音波ピーニング処理装置13によりピーニング処理を行い、かつ、ピーニング処理部を徐冷する。 (もっと読む)


【課題】短時間の焼入れで炭素濃度勾配を形成する熱処理方法および当該方法により熱処理された被熱処理物を提供すること。
【解決手段】材料に黒鉛鋼を使用した被熱処理物10に対する熱処理方法であって、黒鉛22が母相21に固溶する加熱温度で被熱処理物10の表面層を一定時間加熱する第1工程(a),(b)と、被熱処理物10の表面層に焼入れをするための温度で、被熱処理物10の表面層を加熱して焼入れを行う第2工程(d)とを有する熱処理方法。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接部の耐HIC性および低温靭性に優れた、引張強さ434MPa以上を有する電縫鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】電縫溶接部に存在し、かつ円相当径で20μm以上の介在物に含まれる、Si、Mn、Al、Ca、Crの合計量が、質量%で、20ppm以下する。C、Si、Mn、Al、あるいはさらに、Ca、Crを所定量含有する電縫鋼管とする。酸素含有量を(1000/foxy)ppm以下に調整した雰囲気中で電縫溶接を行うか、あるいは、鋼帯の端部に、管内表面または管外表面から肉厚方向に肉厚の10〜60%の位置まで、10×log(foxy)〜40×log(foxy)を満足する傾斜平均角からなるテーパ部を有する開先を付与するロール成形を行うか、あるいはこれらの両方を組み合わせて行うことにより、達成できる。なお、foxy=Mn+10(Si+Cr)+100Al+1000Caで定義される。 (もっと読む)


【課題】軸状のアーバーの外周に嵌められる円筒状スリーブの耐摩耗性及び耐き裂進展性を高めた連続鋳造機用ロールを提供する。
【解決手段】軸状のアーバー20の外周に円筒状のスリーブ30を嵌めてなる連続鋳造機用ロール10であって、スリーブは、質量%にて、C:0.01〜0.06%、Si:0%を超えて1.0%以下、Mn:0%を超えて1.0%以下、Ni:3.5〜6.5%、Cr:11.0〜14.0%、Mo:0%を超えて1.0%以下、V:0.1〜0.4%を含み、残部Fe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ加工性を有し、かつ耐久性を更に改善した帯状打抜き刃を提供する。
【解決手段】鋼板表面から200μmを超える基地部は、C:0.40〜0.80質量%、Nb:0.10〜0.50質量%を含有する化学組成を有し、ベイナイト中または焼戻しマルテンサイト中にセメンタイトからなる球状炭化物が1.0体積%以上存在し、かつ円相当径0.5μm以上のNb含有炭化物の存在密度が900μm2あたり10.0個以上である金属組織を有し、硬さが300〜450HVに調整されており、表層部にはフェライト単相組織からなる厚さ5μm以上の脱炭表層があり、表層15μm領域において円相当径0.5μm以上のNb含有炭化物の存在密度が900μm2あたり0〜5.0個である、耐久性に優れた帯状打抜き刃用鋼板。 (もっと読む)


【課題】内部起点破壊や割れを抑制するための硬さ勾配を適切に規定するとともに、十分な靭性を得ることにより、内部起点破壊が生じにくく長寿命な転がり軸受、転がり軸受の製造方法、及びその製造方法に用いられる高周波熱処理装置を提供する。
【解決手段】内輪及び外輪のうち少なくとも一方が鋼材を用いて製造された転がり軸受は、下記1、2を含む6つの条件を満足する。
1.鋼材は、炭素含有量が0.5質量%以上かつCr,Mn,Si,Ni,Moの合金元素を任意に含み、オーステナイト単相域に加熱し徐冷した際に旧オーステナイト粒界に初析フェライトが析出しない過共析鋼である。
2.鋼材は、以下の(1)式で定義されるDI値が1.0以上である。
DI=D0×f(Si)×f(Mn)×f(Ni)×f(Cr)×f(Mo) …(1) (もっと読む)


【課題】X65〜80級の強度と、靭性、耐食性、耐硫化物応力腐食割れ性に優れ、かつ溶接熱影響部の耐粒界応力腐食割れ性に優れたラインパイプ用Cr含有鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.001〜0.015%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.10〜2.0%、Al:0.001〜0.10%、Cr:13%以上15%未満、Ni:2.0〜5.0%、Mo:1.5〜3.5%、V:0.001〜0.20%、N:0.015%以下を、P:11.5〜13.3かつ、P=(0.5Cr+5.0)−P:0以上を満足組成とする。これにより、溶接時に1300℃以上のフェライト単相温度域に加熱され、冷却された溶接熱影響部が、全長に対する比率で、旧フェライト粒界の50%以上がマルテンサイト相で占有された組織となり、Cr炭化物の欠乏層の形成が抑制されて、溶接熱影響部の耐粒界応力腐食割れ性が顕著に向上した鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】窒化前の切削加工が容易で、しかも、高価な元素であるMoの含有量を質量%で0.05%以下に制限しても、窒化後に高い曲げ疲労強度と面疲労強度を有し、更に窒化による膨張も抑制できる窒化用鋼及び窒化部品の提供。
【解決手段】C:0.07〜0.14%、Si:0.10〜0.30%、Mn:0.4〜1.0%、S:0.005〜0.030%、Cr:1.0〜1.5%、Mo≦0.05%(0%を含む)、Al:0.010〜0.10%未満、V:0.10〜0.25%を含有するとともに〔0.61Mn+1.11Cr+0.35Mo+0.47V≦2.30〕で、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、N、Ti、Oがそれぞれ、P≦0.030%、N≦0.008%、Ti≦0.005%、O≦0.0030%である化学組成を有する窒化用鋼。この鋼は、Feの一部に代えてCu≦0.30%、Ni≦0.25%の1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】第1加熱部および第2加熱部を有する軸状のワークにおいて、前記第1加熱部および第2加熱部を適切に加熱でき、その加熱制御も容易に行うことができる誘導焼入装置の提供。
【解決手段】誘導焼入装置は、ワークの第1加熱部に対して誘導加熱コイルを対向位置に定置させて低周波電力を前記コイルに供給して誘導加熱を行う定置加熱処理STEP2を定置時間実行した後、誘導加熱を行わない放冷処理STEP3を放冷時間実行する。その後、ワーク及び誘導加熱コイルを相対移動させながら、低周波電力および高周波電力を前記コイルに供給して加熱し、加熱された部分を冷却水で冷却して焼入れする焼入処理を実行する。定置加熱後に放冷処理を行っているので、第1加熱部に加えられた熱をその中心軸側に伝達させることができ、第1加熱部の外周面のオーバーヒートを防止しつつ、所定の深さまで焼入れすることができる。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、およびロール表層の耐疲労性に優れた熱間圧延用遠心鋳造製ロール外層材および遠心鋳造製複合ロールを提供する。
【解決手段】外層を、質量%で、C:2.2〜2.8%、Si:0.2〜0.7%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:5.0〜8.0%、Mo:4.4〜6.0%、V:5.3〜7.0%、Nb:0.6〜1.3%、Ti:0.002〜0.1%、Cu:0.01〜0.2%を、10.4<(Mo+V)≦12.5、および0.6≦(C−0.24V−0.13Nb−0.25Ti)≦1.3(ここで、Mo、V、C、Nb:各元素の含有量(質量%))を満足するように含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する遠心鋳造製外層材とし、該外層材に軸材を溶着一体化した複合ロールとする。これにより、耐摩耗性に優れるとともに、表層の耐疲労性にも優れた、熱間仕上圧延後段用ロールとして好適な遠心鋳造製複合ロールとなる。 (もっと読む)


【課題】機械的強度と靭性と耐食性とが高いレベルでバランスした析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼およびそれを用いた蒸気タービン部材を提供する。
【解決手段】本発明に係る析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼は、組成として、0.10質量%以下のC、13.0質量%以上15.0質量%以下のCr、7.0質量%以上10.0質量%以下のNi、2.0質量%以上3.0質量%以下のMo、0.5質量%以上2.5質量%以下のTi、0.5質量%以上2.5質量%以下のAl、0.5質量%以下のSi、0.1質量%以上1.0質量%以下のMnを含み、残部がFeおよび不可避不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ピニオンギヤのシャフト部に形成されるネジ部の円周上を均一に加熱して加熱斑を防止して熱処理の信頼性向上を図り、さらに装置のコスト、コンパクト化を図ったピニオンギヤの熱処理装置および熱処理方法を提供する。
【解決手段】ピニオンギヤ7の軸部72を環状に囲繞する高周波加熱コイル61と、軸部72の軸線GLが高周波加熱コイル61の軸線CLと略一致すると共に、高周波加熱コイル61の内周面と軸部72の外周面とに全周にわたり均一な隙間63を有するように軸部72を内嵌してピニオンギヤ7を支持する筒状のガイド部材4と、ガイド部材4をガイド部材4の軸線RL周りに回動させる歯車機構3と、歯車機構3を駆動する駆動モータ31と、該駆動モータ31及び加熱装置6を制御する制御装置11とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 部品の焼戻しおよび塗装剤の焼付けにおける処理時間の短縮化およびコスト低減を図る。
【解決手段】 高周波焼入れ後に外表面に塗装剤が塗布された金属製の外側継手部材10を移送する搬送路20と、その搬送路20の部品移送方向に沿って配設され、外側継手部材10の焼戻しと塗装剤焼付けとを同時に行う高周波誘導コイル21,22とで構成されている。 (もっと読む)


【課題】油井用として、優れた溶接性と拡管性を具備する高強度鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.04%未満、Si:0.5〜2.0%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.07%以下、S:0.01%以下、Al:0.05%以下を含む組成を有する鋼管を、加熱温度:800〜1050℃の範囲の温度に加熱したのち、空冷以上の冷却速度で冷却する第一の熱処理と、ついで、加熱温度:650〜750℃の範囲の温度に加熱し、300s以上保持したのち、室温まで空冷する第二の熱処理と、を施す。これにより、安定な残留オーステナイト相を適正量析出でき、拡管率が40%以上という苛酷な条件の拡管加工にも耐えられる、優れた拡管性を有し、かつ引張強さ:550MPa以上の強度を有し、しかも溶接性にも優れる鋼管とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 鋼材および部品の加工性についても考慮して、水素侵入環境下でも長寿命な鋼部品、例えば軸受部品や歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.45%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.10〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.035%以下、Cr:1.30〜3.50%、Al:0.003〜0.10%、N:0.004〜0.050%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材からなる転動部品もしくは歯車を、図2に示すパターンからなる浸炭もしくは浸炭窒化処理により、これらの転動部品もしくは歯車の鋼材表層面中の(C+N)量を0.50〜0.75%とすることにより水素環境下での寿命に優れた転動部品もしくは歯車の製造方法である。 (もっと読む)


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