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Fターム[5J097DD28]の内容

弾性表面波素子とその回路網 (15,777) | 電極の形態サイズ (1,722) | 電極厚み限定 (155)

Fターム[5J097DD28]に分類される特許

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【課題】弾性表面波素子における挿入損失及び耐電力を向上させ、フィルタ特性に優れた高性能かつ高品質の弾性表面波素子、電子デバイス及び電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の弾性表面波素子は、圧電材料及び対をなす櫛歯型電極10a,10b及び櫛歯型電極11a,11bからなるIDT10,11を有する単位フィルタ1−A,1−Bを、同一の圧電基板26上に形成して、複数並列接続した弾性表面波素子1であって、櫛歯型電極10a,10b,11a,11bの電極指2a,2bの長さは全て等しく、単位フィルタ1−A,1−Bの弾性表面波の波長をλ(但し、λ=V/f V:弾性表面波速度(m/s)、f:動作周波数(GHz))としたとき、IDT10,11の電極膜厚が10〜400nmの範囲内、かつ電極指2a,2bの交差長が5〜50λの範囲内で構成されている。 (もっと読む)


【課題】高いQ値を有するとともに、広い周波数範囲に対応することが可能な弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る弾性境界波装置は、ニオブ酸カリウムからなる圧電体層101と、圧電体層101上にすだれ状に形成される金電極103と、圧電体層101および金電極103上に形成される、二酸化ケイ素を含む誘電体層105と、を備え、金電極103の厚みをHmとし、金電極103によって圧電体層101と誘電体層105の界面に励振される弾性境界波20の波長をLとした場合に、Hm/Lを、0.015以上とする。 (もっと読む)


【課題】圧電基板の端部で反射した弾性表面波を減衰量を特性を考慮して所定の膜厚である吸収部を有する弾性表面波素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子10は、弾性表面波を励振させるための入力電極12、出力電極14と、不要な弾性表面波を吸収する吸収部16a、16bとが圧電基板18上に形成され、吸収部16a、16bは、フォトレジストで形成され、前記弾性表面波の波長をλとして吸収部16a、16bの膜厚hが0.7λ以上20λ以下である。また、吸収部16a、16bの膜厚hは、好ましくは1λ以上10λ以下であり、さらに好ましくは略1λである。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波共振子の素子基板の切断位置、端面形状によって共振周波数が左右されず、小型化された弾性表面波共振子を提供する。
【解決手段】水晶基板10上に弾性表面波のSH波が励振される弾性表面波共振子1において、水晶基板10にSH波の位相伝搬方向X’に略直交して極性の異なる電極指12a,12bが交互に配置されたIDT12が形成されたIDT形成領域13と、水晶基板10に、SH波の位相伝搬方向X’におけるIDT形成領域13の両側に電極指12a,12bの交差幅以上の幅寸法で、SH波の位相伝搬方向X’に長さ寸法を有する付加膜14が形成された付加膜形成領域15とを備え、付加膜形成領域15の全体が有する反射係数が0.875以上1.000以下である。 (もっと読む)


【課題】基板内部に弾性波のエネルギーを閉じ込めることにより、小型の素子を得る。
【解決手段】圧電基板1上にすだれ状電極3、誘電体薄膜4、更に誘電体薄膜5を付着さた基板であり、基板内部に弾性波のエネルギーを閉じ込めた基板を得ることができる。特に、薄膜4として、SiO薄膜、薄膜5として、AlN薄膜を用いることにより、大きな電気機械結合係数(k)と周波数温度特性に優れた基板を電極3の膜厚、薄膜4、薄膜5の膜厚を最適の値とすることにより得ることが出来る。 (もっと読む)


【課題】耐電力特性を向上させつつ、動作周波数の高周波数化を図ることができる弾性表面波素子、および、この弾性表面波素子を備える信頼性に優れた電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明の弾性表面波素子1は、ダイヤモンドで構成された硬質層3上に、ZnOで構成された圧電体層4と、Alで構成された櫛歯状電極5、6を備える電極層10と、SiOで構成された保護層9とがこの順に積層され、電極層10の平均層厚をT、圧電体層4の平均層厚をT、保護層9の平均層厚をT、圧電体層4の3次モードの弾性表面波の波長をλ、(2π/λ)をkとしたときに、下記(1)〜(3)のそれぞれの関係式を満たすことを特徴とする弾性表面波素子。
0.001≦kT≦0.02・・・・・・・(1)
1.3≦kT≦2.0・・・・・・・・・・(2)
0.5≦kT≦1.2・・・・・・・・・・(3) (もっと読む)


【課題】小型化が容易で、周波数精度が良好な弾性表面波共振子を提供する。
【解決手段】水晶基板10上にSH型弾性表面波が励振されるすだれ状電極11と、すだれ状電極11の一方の側に配置された1つの反射器13と、を備え、電極指11a,11bの幅寸法をLTとし、電極指の存在しない領域の寸法をSTとして、IDT配列周期長であるPTがPT=LT+STであり、反射器13は金属導体13aからなり、金属導体13aの幅寸法をLRとし、金属導体の存在しない領域の寸法をSRとして、反射器配列周期長であるPRがPR=LR+SRであり、反射器配列周期長PRとIDT配列周期長PTとの比PR/PTが1.01以上1.02以下の範囲であって、すだれ状電極11の他方の側にIDT配列周期長PTに満たない寸法PSTの電極が存在しない領域を有して水晶基板10が垂直に切断された切断面を有する。 (もっと読む)


【課題】反射係数│κ12│/k0が適度に小さく、電気機械結合係数K2が大きく、所望とする帯域幅を有し、かつ通過帯域低域側におけるスプリアスを抑制でき、挿入損失の増大を図り得る弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】圧電体2の上面2aに複数本の溝2bが形成されており、該複数本の溝2bに金属が充填されてIDT電極4が形成されており、IDT電極4及び圧電体2の上面2aに誘電体3が形成されており、誘電体2と圧電体3との境界を伝搬するSH型の弾性境界波を利用しており、弾性境界波の波長λとしたときに、IDT電極4の厚みHがH>8261.744ρ-1.376であり、かつ密度ρがρ>3745kg/m3であり、IDT電極の厚みHが溝2bの深さと異なっている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


【課題】高域側のダレ特性を改善する。
【解決手段】圧電基板2の主面上に表面波の伝搬方向に沿って3つの正規型IDT3、IDT4及びIDT5を0.5λのピッチで近接配置し、これらIDTの両側に反射器6、7を配設したものである。IDT3、4、5はそれぞれ互いに間挿し合う複数本の電極指を有する一対のくし形電極により構成され、IDT3の一方のくし形電極は入力端子に接続し、他方のくし形電極は接地する。そして、IDT4とIDT5の一方のくし形電極は互いに連結して出力端子に接続し、IDT4とIDT5の他方のくし形電極は互いに接続して接地する。さらにIDT3とIDT4との間、及びIDT3とIDT5との間にSAWの特性を反転する反射反転型の電極構造を有する反射反転ミドルグレーティング8、9を配置するようにした。 (もっと読む)


【課題】高周波領域において広帯域化を図ることができるSAWフィルタ装置を提供する。
【解決手段】所定の中心周波数とは異なる中心周波数で、帯域幅が所定帯域幅より狭い複数のSAWフィルタ12a、12bと、複数のSAWフィルタ12a、12bの入出力ラインに夫々設けられ、何れかのSAWフィルタを選択するために連動して切り替わる切替スイッチ3、4と、を備え、複数のSAWフィルタ12a、12bは、回転Yカット角を結晶Z軸より反時計方向に40°±20°の範囲に設定し、且つ、SAWの伝搬方向を結晶X軸に対して90°±3°に設定した水晶基板11と、この水晶基板11上に形成され、Al又はAlを主成分とする合金からなりSH波を励振するIDT13、14とを有し、励振するSAWの波長をλとしたとき、IDT13,14の膜厚が0.06λ以下となるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、通信機器等に用いられる弾性表面波フィルタに関し、弾性表面波フィルタの耐電力性の改善に伴うIM特性の劣化を抑制することを目的とするものである。
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、特に、弾性表面波フィルタを形成する配線電極3の構成を、櫛型電極2を形成する積層電極7上にさらにチタン層8とアルミニウム層9を配置して形成し、このチタン層8の厚みを櫛型電極2を形成するチタン層6より厚くしたのである。 (もっと読む)


【課題】 高周波化を図った場合であっても、導体抵抗の増大を抑制でき、十分大きな電気機械結合係数K2を可能とする弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】 第1の媒質11と、第2の媒質12との間にIDT13が配置されており、IDT13を厚み方向に2等分した面を境界面とし、該境界面から第1の媒質11側の弾性境界波のエネルギーをE1、該境界面から第2の媒質12側のエネルギーをE2とし、IDT13を構成したときの弾性境界波の音速と、IDT13を構成する最も密度の大きな導体層のみを用いてIDT13を構成したときの弾性境界波の音速とが同一となるように、密度が最も大きい導体層単独でIDT13を構成した条件において、前記境界面から第1の媒質11側の弾性境界波のエネルギーをE1′、前記境界面から第2の媒質12側のエネルギーをE2′としたときに、E1/E2>E1′/E2′とされている、弾性境界波装置10。 (もっと読む)


【課題】 弾性表面波の横方向(伝搬方向に直交する方向)の漏洩波を抑制して挿入損失を向上させ、高品質な平衡型弾性表面波フィルタとしても機能する弾性表面波装置及び通信装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波装置は、圧電基板1上に、圧電基板1上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って、伝搬方向に直交する方向に長い電極指を複数備えたIDT電極3〜5と、IDT電極3〜5の両側にそれぞれ配置され、伝搬方向に直交する方向に長い電極指を複数備えた反射器電極6,7とを有する弾性表面波素子2が形成されており、反射器電極6,7は、弾性表面波の波長の半分以下の幅を有するバスバー電極11,12が反射器電極6,7の電極指13,14の形成領域の内部に伝搬方向に沿って形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧電体SAW共振子分野において、1個のSAW共振素子で複数の周波数が提供できる多重モードSAW共振子を実現する。
【解決手段】アルミで形成された電極指116をそれぞれ有するゲイトIDT103と主IDT102および副IDT104と、アルミ電極導体119を有する反射器101,105とを備えるSAW共振素子120を有しており、電極指は、膜厚比H/λが0.05以上0.06以下の範囲、電極指1本の有する反射係数rが約0.06であり、主IDTおよび副IDTの電極指の対数が40以上60以下、ゲイトIDTの電極指の対数が20±2、反射器のアルミ電極導体の本数が70以上80以下であり、且つ主IDTおよび副IDTの電極指周期長PTに対して、ゲイトIDTの電極指周期長PGの比をPG/PT=1.01程度に設定し、主IDTと副IDTの極性をSW回路にて切り換えて、複数の発振周波数を使用する。 (もっと読む)


【課題】周波数温度特性が良好であり、電気機械結合係数が大きく、かつ伝搬損失が小さい表面波装置を提供する。
【解決手段】20°〜48°回転Y板X伝搬LiTaOからなる圧電基板2と、圧電基板2上に形成されており、タングステンからなり、かつ膜厚をH、表面波の波長をλとしたときに、規格化膜厚H/λが0.0025〜0.06の範囲にあるIDT3と、IDT3を覆うように圧電基板2上に形成されており、かつ規格化膜厚Hs/λが0.10〜0.40の範囲にあるSiO膜とを備える表面波装置1。 (もっと読む)


【課題】周波数温度特性が良好であり、電気機械結合係数が大きく、かつ伝搬損失が小さい表面波装置を提供する。
【解決手段】オイラー角(0±2°,104〜141°,0±2°)のLiTaO3からなる圧電基板2と、圧電基板2上に形成されており、密度8700〜10300kg/m3、ヤング率1.8×1011〜4×1011N/m2あるいは横波音速が3170〜3290m/秒である、NiやMoなどで代表される金属もしくは該金属を主体とする合金または前記金属もしくは合金からなり、かつ膜厚をH、表面波の波長をλとしたときに、規格化膜厚H/λが0.008〜0.06の範囲にあるIDT3と、IDT3を覆うように圧電基板2上に形成されており、かつ規格化膜厚Hs/λが0.10〜0.40の範囲にあるSiO2膜とを備える表面波装置1。 (もっと読む)


【課題】ほう酸リチウム単結晶基板を用いたSAW素子の特性劣化を最小に留め、かつ基板の耐湿信頼性を確保し得るように絶縁膜で基板表面を被覆する。
【解決手段】SAW素子10は、四ほう酸リチウム単結晶の圧電基板11に電極膜16を形成し、その上に形成したレジストパターン17を用いて電極膜をエッチングしてIDT12を形成し、露出した基板表面をオーバエッチングしかつ残存するレジスト材料を除去した後、IDTを含む基板上にSiOの絶縁膜を形成する。オーバエッチングの深さdを0.005〜0.035μmとし、絶縁膜の厚さtをt>dかつ350Å<t<900Åに設定する。更に絶縁膜の厚さtを電極膜の厚さTに関して0.18T<t<0.42Tを満足するように設定する。 (もっと読む)


【課題】水晶基板を用いたSAWデバイスにおいて、容量比γを小さくし、周波数制御性
を高めたSAWデバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】圧電基板1は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方
向に−61.4°<θ<−51.1°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結
晶X軸に対し90°±5°にした水晶平板であり、励振する弾性表面波はSH波である。
また、IDT2及びグレーティング反射器3a、3bはAl又はAlを主成分とする合金
からなり、弾性表面波の波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.1
2に設定する。そして、前記IDTを構成する電極指のライン占有率mrを電極指幅/(
電極指幅+電極指間スペース)とした時に、前記ライン占有率mrを0.53≦mr≦0
.65、又は0.55≦mr≦0.68に設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、スプリアスを抑え、かつ、Q値が高く、さらに減衰量も大きい弾性表面波共振器およびこれを用いた弾性表面波フィルタ、アンテナ共用器を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の弾性表面波共振器は、ニオブ酸リチウムからなる基板1と、この基板1の上面に設けられアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成された少なくとも1つの櫛型電極2と、この櫛型電極2を覆うとともに表面に凹凸形状を有する保護膜4とを備え、前記基板1の回転Y板のカット角を0〜+25度とし、かつ、前記櫛型電極2の膜厚をh、波長をλとしたときに、規格化電極膜厚(h/λ)を7.8〜9.8%としたものである。 (もっと読む)


【課題】複数の導体層を積層した電極指を有するIDT電極において、導体層の破断や剥離等の発生を抑制し、耐久性を高めた弾性表面波素子及びそれを搭載した弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子1は、圧電基板10上に電極指11aを有するIDT電極11を備えている。電極指11aは、中間層12と、中間層12に比べて大きな熱膨張係数を有する電極層13が積層されてなる。電極指11aは、圧電基板10に近づく方向に広がる台形形状となる断面形状を有している。中間層12の側面1の成す角度αは、電極層13の側面との成す角度βよりも大きく形成されている。 (もっと読む)


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