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Fターム[5C038JJ07]の内容

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Fターム[5C038JJ07]に分類される特許

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【課題】イオン移動度測定と質量分析を単一装置で行う事により、輸送工程の排除や解析の自由度を増すシステムを提供する。
【解決手段】単一組の複数の電極に異なる電位を異なる時間に印加する事により、イオン移動度に基づく分析(FAIMS)と質量分析(MS)とを単一装置で実行可能とする。前記複数の電極は、分離装置内の単一の室10に外部円筒電極14と同軸配置された環状棒電極12とを備える。FAIMSを実行する際には、環状棒電極12は定電位又はグラウンドに維持され、非対称FAIMS波形が外部円筒電極14に印加される。 (もっと読む)


【課題】 従来技術に比べ、小型・簡便な構成で耐久性と分解能を両立する。
【解決手段】 電子又はイオンを通過させる細孔を有するロッド電極を含む多重極ロッド電極を有するリニアイオントラップ部と、前記リニアイオントラップ部内のイオンを前記多重極ロッド電極の軸方向に移動させる機構と、前記リニアイオントラップ部から質量選択的に排出されるイオンを検出する検出器とを有することを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


携帯用質量分析のための方法および装置を開示する。装置は、少なくとも1つのイオン化被分析物源と、少なくとも1つの周波数走査サブシステムと、少なくとも1つの検出器と、随意で、少なくとも1つの真空ポンプとを備え、携帯用である。いくつかの実施形態では、装置は、複数のイオン化被分析物源を備え、および/または少なくとも10のm/z比を伴う被分析物、あるいは少なくとも10Daの分子量を伴う被分析物等の大型被分析物の質量スペクトル、ならびに小分子被分析物の質量スペクトルを取得するように構成されている。いくつかの実施形態では、方法は、上記で説明される携帯用装置を用いて質量スペクトルを取得するステップを含む。
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【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】イオン捕捉用の高周波電場をイオントラップ内に形成するためにリング電極に矩形波電圧を印加するデジタルイオントラップを用いた質量分析装置において、MSn分析の際に生成される低質量のプロダクトイオンを的確に捕捉し検出可能とする。
【解決手段】MSn分析において、低質量のプロダクトイオンが生成される開裂操作(S16)の前にリング電極に印加されるイオン捕捉用の矩形波電圧の振幅を下げる(S10)。矩形波電圧の振幅を下げることにより安定捕捉条件を満たす最小質量が下がり、低質量のプロダクトイオンも捕捉可能となる。一方、イオントラップに捕捉されるイオンのm/zが比較的高い状態のとき(S1〜S7)には、矩形波電圧の振幅は大きいので擬電位ポテンシャルは深く、高い効率でイオンを捕捉することが可能である。 (もっと読む)


質量分析計における多極に電力を提供するための装置が提供される。装置は、第1の共振LC回路と、第2の共振LC回路を多極と共に形成するための少なくとも1つの誘導子であって、前記少なくとも1つの誘導子が、多極に接続された場合に、第2の共振LC回路は、第1の共振LC回路とカスケード接続される、誘導子と、RF信号を提供するためのRF電源と、一次側のRF電源と、二次側の第1の共振LC回路とに並列接続されている昇圧器とを備え、昇圧器は、RF信号に対する電圧利得を提供し、それによって、共振LC回路の負荷Qを低下させる。
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RFおよびAC信号を結合するための装置および方法は、電力を質量分析計の多極に提供する。第1の回路は、異相電力を多極に提供する、RF電源と、多極と共振LC回路を形成し、RF信号に対する電圧利得を提供する、インダクタとと、二次タップを含み、二次タップに注入された信号が、共振LC回路に通信されるように、RF電源およびインダクタと並列に接続される、変圧器と、を含む。第2の回路は、同相電力を多極に提供する、AC電源と、同相電力が、第1の回路に注入され、多極が、同相および異相で同時に動作されるように、二次タップに接続された第2の回路からの出力と、変圧器を介して、多極と共振LC回路を形成し、AC信号に対する電圧利得を提供する、インダクタと、を含む。
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質量分析計内の四重極からのRF電圧を測定するための装置が提供される。装置は、四重極のRF電圧を整流し、整流されたRF電圧を生成するための少なくとも1つの整流ダイオード回路を備える。装置はさらに、電流/電圧変換器として構成される少なくとも1つの演算増幅器を備え、少なくとも1つの演算増幅器の負の入力が、少なくとも1つの整流ダイオード回路内の少なくとも1つのダイオードの出力に接続され、少なくとも1つの演算増幅器の正の入力が、接地され、少なくとも1つの演算増幅器内の出力が、負の入力とのフィードバックループ内にあることにより、少なくとも1つのダイオードからの逆漏れ電流を減少させる。
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【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】正イオンと負イオンの両方を高いイオン利用効率で測定する。
【解決手段】イオン源と、イオンガイドと、イオントラップとを有する質量分析装置において、イオントラップから質量選択的にイオンを排出している間に、イオンガイド部に、イオントラップにトラップされているイオンと逆極性のイオンを導入する。 (もっと読む)


【課題】待機状態から分析を開始するに際し、リング電極へ印加する矩形波電圧の振幅の僅かな変動を防止することにより、イオントラップからのイオン排出の時間ドリフトを軽減する。
【解決手段】或る分析終了時から次の分析までの待機期間中に、待機時周波数決定部72は、予め温度制御用データ記憶部73に格納されているデータを参照して、次に実行する分析の分析条件に対応した安定温度を求め、その安定温度を維持する駆動パルスの周波数f1を算出する。制御部7の制御の下に、タイミング信号発生部6は周波数f1の駆動パルスを生成してスイッチング素子43、44を交互にオンするように駆動する。このスイッチング動作により主電源部4の温度は次の分析時の安定温度に近い状態に維持されるため、次の分析が開始されても温度の変化は殆ど生じず、温度変化に起因するイオン排出の時間ドリフトは軽減される。 (もっと読む)


【課題】従来のイオントラップでは、十分な擬電位ポテンシャルを確保しつつCIDに十分な運動エネルギーをプリカーサイオンに与えるような駆動条件を設定した場合、低m/zのプロダクトイオンが安定捕捉領域を外れて観測できなくなる。
【解決手段】プリカーサイオンの選別を行う際には、リング電極31に高周波高電圧を印加し、エンドキャップ電極32、33に共鳴励振用の交流電圧を印加する。それに引き続くCID時には、リング電極31ではなくエンドキャップ電極32、32に高周波高電圧を印加することで、プリカーサイオンと開裂により生成されたプロダクトイオンとを捕捉する。その際には、イオン選別時の高周波高電圧よりも周波数を高くするとともに振幅も大きくし、q値を小さくする一方、擬電位ポテンシャルを大きくする。これにより、低m/zのプロダクトイオンが良好に捕捉され、そうしたイオンも観測できるようになる。 (もっと読む)


2次元の実質的に四重極の電場を提供する。電場は、振幅A2の四重極高調波と、振幅A4の八重極高調波とを備え、A4は、A2の0.01%よりも大きく、A4は、A2の5%未満であり、電場に存在する振幅Anを有する任意の他の高次高調波について、nは、4を除く2よりも大きい任意の整数であり、A4は、Anの10倍よりも大きい。線形イオントラップの中においてイオンを処理する方法であって、該方法は、a)2次元の実質的に四重極の電場を確立し、維持することであって、該電場は、振幅A2の四重極の高調波と、振幅A4の八重極の高調波とを備え、A4は、A2の0.01%よりも大きく、A4は、A2の5%未満であり、該電場に存在する振幅Anを有する任意の他の高次高調波について、nは、4を除く2よりも大きい任意の整数であり、A4は、Anの10倍よりも大きい、ことと、b)イオンを該電場に導入することとを含む、方法。
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【課題】低真空での動作が可能であり、小型、安価、簡便なイオントラップを提供し、それを用いて計測精度を低下させることなく質量分析を行う技術を提供する。
【解決手段】イオン源でイオンを生成し、円筒電極に導入する。この円筒電極の直流電圧によるポテンシャルと交流電圧によるポテンシャルとにより形成された1次元ポテンシャルにイオンを捕捉する。印加する直流電圧及び交流電圧の少なくとも一方を変化させることにより、捕捉したイオンを、円筒電極の中心に配置される電極に衝突させて電流値として検出する。 (もっと読む)


【課題】エンドキャップ電極に矩形波電圧を印加することによりイオンを共鳴励起排出する場合に、共鳴励起条件を理想状態に近づけることで質量分解能を改善する。
【解決手段】励起共鳴電圧直流電位算出部71は共鳴励起排出に先立って、パルス電圧発生部51で生成される矩形波電圧の周期、パルス幅、電圧値などを用いて、時間平均電位がゼロとなるような直流電位シフト量を算出する。共鳴励起排出の実施時に、可変直流電圧発生部52は直流電位シフト量に応じた直流電圧を発生し、電圧重畳部53、54において矩形波電圧はその直流電圧分だけシフトされる。それにより、各エンドキャップ電極22、24に印加される矩形波電圧の時間平均電位はともにゼロとなり、イオントラップ2空間内で中心軸に沿った方向の直流的な電位勾配がなくなる。その結果、捕捉されているイオンの軌道中心がトラップ2の幾何学中心に一致し、共鳴励起条件が理想に近くなる。 (もっと読む)


タンデム質量分析計において、複数の前駆体イオンを処理する方法は、イオン源によって、複数の前駆体イオンを発生させるステップを含む。複数の前駆体イオンのうちの少なくとも一部は、イオントラップ内に捕捉される。少なくとも2つの着目前駆体イオンが、濾波雑音場によって、複数の前駆体イオンから隔離される。着目前駆体イオンは、衝突セルに向かって連続的に放出される。連続的に放出された着目前駆体イオンは、衝突セル内で分裂される。次いで、分裂されたイオンの質量対電荷比スペクトルが、質量分析計によって決定される。
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【課題】所定質量範囲に亘る質量走査を繰り返すスキャン測定において、1回の走査の終了電圧から次の走査の開始電圧に電圧を戻す際にアンダーシュートなどが発生して電圧値が不安定になるため、適宜の待ち時間が必要である。この待ち時間をできるだけ短縮することにより、質量走査の繰り返し周期を短くして時間分解能を向上させる。
【解決手段】繰り返し質量走査における待ち時間は、従来、分析条件に依らず一定とされていた。これに対し、本発明に係る四重極型質量分析装置では、指定された質量範囲により走査終了質量と走査開始質量との質量差ΔMを計算し、この質量差に応じて異なるセトリングタイムを設定する。質量差ΔMが小さく電圧安定化時間が短くて済む場合には、相対的に小さなセトリングタイムが設定される。これにより、質量走査の繰り返し周期が短くなり、時間分解能が向上する。 (もっと読む)


【課題】イオンのエネルギーが高い状態でECDやETDを行うことができ、イオンの解離効率を向上させた質量分析装置を提供する。
【解決手段】高周波電圧が印加される多重極ロッド電極及び前記多重極ロッド電極の軸方向に電場を形成する電場形成手段を備えるイオントラップと、前記イオントラップを構成する電極に電圧を印加する電源と、イオンの電荷を変化させる粒子を発生させる粒子源と、前記電源が前記軸方向にイオンが振動するように前記電場形成手段に電圧を印加した状態で、前記粒子を前記イオントラップに導入させる制御部と、を有する質量分析装置。 (もっと読む)


【解決手段】開示される質量分析計において、イオントラップ型質量分析器(20)の上流側にイオンビーム減衰器(23)が配置される。上流側のイオン減衰部(21)と下流側のイオン蓄積部(22)とを備えるイオントンネル型イオントラップは、イオンビーム減衰器(23)の上流側に配置される。イオントンネル型イオントラップからイオンが放出され、イオントラップ型質量分析器(20)に送られたイオンビームの強度をイオンビーム減衰器(23)により制御する。イオントラップ型質量分析器(20)にイオンを入射可能な充填時間は、ほぼ一定に保たれ、イオンビームの強度とは実質的に独立である。 (もっと読む)


【課題】大気圧で規定された3次元空間内でイオンを選択的に伝搬し、イオンを捕捉するための装置を提供する。
【解決手段】アナライザ領域が第1および第2の空間を隔てた電極によって規定され、アナライザ領域がアナライザ領域を経てガスフローを距給するためのガス注入口およびガス放出口を有する高電界非対称波形イオン移動度分光法のイオン集束原理に基づいている。アナライザ領域に注入されるイオンは、ガス放出口に向かうガスフローによって搬送される。電極の少なくとも一方は、ガス放出口付近に位置する曲面の終端を備え、ガスフローは、イオンが終端の先端付近に位置する規定された3次元空間で捕捉されるように調整される。規定された3次元空間におけるイオンの捕捉によって、所望のイオンをさらに集中的に流すことができる。 (もっと読む)


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