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国際特許分類[C21B7/00]の内容

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【課題】地球温暖化対策として、高炉における現状よりさらに高度な炭酸ガスの大気排出削減を実現する。
【解決手段】高炉1は、羽口13先で生成した一酸化炭素により鉄鉱石を還元し、前記高炉本体からの炭酸ガス含有排気ガスとその炭酸ガスが一酸化炭素に分解されるに足る酸素ガスとが前記羽口に供給される排ガス還流手段が設けられている。また、前記排ガス還流手段には、羽口に供給される送風中の炭酸ガスの含有量を調整する流量制御手段10が設けられている。高炉の操業方法において、その排ガス還流手段を用いて、排気ガスとそれに含まれる炭酸ガスを一酸化炭素に分解するに足る酸素ガスとを羽口に供給する。送風中の炭酸ガス濃度を1〜30vol.%とし、コークスよりも発熱量当たりの炭酸ガス排出係数の小さい燃料1eとその助燃剤である酸素1gとを羽口に供給し、羽口先理論燃焼温度を2200±200℃に維持する。 (もっと読む)


高炉壁中に設置するように形状化され、かつ外壁(22)、前面(24)及び後面(26)をを有する羽口本体であって、さらに後面(26)から前面(24)へ延び、かつ羽口本体(20)中に内壁(30)を形成する羽口チャネル(28)を備える羽口本体(20)を有する羽口(14)を含んで成る高炉用羽口支持構造体装置。羽口支持構造体装置(10)にはさらに、羽口本体(20)の後面(26)とガス送り装置(38)間を接続するブローパイプ(34)が含まれ、このブローパイプ(34)は熱ガス、通常は熱風、をガス送り装置(38)から高炉中への投入のための羽口チャネル(28)へ送り込むように形状化及び配置される。羽口支持構造体装置(10)にはさらに、羽口の高さにおいて可燃物、通常は粉砕炭あるいは粒状炭、を高炉中へ送り込むための投入ランス(40)が含まれる。この投入ランス(40)は外側パイプ内に共軸配置される外側パイプと内側パイプから成る共軸ランスであり、これら外側パイプと内側パイプは酸化ガスと前記可燃物を別々に運ぶために配置され、内側パイプによって前記可燃物を酸化ガスから分離するための分離壁が形成される。本発明の重要な観点によれば、投入ランス(40)は羽口本体(20)中に形成されるランス通路(42)中に取外し可能に取り付けられ、ランス通路(42)は羽口本体(20)の内壁(30)と外壁(22)との間に配置され、かつ後面(26)から前面(24)へと延び、羽口本体(20)の前面中に開口している。
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【課題】上部炉体と炉底ブロックとの接続作業を簡素化できる高炉の炉底ブロックの交換方法を提供すること。
【解決手段】 操業時の位置で上部炉体を保持し上部炉体と基礎との間に所定の搬入間隔を確保する保持工程(S2〜S5)と、設置現場とは別の作業現場で搬入間隔よりも小さい高さの炉底ブロックを製造する製造工程S10と、製造工程で製造された炉底ブロックを上部炉体の下方に搬入する搬入工程S6と、搬入された炉底ブロックを持ち上げるとともに補助脚部を設置して荷重を支持させる上昇工程S7と、炉底ブロックを基礎に固定しかつ炉底ブロックと上部炉体とを連結して炉体を形成する炉体形成工程S8とを含む。 (もっと読む)


本発明は主に、CO富化ガスを生成するように、高炉からのガスの少なくとも一部がCO浄化ステップを受ける、高炉からのガスを再循環させるプロセスに関し、ガスはその後、上部注入ラインを通じて、高炉の基部の上方に位置する第一上部注入ポイントにおいて700℃から1000℃の温度で、ならびに底部注入ラインを通じて高炉の基部の第二底部注入ポイントにおいて1000℃から1300℃の温度で再注入され、底部および上部注入ラインからのガスは、1000℃から1300℃の間の温度でガスが排出されるヒータを用いて加熱される。本発明の方法は基本的に、結果的に第一上部注入ポイント(20)において700℃から1000℃の間の温度となるように、浄化ステップから排出されるCO富化ガス(18)の一部が低温ガス注入ライン(35)を通じて上部注入ライン(21)内に直接導入されること、ならびに底部(22)および上部(20)注入ポイントを通るガスフローがヒータシステム(30、33、45)より上流で制御されることを特徴とする。本発明はまた、上述の方法を実行する装置にも関する。
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本発明では、シャフト炉(12)中への熱ガスの送り込み方法が提案されている。本発明方法は、第一ガス流(24)の第一部分(32)を混合室(36)へ送り込む工程と、第一ガス流(24)の第二部分(34)を前記シャフト炉中へ送り込む工程から構成される。本発明方法にはさらに、第二ガス流(28)を混合室(36)へ送り込み、混合室(36)中において、第一ガス流(24)の第一部分(32)と第二ガス流(28)との混合を可能として第三ガス流(38)を生成する工程と、該第三ガス流(38)をシャフト炉(12)中へ送り込む工程が含まれる。第一ガス流(24)は第一容積流体流量(V)、第一温度(T)及び第一圧力(p)を有し、第二ガス流(28)は第二容積流体流量(V)、第二温度(T)及び第二圧力(p)を有し、及び第三ガス流(38)は第三容積流体流量(V)、第三温度(T)及び第三圧力(p)を有する。本発明の重要な観点に従って、第一温度(T)は第二温度(T)よりも高く、及び第一圧力(p)は第二圧力(p)よりも低く設定され、及び第三温度(T)は第二圧力(p)を制御することによって調節される。
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【課題】複数のフィードタンクで構成される高炉の微粉炭吹き込み設備において、フィードタンクを順次切り替えて吹き込む際に、吹き込み速度の変動を少なくする。
【解決手段】3基以上のフィードタンク11、21、31、41のうちの2基のフィードタンクを順次選択して吹き込み稼動の状態とし、2基のフィードタンク11、21それぞれの、吹き込み稼動状態に切り替えるタイミングをずらすように順次切り替えるシーケンス切り替え指令部4と、シーケンス切り替え指令部4の吹き込み稼動の指令信号に基づき、フィードタンク11、21のトータル吹き込み速度を設定値Svになるように、吹き込み速度の設定値に基づき各フィードタンク11、21内の搬送気体の圧力を個別に制御して、フィードタンク11、21からの吹き込み速度を制御する吹き込み制御部6とを具備する。 (もっと読む)


銑鉄又は液状鋼半製品を生産するための方法及びプラントが開示され、金属酸化物を含有する供給材料と、場合によってはアグリゲートとが還元ガスによって還元領域において少なくとも部分的に還元され、次いで熔錬領域中に導入されて、炭素担持体と、酸素含有ガスとを加えつつ、還元ガスが形成されつつ溶融される。熔錬領域において形成された還元ガスは還元領域に供給されてそこで転換され、送出ガスとして引き抜かれ、COがこの送出ガスから分離され、プロダクトガスが形成され、このプロダクトガスは、熔錬領域中への粉体状炭素担持体の導入に使用される。
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【課題】製鉄所の各工場で副産物として発生する各種の副生ガス(転炉ガス、高炉ガス、コークスガス等)を回収・貯蔵した後、使用先に供給する副生ガスホルダーにおいて、回収した各種の副生ガスの混合を充分に促進させて、使用先に供給するガスのカロリーを適切に安定化・平準化させることができる副生ガスホルダーを提供する。
【解決手段】副生ガスホルダー1の側板11に、回収する転炉ガスと高炉ガスに対して、別個に転炉ガス用入口管13aと高炉ガス用入口管13bを設け、その転炉ガス入口管13aから副生ガスホルダー1の内部に流入した転炉ガスと高炉ガス用入口管13bから副生ガスホルダー1の内部に流入した高炉ガスがそれぞれ副生ガスホルダー1の周方向に沿って流れる旋回流14aと旋回流14bを形成するようにしているとともに、形成させた旋回流14aと旋回流14bが衝突するようにしている。 (もっと読む)


高炉(1)あるいは還元アセンブリ(R1)からの送出ガスの少なくとも一部がガスタービンで熱的に使用され、このガスタービン(24)の排出ガスが蒸気を発生させるための排熱蒸気発生器(16)で利用される、溶融還元法を行うための方法および装置が提供される。送出ガスの残りの部分は、二酸化炭素分離装置(8)に供給され、その際に発生する排ガスが排熱蒸気発生器(16)に供給され、蒸気を追加で発生させるために燃焼される。本発明によって、排ガスの燃焼可能な部分が、蒸気発生器での熱的な使用のために供給され、その結果、送出ガスの熱的利用のエネルギーバランスが全体的に改善される。また送出ガスの追加部分が二酸化炭素分離装置(8)によって質的に改善され、それによって、冶金の利用のために供給される、価値の高い還元ガスが発生させられる。
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【課題】 吹き止め後に注水冷却を行うことなしに炉底ブロックの搬出が可能な高炉炉底部の解体方法および搬送装置を提供する。
【解決手段】 設置現場に設置された高炉から炉底ブロックを分離し、分離された前記炉底ブロックを設置現場から搬出する高炉炉底部の解体方法であって、前記炉体内へ注水冷却しない状態で前記炉底ブロックを前記炉体から分離する分離工程と、分離された前記炉底ブロックを冷却しつつ前記設置現場から搬出する搬出工程と、を含む。分離工程で炉体内へ注水冷却しないことで注水冷却に起因する従来の問題を解消できるとともに、搬出工程では炉底ブロックを冷却しつつ搬出するため、注水冷却なしでも炉底ブロックの温度上昇を抑制することができ、不必要な影響を回避することができる。 (もっと読む)


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