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国際特許分類[B23K11/11]の内容

国際特許分類[B23K11/11]に分類される特許

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【課題】ナゲット内部への亀裂の進展を抑えて、破断強度の向上を図った高張力鋼板の接合体、および高張力鋼板の抵抗溶接方法を提供する。
【解決手段】重ね合わされた高張力鋼板同士を少なくとも含む接合部を抵抗溶接によって接合してなる高張力鋼板の接合体である。この高張力鋼板の接合体にあっては、ナゲット13の結晶粒径は、傾角15度以上の大傾角粒界が30μmより小さい微細粒径、好ましくは、20μmより小さい微細粒径である。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼板を含む板組の抵抗スポット溶接において、前記問題を解決し、より短時間の溶接時間でより高い継手強度を達成することの出来る抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】二枚以上の鋼板を重ね合せた板組を、一対の溶接電極で挟持し、加圧しながら電流を流して溶接する抵抗スポット溶接方法であって、少なくとも二つの工程からなり、通電により所定の径のナゲットを形成する本通電工程と、本通電工程と同じ加圧力で挟み込んだまま、1サイクル以上20サイクル以下の休止と、短時間の通電からなる後熱通電工程を有することを特徴とする抵抗スポット溶接方法。 (もっと読む)


【課題】重ね合わせた同種の第1の鋼板同士にさらに、第1の鋼板と炭素量、板厚、および硬さの少なくとも1つが異なる第2の鋼板を重ねた接合部を抵抗溶接によって接合するにあたり、十分な破断強度を備える接合部を形成し得る抵抗溶接装置、および抵抗溶接方法を提供する。
【解決手段】重ね合わせた同種の第1の鋼板(例えば、高張力鋼板)10、11同士にさらに、第1の鋼板と炭素量、板厚、および硬さの少なくとも1つが異なる第2の鋼板(例えば、軟鋼)16を重ねた接合部12を抵抗溶接する抵抗溶接装置100である。この抵抗溶接装置にあっては、接合部を挟み込む一対の電極チップ21a、21bのそれぞれの先端径φa、φbを、重ね合わせた第1の鋼板同士の間に必要な径のナゲットおよび一方の第1の鋼板と第2の鋼板との間に必要な径のナゲットを形成する寸法に設定してある。 (もっと読む)


【課題】金属部品同士の仮保持と溶接とを、設備の肥大化を生じることなく行う。
【解決手段】接着工程では、親部品12と子部品14との接触面の一部の範囲に接着剤16を塗布し、親部品12と子部品14との位置決めを正確に行った状態で、両者を仮固定する。導通経路形成工程では、親部品12と子部品14との接触面の、接着剤16を塗布した範囲を外した位置において、ナゲット20を形成する。溶接工程において、スポット溶接機の電極24を親部品12と子部品14とに当接させて、親部品12と子部品14とに電流Iを流す。親部品12と子部品14とに生じるジュール熱により、接着剤16を加熱、溶融させる。接着剤16を塗布した範囲から接着剤16を排除し、親部品12と子部品14とを接触させる。接着工程で接着剤16を塗布した部分をスポット溶接することで、親部品12と子部品14とを固定する。 (もっと読む)


【課題】被溶接ワークに常に一定の加圧力を加えた状態でスポット溶接を行うことができ、溶接品質の安定性を高めることができるスポット溶接ガンを用いたスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】一対の電極チップ14a,14bを有するスポット溶接ガン16の摺動する機構部の経年変化による劣化がない状態で、スポット溶接ガン16の動作パラメータを教示するときに、被溶接ワーク11のスポット溶接箇所で、良好な溶接状態が得られたときの一対の電極チップ14a,14bの基準チップ間隔を取得することと、被溶接ワーク11の所定のスポット溶接箇所を実際に溶接するときに、位置制御により一対の電極チップ14a,14bのチップ間隔を基準チップ間隔と等しくなるようにして、一対の電極チップ14a,14bの間で被溶接ワーク11のスポット溶接箇所を挟み、被溶接ワーク11に所定の加圧力を加えて溶接すること、を備える。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接の適用条件などの制約が少なく、汎用性に優れると共に、接合の信頼性を阻害することがなく、高い継手強度を有する溶接継手を提供する。
【解決手段】Al板1と鋼板2とが電気抵抗溶接によって溶接された溶接継手であって、Al板1と鋼板2との間に、Vを0.1〜5質量%の割合で含有し、更にFeとAlを含む反応層5が形成されてなる溶接継手を採用する。 (もっと読む)


【課題】接合部を安定して形成し、且つ、穴明き不良の発生を防止できる片側スポット溶接装置を提供する。
【解決手段】制御装置4は、溶接ガン2を制御して、重ね合わせた一方側のプレス部品10に電極20を押し込みながら加圧力が所定値まで上昇した際、電流供給装置3を制御して電流の供給を開始させる。制御装置4は、溶接ガン2を制御して、プレス部品10の溶融により電極20が次第に押し込み移動してプレス部品10間の接合部5の接合幅5aが所定値になった際、加圧力を次第に下降させて電極20の押し込み位置が電流の供給を停止するまで固定する。 (もっと読む)


【課題】インダイレクトスポット溶接に際し、溶接設備の機能の制約を受けず、簡便な溶接前工程によって、溶融した状態で形成されたナゲットを安定して得ることができるインダイレクトスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2枚の金属板を重ね合わせた部材に対し、一方の面側から金属板に溶接電極を加圧しながら押し当て、他方の面側の金属板には該溶接電極と離隔した位置に給電端子を取り付け、該溶接電極と該給電端子との間で通電して溶接を行うインダイレクトスポット溶接において、金属板間の重ね合わせ面全面に、絶縁性を有する粘稠な物質を介在させた状態で溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】セラミックス基材に対する電極の剥離を抑制可能で、小型化が可能な電極構造などを提供すること。
【解決手段】セラミックス基材12上に設けられる導電層30と、導電層30に固定される電極40とを有する電極構造20において、導電層30は、少なくとも一部が多孔質であって、電極40と接触する表面に微細な凹凸を有し、電極40は、導電層30の凹凸の凹部31に入り込んだアンカー部46を有する。 (もっと読む)


【課題】軽合金製板材と鋼板材との接合部に水分が進入することに起因した電食の発生を容易かつ効果的に防止できるようにする。
【解決手段】腐食電位の異なる2種の金属材が接着剤を介して接合されることにより形成される異種金属材の接合端部構造であって、上記両金属材の接合部間に設置された接着剤層13と、上記両金属材の接合端部に沿って設置された上記接着剤の膨出部14,15と、上記両金属材の接着面および接着剤の膨出部表面以外に形成された電着塗膜16とを有し、上記両金属材のうち、少なくとも卑の腐食電位を有する金属材の接合端部近傍に位置する電着塗膜16の表面が上記接着剤の膨出部14,15により覆われたことを特徴とする異種金属材の接合端部構造およびその製造方法。 (もっと読む)


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