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Fターム[5C038JJ07]の内容

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Fターム[5C038JJ07]に分類される特許

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【課題】簡単な構成で、質量分析時の感度向上、ノイズの低減、MS分析時の感度向上が可能な質量分析装置を実現する。
【解決手段】イオントラップ部40にイオンを蓄積している期間は、第2の多重極イオンガイド35内をイオンが通過するように、第2多重極イオンガイド35に印加する交流電圧に直流電圧を重畳する。その際、イオンの運動エネルギーをイオントラップ部40の蓄積効率が高くなるように設定する。その結果、測定感度が改善される。イオントラップ部40内に蓄積したイオンを操作、排出する期間では第2の多重極イオンガイド35内にイオンを止め不通過となるように直流電圧の印加を停止する。測定イオンはイオンガイド35内を通過することが透過できずその内部に滞在し、新たなイオンがイオントラップ部40に入り込まず、ノイズを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】実用的なプロテオーム解析用質量分析装置を提供する。
【解決手段】直交加速型イオントラップ結合飛行時間型質量分析計において、イオントラップから射出されたイオンの速度分布を縮小する手段を設けることにより、一度に分析できる質量対電荷比範囲を拡大する。
【効果】プロテオーム解析におけるタンパク同定の効率が向上される。 (もっと読む)


【課題】 制御部と電圧発生部とを接続する信号線が断線しても、互いに近接したエンドキャップ電極とフライトチューブとに逆極性の高電圧が印加され放電が生じることを防止する。
【解決手段】 正極性、負極性を指示する信号線8A、8Bを独立に設け、共に「H」でアクティブ、「L」で非アクティブとし、各信号線8A、8Bの電圧発生部5、6の入力端にはプルダウン抵抗51、52、61、62を接続する。さらに処理回路53、54により両信号線8A、8Bが共に「H」であるときには「L」を出力し、スイッチ56、57、66、67をオフさせる。これにより、信号線8A、8Bの一方で断線が生じたときでも、その断線箇所の後方で信号レベルは「L」に固定され、他方の断線の無い電圧発生部と同一極性の電圧を出力する又は0Vを出力する。したがって、電極13とフライトチューブ31とに逆極性の高電圧が印加されることがない。 (もっと読む)


【課題】
リニアイオントラップからイオンを一部ずつパルス排出して飛行時間測定を行う質量分析装置において、リニアイオントラップに蓄積された全イオンの排出に要する時間を短縮し、高感度な質量分析技術を提供する。
【解決手段】
リニアイオントラップに蓄積されたイオンを少量ずつパルス排出し、排出されたイオンパルスが飛行時間型質量分析部の直交加速部4に到達した時点において、直交加速部4に加速電圧パルスを印加して飛行時間測定する構成を有する質量分析装置において、イオンのパルス排出を繰り返す間、リニアイオントラップを構成する入口側レンズ電極1の電位を徐々に上昇させてリニアイオントラップ内部のポテンシャル井戸の底辺部の長さを短縮することにより、リニアイオントラップ内部のイオン密度を維持する。これにより、リニアイオントラップに蓄積されたイオンの質量分析時間が短縮されるため、イオン利用率が向上し、その結果、質量分析装置の検出感度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 装置構成を複雑化することなく、イオンの捕獲時に矩形パルス電圧を印加するようにして、イオンの捕獲効率を向上させる。また、トラップ可能なイオンの運動エネルギーとこのイオンがある地点に到達したとき(または発生したとき)のトラップ用交流電圧位相との間に相関関係があることを考慮し、イオンの捕獲効率を向上させる。
【解決手段】 多重極イオントラップでのイオン捕獲時に、多重極イオントラップを構成する電極に、イオンの捕獲効率を向上させるための矩形パルス電圧を印加する。また、多重極イオントラップでのイオン捕獲時に、トラップ用交流電圧位相と捕獲するイオンの運動エネルギーとを同期させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明はイオントラップ型質量分析方法に関し、多重周回型の質量範囲の狭さを解決し、イオントラップで捕獲したイオンを無駄にすることなく高質量分解能で質量測定をすることができるイオントラップ型質量分析方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 イオンを捕獲、排出するイオントラップ12と、該イオントラップ12から排出されるイオンをパルス的に加速させる機構と、複数のセクター電場により形成される閉じた軌道を複数回周回させることを特徴とする多重周回型飛行時間型質量分析計と、イオンを検出する検出器14と、で構成される質量分析計を用い、イオントラップ12から排出して多重周回型TOFMSに導入する質量範囲を、多重周回型TOFMSにおいて追い越しの起こらない質量範囲内にするように構成する。
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【課題】 大気等に含まれる微量ガスを定量するガス分析装置において,対象ガスの検出感度と測定精度を高めること。
【解決手段】 大気等に含まれる微量ガスを繰返し高感度で定量することができるガス分析装置であって,被測定ガスをパルス的に流すためのガス流路と,真空排気装置付四極子型質量分析計と,前記ガス流路の中間から被測定ガスの一部を前記四極子型質量分析計のイオン源に流入させるためのオリフィスとから構成し,被測定ガスの流れのパルス形状を繰返し再現できるようにするとともに,水蒸気等の吸着性ガスが前記四極子型質量分析計の管壁や電極に吸着するのを防いで,対象ガスの検出感度と測定精度を大幅に改善した装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】質量分析計における改善された四重極イオントラップを提供する。
【解決手段】四重極イオントラップ質量分析計において、最適化された切り込み形波形のライブラリーが予め計算され、最適化され、半導体RAMなどの高速記憶装置に保存される。コンピューター制御による装置により、予め計算された波形が、特定の質量対電荷比を有するイオンを単離するための四重極イオントランプのエンドキャップに選択的に加えられる。予め計算された波形は、それぞれの波形が特定の質量について予め計算されている最適化された切り込み形波形である。単離されたイオンの衝突誘導解離において使用される単一振動数CID波形のライブラリーが記憶装置にさらに保存される。予め計算された波形を提供することによって、選択されたイオンを単離し、かつ解離させるための方法が提供される。
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【課題】走査速度が上昇するにつれて、四重極の検出能力を最大限にする装置と方法の提供
【解決手段】質量分析計(100)の四重極(110)を電子的に制御するための装置(200)であって、その装置は、四重極(110)に結合された無線周波(RF)駆動回路要素および直流(DC)駆動回路要素と、前記RF駆動回路要素に関連したRF制御ループ(220)と、前記DC駆動回路要素に関連したDC制御ループ(230)と、及び前記DC制御ループ(230)に関連した制御ループ回路要素(1100)とを含み、前記制御ループ回路要素(1100)は、ステップ応答の整定時間(832)の期間中に前記DC制御ループ(230)の応答を変更して、前記整定時間(832)中に前記四重極(110)を通るイオンの透過率が、前記整定時間(832)中に前記DC制御ループ(230)の応答を変更しなかった場合に比べて大きくなるように構成される。 (もっと読む)


セグメント化リニアオンガイド又はイオントラップを備える質量分析計を開示する。イオンは、イオンガイド又はイオントラップを形成する電極にAC又はRF電圧を印加することによって、イオンガイド又はイオントラップ内に半径方向に閉じ込められる。イオンガイド又はイオントラップ内でトラップされたイオンに単調和運動を行わせるために、二次DCポテンシャルがイオンガイド又はイオントラップの軸方向長さに沿って印加される。イオンの振動周波数は1つ以上の誘導検出器を使用して検出される。次いで、イオンの質量電荷比は、決定された振動周波数から決定され得る。
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本発明は、質量分析計内に高周波(RF)電源を備える。この電源は、RF信号を蓄積装置の電極に供給し、捕捉場を形成する。このようなイオン蓄積装置は、後続の質量分析器への放出に先立ってイオンを蓄えるために使用されることが多い。RF場は、通常、イオン放出に先立って崩壊される。本発明は、RF信号供給源、RF信号供給源により供給される信号を受信し、イオン蓄積装置の電極に供給する出力RF信号を供給するように配列されたコイル、および分路が分路によりコイル出力が短絡される第1の開いている位置と第2の閉じられている位置とを切り替えるように動作可能なスイッチを含む分路を備えるRF電源を実現する。
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【課題】非対称トラップ電界を生成可能な線形イオントラップ装置および方法の必要性が存在する。
【解決手段】線形イオントラップは、4つの電極を備え、トラップ電界の中心がトラップ構造の幾何学的中心から偏位した非対称トラップ電界で動作する。非対称トラップ電界は、四重極成分を提供する主AC電位と、付加AC電位とを含むことができる。主AC電位は、複数の対向電極対の間に印加され、付加AC電位は、1つの電極対に印加される。付加AC電位は、トラップ電界を非対称とするための双極成分を付加することができる。また、付加AC電位は、非線形共鳴のための六重極成分を付加することができる。補足AC電位を付加AC電位と同じ電極対に印加して、共鳴励起を強化することができる。排出のための動作ポイントは、イオン振動振幅を選択的に1方向に増加させるために純粋共鳴状態を利用できるように設定可能である。 (もっと読む)


タンデム型線形イオントラップ及び飛行時間質量分析器でにおいて、前記イオントラップが、前記飛行時間質量分析器の飛行経路と直交する直線の中心軸を有する。このイオントラップは、少なくとも一方がイオンを前記飛行時間質量分析器へ排出するためのスリットを有する1組の電極(401,403,402,404)と、離散DCレベルを提供するための1組のDC電圧源(+V、−V、V1、V2)、及び、前記DC電圧源を前記電極のうち少なくとも2つと接続及び断絶するための複数の高速電子スイッチ(409)と、前記イオントラップの内部を充填する中性ガスと、イオントラップ、イオンによる操作、冷却、及び前記イオントラップから前記飛行時間質量分析器へ全てのイオンが排出される状態を含むことを実施するための切り替え手順を提供するためのデジタルコントローラと、を備える。
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四重極型イオントラップは、個別の電圧レベルV、V間でトラップ電圧を切り替えるスイッチ(3)を含む。これにより、イオントラップのトラップ領域内でプリカーサイオン及びプロダクトイオンを捕獲するためのデジタルトラップ電場が形成される。ゲート電圧がゲート電極(12)に印加され、ソース電子のイオントラップへの注入を制御する。ゲート電圧の印加は、前記切り替えと同期するため、トラップ電圧が選択された電圧レベルのいずれか一つの値である間、電子がイオントラップに注入され、電子捕獲開裂を起こすのに適した運動エネルギーでトラップ領域に到達することができる。
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2次元の実質的四重極電場を用いてイオンを操作するための方法及び装置並びに2次元の実質的四重極電場を用いてイオンを操作するための装置の作成及び動作方法が説明される。電場は振幅がAの四重極調和成分及び振幅がAの六重極調和成分を有する。電場の六重極成分の振幅Aはイオン選択及びイオンフラグメント化に関して電場の性能を改善するように選ばれる。

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