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Fターム[5G321CA21]の内容

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【課題】酸化物超電導テープに高抵抗材を貼り合わせた、電気抵抗値が均一な高抵抗材複合酸化物超電導テープの提供。
【解決手段】金属テープ基材の表面に、酸化物からなる中間層が成膜され、該中間層の表面に酸化物超電導層が成膜され、該酸化物超電導層上に厚さ10μm以下の銀層が成膜された酸化物超電導テープと、体積抵抗率が1μΩm以上である電気抵抗合金からなる高抵抗テープとを貼り合わせてなる高抵抗材複合酸化物超電導テープであって、この高抵抗材複合酸化物超電導テープは、室温での電気抵抗が0.2Ω/m以上、限流時の電気抵抗が0.1Ω/m以上であり、長手方向の電気抵抗の分布ばらつきが10%以下であることを特徴とする高抵抗材複合酸化物超電導テープ。 (もっと読む)


【課題】Tcが高く、ピンニング力の大きい超伝導体を提供する。
【解決手段】MgB2からなる超伝導物質層と、MgB2及びNiからなるメッシュ状の混合層とを交互に積層し、磁場を印加した場合に、内部に侵入する量子化磁束の間隔と混合層とが一致するように膜厚を調製することにより、量子化磁束によって生じるローレンツ力を効率良くピンニングし、なおかつ、ピンニングセンター層を含まない超伝導体と同等の超伝導転移温度を保持する。 (もっと読む)


【課題】機械的な強度特性の異なる超電導線材を適切に使い分けるようにした多心一括型の超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の外側に絶縁層3を介して超電導シールド層4が形成されるケーブルコア9を複数本撚り合わせてなる多心一括型の超電導ケーブルにあって、超電導シールド層4は、EI値によって特定される曲げ剛性の優れた超電導線材21が螺旋状に巻回されて形成され、超電導シールド層4に用いられる超電導線材21は、ビスマス系酸化物超電導体を金属安定化材で覆って形成される。 (もっと読む)


【課題】高い臨界面電流を実現できる超伝導酸化物薄膜、および大きな耐電力性を持った超伝導部材の提供。
【解決手段】サファイアR面基板上に形成された、酸化物からなるバッファ層と、さらにその上に形成された超電導超伝導層とを具備してなる超電導超伝導部材であって、前記酸化物の酸素原子同士の最近接酸素間の距離と、酸化物の粒塊の粒径が特定された超電導超伝導部材とその製造方法。この超伝導部材は超伝導フィルターの部材として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】テープ状基材の表面を、超伝導膜と中間層膜とを配向性良く結晶化させるために、テープ基材表面を数ナノレベルの平滑性と均一性を持つように仕上げる研磨方法。
【解決手段】テープ状金属基材110と、テープ上金属基材110の上に形成された中間層と、さらにこの中間層の上に形成された酸化物超伝導膜層とから成る酸化物超伝導体における、テープ状金属基材110のうち、中間層が形成される面である被研磨面を研磨するテープ状金属基材110の研磨方法であって、テープ状金属基材110を連続に走行させながら、被研磨面を研磨する研磨工程を備え、研磨工程は、初期研磨である第1研磨処理部103と、その後に行う仕上研磨である第2研磨処理部104とを含んで成り、研磨工程終了後の被研磨面には走行方向と平行な研磨溝が形成されてなること、を特徴とする。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導テープと安定化材テープとをハンダを介して高速且つ確実に接合して安定化材複合酸化物超電導テープを製造することが可能な方法の提供。
【解決手段】酸化物超電導体層の表面に銀からなるコーティング層が設けられた酸化物超電導テープと安定化材テープとを、ハンダを介して接合して安定化材複合酸化物超電導テープを製造する方法であって、酸化物超電導テープと安定化材テープとをハンダを挟んで重ね合わせた被複合化材を、一対の加熱・加圧ロールのみによって加圧して安定化材複合酸化物超電導テープを製造することを特徴とする安定化材複合酸化物超電導テープの製造方法。 (もっと読む)


【課題】少ない本数で超電導層を形成することができる超電導複合線材および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導層を形成するための超電導複合線材Sにあって、断面の幅と厚みを縮小された複数本の超電導テープ31と、テープ状に形成された補強板32と、で形成され、複数本の超電導テープ31が、互いに並行状態に配列されて、補強板32に一体化されている。その補強板32の幅は、超電導テープ31の両端間の幅よりも大に設定され、その超電導テープ31と補強板32は半田により一体化される。 (もっと読む)


【解決課題】エピタキシャル薄膜成長用の配向基板において、基板表面の配向度及び平滑性が従来のものよりも改善されたものを提供する。
【解決手段】本発明は、少なくとも片面に配向化金属層を有するエピタキシャル膜形成用配向基板の表面上に金属薄膜からなり1〜5000nmの厚さの配向性改善層を備え、配向化金属層表面における配向度(Δφ及びΔω)と、配向性改善層表面における配向度(Δφ及びΔω)との差が、いずれも0.1〜3.0°であることを特徴とするエピタキシャル膜形成用配向基板である。また、この配向基板配向性改善層を構成する金属と異なる他の金属を、膜厚相当で30nm以下付加した後に熱処理を行うと、その表面の平滑性を改善することができる。このとき、基板表面の表面粗さは20nm以下となる。 (もっと読む)


【課題】排気効率を向上させ、キャリアガスの流量を削減することができる酸化物超電導線材の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1は、外筒2と内筒3により形成された円筒状の熱処理空間4を備えた炉芯管と、この炉芯管の外周に配置されたヒータ5と、熱処理空間4内部に炉芯軸に対して回転可能に配置されたYBCO超電導前駆体膜を有するテープ状線材を巻回するための多数の貫通孔6aが形成された円筒状の回転体6と、外筒2と回転体6との間に配置された多数のガス噴出孔7aを備えたガス供給管7と、雰囲気ガスを回転体6と内筒3との間から排出するためのガス排出路8とを備え、ガス排出路8は内筒3と回転体6の間に配置された外側円筒体11とこの内部に同心状に配置された内側円筒体12により形成された円筒状のガス排出路13を有するガス排出管14により形成されており、円筒状の回転体6に巻きつけられテープ状線材の全長に亘って均一な反応を行わせることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの厚みを薄くしても必要な機械的強度を確保できる超電導複合線材によって整った円形状に形成される超電導層を備えた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマFの外周に、超電導複合線材Sが巻回されて形成される超電導層22,24が、絶縁層23を介して、複数層配設される超電導ケーブル20にあって、超電導複合線材Sは、補強基板32上に1本又は互いに並列に配列された複数本の超電導テープ31を一体化して形成され、かつ、内側に配設される超電導層22を形成する超電導複合線材Sの幅bが、外側に配設される超電導層24を形成する超電導複合線材Sの幅bよりも狭く設定される。 (もっと読む)


【課題】コイルを密に巻くのに適し、巻線時の劣化等が生じにくい断面形状を有する安定化材付きテープ状超電導線材が得られる、テープ状超電導線材とテープ状安定化材とのハンダ付け方法と、この方法により得た安定化材付きテープ状超電導線材を得る。
【解決手段】テープ状超電導線材1とテープ状安定化材2とをハンダ浴22に給送する工程と、ハンダ浴内において、ハンダを間に介して前記テープ状超電導線材と前記テープ状安定化材とを重ねて一体化して安定化材付きテープ状超電導線材3を形成する工程と、前記ハンダ浴から前記安定化材付きテープ状超電導線材を送り出す前後において、前記安定化材付きテープ状超電導線材を所定形状に矯正する工程と、前記テープ状超電導線材と前記テープ状安定化材との間のハンダを固化する工程とを有しているものである。このハンダ付け方法を用いて安定化材付きテープ状超電導線材を得るハンダ付け方法。 (もっと読む)


【課題】超伝導体層を鋳型緩衝層に直接蒸着させることができる、簡略化された層構造を有する被覆導体の提供。
【解決手段】二軸配向組織化基板と、一般式RE2-x2+x7(ここで、Reは、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Y、Tm、Yb及びLuから選択される少なくとも1種の金属であり、Bは、Zr及びHfから選択される少なくとも1種の金属であり、−0.4≦x≦+0.7である。)を有する材料から構成される鋳型緩衝層と、該鋳型緩衝層上に直接被覆され、ハイブリッド液相エピタキシーにより得られる超伝導体層とを備える被覆導体を提供する。 (もっと読む)


【課題】複数の酸化物超電導線材を用いつつ、電流偏流を低減することができる酸化物超電導素線の集合化導体、及びこのような酸化物超電導素線の集合化導体の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物超電導素線11,21と、酸化物超電導素線11の両端にそれぞれ接続される電極12,13と、酸化物超電導素線21の両端にそれぞれ接続される電極22,23とを備えた。また、酸化物超電導素線11,21の長さをL(mm)、外部磁界0Tにおける0.01μV/mm基準での臨界電流をIc(A)とした場合、酸化物超電導素線11,21それぞれと電極12,13,22,23それぞれとの接続抵抗R(Ω)を、0.01×0.01×10−6×L/Ic≦R≦5×0.01×10−6×L/Icの範囲内になるようにした。 (もっと読む)


【課題】基体の表面特性を改善して、優れた臨界電流特性を示す超電導線およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】金属基板を含む基体1と、この基体上に形成された超電導層を具備する超電導線であって、金属板に90%以上の圧下率の強圧延加工工程と配向熱処理工程とが施された金属板に研磨を施し、結晶粒界に形成された突起部Aを除去するとともに、突起部を構成する物質を溝部B内に堆積させて平坦化した後、基体表面上に超電導層を形成することによって製造される。 (もっと読む)


【課題】エピタキシャル膜形成用配向基板の中間層であって、高い配向性を有するエピタキシャル膜を形成可能とするものを提供する。
【解決手段】基材と、基材の少なくとも一方に形成されるエピタキシャル膜との間に設けられるエピタキシャル膜形成用配向基板の中間層において、単層構造又は2層以上の多層構造を有し、基板と接触する層がインジウムスズ酸化物からなる中間層である。この中間層は、多層構造を有することができ、ITO層の上に、ニッケル、酸化ニッケル、酸化ジルコニウム、希土類酸化物、酸化マグネシウム、チタン酸ストロンチウム(STO)、チタン酸ストロンチウム・バリウム(SBTO)、窒化チタン、銀、パラジウム、金、イリジウム、ルテニウム、ロジウム、白金からなる層を少なくとも1層備えることができる。 (もっと読む)


【課題】
高度に組織化された緩衝層を持つ化学的方法で生成されたHTSL−CC及びそれのための原料としての金属基体の提供。
【解決手段】
この課題は、金属基体、その上に化学的に生成された、金属基体との関係で結晶学的に回転しないで成長した緩衝層及びその上に化学的に生成された超伝導性被覆よりなる、高温超伝導性薄膜ストリップ導体(HTSL-CC)のための原料として二軸組織化された金属基体を加工する方法において、金属基体の超格子を緩衝層を生成する前に除くことを特徴とする、上記方法によって解決された。 (もっと読む)


【課題】定常運転状態では発生電圧が低くかつ、なんらかの外部擾乱が与えられても、発生電圧を低く抑えクエンチしにくく、いずれの状態でも安定に運転できる超電導コイルとそれに用いる超電導導体を提供する。
【解決手段】超電導導体が巻回されたパンケーキ状超電導コイルであって、テープ状(Bi,Pb)2223超電導線材とテープ状薄膜RE123超電導線材が電気的に並列接続された超電導導体が巻回されていることを特徴とする超電導コイルである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、外部応力や熱サイクルによる膨張、収縮に対して耐性があり、臨界電流密度を増すことができ、端子を接続するとき高温超伝導体を損傷することが少ない高温超伝導電流リードと、高温超伝導電流リードの臨界電流密度増加方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基材面に高温超伝導材料の薄膜が形成され、金属皮膜が被覆された可撓性でテープ状の高温超伝導体8aと、1対の電極端子11と、電極端子11に固定され高温超伝導体8aを補強する支持部材14とを備えた高温超伝導電流リード8であって、高温超伝導材料の結晶のc軸が基材面に対して所定の角度で配向されていることを特徴とする。また、臨界電流密度増加方法は、高温超伝導材料の結晶のc軸を基材表面の法線に対して所定の角度だけ配向させた薄膜を有する高温超伝導リードを形成し、磁場の磁束を結晶のc軸に垂直または基材に垂直な角度で交差する方向に印加する。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線材を巻線する際等に発生する高温超電導層が金属基板から引き剥がそうとする力に起因する超電導特性の劣化を防止する。
【解決手段】金属基板4上に高温超電導材料からなる高温超電導層6を含む複数の層を積層して複数の高温超電導線材部品1A,1Bを製作し、高温超電導線材部品1A,1Bを離間して配置してその上下に安定化金属層3A,3Bを配置し、安定化金属層3A,3Bの間を高温超電導線材部品1A,1Bの離間領域を含めてはんだ2で接合することにより、高温超電導線材10を製造する。 (もっと読む)


【課題】強い磁場を発生させる際の電磁力や、冷却する際の熱応力に耐えることのできる高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】高温超電導線材3を巻線してなる高温超電導コイルにおいて、高温超電導線材3は、テープ形状の金属基板4上に中間層5を介して高温超電導層6が形成され、この高温超電導層6上に低電気抵抗金属からなる安定化層7が形成されてなり、高温超電導線材3に作用する電磁力Fが最大になるコイル断面位置において電磁力Fの向きが高温超電導層6から金属基板4にむかう方向と一致するように巻線されている構成とする。 (もっと読む)


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