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国際特許分類[F16H35/10]の内容

国際特許分類[F16H35/10]に分類される特許

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【課題】減速時、増速時、停止時におけるラチェッティングおよび各部の塑性変形を防止できる簡単な構成のラチェット防止機構を備えた波動歯車装置を提案すること。
【解決手段】波動歯車装置1では、回転入力軸5と波動発生器4の間に摩擦円板7Aを挟み、摩擦円板7Aの摩擦係合力によって回転入力軸5から波動発生器4に入力トルクを伝達するようにしている。波動発生器側トルクは出力側トルクに比べて十分に小さく、波動歯車装置1の運転モード(減速時、増速時、停止時)によって大幅に変化することがない。また、波動発生器4と回転入力軸5の間の滑りが、波動歯車装置1の減速時における剛性内歯歯車2と可撓性外歯歯車3の間のラチェッティングトルク値の60〜75%で発生するようにしている。よって、両歯車がラチェッティング状態に陥る前に歯部などに生ずる塑性変形も未然に防止できる。 (もっと読む)


【課題】出力軸と歯車部材との間の摩擦力を利用して出力軸と歯車部材との間の動力伝達を断続するクラッチが構成されている場合であっても、歯車部材の割れを防止することが可能な減速歯車機構の出力軸機構を提供する。
【解決手段】減速歯車列12を有する減速歯車機構3の出力軸機構32は、出力軸11と、出力軸11がその内周側へ挿通されるとともに径方向へ弾性変形可能な軸挿通部30aと減速歯車列12の最終段歯車24とが形成される歯車部材30と、軸挿通部30aの内周面と出力軸11の外周面とが所定の接触圧で接触するように軸挿通部30aを径方向の内側へ付勢する付勢部材31とを備えている。この出力軸機構32では、軸挿通部30aの内周面と出力軸11の外周面との摩擦力を利用して、出力軸11と歯車部材30との間の動力伝達を断続するクラッチが構成されている。 (もっと読む)


【課題】疲労強度を従来と同程度に維持して、静的な破壊トルクを低下させることで、動力源の出力が弱い場合でも、動力源が停止する前に破断部を破断させることが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】圧縮機の駆動軸に固定されると共に駆動源によって回転する駆動側回転体からの回転動力を伝達する動力伝達部材を、駆動軸を囲むように周方向に配列された複数の孔を形成することで孔間に径方向で所定の長さを有するブリッジ部22により破断部を構成したハブ4を有して構成する。このハブ4のブリッジ部22の表面には、通常の使用トルク域(弾性変形域)で応力が最大となる箇所を避けた部位に破壊トルクを低減させる溝25を設ける。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、所定以上の大きさのトルクの伝達を規制する従動プーリーユニットを提供する。
【解決手段】従動プーリー軸2が回動した際には、その従動プーリー軸に形成された係合孔2bと係合したボール5を介して従動軸4が回動し、その従動軸4の回動が過負荷となった場合に、前記ボールが付勢部材7の付勢力に抗して保持プレート6側へ移動して、従動プーリー軸と前記従動軸とが相対的に回動するようにされてなるケーブル式ステアリング装置用の従動プーリーユニット1。 (もっと読む)


【課題】 トルク伝達装置を有する電動工具において、耐久性の向上に資する技術を提供する。
【解決手段】 トルク伝達装置151を有する電動工具であって、トルク伝達装置151は、第1回転部材153と第2回転部材155の対向面の一方において回転軸方向に突出状に形成された突部171と、他方において回転軸方向に凹状に形成され、突部171を受容する凹部161と、突部171に形成された突部側係合面175aと、凹部161に形成された凹部側係合面165aと、を有し、突部側と凹部側の係合面175a,165aが互いに係合されることでトルクの伝達を行い、係合が解除されることでトルクの伝達を遮断する構成とされ、突部側と凹部側の係合面175a,165aは、第1及び第2の回転部材153,155の法線Pに対して所定の角度βだけ傾斜させて形成した。 (もっと読む)


【課題】燃料や電力の消費を増加させることなく湿式トルクリミッタを潤滑することが可能なハイブリッド駆動装置を提供する。
【解決手段】エンジンからのトルクを回転電機MG1と分配出力部材21とに分配して伝達する遊星歯車機構PTを備えたハイブリッド駆動装置1は、遊星歯車機構PTに潤滑液を供給する潤滑液供給部81と、一対の摩擦部材70、一対の摩擦部材70を圧着方向に付勢する付勢部材72、一対の摩擦部材70の一方を径方向外側から支持する外側支持部材74、及び一対の摩擦部材70の他方を径方向内側から支持する内側支持部材76を有するトルクリミッタTと、を備え、トルクリミッタTは遊星歯車機構PTに隣接して当該遊星歯車機構PTと同軸上に配置されるとともに、少なくとも一部が遊星歯車機構PTの径方向外側において遊星歯車機構PTと軸方向に重複するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】電動機と遊星歯車装置との間にトルクリミッタ装置が設けられる場合であっても、部品点数および部品の加工工数を増加させずに遊星歯車装置へ潤滑油を効率的に供給することができる車両用動力伝達装置を提供する。
【解決手段】トルクリミッタ装置26のカバー部材66およびプレート部材68は、軸心C1に平行な一直線方向にそれぞれ貫通し、それらカバー部材66およびプレート部材68を同心とするために用いられる位置決め穴76をそれぞれ有し、その位置決め穴76の内周側からカバー部材66とプレート部材68との間に供給される潤滑油によって相互間の摩擦部位が潤滑され、且つ位置決め穴76を通じて遊星歯車装置24側へ流出した潤滑油によってその遊星歯車装置24が潤滑されるようにした。 (もっと読む)


【課題】センサを保持するセンサホルダを1個のモータで2次元方向に順次回転させて、センサの指向方向を変化させる。
【解決手段】ステッピングモータ2の出力軸4にカムロータ60を結合し、センサホルダ50を回転軸線Lsまわりに回転可能に支持するホルダケース40を結合した回転ベース80を、出力軸と同軸の主軸線Lmまわりに回転可能に配置する。カムロータと回転ベースの間には、所定のトルク以下では両者を一体に回転させ、所定のトルクを越えると相対回転を許すトルクリミッタ77を設ける。初期位置からカムロータが回転すると回転ベース、ホルダケースおよびセンサホルダが一体に主軸線Lmまわりに回転し、ストッパで回転ベースが停止するとカムロータのみが回転して、回転軸変換機構150によりセンサホルダ50が回転軸線Lsまわりに回転して、これによりセンサが2軸方向に走査可能となる。 (もっと読む)


【課題】ドライブシャフトが破断した場合でもドライブシャフトの振れ回りを防止できるドライブシャフトのダイナミックダンパ取付構造を提供する。
【解決手段】ドライブシャフトの長さ方向中間部に取り付けられたダイナミックダンパであって、ドライブシャフト1の長さ方向中間部に最弱部11が形成されている。ドライブシャフト1が最弱部11で破断したとき、破断部の振れ回りをマス部21が規制できるように、マス部21は剛性を有する金属材料により形成され、かつ最弱部を中心として所定の軸方向領域に亘って覆っている。 (もっと読む)


【課題】軸力によって破断するリミッタを電磁クラッチに適用するとともに従動側回転体の脱落を防止する。
【解決手段】駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体21と、駆動側回転体21に連結されることによって駆動対象装置10の回転軸11とともに回転する従動側回転体30、33と、従動側回転体を駆動側回転体21に連結させる電磁力を発生する電磁石22と、従動側回転体と回転軸11とを連結する部材であって、駆動側回転体から従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに軸力によって破断して従動側回転体を回転軸11から切り離すリミッタ37と、回転軸11から径方向外側に突出して形成され、リミッタ37の破断によって回転軸11から切り離された従動側回転体と回転軸11の軸方向に当接するストッパ39とを備える。 (もっと読む)


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