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Fターム[5C038JJ07]の内容

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Fターム[5C038JJ07]に分類される特許

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【課題】排出効率が高く、質量分解能が高くかつ排出エネルギーの低いリニアトラップを提供することである。
【解決手段】排出効率が高く、質量分解能が高くかつ排出エネルギーの低いリニアトラップを実現する質量分析装置であって、オン源で生成したイオンを導入し、入口、出口を有する高周波電圧を印加した四重極ロッド電極を有する質量分析計において、少なくともそのイオンの一部を、四重極電界の中心軸上に形成したトラップポテンシャルによってトラップし、隣接する四重極ロッドの中間方向へと、トラップした該イオンの一部が振動し、振動した該イオンを、引出し電場により排出し、排出した該イオンを検出または、他の検出プロセスへと導入する。 (もっと読む)


イオントラップイオン集団から、目的のイオンの値と近似するm/z値を有するイオンを除去するための方法、イオン検出の改良分解能を提供する質量分析法、およびそのための命令によってプログラムされたプログラム可能装置を含む、低圧と低振幅の組み合わせを採用するイオントラップからのイオンの改良分離のための方法。本発明の方法では、目的のイオンの断片化に先立って、目的のイオンのm/z値の約2質量/電荷(m/z)単位以内のイオンが、トラップ内で断片化され、それらの断片を捕捉されたイオン集団から効果的に除去可能である。
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【課題】 ロッドセットの軸に沿って軸電界を発生させること。
【解決手段】 部材間に、縦軸を有する容積を画定する部材のセット、前記部材にRF電圧を印加し、前記縦軸に沿って前記容積を通ってイオンを伝達する手段、および前記部材に沿って延び、前記縦軸に沿って延びる軸電界を確立する手段を有し、各ロッドが、内部表面および外部表面を有する絶縁材料のチューブを備え、前記軸電界を確立する手段が前記外部表面を被覆する抵抗性材料を備え、前記チューブが、RFを印加するための該チューブの内部表面を被覆する導電性材料のコーティングを有する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】開示される質量分析計は、分析用の高性能イオントラップ(3)の上流側に配置される貯蔵用の第1のイオントラップ(2)を備える。一実施形態において、第1のイオントラップ(2)と第2のイオントラップ(3)の両方から同時にイオンのスキャンを実行する。任意の瞬間において第2のイオントラップ(3)内部に存在する電荷量を限定・制限することによって、第2のイオントラップ(3)が空間電荷密度の飽和の影響を受けることがなくなり、第2のイオントラップ(3)の性能劣化を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】 従来技術では衝突減衰器の排出時間を短くまたは長くと、測定条件にあわせて最適に調整することが困難であった。
【解決手段】 線形多重極電極と、線形多重極電極の中心軸上に直流電位を印加するための補助電極と、補助電極のための直流電源を備えた構成で、多重極の中心軸上に直流電位勾配を形成し、その電位勾配を測定条件に合わせて変化させる。測定条件に適した電位勾配に調整することで、イオンの排出時間を短くも長く最適に調整可能である。イオンの排出時間を短くすることでスペクトル上のイオン情報の混同を避けることができ、またイオンの排出時間を長くすることで検出限界を回避し効率的にイオンを測定することが可能になり、常に高効率な測定が可能となる。 (もっと読む)


本出願人の教示は、高周波(RF)および交流(AC)電流の両方のロッドまたは他の電極への同時印加を通して、正および負の電荷の両方のイオンを同時に収容するための多極ロッドセットまたは他の多電極デバイスを組み込む、質量分析計および他のデバイスの操作の際に有用な方法、システム、および装置を提供する。一実施形態において、多極電極セットは、複数の電極対、すなわち2N個の電極(Nは、1より大きい整数)を備える。そのような実施形態では、RF電圧は、第1の位相で1つおきのロッドに、反対の位相で残りのロッドに印加され得る。
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【課題】質量分析計
【解決手段】四重極ロッドセットイオントラップ(2,3)を含む質量分析計であって、1つの径方向への半径の増大とともに減少するポテンシャル場がイオントラップの出口(4,5)に形成される、質量分析計が開示される。イオントラップ(2,3)内のイオンは、径方向に質量選択的に励起される。径方向に励起されたイオンは、イオンをイオントラップ内においてもはや軸方向に閉じ込めるのではなくその代わりにイオンを抽出する働きをすることによってイオンをイオントラップ(2,3)から軸方向に放出させるポテンシャル場を受ける。 (もっと読む)


【課題】 従来の質量分析法で必須とされた高真空を必要としない低真空での動作が可能であり、小型で電極点数が少なく形状が加工が容易であること、さらに電子増倍管など増幅を必要としないイオン電流を検知するイオン検出方法を適用可能な、小型、安価、簡便な質量分析手段の提供を課題とする。この真空領域では従来よりイオンモビリティー分析手段が用いられていたが、本方式により真の質量分析手段を提供することが可能となり、種種のアプリケーションに対し分析精度を格段に向上することが可能となる。
【解決手段】 本発明で開示する1次元イオントラップを用いる。1次元イオントラップによる質量分析手段は多量のイオンをトラップ可能であること、低真空にて動作可能な質量分析方式を提供できることから高真空を用いない質量分析手段が可能となる。 (もっと読む)


向上した質量分解能を有する多重極マスフィルタ。多重極マスフィルタは、少なくともRF電圧源に結合される第1の電極一式と、第1の電極一式に挟入され、並列である第2の電極一式とを有する。第2の電極一式は、第2の電極一式の2つの半径方向に対向する電極に結合される可変AC電圧を有する。上記第1の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略円形であり、上記第2の電極一式の複数の伝導性ロッドのそれぞれは、横断面が略T字形である。
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イオントラップを有する質量分析計システムを操作する方法が提供される。本方法は、第1の群の前駆イオンおよび第1の複数のフラグメントのうちの少なくとも1つ内の選択された特徴を符号化することを備え、第1の複数のフラグメントイオンは、第1の選択された特徴を有し、他のイオンは、第1の選択された特徴を欠くように、符号化操作は、他のイオンには適用されずに、第1の群の前駆イオンおよび第1の複数のフラグメントのうちの少なくとも1つに適用される。 (もっと読む)


【課題】イオンを解離するための、化学構造に敏感ではない方法および装置を提供する。
【解決手段】イオントラップにて前駆イオンを励起する方法において、四重極場と多重極場とを含む非線形トラップ場にてイオンが捕捉される。四重極場は、トラップ振幅およびトラップ周波数にて高周波(RF)トラップ電圧をイオントラップに加えることによって生成される。補足振幅および補足周波数にて補足の交流(AC)電圧がイオントラップに加えられる。補足振幅は十分低いのでイオントラップからのイオンの排出を防ぎ、補足周波数はオフセット量だけイオンの永年周波数とは異なる。イオンが、補足の場と共鳴することなく衝突誘起解離(CID)を受けるのに十分なエネルギーを補足の電場から吸収するように、イオントラップの1つ以上の操作パラメータを調整する。 (もっと読む)


【課題】イオンの導入方向と直交する方向にイオンを排出可能であって、排出効率が向上可能なリニアイオントラップを含む質量分析装置の提供
【解決手段】本発明の質量分析装置(20)は、リニアイオントラップ(21)と質量分離部(22)と検出部(23)とを含む質量分析装置であって、前記リニアイオントラップが、中心軸の周りに配置されている4又はそれ以上の偶数のリニア電極(30)、及び、前記リニア電極(30)間に配置されている1又はそれ以上の板状電極(31)を含み、前記リニア電極(30)が、ほぼ等間隔で前記中心軸とほぼ平行に配置されている。蓄積された前記イオンは、所定の2つの前記リニア電極(30)間の空間を通過して任意の方向、例えば、中心軸と直交する方向に排出されうる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】四重極ロッドセットイオンガイドまたは質量フィルタデバイスを備える質量分析計が開示される。複数の周波数ノッチ(16a、16b、16c)を有する広帯域周波数信号(13、14、15)が四重極ロッドセットのロッドに順次印加される。ノッチ広帯域周波数信号(16a、16b、16c)により、イオンガイドから不要なイオンが共振によりまたはパラメトリックに排出される。結果として得られるイオン信号がデコンボリューションされ、質量スペクトルが得られる。 (もっと読む)


飛行時間型質量分析装置(1)が、イオン源と、該イオン源から供給される試料イオンを受容する分割線形イオンデバイス(10)と、該分割デバイスから排出されたイオンを分析する飛行時間型質量分析器を備える。最初にイオンを二以上の隣接するセグメントグループの中に捕捉し、次いでイオンをセグメントグループよりも短い分割デバイスの領域に捕捉するための捕捉電圧が分割デバイスに印加される。捕捉電圧はデバイス(10)の全長に沿って一様な捕捉場を供給するのにも有効である。
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【課題】質量分析計
【解決手段】飛行時間型質量分析器(7)を含む質量分析計が開示される。飛行時間型質量分析器(7)は、分圧器を形成する一連の抵抗器(2)によって相互接続される複数の電極(1)を含むイオンガイドを含む。イオンは、電極(1)に対する二相RF電圧の印加によって、イオンガイド内において径方向に閉じ込められる。イオンガイドの長さに沿って不均一な擬ポテンシャル力が維持されるように、分圧器に跨って付加的な単相RF電圧が印加される。 (もっと読む)


【課題】リニアトラップとしての動作と質量フィルターとしての動作を切り替えることができ、リニアトラップとしての動作させたときの高い排出効率と質量フィルターとして動作させたときの高い質量分解能を両立できる質量分析装置を実現する。
【解決手段】試料をイオン化するイオン源と、イオン化されたイオンが導入される四重極ロッド電極を備えたリニアトラップと、前記四重極ロッド電極の一端と他端との間に導入されたイオンをトラップするポテンシャルを形成するトラップ電極と、前記トラップ電極の電圧を制御する制御部と、前記リニアトラップから排出されたイオンを検出する検出器または質量分析計とを備え、前記制御部は、前記トラップ電極の電圧を制御することにより、導入されたイオンを前記四重極ロッド電極の一部にトラップして排出する動作と、質量選択的に通過させる動作とを切替えることを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】異なる質量電荷比(M/q)および運動エネルギーを有する複数のイオンを、自己共鳴現象を利用して非調和ポテンシャルウェル内に閉じ込める静電型イオントラップ、このイオントラップを用いた質量分析計、イオン捕捉方法、質量スペクトル生成方法を提供する。
【解決手段】本発明のイオントラップは、複数のイオンを固有振動数での軌道に閉じ込めるための非調和の静電ポテンシャルを生成する電極構造体1,2,3と、電極構造体1,2,3の少なくとも1つの電極に接続された、励起用周波数を有する交流励起源21とを備えるイオントラップ。 (もっと読む)


【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラ
ップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析で
きる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


第1のRF電圧(7a)が、上流グループの電極に印加され、第2の異なるRF電圧(7b)が下流グループの電極に印加される複数の電極を有する衝突またはフラグメンテーションセル(4)が開示される。衝突またはフラグメンテーションセル(4)に入る親イオンの半径方向の閉じ込めは、上流グループの電極に印加される第1のRF電圧によって最適化され、衝突またはフラグメンテーションセル(4)内で生成される娘またはフラグメントイオンの半径方向の閉じ込めは、下流グループの電極に印加される第2の異なるRF電圧によって最適化される。 (もっと読む)


【課題】それぞれが異なるイオン操作の開始を指示する複数系統のパルス信号に応じてイオン操作のための電極に印加する電圧を切り替える制御信号を生成する構成において、断線等によりパルス信号が入力されない或いは入力順序が乱れたときでも装置が損傷することを防止する。
【解決手段】制御部10からパルス生成部14に与えられる3本の指令信号経路S1〜S3上の指令信号パルスの入力順序を順序判定部15がチェックし、誤った順序でパルスが入力されると速やかにエラー信号を出し、パルス生成部14は全ての電圧切替制御信号SC1〜SC4を「L」に維持する。これにより、切替部20のスイッチSW1〜SW4はオフになり、例えば高周波発生器17の出力が接地される等の不適切な状態に至るのを回避できる。 (もっと読む)


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