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Fターム[5G321CA16]の内容

Fターム[5G321CA16]に分類される特許

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【課題】外部部材内に内部部材を引き入れる際の摩擦抵抗を低減することができる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】管状の外部部材20と、外部部材20の内部空間に収納される内部部材10とを備える超電導ケーブルにおいて、外部部材20内に内部部材10を引き入れることで、外部部材20内に内部部材10を配置して、超電導ケーブルを製造する方法である。この製造方法は、振動台30上に外部部材20を載置する工程と、外部部材20内に挿通した引き込みワイヤ40を内部部材10の一端に取り付ける工程と、外部部材20内に内部部材10を引き込む方向の張力をワイヤ40に加えた状態で、振動台30により振動を与えながら、外部部材20内に内部部材10を引き入れる工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】低温絶縁型超電導ケーブルと常電導送電機器との接続等を容易に行うことに好適な接続ユニットと接続構造を提供する。
【解決手段】接続ユニット600Aは、複数の接続対象の各々が挿入される複数の差込口601〜603を有する。接続対象は、低温絶縁型超電導ケーブル100、冷媒輸送管200、及び常電導ケーブル300から選択される複数である。接続対象の各々を各差込口に差し込んだ場合、超電導ケーブル100や常電導ケーブル300の導体と接続される導電ブロック610、導電ブロック610を絶縁して収納し、超電導ケーブルの断熱管16などとつながれると共に冷媒20の流路を内部に有する冷媒容器630、差込口601〜603を形成し、冷媒容器630の外側を覆う断熱容器640を備える。 (もっと読む)


【課題】化合物超電導線内部に残留する歪みを緩和し、かつ、撚線加工の際に超電導特性の性能を低下させない製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】所定の熱処理を施すことによって超電導体になる化合物超電導原料が少なくとも断面内の一部を占める線材を形成する線材形成工程と、複数の前記線材を用いて撚線を形成する撚線加工工程と、前記撚線工程後の撚線に前記熱処理を施して前記化合物超電導原料を超電導体にし、前記撚線を化合物超電導撚線にする熱処理工程と、前記熱処理工程において得られた化合物超電導線材に、曲げ歪みを加える曲げ加工工程とを備えたことを特徴とする化合物超電導撚線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 超電導素線を撚り合わせて大容量化しても低交流損失を実現し、かつ、製造安定性を有する超電導撚線用素線、これを撚り合わせた超電導撚線、及び超電導撚線用素線の製造方法を提供すること。
【解決手段】 超電導フィラメントを含む複数本の超電導一次素線と、前記複数本の超電導一次素線の外周であって、周方向に連続的に配置された、高抵抗金属材により表面が被覆された低抵抗金属線を含む複数本の金属複合バリア線を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブルに適した端末構造を提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル200は、超電導導体層212を有する導体部210と、導体部210を収納し、超電導導体層212を冷却する冷媒が流通する冷媒配管213と、冷媒配管213の外周に形成される電気絶縁層215と、を備える。そして、常温絶縁型超電導ケーブルの端末構造100は、超電導ケーブル200の端末の外周を覆うと共に、当該端末の先端部における導体部210が外部に露出した状態で配置される碍管120と、碍管120から外部に露出した導体部210(超電導導体層212)と引出導体110とを電気的に接続する接続部130と、接続部130の外周を覆うように冷媒配管213に接合され、接続部130を収納する冷媒槽140と、を備える。 (もっと読む)


【課題】各超電導素線のインダクタンスの各和を均一化して循環電流を抑制し並列導体の温度上昇を抑制できるとともに巻線高さの制約も緩和できるようにして安全かつコンパクトな超電導コイルを提供する。
【解決手段】複数の超電導素線が軸方向に2本以上並べられるとともに半径方向にも2本以上重ねられて電気的に並列化された並列導体を転位させながら巻回してなる超電導コイルにおいて、上記転位として、並列導体における最外径部の1本の超電導素線が並べ方向に隣接する位置に移動し、最内径部の1本の超電導素線が最外径部とは逆の並べ方向に隣接する位置に移動するヘリカル転位を行なうとともに、並列導体を構成する超電導素線の本数と同じ回数のヘリカル転位を整数回のターンで行う。 (もっと読む)


【課題】本発明の解決しようとする課題は、MgB2超電導線材を長尺化塑性加工する途中で、単芯線ビレットまたは多芯線ビレットの亀裂または破断が発生する点、および単芯線ビレット内の超電導芯にソーセジングが発生する点である。
【解決手段】超電導線材の製造方法であって、マグネシウムを含む管状部材に、ホウ素を含む粉末を充填した棒状複合体を作製し、前記管状部材を接触させた状態で複数本の前記棒状複合体を金属管に挿入した後、前記金属管を長尺化することを特徴とする。二ホウ化マグネシウムを含む超電導芯と、前記超電導芯を覆う金属管とを有し、超電導芯は断面に長手方向に伸びる網目状のボイドを有する超電導線材となる。金属管を複数用いた多芯線の超電導線材としてもよい。 (もっと読む)


【課題】MgB2超電導多芯線材に組み込む単芯線材をPIT法で作製した場合であっても、各フィラメントの形状・寸法の不均一性が抑制された多芯線材を具現化することができるMgB2超電導多芯線材の製造方法およびそれによるMgB2超電導多芯線材を提供する。
【解決手段】本発明に係るMgB2超電導多芯線材の製造方法は、所望する最終フィラメント径の1.01倍以上1.2倍以下のフィラメント径を有する単芯線材を用意する単芯線材製造工程と、複数本の前記単芯線材が所望の配置となるように撚り合わされた複合線材を形成する撚線工程と、前記複合線材の外周に安定化材となるアルミニウム、アルミニウム合金、銅または銅合金をコンフォーム押出により被覆して被覆線材を形成する安定化材被覆工程と、前記被覆線材に対して600℃以上の温度で加圧焼成することによって少なくとも前記安定化材の含浸を行う加圧熱処理工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】幅が狭い高温超電導線を用いてのコイル内部での転位が可能なコイル設計の自由度の高い高温超電導導体と、これを巻き回して形成した高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】金属基板層4、電気絶縁体の中間層5及び酸化物超電導層6を順に積層したテープ状高温超電導線2を、微小間隙を設け幅広面方向に平行に並べ並列化し、並列化した高温超電導線2を、長手方向に所定間隔を設けて接続部10で複数連接したもので、並列化した高温超電導線2は、2本の高温超電導線2の間で、また接続部10で長手方向に隣接する各対応の高温超電導線2との間でも各層の積層順が逆となっていると共に、接続部10で4本の高温超電導線2は、各端部が上下面に固着した2枚の接続用高温超電導線3により電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


本発明は1次に転位された2世代超電導線材をそれぞれの超電導線材ユニットで構成して、それぞれの超電導線材ユニット相互間を長手方向に沿ってお互いの位相が変化するように転位させる超電導線材の多重転位方法に関する。本方法は、超電導線材をジグザグ形状にスリットして屈曲部を形成し、上記屈曲部が繰り返し形成されて所望の長さに加工された素線を用意する段階と;上記用意した複数の素線を隣接した素線同士の屈曲部がお互いに触れ合うように重畳させて結合して1次転位された超電導線材ユニットを形成する段階と;上記1次転位された超電導線材ユニットを複数個用意し、上記複数の超電導線材ユニットを長手方向に沿って並列に配置して超電導線材ユニットバンドルを用意する段階と;上記複数の超電導線材ユニットを上記超電導線材ユニットバンドルの中心軸を基準として長手方向に沿って回転させ、上記複数の超電導線材ユニットをお互いによじって結合して2次転位させる段階とを含む。素線のパターンを減らしながらも多くの数の素線を転位させることができるので、大電流の超電導装置でも超電導線材の転位が容易で、超電導線材の製作及び取り扱いが容易で、工程が簡単で生産コストを低減することができる利点がある。
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【課題】多心コアの搬送に伴う超電導線材の損傷を抑制できる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一超電導層と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層と、絶縁層の外側に形成される第二超電導層とを有するケーブルコア10を複数本撚り合せてなる多心コア10Aを搬送する超電導ケーブルの製造方法である。この多心コア10Aを一対のボールローラ40で挟んで搬送する。ゴムなどの弾性材料で構成された袋体41をボール状に膨らませてなるボールローラ40は、多心コア10Aの外形に相当程度追従して変形するため、袋体41と多心コア10Aとの接触面積を格段に増大できる。ボールローラ40と多心コア10Aとが面接触することで、超電導線材の座屈を抑制できる。 (もっと読む)


本発明は、レーベル導体の形式を有する高温超伝導(HTS)複合体の少なくとも1つの個別導体(10)にプラスチック材料を塗布する方法に関する。更に、この方法で製作される高温超伝導(HTS)複合体が記載されている。少なくとも1つの個別導体(10)は、少なくとも1つの支持体(11)と少なくとも1つの超伝導層とを備えている。前記個別導体に粒子(12)が塗布される(2,6)。これに引き続いて、熱処理(3,7,8)が行なわれ、その結果、前記粒子(12)の部分的又は全面的な溶融が起こり、冷却後に前記個別導体(10)の上にプラスチック材料層(13)が形成される。 (もっと読む)


【課題】小径でありながら、事故時の温度上昇を抑制することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル100は、中心から順にフォーマ11、超電導導体層12、電気絶縁層13、超電導シールド層14、保護層15を有するケーブルコア10を具える。超電導シールド層14は、シールド用超電導線材1sから構成され、その内周側及び外周側の双方に、銅などからなる常電導シールド層を具えていない。シールド用超電導線材1sにおける常電導相が占める割合が、超電導導体層12を構成する導体用超電導線材1cにおける常電導相が占める割合よりも小さい。超電導ケーブル100は、常電導シールド層を具えていないことで小径である。超電導シールド層14は、常電導相が少ないシールド用超電導線材1sからなることで、事故時に誘導電流が流れ難く、当該常電導相への誘導電流による発熱に伴う温度上昇を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】接続時の作業性に優れ、通電に伴う損失を低減することができる超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】中間接続構造1Aは、超電導導体202の外周に順に電気絶縁層203、超電導シールド層204、常電導層205を具える一対の超電導ケーブル同士を接続する。この中間接続構造1Aは、超電導線材から構成されて、超電導シールド層204同士を接続する超電導接続部20と、超電導接続部20が接合され、常電導層205に接合されない銅製の支持部材21Aと、銅から構成されて常電導層205同士を接続する常電導接続部3とを具える。超電導シールド層204同士の接続部材と、常電導層205同士の接続部材とを別個に具えることで、接続作業が行い易い。支持部材21Aの内周側に超電導接続部20を具えることで、大電流を流しても、銅からなる支持部材21Aに分流が生じ難い。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコアに他の部材を複合することなく熱収縮を吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1内で複数のケーブルコア2が撚り合わされた超電導ケーブルである。超電導ケーブルは、冷却時の熱収縮分を吸収できる弛みをもって各ケーブルコア2がコア間に介在物を介在させることなく断熱管1内で撚り合わされ、その状態でドラムに巻き取られてなる。ケーブルコア2の撚り合わせに弛みを形成することで、冷却時の熱収縮を吸収することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導薄膜を有する超電導導体層と常電導導体部との接続箇所の抵抗を低減することができる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導導体層903と、この導体層と接続されて常温側の機器と電力を入出力するための常電導導体部703とを備える超電導ケーブルの端末構造である。導体層903は、基板上11に形成された超電導薄膜15を有する超電導線材1を、超電導薄膜15が内周側、基板11が外周側となるように螺旋状に巻回して構成される。この端末構造は、超電導薄膜に対向される接合面を有する一端側と、常電導導体部703に接続される他端側とを有する常電導接続部材709と、超電導線材1の端部における超電導薄膜15と接合面とを接合する導電接合材3とを備える。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの性能を充分発揮させて、損失が少なく、かつ高い安定性を有する大電流用の超電導ケーブルおよび同ケーブルを用いたマグネットを提供する。
【解決手段】中心に芯1を配置し、この芯の外周に超電導素線2,3,4,5,6を同軸上に3以上の層として配置し、かつ前記超電導素線は各層毎に撚り合わせた構成とした超電導ケーブルにおいて、最内層以外のすべての層における前記超電導素線の撚りピッチ長を最内層の撚りピッチ長以下に設定し、超電導素線の各層内では、抵抗体によって被覆した超電導素線と通常の超電導素線とを交互に配置する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性の劣化や電気絶縁性の信頼性の低下を生ずることがなく、短時間での接続作業で実施可能な超電導ケーブルの接続方法を提供すること。
【解決手段】 超電導ケーブルコアの接続端部の各層を外側から順次段剥ぎして、接続端部からフォーマ、超電導導体層、絶縁層、シールド層、及び保護層の順に、所定領域を露出した構造を提供する工程、撚り合わせを解くことなく、前記露出したフォーマの先端に傾斜面を成形する工程、前記フォーマの先端より所定の領域の前記フォーマ表面の絶縁被覆を除去する工程、前記フォーマの先端に成形した傾斜面部分の先端同士を突合せる工程、前記突合された部分に、前記フォーマの材料を含む溶接金属を埋めることにより、前記フォーマの接続端部を溶接する工程、及び前記超電導導体層同士を接続する工程を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長尺なケーブルを引張りにより布設する場合でも、ケーブルコアの弛みの状態を維持できる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの端部構造は、ケーブルコア10と、ケーブルコア10が収納されるパイプ(断熱管20)と、ケーブルコア10が収納されたパイプの両端を塞ぐプーリングアイ4とを備える。超電導ケーブルは、パイプ内をパイプ軸方向に摺動可能に配置され、ケーブルコアの少なくとも一方の端部に固定される支持部材5と、この支持部材5とプーリングアイ4との間に、支持部材5に軸方向内方への押圧力を付与するように圧縮状態で配置される圧縮ばね6とを備えている。 (もっと読む)


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