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国際特許分類[F01L3/20]の内容

国際特許分類[F01L3/20]に分類される特許

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【課題】 4ストロークディーゼル機関またはガス機関のシリンダ部品において、排気弁の弁体の首振り運動を抑制して、異常な摩耗を防止し弁座や弁体の寿命を延ばした排気弁構造を提供する。
【解決手段】 排気弁2の弁傘22の側縁26との間にチョークが発生しないように内壁を後退させて形成したリセス(凹み)14を内壁の上縁部に設けたシリンダ部1と、弁傘22の頭部26の断面が弁傘22の外周縁25より頭頂に近づくにつれて細くなる形状に形成された排気弁2を備える。 (もっと読む)


【課題】高温割れを伴わないシート肉盛工程を備えたポペットバルブの製造方法の提供。
【解決手段】ヘッドのシート肉盛用溝に肉盛材料を溶着する肉盛工程を備えた大型ポペットバルブの製造方法で、バルブの母材を高Ni基材で構成し、肉盛工程では、ヘッド端面側を冷却しつつ、肉盛材料を溶着する。高Ni基材は、溶着熱でガンマ・プライム相の析出量が増えて結晶粒が成長するため、割れ感受性が増加し、大型バルブでは、溶着面積が大きく、母材3と肉盛部2間の境界に生じる熱応力(凝固収縮力)も大きいため、肉盛部2に沿った母材熱影響部3a内で高温割れ発生が懸念されるが、肉盛工程中、ヘッド端面側が冷や金20で冷却されて、母材熱影響部3aでは固相と液相が混在する時間が短縮され、ガンマ・プライム相の析出量と凝固収縮力が低減されて、高温割れが発生しない。 (もっと読む)


【課題】 排気弁スピンドルにおいて、外側面の高強度を得ること、及び、特に基礎部分への遷移区域の近傍で、強靭な構造を持つ外側面内のマイクロ構造を得ること。
【解決手段】 内燃エンジン特に2ストローククロスヘッドエンジンのための排気弁スピンドル1は、合金鋼の基礎部分4を有する弁ヘッド3と、燃焼室に向かう弁スピンドルの表面を形成する外側面5とを有する。外側面5は、ニッケルベース、クロムベース又はコバルトベースである高温腐食抵抗合金の微粒子種材料から形成され、微粒子種材料は、粘着性の層に結合される。少なくとも基礎部分4への遷移区域において、外側面5の微粒子材料内の粒子は、外側面及び基礎部分を鍛造することにより生じるせん断歪によって卵形状又は細長い形状へと変形され、鍛造された外側面5は少なくとも98.0%の密度を有する。 (もっと読む)


【課題】バルブ軸部のバルブガイド内周面に臨む領域全体をテーパ形状に構成し、バルブ軸部とバルブガイドが干渉しない排気用ポペットバルブの提供。
【解決手段】
バルブ軸部22にスカート状遷移領域28を介してバルブ傘部27が一体的に形成された排気バルブ20で、軸部22の円筒形状ガイド30との摺動領域全体を傘部27側に向け細いテーパ形状にした。傘部27側のバルブ・ガイド間の隙間S1は、軸部22が均一径の場合に比べて大きい分、排気ガスの熱で隙間S1が狭められても軸部22とガイド30は干渉しない。外側凸の変曲点(テーパ部の起点)がガイド30内になく、バルブ20摺動時、変曲点がガイド内周面と干渉せず、バルブ20がスムーズに摺動し、振動や騒音もなく、バルブ20も折損しない。相対摺動部で金属粉が発生せず、エンジンオイルが汚れたり、排気通路3が狭まることもない。 (もっと読む)


【課題】内燃機関において、吸気ポート及び排気ポートの径の大きさを確保しつつ、シリンダヘッド側に燃焼室を形成する。
【解決手段】シリンダヘッド5に形成されピストン3に向かって開口する燃焼室11を備えた内燃機関1において、シリンダヘッド5と吸気弁7と排気弁9とにより燃焼室11を形成し、燃焼室11の壁面112のうち気筒2の径方向の最も外側にある部位である最外部113の一部を吸気弁7及び排気弁9の傘部71,91を凹ませることにより形成する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、内燃機関の排気バルブに関し、傘裏面に付着した燃料が排気バルブとバルブシートとの隙間に入り込むこと、及び傘裏面に付着した燃料がシリンダライナに伝わることを抑制することを目的とする。
【解決手段】排気バルブ34は、バルブ軸34aと、バルブ軸34aの一端に設けられた燃焼室22に面する傘裏面34cを有する傘部34bとを備える。傘裏面34cはその外縁に凹型の湾曲部34dを有する。湾曲部34dの形状は、閉弁状態において、ピストン頂面18aに垂直で且つバルブ軸34aの軸線を含む平面上にある湾曲部34d端部の接線36が、下死点位置のピストン頂面18aと交わる形状とする。 (もっと読む)


【課題】高い熱効率を得ることができるエンジンの燃焼室構造を提供する。
【解決手段】混合気を燃焼するエンジンの燃焼室構造であって、着火された混合気の火炎が伝播してくる位置に形成された開口11aと、その開口11aの反対端を閉塞する底11cと、を含む筒穴部11を有する。 (もっと読む)


【課題】市販の車両に搭載されるエンジンを過大な手間や過剰なコストを要することなく高圧縮比エンジンに改造して、エンジンの理論熱効率を向上できるようにする。
【解決手段】市販の車両に搭載されているエンジンを形成するシリンダヘッド2Aの燃焼室3におけるピストン4上死点よりも上側の空間に、所定の体積を有する空間占有手段50を設けて前記所定の体積分だけ前記燃焼室の実容積を減少させて高圧縮比とする。 (もっと読む)


【課題】高温のガスに曝される弁体、例えば内燃機関の吸排気弁のような可動式の弁体において、そのガス封止部における熱分布が、より均一なものになるとともに、容易に製造できるようにする。
【解決手段】一例として内燃機関の排気バルブである弁体のガス封止部(傘部)の表面において、高温ガスに曝されその影響を所定以上に強く受ける範囲に、最大でバルブシートとの密接領域の所まで、ガス封止部の基材上に、即ち第1材料で形成されている傘部の上面及び下面に、相対的に熱伝導性の高い第2材料からなる皮膜(層)を熱溶射法によって形成する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性に特に優れた素材からなる中空エンジンバルブの弁傘部の成形を冷間鍛造によって行う方法を開発する。その際、弁傘部の先端拡径部内の中空孔の最大内径が、少なくとも弁傘部の後端部の最小外径よりも大であるように拡径された中空孔を得るものとする。
【解決手段】耐熱性に優れた素材を加工して中空孔の内径が完成品の中空孔の最大内径と同一且つ拡径部の最大外径が完成品の拡径部の最大外と同一である弁傘部半完成品となし、拡径部の中央部から下部以外の部分を複数回の冷間鍛造によって絞り上げて弁傘部の完成品を得る方法を提供する。 (もっと読む)


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